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gengetsurou kitan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ずっと前に、一巻だけ読んだことがあり、その頃はまだblをあまり読んでなかったので、印象に残らず。それが今ごろ、4巻まで何となく読んで、はまってしまいました。
昭和レトロな感じの、洋装と和装が両方楽しめる時代の話。ただ恋愛じゃなくて、人の感情とか、しがらみとか、ちょっとしたホラーもあって、すでに何度も読み返しては、そういうことだったのか、と納得。
一回読んだだけでは理解しにくいことが多く、何度も読みこんでしまいました。それでも、期待を裏切らない、しっかりした話を作れるなんて、すごいなあと思いました。
絵も、カラーもきれいです。飾りたいくらい。
攻と受は、なかなかくっつかないのに、話が濃いので、その中で受けがだんだんほだされてる?感じに許していくのが堪らないです!
なかなか新刊出ませんが、読みでがあるので、...でも早く続き読みたい。
巻を重ねるごとに徐々にイチャイチャ度が増してきてますね。
ただ、邪魔される頻度が高いのでが。
これまでの伏線回収もありました。
①以前、幻月楼では嫌だと与三郎が言っていた理由と幻月楼で邪魔が入る理由も納得です。
②鶴来屋の跡取り問題にも今巻で終止符を打ったということになるんですかね。
新キャラや刺青屋の再登場など若旦那と与三郎を取り巻く日常に広がりを見せてきて今後も2人とそのほかの人々との怖いけどほのぼのしている日常を覗き見していきたいです。
好きなんだけど、萌えはあるようでない、ないようである、そんな微妙さを開き直って楽しむのが、最近の今市子の読み方になってきました。
でも、二人の関係は微妙に進んでるのかな?
それにしても、あいかわらず、わかりづらい話でした。
あまりのわかりづらさに、ついに百鬼夜行抄を始めとした、いろいろなシリーズものは脱落してしまって、今はこれとダリアのシリーズしか追いかけていないんですが、今回も最後の話は説明不足でした。
お話そのものはおもしろそうなのに、わかりづらくて、乗り切れないままで読み終わってしまうので消化不良・・・・
もったいないですね。
でも、文句を言いながらも買い続けるし、読み続けるのは、このお話の主人公ふたり、その関係性が好きだからなんでしょうね。萌えの根っこの、たいせつな部分は押さえているだけに、わかりづらさがほんとうに惜しかったです。