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shoushou nan ari
Kindle unlimitedで読みました。一冊に三作品入ってますが、カップリングがそれぞれ違うので内容は薄く感じましたね。ただ、リーマン&年の差というコンセプトが一貫しているので、どの作品も私の趣味には合っていました。
一番好きだったのは「12年目のキセキ」です。
再会BLなので過去の話が比較的妄想しやすいのと、今と昔で変わった部分と変わらない部分がそれぞれにあって、今の良さと昔の良さがちょうどよく味わえたのが良かったです。尺が短い中でも二人の関係性や本質がよく伝わってきました。しかも、三作品のうちこれだけエッチシーンもあるんですよね。思いのほかはっきりと大事な部分が見えるアングルで描かれているのと、年上の方が受けという好きなシチュエーションだったので、短い中でも満足できました。
3編のリーマンBL短編集でした。
・八方美人タイプ年下ワンコ×物言いキツめ年上眼鏡
・一途年下ワンコ×脱サラ喫茶店マスター
・面倒見良し先輩×尽くし系後輩
の3種盛り。
どれも歳の差アリのお仕事BLです。
どのお話も仕事の事もしっかり描かれてるし、仕事場で安易にサカったりしないので安心して読めましたが、アッサリと読み終わった印象でした。
短編だからなんでしょうけど、少し薄味だったかな。
3つの中で1番好きなカプはワンコ×マスターかな。
短いながらもHもあるし、マスターの長髪ヒゲ眼鏡が素敵。
まぁ短髪ヒゲなしの方が私も好きだけどね。
彼氏の好みに合わせて髪切ってヒゲも剃ってくれるアキちゃん可愛いな…と思いました。
毬田先生の絵が好きで。
先生のお仕事BLも好きなんです。
真剣に仕事をする姿がかっこいいし、色っぽい。その中で惹かれあっていくのがいいです。
□表題作
椎名のことが好きかもしれない…瀬田が自分のことを「少々、難アリ」と思っていて。
天然?すぎる椎名が難アリで、そんな椎名に惚れた瀬田も「多々、難アリ」。
素直すぎる椎名にうれしいと思う瀬田が「なかなか、厄介」。
とタイトルとストーリーの合わせ方がおもしろいです。
□12年目のキセキ
うん、アキちゃんは短髪の方がかっこいい。
もてちゃうけどw
□仲尾くんと村澤さん
このお話がいちばん好きです。
片思いする仲尾が村澤にきゅんときたり、切なくなる表情がいい。
先生の絵、感情が揺さぶられる時の表情がとてもいいんですよね。
読んでいる方も、きゅんとかドキとか共感できる。
2人が仕事を通して仲が良いのもいいし。
時々ケンカップルみたいになるのが萌えです。
□その後の仲尾くんと村澤さん
2人の私服が新鮮。
なんだか村澤さんがかっこよくなっているような。
仲尾がかわいくて、そう思っている村澤さんに萌え〜。
全部で3組のカプが描かれています。
1、上司と部下
2、幼馴染の再会もの
3、上司と部下
リーマンカプはどちらもコンビを組んでいてその二人がくっつくので、一冊通じて読むと、あれ?何だか似ていたなぁと思ってしまいました。
もちろん、筋書きは異なります。一作目は両片思い同士、三作目は部下が上司に告白するも断られて諦めるため距離を保とうとするも、告白された上司も好きになっちゃってくっつくという過程の違いがあります。
しかし出来る上司とペアを組んで好きになるという構図が同じなので、どうしても似たように感じてしまう。
仕事ぶりも丁寧に描かれていて好感が持てるんだけど可もなく不可もなく……で終わってしまいました。
毬田先生の「ダブルセクション」を読み、他の作品も読んでみたい!!と今少しずつ集めているところです。
毬田先生の作品はお話も勿論なのですが、絵やキャラ達の表情がとても好きなんです。このコミックスでも、素敵な表情をたくさん楽しむ事ができました。
このコミックスには3つのお話が入っています。
3作とも、年上の人との恋。どれも不器用で、一筋縄ではいかない恋だけれども、そのじりじりとした過程がまた良かったです。
個人的に一番気に入ったのは、「仲尾くんと村澤さん」の仲尾くん(受け様)でした。
とりわけ、事後の眠っている表情が凄く萌えツボでした。
結構前に買って、すぐに読んだのですが、
いざレビューをしようと再読すると半ばで止まってしまって、途中で断念、
それを何度繰り返したか…というこの本。
悪くは全然ないのですが、
どうにも誘引力が足りない…と感じてしまう本でした。
毬田ユズさんの作品はこの本が2冊目です、
前に読んだ本と比べて考えてみて、
毬田さんの本の場合は、自分は長い話の方がずっと好きなのだと感じます。
リアルなイイところダメなところを持った、そこらにいそうなキャラクターが、
笑いに走らず、真面目に恋と向き合う話。
毬田さんの作品はそういう印象です。
特別カッコいいキャラじゃない為、すぐにキャー!イイ♡とはならないのですが、
(すみません、主観です)
丁寧に描いてくれるとじわじわと愛おしくなってい…きそうなんですが、
今回はどの話もそんなに長くない為、
その愛おしさがしっかりと来る前に終わってしまった…という感じでした…(/_;)。
特に長く読みたかったな~と思ったのは、
最後の「仲尾くんと村澤さん」
仕事はできるし優しいけど、
軽くてちょっと図々しく情けなさもある、リーマンのおっさん(攻め)。
話は、そんな彼に片想いしている若い同僚視点で進んで、
おっさん攻めの無自覚タラシ発言に振り回されたりして、ぐるぐる~~。
最後にある描き下ろしの、
くっついてからの「その後」部分だけ、おっさん視点。
それが甘めで可愛かっただけに、
くっつく前もおっさん視点で見たかったなーとか、
本編部分と「その後」との間を埋める話をもっと読みたかったなーとか感じて、
反対に物足りなさが残ってしまいました…
今度は、
1冊丸々ひとつのお話という毬田さんの本を読んでみたいです。
この本のカプの組み合わせが皆、30代と20代。
いっそ全て年下攻めなのか!?と思ったら、どうやら残念なことに3本目は年上が攻めのようだったw
結構どの話しもサラサラサラ~と読めてしまうのだが、寝かせてみてじっくり何度も再読してみると結構味がある。
普通のリーマン達なので。これといった突出した奇抜な何かや出来事があるわけでなく、ごくごく身近なは普通の日常から進展するから地味なのではあるが、絵の持つ雰囲気とキャラクターが馴染みやすいのが自分的の好みに合うのだろうな~と思う。
【少々、難アリ。】以下一連
元カレが自分をだまして別れたことから、人当たりがよく調子のよい人が苦手な瀬田。
その、まるで苦手に当てはまる後輩の椎名だったが、話してみると素直で裏表がないことがわかり、瀬田が請け負っている仕事を一緒にすることになるうちに、彼に好意を抱く。
なのに、同僚に自分と一緒にいるのは都合がよいからみたいな発言をしているのを聞いて、やはり。。。とショックを受けるのだが、実は椎名は瀬田が好きなのだと告白してくる。
いや~この椎名という男、案外曲者かもしれないw
瀬田には素直だが、回りには取り繕う?
この作品エッチなしなんだけど、もっと意外性をついて、ワンコ風味の椎名がベッドではうざい程のしつこさでドSになっちゃうっていうのを想像すると楽しいのですが(笑)
本当は描き下ろしでそんな場面欲しかったかも?
【12年目のキセキ】
初恋の年上の幼馴染と再会して恋心が再燃する主人公。
再会の相手は、当時の面影もなくもっさりヒゲ眼鏡になっていてがっかりするのですが、中身は全然変わっていなくて自分の事をずっと覚えていてくれた。
再会して恋が実るお話。
黒髪ヒゲ眼鏡受けって、萌えツボでした☆
【仲尾くんと村澤さん】
営業に移動したてで戸惑っている頃、声を掛けてきてくれて助けてくれたのが先輩の村澤。
それ以来二人はコンビでいい仕事を続けているのですが、実は仲尾は高校時代、友人が好きで告白したところそれがきっかけで疎遠になってしまった事があり、村澤への恋心を呑みこんでいるのです。
ところが、村澤に舞いこむ見合いの話しと転勤の話し。
思わず告白するが避けられて・・・
村澤のキャラクターが結構おおらかな人柄のように描かれていたので、彼が仲尾に告白されてから意識して好きになったという、後追いも何気に納得しちゃったです。
こういう人は、意識してからがどんどんと相手を可愛く思ってもっともっと好きになっていくタイプだろうな?って、その緩さが見た目なんかにも現れていて何気に好感の持てるおっさん(←失礼w)
これは単なる好みの問題なのですが、どちらかと言えば大人風味のリーマンもの。
人それぞれ欠点も美点もあるけれど、この作品に出てくるリーマンは当りがキツイ、
でもそれは表面的な事で内面は繊細で優しかったりする。
そんな優しさを知った後輩が急接近。
でもそれを受ける先輩リーマンにとってその後輩は1番苦手なタイプだったりする。
それは2年も相手を信じて待っていたが実は別に男が出来て海外勤務のフリをした
元カレと同じように人当たりが良くて愛想が良い男と言う点。
人から見たら美点でも、先輩リーマンにとっては欠点だったりする。
初めは元彼とのイライラで八つ当たり気味だったりするが、何故かその時に
注意した事が話すきっかけになって、仕事でも共に組んで、
初めに思っていたタイプとは違うかもと言うように次第に距離が縮まる。
もっとも相愛になるまで、お約束のように誤解があってすれ違う展開もあり、
くっ付きそうですんなりいかないもどかしさもあるけれど、
最後は必死で誠実な後輩の言葉にあたりのキツイ先輩も陥落しちゃうリーマンラブ。
エロはないのだけど、大人風味。