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harapeko kumo to nagai kaidan
表題作が1番好きなのですが、、、
この話はいつ読んでも面白い。
倫理観なんて言葉はいらないね。
母親のセフレとして、出会った千歳と孝生。
千歳は、貞操観念ゆるゆるで〜飽きたら相手を捨てる男なんだけど、なんでか読んでいて〜千歳をクズとは感じないんだよね。
千歳と孝生の共通点は、家族との関係が気薄な所よね。
千歳は、孝生と最初に会った時に〜いろいろ見出していたんだね。好みも含めwww
幼い頃、孤独だった千歳。
自分自身のパートナーとしても先を読み、孝生に援助し、世話と言う理由を付けて傍に置く。
千歳も孝生の作るご飯以外は、食べられない。
自らも、孝生に命を預けたも同然の行為。
そして、孝生もどんどん絆されて行く。
お似合いのカップルなのに、恋する2人のその後が、もっと読みたかったです。
しかし、幼い頃千歳が、札束を差し出して、尾瀬さんにごはん作って、のシーンは胸が痛かった。
お金があっても、買えないものがあるよね。
尾瀬さんご夫婦がね〜温かい人達だったわ。
その他、2作も心にグゥと来るストーリーでした。
◆腹ペコ蜘蛛と長い階段(表題作)
タイトルに惹かれて期待値高めで読み始めたのですが、それが悪かったのか、あまりハマれない作品となってしまいました。淡々と、低い温度で会話を交わす孝生と千歳。ストーリーは悪くなかったものの、2人とも私にはこれといった魅力が感じられないキャラで、萌えるポイントがありませんでした。千歳の掴めないビッチキャラが、1つの大きな理由かなと思いました。幼少期の食事の味気なさの経験からそのキャラに、私の中で上手く結び付かなかったのかもしれません。
◆セッキンソウグウ
一番お気に入りの作品。こちらも淡々としていて糖度はそんなに高くないストーリーでしたが、田舎での暮らしぶりや、メイン2人の運命的な出会いが素敵だなぁと感じました。早見が村人誰からも愛される医者である反面、実は周りが思っているほど善人なわけじゃなくて、計算高さや田舎を見下しているところもあったと認めるシーンがあり、彼の人間らしさを知ってより共感を覚えたり。これからは前田と一緒に、田舎での人生を満喫できるようになるといいですね。
倫敦巴里子先生の作品の中でも1,2を争うほど好きな表題作です。同時収録作も好き。
この1冊、かなり捻くれた登場人物が多い。受け攻めどちらかが屈託の無いタイプが多い先生の作品の中では、相当厄介なキャラ達ではないでしょうか。
◾︎表題作
孝生(大学生)×千歳(孝生を援助する社長)
援助する×されるの関係め攻め×受けっていうのがまずツボ。そして千歳のトラウマ。
以下、自由に勝手な解釈をしています。
トラウマなんてどこのBL作品にもあるのですが、トラウマが積極的に解消される描写がないところが特に好きです。
千歳本人が孝生にその癒しを求めていないのが非常に好き。孝生が千歳に何かしようとする事に千歳の安息があるわけではなくて、あくまでも自由にさせている孝生の振る舞いの中に、千歳が好きに安息を見つけ出す…この関係性が非常に良い。甘えあっては居るんですけれど、お互いの自立心が高い。
まぁ、自由にさせているとは言っても、千歳の居心地の良い方向にその自由を操作してるところはありますけどね。孝生もなんだかんだ言って千歳のことが大切なので、そうされるの本意だったりして。
倫敦巴里子先生、年齢層の広いお顔を描けるのに、主役の容姿はほぼ判子絵なのが勿体なく思う。髪型もあんまりレパートリーないし…大好きだからこそ。
巴里子先生大好き~
先月末の新作読んで、巴里子熱 再到来。で旧作読み返し中&本棚整理中。
爆笑度がちょっと抑えめだったので 萌2にしました。
1カプ目は、ニグレクトもので、受け親(金持ち)にむかむかしてしまって
ちょっと萌が半減してしまう。
ニグレクトものがダメな人にはきついかも。です。
最後、ちょっと泣きます。
旨くも不味くもないごはん食べてる受けをみて。
2カプ目は可愛い~たぶん1カプ目より読みやすいんでは。
地方の村が舞台。村民や村の小学生がお話推進役で出てくるところが
なごむー。1カプ目より笑えます!
先生、枯れた感じのじっちゃ、ばっちゃ
お描きになっても超絶いい感じなんですよねー
まあプロなんだから当然 といえばそうなのかもしれないですが
やっぱいろんなものを、先生の味を含んだ形で描けるのって
個人的には重要ポイントなんです。。。。
(そうそう1カプ目の受けさんの面倒みてたカナコ(熟女)、素敵!
ああゆう キレイな ふっくらおばさんになりたし)
3カプ目は他のお姉さまもおっしゃっておられるように
医者同士のエチシーンが笑える。
そんだなあ、初心者さんや若いお姉さんにはあんまり受けないかも・・・
という気が少々しますです。
これまで読んだことなかった倫敦巴里子さん、
何か読んでみたいと思い、自分好みなトラウマモノのこちらをチョイスしてみました。
表題作と他2つのお話入り。
『腹ペコ蜘蛛と長い階段』シリーズ(全3話)
私的にはかなり当たりでした。
登場人物二人が不健康極まりないお話です。
母親のセフレ(千歳)から大学の学費と下宿代の援助を持ち掛けられて、代わりに身の回りの世話を引き受ける冷めた高校生(孝生)の視点で綴られます。
短いストーリーでグッと掴んでくる作家さんだと思いました。
孝生が千歳に堕ちる瞬間までを描いた1話目がすごく好きです。
何度も読み返してしまいました。
絵は柔らかいけど、表現がめちゃくちゃ耽美でゾクッとします。
「幸せを与えてくれる人じゃなくて 地獄への道連れが欲しい」
だからと言って彼等が不幸へと堕ちて行く訳ではないんです。
こういうの堪らないですね。
大好きです。
『セッキンソウグウ』
『さめたキスで起こしてよ』
どちらも登場人物が過去に何かを背負ってるセツナ優しい雰囲気のいいお話でしたが、私にはちょっと印象に残りにくくて可もなく不可もなくという感じでした。
すみません。
全部で3つのストーリー入り。
3つなので、短めの作品なのですが
読んでいてあまり短いな~という印象受けませんでした。
という事はお話のまとめ方がウマイという事なんでしょうね!
どの作品も優しい印象。
これは、絵のイメージもあるかもしれません。
でも、なかなかにクールな掛け合いがあって
そのギャップが楽しめる感じで、
そういう所が「倫敦巴里子」さんの作品の好きな部分♪
今回は特に・・・3つとも相手の事をどう思っているか
というのが、言葉としてガッツリ描かれているわけでなく
”匂わせて”いる作品ばかり。
言葉や表情や間から読み取るのも楽しい1冊でした^^
表題作「腹ペコ蜘蛛と長い階段」
毒蜘蛛のような受けってイイですね。
毒蜘蛛っていう表現というか言い回しが好きです。逃れられない感じがして。
毒蜘蛛と言い表されているのに色々と不安定なところがあるのにもまた萌えます。
攻めが童貞なのも童貞攻めスキーな私にはかなりの萌えポイントですね。
美しき毒蜘蛛に翻弄される童貞・・・良い響きです。
毒蜘蛛千歳さんにはこれからも色々と苦労させられそうな孝生くんです。
とりあえず孝生くん、頑張れ。
「三村と片桐のつれずれ」の小冊子欲しさに購入。
読んでみたら、なかなかよかったです。
表題「腹ペコ蜘蛛と長い階段」
「セッキンソウグウ」
「さめたキスで起こしてよ」の三作品です。
表題についてはみなさんコメントされているので、私は他の二作品を・・・
「セッキンソウグウ」
東京の病院で院長をしていた医師が過疎地医療に携わり
東京で研究をしていた早見もまた、その田舎で医師をしている。
ある日、突然その診療所にけがをした前田が現れ怪我の治療をする。
前田は画家で絵が描けないスランプにこの村を訪れた。
村の子供たちはフランス語を話す前田を「宇宙人みたい」と噂するように。
村では早見に東京に戻られまいと、村中の若い娘と見合いをさせようとするが
「俺と村公認のカップルになろう」と言い出す前田、村中がその話題で大騒ぎ。
スランプで絵が描けなかった前田だが、早見を描きたいと思ううちに
早見がみんなを見る優しい目で人を見たいと心から思い
「先生は俺の空なんだ」・・・と告白する。
早見も、自分がなんでこの村に来たのか
東京にいるとき何があったのか・・・過去の自分が何をしてきたのか話す
前田はフランスに戻ると早見に別れを告げる。
離れてみて、前田への想いに気づく早見。
しかし、実家に一度帰って荷物を全部持ってくるための一時帰国だと知り
ほっとする早見。これからの二人の未来を期待させてのハッピーエンド。
2人とも、人にはなかなか話せない悩みを持ち
知らず知らずのうちに惹かれあい好きになって行く心の動きが
短編ながら素敵に描かれていました。
宇宙人みたい・・と言われたことから「第一次接近遭遇」と昔よく聞いたフレーズで
表現しているところなんか、巴里子先生おいくつですか?
と、突っ込みたくなる感じでした。(笑)
「さめたキスで起こしてよ」
妻を病気で亡くした医師と研修医のお話です。
「私が死んだらどうか他の人と幸せになって、嫉妬するくらい」
そう最後に言い残し逝った妻。
自暴自棄になって、妻の言うとおり嫉妬させてやろうとは思っても
そう割り切れるわけもなく・・・
軽い男のノリで日々明るく仕事に打ち込むのだか
心の奥には人には言えないやりきれない思いが・・・
研修医の高城と妻を結婚1年で白血病で亡くした外科医師の岩佐。
その二人が付き合い始めた。
それも、やっぱり軽いノリで。
でも、高城はいつの間にか本気になっていた。
岩佐はそんな気持ちが嬉しくて、高城を抱いてしまう。
ここからのHが、笑えました。
さすが医者同士。Hの最中も「前立腺刺激して尿漏れ予防」とか
「後ろの生Hは医者としてまずい」とか「直腸の向きからバックの方が楽」とか・・・
医学的観点からのHについてのコメントがかなかな良かったです。
両想いになってからも、以前のキャラは変えずに相変わらず軽い岩佐。
やきもきしながらも、幸せなんだな・・・という終わり方でした。
三作品ともに普段見せない心の中を覗いたようなストーリーでした。
人にはあまり言いたくない過去や、それを知られないように作る自分。
心許せる人が現れた時に、凍っていた心が融かされていくような・・・
そんな気持ちになる作品でした。
萌えちゃってもうだめだよ!という作品ではなく
底辺をずーっと波打ちもせず、淡々と話が進むような感じでした
いい意味で薄暗い作品でした(;´Д`)褒めてるんですよ!
薄暗い感じですが、主役の2人以外にも複数登場人物がいて
みんないい味がでていて、とてもいい人たちばかりで
癒されます
2人の関係で、こっちまでなんかくら~くなりますが
他のみなさんで一掃される感じですかね
読み終えた後は意外にもスッキリ読めた作品だと思いました
倫敦巴里子さん、好きな作家さんの一人です。
苗字だけで呼ぶ時は、倫敦さんなのでしょうか?いつも気になってしまうのですが。
表題作が気になって読みました。表題作も同時収録の他の絵描きさんの話、お医者さんの話も良かったです。
ただ絵がどちらかというと地味なので、表題作のあらすじにあった「美青年」という言葉にはちょっとひっかかってしまいました。
まあ、確かに美形ですけれど、何というか「魔性の何とか」的な雰囲気はあまり感じられなかったです。絵が真面目というか、あまりいかにも人間失格的な感じが足りなくて物足りないというか。
もっとコテコテにキラキラしたキャラでも良かったんじゃないかなあと少し思いました。
味覚障害のくだりは好きです。