お騒がせ! ぼくの暴君

osawagase boku no boukun

お騒がせ! ぼくの暴君
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×221
  • 萌11
  • 中立0
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
13
得点
212
評価数
56
平均
3.9 / 5
神率
33.9%
著者
やまねむさし 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784799713563

あらすじ

ゲイ合コンで出会った涼とたっくんは趣味も性格も正反対でケンカの多い凸凹カップル。しかし性癖とカラダの相性は最高で。
ケンカしたりHしたり甘えたり甘えられたりの甘辛同棲生活。
シニカルエロのニュータイプ・やまねむさし初コミックス!
表題作シリーズと、爽やかイケメン×強面リーゼントの読み切りを収録。

表題作お騒がせ! ぼくの暴君

デザイナーの会社員
32歳,ニートのフリーター

同時収録作品フラッシー・ブギ

転校生の同級生
ツッパリリーゼントの同級生

その他の収録作品

  • Red Hot Sweet
  • 日々、シアワセ。
  • SICKLY
  • フラッシー・ブギ後日談

レビュー投稿数13

これはニヤけちゃうよ

超甘党の涼(攻)と超辛党のたっくん(受)、
見た目も性格も正反対なカップルのお話です。

何かどでかい事件があるわけでもなく、
ロマンチックな駆け引きがあるわけでもないけど、
日常の中のさりげないやり取りだとかそういう一つ一つが
読み手の心を掴んで離さないなぁと感じました。

たっくんにベタ惚れで恋は盲目、頭の中お花畑な涼と
粗暴で強面でスケベなオッサンなたっくんの
パッと見、合いそうもない2人がラブラブ同棲中
っていうのもなんかいいんだよなぁ…

おうちの中では周囲とか関係なく、そこは2人だけの世界で、
涼とたっくんの暮らしがあって、ありのままの日常を眺められる
喜びがありました。

だって、まず痔の話題なんてキラキラBLじゃ、なかなか出てこないし(笑)
肛門の安寧はBLにはつき纏う問題だけど、そんなリアルな悩みを
赤裸々に口にしてしまうデリカシーのない受けはたっくんくらいだと思う。

他にもたっくんのぽっこりお腹だったり、枕からほんのり
加齢臭が香ったり、裸エプロンが異様に似合ってなかったり、
容赦なく突き付けられるリアルさが逆に親近感がわきました。

そうだよ、イケメンでスタイル良くて腹筋バッキバキな三十路男性
なんて現実じゃそうそうお目にかかれないですもんね。

だけど、たっくんにはその全てを包み込むように愛してやまない涼がいます。
だらしなくても、ケンカしても、暴君であろうとも、
変わらない涼の無限の愛に胸がじんわりと温まります。

対するたっくんも一見すると、横暴な態度ですが、
涼のためにお菓子作りしてあげたり(失敗する)、
文句言いながら涼が選んだ服を汚さないように気遣ったり、
涼が風邪をひけばお世話するために早引けしたり、
わかりづらいけどちゃーんと愛があるんだなと
そのツンデレっぷりにニヤつきが止まりません。
結局、2人ともすごい両想いなんだなぁって。

たっくんが転職活動を始める場面は特に好きでした。
自分がダメになっても涼は自分のことを捨てないって
信じられるから失敗をおそれず踏み出せるんだなあ、と。

「いい仕事みつかるといーね」って涼のさりげない一言も
どんなたっくんでも受け止めるよって言っているようで
すごく愛を感じました。
注ぐも愛、受け容れるも愛なんですねえ。

0

アホ、シュール、エロ!の黄金バランス!

この先生の
アホ、シュール、少々のエロ
が毎作毎作私にはドンピシャ!
このエロ好きの私が!って知らんがな!ですがー。

まずは1ページ目からニヤニヤして
"STK32の受"という表現に爆笑!

ストーリーやイラスト、書き文字が羽生山へび子さんに似てるかなぁ。
そうそう!いけない共通点がある!
面白くて面白くてキチンと余さず読みたいの手書き文字が見づらい事!
あの大きさがジャストとはわかるけどどーもスマホ族にはね。画質優先で見るとハッキリわかるからそうするかしら。
「お、ディルド安くなってる」には吹きましたもん。これが読めないとは惜しい。
シュールギャグ?という分野には必須なのかな?

とにかく私は熱くかたりましたが、思ったより評価低いなとチェックしてみたら高低差が激しいみたいですね。確かにこの手のお笑い作品も評価わかれますもん。
でもエロを少なめにしてらストレートの男性にも面白いんじゃないのかなぁ。

そうそう、表題作、結構エロくないか?と思ったらキュートなハバネロ作者さまのあとがきにによるとリブレの編集者さんにもっとと求められてるようですね。
うん、私、表題作、同時収録作品ともにエロはあの位の量がお似合いだと思いますます。
涼くんのデ◯マラを活用してる所は確認したいもの!

2

ページを

開いて、一言目がケツが痛ぇ……目が点になるところでした。

規格外サイズ、七味ドバドバ、痔、食生活。
あー、おケツが痛い理由は痔なのねと思ったら……痔なのに、ぬぽぬぽと犯ちゃうんですね。

普通なら受け付けない。おっさん受けで痔でぽて腹なんて。
不覚にも萌えてしまったんで新しい世界を開けたかもしれません。

痔には辛いんじゃない?な玄関シーンに一番萌えました。突っ込みところも満載な作品です。

早めに病院行きましょう。治した方が色々と楽しめると思いますよ。

2

アラサーゲイカップルの甘辛同棲

酸いも甘いも、まだまだ全然噛み分けられてない、
大人なのに大人になりきれてない、
そんな大人の、あまあまでグダグダな日々。
粗暴で強面現在ニート、ひげ面でくわえタバコのちょっとダメ人間のたっくんだけど、涼からみれば、フリフリエプロンも超かわいい、クレープに包んで食べちゃいたいくらいのスイートハニーだし、
たっくんの方も、涼を脳内生クリームとののしりながらも、涼のデカマラと甘やかしに実はメロメロ。
最初からできあがちゃっている二人の甘辛同棲生活のお話なので、エチシーンは多いです。
でも、サクッと力の抜けた絵で描かれる二人の性生活は、これ見よがしなところはないのに、生っぽい熱感がいい。

後半は、強面リーゼントくんと爽やかイケメンくんの高校生物。
こちらも、高校生らしいイキがり感がかわいい。

どちらの作品も、キャラの設定年齢とお話の雰囲気がしっくりしていて自然なところにとても好感が持てた。

どの作品も、雑誌やアンソロの中だと、このサラッとしたタッチのせいで、すっと読み飛ばしちゃいそうだけど、こうやって1冊のコミックスになってみると、実はとっても力のある方なんだと思ったのでした。

2

拓馬32歳マダ男、攻める受け。

マダ男度★5 騎乗位度★2 ディル度★1
たっくんの中身(えろ:それ以外=9:1) 

 デザイナーのりょうちゃん(29)×フリーターのたっくん(32)の、ゆるく見せかけて実はハードな日常の物語。
 たっくんのマダ男ぶりが完璧でした。マダ男の魅力は、熱いものが見え隠れするけれど決してそれを人前では燃やさず日々めんどくさそうに過ごすところ、やればできるという可能性を秘めた駄目人間であるところであると思うのですが、たっくん、そういうとこ完璧でした。
 無精ヒゲと寝ぐせが似合う、ガサツで目つきが悪い男、たっくん。ヒゲを剃ったら美人になるということもなく、フリルエプロンを堂々と着こなす可愛げの無さに、スーツが似合わない32歳男性ってどうだろうと思わせる甲斐性の無さ。
 そんな彼を「かわいい かわいい」と盲目的に愛する男が1人。可愛いの意味が分からなくなったので調べてみると「愛おしさ、趣深さがある事、かわいそうな事」等。便利な言葉だったんですね、かわいいって。
 この2人でしか育めない愛を育てている、かわいい物語でした。

◆フラッシー・ブギ
 爽やかイケメン転校生×硬派なヤンキー(リーゼント)。硬派な西園寺くんがうろたえる姿に萌える、爽やか学園ラブ。爽やかなまま終わるかと思ったら描き下ろし後日談のラスト2pで急展開! その気になっていた西園寺に萌えました。

2

いとおしい日常

「ケツが痛ぇ」
という受のオッサンのセリフで始まる冒頭の2ページでふたりの関係性が伺える、
甘い物好きな年下攻と激辛好きなオッサン受のゲイカップルの、
日々のあれやこれやが描かれている作品です。


のっけから、さっき食べてたエクレアがお昼で今食べてるホイップメロンパンがおやつって逆でしょそれ…と、どうでもいいツッコミ入れてしまう自分ですが。

この年下攻がオッサンの事を好き過ぎてもう残念なくらいでね、
それがまたカワイイというね…
そんな自分もどうかしてると思いますけどね!(笑)
どうやら受を好き過ぎる攻って結構ツボのようです。

攻の妄想でエクレアに挟まってるオッサンはおなかムッチリのオッサンだし…ああっ美しくないー!そこ普通美少年ですから!(←偏見)

オマケにオッサンのくしゃみのおつり…。
チクショーとかコノヤロウとかは聞くけど
「だらっしぇ~い」って!ヒドイ、酷すぎる…。

でも相手の喜ぶ姿を思い浮かべて、菓子作りに励もうとするオッサンは可愛かった。(結局作ったのは地獄の担々麺だけどね。何がどうなりゃそーなるのか…)

帰宅した涼(あ、件の残念な年下甘党攻ね)が、
その台所の惨状とか、
床に放置された、自分が以前職場の子から貰ったエプロン(オッサンには内緒だった?)とか、
そこへ風呂上がりのオッサンが腰タオル一枚でフツーに登場とか…。
畳みかける衝撃に、動揺か欲情か知らんけどホントにキミ少し落ち着けw

悪態つきつつも、涼の要望に応え裸エプロン姿で仁王立ちするオッサン。そして彼のそんな姿を見ただけでイキそーになる涼…。
何だかんだでお似合いのカップルだわね。
「かわいくてかわいそうです」は名言!w


極甘党と激辛党。およそ相容れない食の好みのふたりだけど、互いを非難したり矯正しようとしたりせず、それなりに尊重し共存しているのがいいなぁ。(全然違う好みが面白いから付き合う事になったんだものね)


涼からプレゼントされたシャツをしわくちゃにしたくないというオッサンの隠れた本音も何やら愛おしい。(粗暴なようでいて結構繊細。)

オッサンがニートである事情も、そこから抜け出そうとする姿も、何だかわかるなぁと思う。
コイツならいつまでも食わしてくれるだろうけど、それじゃあイカンよなーという矜持も。
ただのだらしないオッサンではない所が垣間見えたし、何より彼を前向きにさせたのが涼の存在だという事が意味があると思いました。


オッサンオッサン言って申し訳ない。なんか拓馬ってカッコ良すぎて言いたくなくて…。(涼は「たっくん」て呼んでるけどね。ラブラブかw)
しかし「オッサンは生き急いでるんだよ」には参った…もーせっかちなんだからーw


同時収録作品のヤンキーぽい高校生ものもあったのですけど、今回こちらの作品のみのレビューにしました。

5

生活感があふれてる・・・!

受けがオヤジ萌な作品でした!
ゲイの合コンで知り合った二人が付き合いだし、
同居しているというお話です。
思った以上に受けのたっくん(30代)がおっさんwでした。
しかもプータロウで、そのへんもやけにリアル。

作者さんがおっしゃるように、かなり日常系というか、
生活感のあふれる作品でした。
漫画だとお綺麗な部分を見せがちだと思いますが、
この二人のセリフは飾らない、日常の中での会話みたいなセリフ。
喧嘩もして、一晩出て行くとか。なんだかどこのカップルでもやりそうな内容です。

脳みそ生クリームな涼みたいなタイプも意外とリアルにいそうな感じ。
攻めさんは甘党、受けさんは辛党、性格も全く違う二人ですが、
日々しあわせそうに暮らしています。凸凹がいい感じに合わさっています。

同時収録作はワケあり転校生×金持ちヤンキーのお話でした。
いわゆるヤンキー受けものですね。
ヤンキーの髪型がいつの時代の流行りか…とw

5

良い感じの生活感と気持ちの通ったエロ

エロとろで気になっていた先生でコミックスの表紙もカラフルで楽しそうだったので購入。
エロとろに入っていたお話に至る前のエピソードが読めてすごく嬉しかったです。毎回エロシーンがあるのですが、ちゃんと意味があって、気持ちのこもったエロだったのでよかった\(//∇//)\
攻めが甘いもの好きのイケメン巨根くんw受けがガサツで辛いもの好きな年上w
もう設定だけでもすごく好きですが、二人の思い合ってるかんじがギャグテイストも入りつつ伝わってきました。
今後の作品も楽しみです‼

5

だるーいエロ好きおじさん受け万歳☆

おっさんは基本攻めでいてほしい部類の人間ですが
それは超雄雄しい飢えた狼のようなおっさん(ハアハア)
今回のようなニートまがいの中年太り+極度の辛党エッチ大好きなゆるゆるおっさんには
受けてほしいですね!すんばらしい!←

極甘党20代メデタイ頭のお兄ちゃん×極辛党30代だめだめオヤジ
このCPは『エロとろ』で読んでから非常に気になっていたので
今回ふたたびおめにかかれてラッキーです♥
結局どうしておっさんが家出しちゃったのか、
はっきりした喧嘩の原因は分かりませんでしたが、
もとさやにおさまって相変わらずラブラブでいやはや良かった^^
おっさんも今回自主的に社会復帰し(やろうと思えばあっさり社会復帰できちゃう大人)
極甘極辛リーマンラブになっちゃいましたけどw 
それでも相変わらずゆるい二人が好きです

サブストーリーは
ゲイのチャラ系転校生×ツッパリヤンキー(実は坊ちゃん+見かけ倒しw)
ちょっぴり切ない空気も見せつつ、クラスメイトにゲイだとばれようが
前の高校のやつらに気持ち悪がられようが、自分じゃなく巻き込んじゃったヤンキー(仮)
の心配ばかりする攻めが憎めませんww
そんでもって欲情すると開眼★してちょっと怖くなるみたいなんですがww
きちんとエッチしてもう興奮しまくってる攻めが見たかったなあと(笑)
絡み合うシーンが少なめでちょっと物足りなかったかな~←
これからの二人の出発に幸あれ★←

6

ヤラレマシタ

ああ~これは、ビジュアル的に萌えません、相変わらずオヤジ受けが苦手です。
でもオヤジ受けをこよなく愛する方には至宝のごとき輝きを示す内容なのでしょう。
未だにこの設定ジャンルの萌え神秘を探求できないのが残念な気が致しますが、
やっぱり綺麗で可愛い受けが好き、その方向性を真っ向からぶった切る内容事体は
萌えはないけど、興味はそそられる。

内容的には受け攻めがビジュアル的にも性格的にも一般普及のBL作品と比べれば
逆転している感じでしょうか。
オレ様激辛大好きニートオヤジのダメ暴君がハートフリフリエプロンを着けて
巨根にはとても見えない草食系に一見すると見える激甘いもの好きの二人の
同居している日常の日々を描いているのですが面白いは面白い。
でも個人的な萌えを探せない、妙なジレンマがある作品なのです。

3

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う