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koisuru mizukami santyoume
爱恋水上3丁目
田舎町が舞台なので
ほのぼのした作品でした。
ほたる、朋隆、旭の三角関係のお話
なんですが、ほたるも旭もいい子で
ドロドロ感がなく爽やかな1冊に
なってます。
ほたるの振られた辛さを埋めてくれた
旭の明るさとか、
いきなり親友に告白されて
戸惑ってしまう朋隆の気持ちとか
よく描けてると思います。
ほたるは、旭によって気持ちは救われ
旭を好きになるけど、
心の奥ではやっぱり朋隆が好きで、
朋隆も意識していなかったけど
ほたるが離れて行くのを感じて
ほたるへの思いに気づいて、
旭もほたるの本当の気持ちを
知って、最後の最後は、
いい感じに収まりました‼︎笑
あそこで身を引く旭は、
いい男でした‼︎
三角関係としては、みんないい子で
ほのぼのしていて、刺激が少ない作品
ですが、気持ちの動きが良く描けてる
作品だと思います。
読み終えてすごくハッピーです。
先に書かれているレビューを、いろんな感じ方があるなあと頷きながら読みました。
三角関係が来たとき、たいてい個人的な願望を入れつつ展開を期待するのですが、この作品はなんでも来いな感じで読み進められたかと。たぶん序盤でみんないいヤツだとわかったからかしら。職場とそれ以外というシチュエーションのバランスもよくてパートパートでクスクス笑え、楽しめます。なんか浄水器のことも気になるし。
とにかく主人公がそれぞれに魅力的。こんな作品を描く作者はやさしく素敵な人なんだろうなーと思います。
主人公の中でもキーパーソンの旭が本当に太陽みたいな人で、みんな旭に触れて、動き出す、そこがとっても素敵。旭みたいにはなかなかなれないけれど、こんなふうになりたいっていう人が出てくると本当にBLというジャンルを忘れてのめり込んでしまう。うん、もう旭が主役でいいですよね。旭のその後は笑顔いっぱいになってほしい。
そういえばアンソロとか他の作中でも気になっていたパンツの丈、それもチャームポイントだなとだんだん可愛く見えてきたのでよしです。
COMIC Be 掲載時の題名は『ほーたる、来い』でしたが題名を改題したのですね。
田舎町を舞台に、ずっとずっと好きだった幼馴染に恋破れた主人公に新しい相手が現れたとたん、その幼馴染が恋心を自覚して・・・
という三角関係勃発の主人公争奪と、揺れる主人公や幼馴染の気持ちを描いた実にBLらしいお話の1冊でした。
概刊がコミカルなギャグテイスト作品が多かったので、この作品は作者さんの新たな一面を見せてくれたかも?
幼馴染で隣に住む朋隆に17年間の恋を打ち明けたほたるですが、「俺達友達だろ、大体男同士だ」と言われあえなく玉砕してしまいます。
子供の頃の思い出の蛍の川辺で落ち込んでいるところに現れた能天気で場違いな男性。
彼は、ほたると朋隆の勤める浄水器メーカーの海外留学から戻ってきた社長の息子の旭でした。
新製品の開発と販売を開発室の朋隆と旭と一緒にすることになったほたる。
自らゲイをカミングアウトする旭は複雑な気持ちでいるほたるに俺が忘れさせてやるぜ、と好意をかくすことなくぶつけてきて、彼にほだされていく。
ところが、彼等の様子を見ていて朋隆もほたるを好きだと言ってきて・・・
田舎町設定ということで、旭がゲイをカミングアウトしたことがあっという間に町中に広がり営業先で口にされ、からかいのネタにされというシーンがありました。
こういう意味で、マイノリティは生きづらいとか、朋隆にとってありえないとか、そんなシリアス面の伏線になるのかと思いましたが、この辺り軽くクリアしちゃいました(汗)
やはり、一番のポイントは朋隆の気持ち。
とってもわかりやすいです。
ずっとずっと一緒で友達だったから、側にいるのが当たり前だったから、喪失しそうになって初めてわかったほたるの重要性。
そして独占欲。
ほたる、朋隆の事忘れようと一生懸命だったのです。
それがまた、旭がとってもイイ人だったのです。
明るくて陽気で前向きで、だからほたるが旭を好きと、旭を選択したのは本気だったとは思うのです。決して逃げじゃなかったとおもうんですよね~。
なので、最後の選択は一応ほたるは朋隆を選ぶような感じになってますが、
実際のところ、ええーーーー!?
でもね、やっぱり一緒にいた年数が勝っちゃったのかなぁ?
それぞれのキャラは全く嫌いじゃないし、ほたるもうじうじしてるわけでもないし、
だけどね、旭のキャラが好きだっただけに、ううう~
いいか、彼はポジティブで明るいから!
朋隆のほうが根暗だもんな(笑)
リーマンものなのに、学生みたい。だけどやっぱり仕事を通して働いているリーマンラブものだったという、不思議なリーマンもの(?)
旭の幸せを祈って、この結末でよしとしようw
描きおろし、、、朋隆のお母ちゃんナイス!でした(爆笑)
右野マコさん、初読みです。
既刊「相原主任はストロベリー~」が気になっていながら読めていないので、
新刊に手を出してみました~
「801 AUTHORS 108」も気になったし☆
ガッツリ三角関係っぽいのに、ドロドロしてないってどんな感じ?と興味が。
読んでみて、
はい、確かにドロドロ感はありませんでしたが、
なんか振られちゃった方が可哀想で、ほのぼのだけど、じわっと切ないなー
どっちとくっついてもおかしくない感じで進む…というより、
かなり残りページが少なくなるまで、
失恋を癒してくれた新しい人(旭)と上手くいきそうで、
うん、その方が幸せだよーよかったねーと思っていたので、
やっぱり元々片思いしてた朋隆が好きだ…という展開に、そんなぁ~!!でしたーー
ううう~
「これからもっと好きになる自信ある、絶対」
そう受けの子はさっき言ってたのにぃぃ~~(/_;)
旭は、
寄ってくる女の子にあっさりと自分は「ゲイだから」と言ってしまえる奴で、
能天気で軽くて、一見ふざけているみたいだけど、
それは照れ隠しだし意外と真面目だし、ちゃんと相手の気持ちを汲んであげれる男。
もこふわ牧場(あれはアルパカ?w)でのデートはとても微笑ましかったし、
心の中にまだ朋隆がいる受けごと包んでくれて、とてもいい感じだったのになぁーー
(すっかり心を持っていかれました~w)
田舎で男を好きになるって大変で、
(バレると筒抜けで、すぐに噂になって)、
そんな中でずっとずっと受けの子は17年も朋隆が好きで、
学校も職場も追いかけて、勇気を出して告白もして…
それほど強い気持ちだったんだから、簡単には心変わりは無理…ということなのかなぁ~
(でも、旭がその気持ちをゆっくり解してくれるのだと思ったよー)
旭とくっついていれば、萌え×2に近かったかも…
でも、そうなったらそうなったで、
朋隆とくっついた方が…と思う人もやっぱりいるのかな?
去年のコミックス『相原主任はクリームパフェが好き!』の中の
『やくにゃん』に相当心を持っていかれたのですが
その他はあまり萌えられなかったので(すみません)
今回は三角関係!!うは!三角関係大好き!!とドキドキしました。
お話としては
長年好きだった友人(朋隆)に振られる
↓
社長の息子(旭)に一目惚れされ、迫られる
↓
ほたるが旭を好きになりつつあるところへ
朋隆が嫉妬心に芽生え、取り返したくなる
↓
朋隆に振られて旭を好きになったわけじゃないと言うけれど
ぐらぐら揺れるほたる
…わかる、わかるけど!!!
そこで最後旭がまた留学したからと言って
朋隆とよろしくやっちゃうのって
どうなんスかね!?
旭の気持ちは「ほたるを誰より好きだから、
朋隆から絶対奪ってやる!!」なんだけども可哀想!!
旭とほたるが初デートしたもこふわ牧場で
朋隆との思い出ばかり言われて…。
(しかも朋隆の為にストラップ買うとか)
新しく出来た“もこ牧コースター”に
テンションあがったほたるは
デート仕様の旭のジャケットなんか知りもしないで乗っちゃって。
それを責めるどころか「俺達だけの思い出できたっ」って
喜んだところなんか、旭いい奴だなーと思ったので
旭が気の毒になってしまいました;;
あとがきで右野さんは「旭は大丈夫!」っておっしゃってましたけど…。
長年片想いだったんだから、朋隆と想いが通じて良かったじゃん!に
なんだかなれませんでして…。
右野さんのお描きになる、ちょっと困ったような、
泣きそうな笑顔が好きです……。が
共感できそうで出来なかった今作、またもや残念;;
私はとにかく『やくにゃん』の続きが欲しくてたまらないのです!!(泣)
同じ会社の3人のお話です。
城山旭…表紙左 社長の息子 ゲイ
藤野朋孝…表紙右 ノンケ 蛍の片思い相手
木ノ原ほたる…表紙真ん中 営業 朋孝と幼馴染
右野先生らしいコメディで楽しいかと思いきや、地味に重いです。
みんな、特に幼馴染2人が勝手すぎる!!
最初は旭がわざわざ朋孝のいるところでほたるに付き合ってって言ったことに、2人きりでいいなさいよと思いましたが、朋孝とほたるの方がさらに酷かった…
朋孝、人に取られそうだからやっぱりって子供じゃないんだから。そのタイミングで気づいたっていうのは分からないでもないが…それにしても。
ほたるもほたるで旭を地獄に叩き落として、なんとまぁって感じですよ。ほたるが一番ひどいかもしれない。
旭はきっと大丈夫ってあとがきに書いてあったとしても、納得はできない。