お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
koibeya
「黒子のバスケ」の青峰大輝×黒子テツヤのオンリーアンソロジーです。
いや~。こちらも王道ですね!個人的には、火神×黒子よりも好きなCPです。
関係ありませんが、アニメで青峰が出てきたときに「元カレ」・・・
と即座に思い出したのはいい思い出です((´∀`*))
収録作品は
「あまえたい」ふぉぶ
「ハイドアンドシーク」K
「24秒ルール」ぐさり
「晴れた日はお散歩」仙道さつき
「ある休日のふたり」眞子
「制服の境界線」あいこ
「コキュートスの氷」透雨
「あかりひかりともる」ミチカワ
「ずるい大人の甘え方」暁りく
「Love room」唯野
計10作品です。
個人的に好きな話は、「24秒ルール」「晴れた日にはお散歩」「制服の境界線」
「ずるい大人の甘え方」です。
全体的には、わりと甘めの話が多かったと思いますが、話が短い作品が
多くて、ちょっと残念でした(ノ∀`;)
アンソロには珍しいB6サイズ。
青鈍色のシックな色調にピンポイントの赤が目立つデザイン。
大人っぽいふたりの目線がこちらに向いている下にレイアウトされたタイトルは金の箔押しで薄手の表紙はカバーなし!
このシリーズのコンセプトとなる【MVPホテル】の紙ナプキンが中に挟まれており、それには黒子から青峰へのメッセージが!
何なの、このこだわりの作り!!
ふゅーじょんさん、どこへいこうとしてるの!?
さて内容。
表紙で赤ブラをしていた黒子くんですが女装はナシ、女体化が一作ありましたが、おさわり程度でしたので特に注意は必要ないか、と。
ほぼ再録だったのでpixivや同人誌でかぶってしまって目新しさには欠けるのはアンソロの宿命ですね。
収められているのは10作品。
1冊そのまま再録されているものもあり、中途半端にページがぶった切られているものがなく安心しました。
物足りなさを感じるとしたらエロ不足でしょうか。
恋部屋とタイトルしてるのにガッツリ合体は1作くらいで全体的に可愛らしく仄かにポエミーな仕上がりの話がメイン。
グッとくるのはおあずけくらう青峰さん。
意外に似合っている尻に敷かれる姿ww
ふぉぶさんの描き下ろしは流石な面白さ!
真面目な絵に笑いがあってその抜きどころが楽しい。照れ隠しみたい。
グサリさんは同人誌を読んでも思うことですが青黒の周囲でうろつく黄瀬きゅんが可愛い。
キセキの使い方が上手い作家さんだと思います。
そしてkさんんん!
別ジャンルでずっと追っかけていた作家さんなので黒バスでのアンソロ参加は嬉しい!
これは持っている話でしたけど(笑)
作家陣も話も手堅い印象ですから読んでいてソリが合わないというものはありませんでした。
青黒クラスタに目覚めた初心者さんには良い手引書になると思います。
ただ、お値段が万民受けするかは謎です(笑)
だって同じレーベルさんから出てるアンソロはほぼ同額で厚みは倍近くあるんですものww
書店で手にするのに躊躇しない渋め、かつ繊細なデザイン性の装丁に個人的には大満足でした!!