犬になった兄を可愛く感じはじめていた弟は――めくるめく畜生道に突き進む兄弟ラブ

貴様と俺

kisama to ore

貴様と俺
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神16
  • 萌×223
  • 萌10
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
19
得点
205
評価数
57
平均
3.7 / 5
神率
28.1%
著者
紺野キタ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784592720577

あらすじ

妻に逃げられ、会社もリストラされた兄ちゃんがなんと本物の負け「犬」になってしまった! 次第に犬の生活に心地よさを感じる兄。そんな兄を可愛く感じる弟の想いはついに危ない一線を越え……!?

表題作貴様と俺

高橋友也,年の離れたフリーターの弟
高橋浩也,32歳,リストラされた負け犬の兄

同時収録作品大地のホモサピエンス

受けをライバル視する原始人
怪我して狩りができない弓の名人 

その他の収録作品

  • 貴様と俺 番外編

レビュー投稿数19

兄な犬と弟のやりとりが楽しい

とにかく面白かったです。

弟の見た目が好みで、兄はメガネをとっても微妙でイマイチなので
犬の姿の方が多いのもよかった。

というか、BL的な部分はわりとどうでもよくて
弟と犬になってしまった兄との会話がコミカルで、ツッコミがすっごくおもしろくて、そこがすっごくよかったです。

ガチ兄弟も全然OKですが、私的には別に二人が結ばれなくてもよかったけど。
でも、BLなわけだし、ただ兄弟仲良くなったで終わってたら、それはそれで何だ?ってなっちゃうだろうと思うので、結ばれてハッピーエンドでよかったけど、くっつかなくてもよかったです。

兄と弟、お互い好きって気持ちをベースにしつつのおもしろ話なとこがいいので、Hな部分はなくてもいいって感じかな。実際、Hシーンはちゃんと描かれてないので、そんな感じでもあったけど。

こういう感じのアホなおもしろいやつ、というだけではうまく表現できていない、自分と合う何かがあるんですが、私に合うすっごくおもしろい作品でした。

同時収録の短編は、セリフなしの原始時代?の話で、これもキャラが好みだったので、わりとよかったです。

マンガPark。

0

こんな可愛い兄ちゃんいる?

兄弟スキーの私が、なんどか読み返している兄弟BLのひとつ。
人生の負け犬発言をしたお兄ちゃんが、ある朝起きたら本物の犬(しかもメス)になっている、というファンタジックなお話です。

耳と尻尾だけついているような半獣とかではなく、某CMのお父さんのような、白い犬になっちゃったお兄ちゃんが、本当に可愛い。
そんなお兄ちゃんが弟も可愛くてたまらず、散歩させたり、ゴハンをあげたり、乳首をいじったり(笑)する。
深夜十二時にだけ、一旦魔法が解けて、人間に戻ったりもするのだけど、あとはとにかく犬。ずっと犬。
犬になった兄のお世話をする、可愛さを愛でることで、それまでの関係性とはどんどん変わっていく。で、やがてお互いの気持ちに気づくという流れなんだけど、こんなにありえない話なのに、なんか自然にそうなっちゃうことが、読者も自然に納得させられてしまうのがすごい。

ふたりがちゃんと結ばれたというのはわかるけど、詳細なエッチシーンがないし、笑えるので、兄弟ものを読んだことがない人にぜひぜひオススメしたい。

神評価とならないのは、年上の受けが年下の攻めより小さくて可愛い、というのが個人的に少々苦手だから、というだけです。眼鏡でリーマンなのは萌えるんだけど、私、年上受けは、可愛い系より美人系か男前系が好きなんでね…。

1

エッチしてないけどえっちぃ

お兄ちゃんのくたびれ感がえっちぃ!

32歳らしい、なんなら童顔よりの顔なのですが……
どこはかとなく漂う色気がえっちすぎる!
そもそもエロはないしほぼ犬だし笑
なのに何故こんなにきゅんきゅんするのでしょう。
庇護欲が掻き立てられる顔してるんですよね、もう扉絵だけで萌える。
これは弟だって好きになっちゃいます。

お兄ちゃんの性格はなかなか面倒くさいと思うのですが(家出が15分で終了するところなど)、そこはさすが弟。拗れもせず冷静に対処していくところが小さい時から知っている兄弟らしさがあって素敵でした。
弟も弟で、草むらで恥ずかしがるお兄ちゃんを妄想しちゃったりナチュラルに変態出してくるところがツボでした。

めちゃくちゃファンタジーのガチ兄弟もので癖が強そうですが、引っ掛かりなくするんと読めるので普段ファンタジーは読まないなーという人にも読んでほしい作品です。

そして断然猫派の自分ですが、お兄ちゃん犬は最高に可愛かった……

1

お兄ちゃんが可愛いんです

リストラされ離婚秒読みな負け犬なお兄ちゃんが、本当に犬(しかもメス)になるというぶっ飛んだお話です(笑)

犬になってもドッグフードは食べない・外でウ●コはしないという、人としてのプライドを失わないお兄ちゃんが可愛いんです。
弟の友也がそんな可愛い犬のお兄ちゃんに事ある毎に萌え、それが次第に人としてのお兄ちゃんの恋情に変わっていったその気持ち分かるわ〜。

想いが通じあい、いざ濡れ場(2人とも全裸)というタイミングで現れたお母さん…いや、その解釈おかしいでしょ(笑)
勃ってなかったのかな…( ̄▽ ̄)

購入したのはかなり前なんだけど、コメディ気分な時に度々読み返すお気に入りな一冊です。

1

犬マニア心をくすぐる

気になりつつ読めていなかった一冊。
イラストもお話も、私には文句なし◎です。

リストラに遭い、妻は不倫...「俺は終わったんだ。弟と違って背は低いし一重だし女にもモテない。どうせ俺は負け犬だーっ!」と、唯一頼れる弟の家で飲み潰れ起きると犬になっていた兄。しかもメス犬。元に戻って再出発すべく「思考は人間・姿はリアルな犬」で奮闘する兄への萌が止まらない弟。いやぁ、私も止められなかった~!!犬姿の兄はマジメに頑張っているのですが、弟のキャラもあり話の流れがのんびりしていて、「人に戻る」という本来の目的も忘れちゃうぐらいのゆるダラ感が好きでした。水臭いのは無しね、という家族感もよかった。

全体的にはコミカルで、何度も笑ってその辺に本をドンドンっとやりましたが、ふとした瞬間にあの犬の行動とかしぐさにやられてしまうんです。このタイミングがまた絶妙で。しかし犬姿シーンがこんなに多いとは!犬の表情がびっくりするぐらいリアルで豊かなんですよ。お座り姿勢でちょっと頭傾けて、数秒間見つめられるやつは私も耐えられないです。普段飼い主以外にカワイイと言われることが少ない犬ほど可愛い。あの可愛さは罪だ。

同時収録も病みつきになりそうで...とにかく夢中で読んでしまった一冊です。犬の感想ばかりで申し訳ないですが射止められてしまいました(笑)。

10

もふもふは正義!

お兄ちゃんが犬になると言う、なかなかぶっ飛んだ展開ですが、楽しく読みました。犬兄、可愛いです。犬なのに言葉が通じてしまうなんて、世界の犬好きが望む最高の展開だと思います。しかも、魔法を解く鍵がベタな『王子様のキス』。愛の力は偉大です。
あと、「言ったろう、俺はもう引き返さない。俺の王子はおまえだけだよ、友也」ってシーンの、キスの体勢がすごく好きです。これ、なんていう体勢なんですかねー。個人的には『コンビニちゅー』と呼んでいるのですが(昔読んだ少女漫画で、主人公とその彼氏がコンビニでこの体勢でちゅーしていたことに由来)、正式名称ご存じの方、いらっしゃいましたら教えて下さい。

3

小太郎が飼ってたワンコに激似

とんでも設定、お兄ちゃんが犬化。

いろんな疑惑がありつつ、ガチ兄弟っていうことらしいですが…あまりに似てなくて…(笑)
とはいえ、しっかりイタしているので苦手な方は要注意ですね、兄弟モノ。
私はこれで、兄弟モノがダメだということがわかりました!(笑)
だって、さすがに成人した兄弟は裸じゃれあわないし、はぁはぁしてたらお母さん気付くと思う…。
まぁそこはファンタジーなんで、どうでもいいか。

お兄ちゃんが犬になっちゃった、という話としては笑えるし楽しかったです。

でも別にblじゃなくても良かった気がしました。

2

ウケる~っ!!(><)

これまたとんでもファンタジーなコメディーですね!!

実の兄が嫁に逃げられ、リストラに合い、
「俺は負け犬なんだーっ!!」で目が覚めれば本当に犬になっていた兄ちゃん。
それも乳首2つのメスときたもんだ(笑)

その犬にだんだんと恋心を芽生えさす弟。
でも本当は兄ちゃんなんだよな…
いやいやそんなのどうでもいいのです、ここまでなんちゃってストーリーなんだから
ガチ兄弟なんて気になりません!!

とにかく犬になっても人間としてのプライド持ってる兄ちゃんに爆笑!!
何でもっと早く読まなかったのかと後悔ですよっ。
入手されてるのに積読されてる方は早く読むことをオススメします。
面白すぎる~っ!!

8

絶妙なおとぼけ

BLにありそうでない主題「リストラ」を描きながら
ここまでほのぼのした作風がまず狡い。
そして一歩間違えば内外ともに修羅場になりそうな関係を
描いていながらここまでほのぼのなのが更に狡い。
そして極めつけはタイトルで…この登場人物達から
どこをどうやれば『貴様』なんて絶妙な距離感を
持った言葉が零れだすのかと小一時間聴き質したくなる様な
狡さです。
同時収録作のタイトルが『貴様と俺』だと言われたら
普通に納得するんですが。

BLと言う文脈で見事に癒しの為の関係描写をされたと
愚考します。お見事。

9

犬好きじゃないけど面白かった

猫が大好きなので、犬にはイマイチピンとこない。
それでも、面白かったので
犬が好きな方ならばもっと楽しめたと思います。

お兄ちゃんが犬になってしまう。
しかもメス犬。
これだけでも、どうしたものかと思うのですが、

このお兄犬がなんとも素晴らしいのは、犬としてではなく
人間としての気持ちがしっかりしているところが、なんとも
心地よかった。

作家さんがうまいのでしょうけど
犬の表情がとってもリアル。
違和感を感じさせなかった。

コメディなんだろうか
獣絡みなのだろうか
実兄弟ものの・・・
など色々考えてはみたけど
そんな難しいこと考えずして読んだ方が良い。

実兄弟ものは大嫌いですが
今回はそれを軽く忘れさせてくれるほど爽快なテンポでした。

私は作家さんの名前や作品を覚えていないので、この方の作品がいつもどうなのかわからないですが

とっても突き抜けていて面白かったです。

8

かわいい負け犬

初読みの作家さん!!

とにかく面白かったー(^^)
もぅ、どこまで本気で描かれてるのかわからないほど
アホ全開で終始笑ってしまった!!

設定も斬新だけど、2人のヤリトリが
バカップルだったり、お笑いコンビだったりで
どのページも面白かったです。

乳首のくだりとか、ウンチキャッチとか
笑どころが満載!!

軽く読めるけど、読み返したくなる面白さでした。


最後の原始人の話。
セリフがなく、絵だけの表現でしたが
これも面白かったです。
黒ひつじが身をていしてがんばってる姿とか
可愛かった!笑

軽くて、バカらしい(失礼!笑)話だけど
面白いのが好きな人には読んでもらいたいな(^^)
とにかく面白くて大好きです!!(*′ω‵*)

8

石器時代に台詞なしの漫画が斬新です。

新刊チェックで表紙絵が公開されて初めて目にした時から強く惹かれました。
特典ペーパー付きの、いつものお店で予約して購入しました。

表紙絵は、画像で見てみると違いが分かり辛く、気づくのには難しいですが、
実際に本を手に取って よく見てみると、犬姿のお兄ちゃんの毛色の色使いが
とても綺麗で、毛の表現、筆使いが繊細で温かみを感じました。
また、題字のデザインで、擦れた感じや擦れ具合がとても趣があり、お気に入りです。
犬姿のお兄ちゃんの目つきが、いかにも「俺」って感じで貫禄があり、
この顔を見た印象というか感覚をどう表現して良いのか非常に難しいですが、
言葉では言い表せないもので強く惹かれました。

さらに、裏表紙の絵が、犬のお兄ちゃんの様々な表情が並んでいて、
裏表紙を見ただけでも萌えました。


『貴様と俺』
もちろん、犬姿のお兄ちゃんのほうがもっと萌えましたが、犬の姿でなくても、
お兄ちゃんが嘆いている姿など感情表現豊かなお兄ちゃんが可愛らしいと思いました。
結局、何でこのような現象が起こったのかは分からずじまいですが、
また、腹違いの兄弟かと思ったら、もっと血の濃い、複雑でも何でもない普通の兄弟で、
より禁忌で深刻になるはずですが、犬姿のお兄ちゃんの可愛らしさで、それらのことが
全て気にならなくなりました。
番外編では、お兄ちゃんと同じ境遇の犬と出会いますが、その犬は洋犬で、
私自身が元々洋犬が可愛いとは思わないこともあり、その洋犬を見ても
萌えませんでした。
やはりお兄ちゃんには和犬が似合うと思い、
あらためてお兄ちゃんが和犬で良かったと思いました。

『大地のホモサピエンス』
台詞が全く無く、とても斬新だと思いました。
漫画の原点とも言われている絵巻物は元々台詞が書かれていませんが、
まさに原点回帰だと思いました。
時代設定が原始時代ということもあり、言葉を発しない時代の人たちの
感情表現を絵だけで表現し、それが全体を通して、また細かな部分も
分かりやすく伝わってきました。
物語が始まる前に登場人物の紹介があったので読みやすかったです。
また、内容も、とても良かったです。
大事な所は黒子と黒子羊で隠しているのが可愛らしく粋だと思いました。
とても素晴らしい作品だと思いました。


今回の評価は、迷うことなく「神」です。

まだ『貴様と俺』の作品を読んでいる間は、「「萌×2」かな」と思いながら
読んでいましたが、『大地のホモサピエンス』を読んで、「これは神だ」と思いました。

また、今回、『大地のホモサピエンス』は、奥付によると同人誌ということで、
同人誌で発表した物を単行本に収録しているところが、同人誌が入手困難な状態に
なってから作品を知った人にとっては、とても助かるので、高評価に繋がりました。

さらに、最近は複数の特典ペーパーで発売されている書籍が非常に多い中、
この作品は複数の店舗で買わないといけないようなことをしていないので、
とても良心的だと思いました。
複数の特典で発売している作品よりも、さらに好感度が高く跳ね上がりました。

14

トンチキなのに心があたたまりました

表紙やタイトルのインパクトがすごかったので手にとってみました。
作者さんもコメントに書いているようにトンチキなお話でした。
トンチキだけどちゃんとストーリー性はあったと思います。

たしかに犬になってしまうなんてムチャクチャなお話です。
負け犬になってしまったお兄ちゃんのことを思って、
一瞬悲しくて複雑な気持ちになりました。
でもお話がギャグだったので笑ってしまいました。
それにやっぱり犬になったお兄ちゃんがかわいい!
最後に原始人のBL作品が入っていて笑いましたw
トンチキだったけど心があたたまるお話で、
私はこの作品けっこう好きでした。

7

たのしくいこう、畜生道♪

会社をリストラされ妻にも逃げられた冴えない眼鏡の三十男、浩也。
イケメン弟の家で「どーせ俺は負け犬だーっ」とクダを巻いていたところ、
翌朝起きたらメス犬に?!

ぐわはははは!
この犬になっちゃったお兄ちゃんと弟友也の楽しい共同生活、
そして愛が芽生えるまで〜、っていうのがこのお話ですが、
いや、もう、紺野さんの持ち味のほのぼの柔らかでちょっと切ない味に、
ブラックだけれど突き抜けて淡々としたユーモアが加わり、
めちゃくちゃ魅力的。

お兄ちゃん可愛すぎ。
ワンコの見栄えのみならず、生意気さも、
かたくなかと思えば、子どもみたいに素直なところも。
友也ならずとも、白い毛にすりすりして萌え萌えしちゃうよ。

番外編は、実の弟と道ならぬ関係に到って数ヶ月経ったある日、
公園でご同類の「負け犬」に出会う話。
で、帰った後は、ははは。

同時収録の「大地のホモ サピエンス BL in the Stone age」は、
はい、タイトル通りマンモス追いかけてた時代のお話。
台詞はなく、よい子のお目に触れさせたくないような部分は、
黒子執事(推定60歳)と黒子羊が馳せ参じて隠してくれますので、
安心してお読み頂けます。
えーと、……カップヌードルのCMを思い出してしまった……!

とにかく!
犬好きで、兄弟物がダメじゃなければ、面白く楽しくどこか切なく、読めます。
上記条件に当てはまる方、是非どうぞ!

12

トンチキ補充にぜひ!!

この表紙にこのタイトル。
まさか萌えを期待して買う人はいないと思いますが念のため申し上げておきます。
萌えは期待しないで買ったほうが吉です。
私は新刊の本をチェックしている時に表紙を見て、「なんというトンチキ!」と目が離せなくなり、
気になってしかたないので買ってしまいました。
レジのおばちゃんは笑いをこらえていたと思います。
全く萌えは期待せず、ギャグが楽しめたらいいな~くらいの気持ちで読み始めました。

内容は番外編・同時収録作(1作品のみ)に至るまでまるまる一冊トンチキでした!!
紺野先生の作品だけにキター!と。

そして私は不覚にも切なくなったり、萌え萌えしてしまったんです!!
ガチ兄弟だし、犬でメスだしw無茶ですが、
とにかく、私は切なかったし、笑ったし、萌えた!
・・・とか言いたくないけど、不覚にも…、不覚にもやられました。

だってまず動物ものっていうのが卑怯です(笑)動物の出る物語に弱いので。
そんなつぶらな瞳で見つめられたら萌え萌えしますわ~ん!
犬になったお兄さんは可愛い!弟だって、ついついイジリたくなるというものです。

変身した兄は何故かメス犬で、乳首が二つw
弟は乳首をイジって遊んでしまったり。
そして人間に戻った兄の乳首が卑猥な色になっていることに、
ちょっぴり興奮してしまう弟だったのです。

そして弟は、犬になった兄の面倒を見ているうちに、徐々に兄を好きになっていくのです。
庇護欲が掻き立てられたのかもしれません。
そしてお兄さんもお世話されるうちに弟を好きになっていくのです。

これは(庇護欲)×(可愛がられ)の趣味が合致した、
実は特定の萌えポイントをついた作品だと思います。
そこに犬に変身するこによって起こる珍事が絡んで面白い作品にしていると思いました。
数々のタブーを犯した作品ながらトンチキな内容のために、シリアスにはなりません。
お母さんにも二人がキスしている所を見られるんですが、
お母さんが二人の関係に気づかないっ!おおらか過ぎですwww
番外編ではお犬さんごっこな二人でした。

同時収録作『大地のホモ サピエンス』
前代未聞の原始人BLwセリフはありません。絵だけでお楽しみ下さい。
黒子が大事な部分を隠してくれていますwこの作品もなかなか強かったwww

乗り切れば笑えるでしょうし、更にお釣りで萌えがやってくるかもしれません。
しかしこの手のトンチキギャグが苦手な人には厳しいものがあります。
購入基準は「この表紙にときめいたかどうか」が重要かと思います。
新境地を開拓したいというフロンティアスピリットにあふれているかた、
ぜひ読みましょう!!

12

笑える禁忌もの

タイトルから気になっていて、表紙のお父さん犬も気になっていて、
読み始めたら、笑いたいのかお気の毒と思えばいいのか分からない内容で
個人的にはかなり大ウケしながら一気読みしちゃいました。

結果的にはガチ兄弟の禁忌ものなのですが、そこに至るまでの過程が普通とは
一切かけ離れていて、某CMのお父さん犬ももしかして『負け犬』なのかと
妙な部分に食指を動かされたりしましたね。
ある日突然、兄が負け犬、それもガチ犬に変化してしまったら、そんな内容です。

歳の離れた兄が、弟の元へ今生の別れを云いに来たのは、リストラされ、
妻は浮気の果てに荷物を全て持って出て行った。
俺は負け犬だと弟の所で飲み明け暮れ、朝目が覚めると本物の犬になっていた。
この奇妙な負け犬現象がキッカケで兄弟の仲が急速に近くなる。
それも、単なる負け犬では無く、なんと兄はメス犬になっている。
性別まで変化してしまうなんてとツボに入りました。

兄のちょっぴりセンチな初恋や実母の浮気疑惑、30過ぎの兄を可愛いと思ってしまう弟
何はともあれ禁忌もの&人獣化現象、一刻も早く人間に戻ろうとする兄。
その負け犬現象を解くには絶対的な愛の力が必要な感じで最後は眠り姫が
目覚めるのと同じ状況で犬化現象は解消される。
残すは兄弟、それもガチでの恋愛事情、シリアスさのカケラも無い禁断の恋。
明るくほのぼのコミカルな禁忌愛を堪能出来る1冊。

13

チクビが2個。メス犬なんだけど。爆笑した

ガチ弟×兄なので、苦手な方はスルーでお願いします。

お兄ちゃんが、【メス犬『負け犬』】になる所から物語が始まります。
とってもとってもトンデモ話でした。
犬に恋。兄に恋。もう、なんだそれ…な話なんですけど、ニヤニヤと萌えました。

「わかるヤツがわかればいい…」←そんな感じ。そこが良い!

作者の愛がとてもわかる。もふもふ愛が溢れている。それも、犬派限定!!
私は、自分の家に居る雑種を裏返し、確認した。

『チクビを。2個かどうかを。』

私の家の犬は、犬であった。 つ・つまらん・・・と思った事を許してくれ・・・

11

いずれにしても畜生道?

紺野キタ作品に対するイメージはほのぼのでちょっと切なくて優しくて、軽妙さにその切なさを隠すみたいなものがあったのですが、、、
この作品を見た時超驚愕しました!
愉快さの中にブラックをすっかり隠してしまい、お笑いにしてしまうその手腕♪
しかもガチ兄弟だったという、そこに新鮮味を見ました。
今までのソフトな包みこみを極左へ持って行ったような~

仕事はリストラされ、妻は不倫で家を出て行ってしまい、負け犬になったお兄ちゃんが本当の犬になってしまった!?
昼間は犬、夜中は人間として弟と共同生活をするお話。

このお兄ちゃん、身長とか容姿で弟に対してコンプレックスを持ってる。
そしてヘタレなんだけど犬になるとよくしゃべるは気が強いわ、
人生負け犬だけど、犬では負け犬じゃないですw
メス犬になっちゃってるんだけど、他の犬にモテまくり☆(嬉しくないけどねw)
弟に文句いいまくり~♪

弟は元々犬が好きで飼いたかったけど母親が犬嫌いで飼えなかったという過去があり、お兄ちゃんが犬になって嬉しい?
若干天然まとった雰囲気の犬のお兄ちゃんの逐一に喜ぶ姿が罪がなくて健気でかわいいよ(?)
もふもふでキャンキャン吠えまくるお兄ちゃんが可愛くて、だって弟の介助がないと生活できないんだもんね。
それがお兄ちゃん犬が好きからお兄ちゃんが好きにスリ変わっちゃう。

お兄ちゃんが犬になったことで歳もはなれていてあまり本音で話すことがなかった兄弟が、互いの素顔をみることになったきっかけになるのでしょう。
「お父さん犬」にひっかけてお兄ちゃん犬、近所の子供たちに”お父さん”と呼ばれてみたり中には”豆介”とか(笑)
負け犬、メス犬、
などなど、上手くひっかけながら愉快に楽しく展開する作品は、実はガチの禁忌なのにお母さんもかなり大雑把でゆるい性格だったのが幸いし、とっても幸せなハッピーエンンド。
「お犬さまごっこ」で楽しんでくだされ♪

番外編は、負け犬はここにも!?な同類を発見する話。
こっちは本当のお父さん犬。犬になって家族に大事にされてる彼は、負け犬になって幸せなのかも・・・
幸せって人それぞれですね。

そしてそして~!!出ちゃいました【大地のホモサピエンス】
原始人BLですよん♪
モザイクの代わりに黒子執事とか黒子羊など登場させて、セリフは一切なく、
でも面白くて意外にもラストは感動?
ホモの始祖なのかーーー!?とツッコミましたw

萌え×2まではいかないけど、自分的好みの作品v

7

ガチじゃないですか!

タイトルと表紙とあらすじ買いです。
この作家さんは初めてです〜。

最近、どっかの何かでモフモフ系読んでから、、あっねこねこハニーか、、、。
なんか、、、モフモフ系にやられてる私ですが、表紙のホワイト犬がお兄ちゃんということで即買しました。

兄弟、動物物∑(゚Д゚)うっまぁぁぁぁぁいに違いない。

実際、うまかった。てより、見た目どおりコメディでした。
BL的萌えは少ないです。お兄ちゃんが可愛く見えるかもしれない本ってゆう本です。

チビで顔がイマイチでリストラにあって嫁は不倫でまさにどん底のお兄ちゃんは八つ当たりをしにイケメンな弟のうちへいって酔っぱらって寝て起きたらまさに負け犬になっちゃって!???

バカで気だての良い弟と負け犬ライフを送るうちに人間だった時はめったに話もしなかった兄弟に不穏(LOVE)兆候がみられはじめます。

弟はバカだねー(笑)
お兄ちゃんは外見のコンプレックスからか見栄っ張りさんです。あと偉そう、、、。
読んでてニヤニヤしてしまいました。兄弟のラブコメですこれ。
お母さんの理解力もはんぱない(笑)
なんだろ、、、私がBL脳なだけなのか?兄弟が裸で抱き合っていたら普通はガチホモだと思うんだけどね。
この兄弟のお母さんは、子供にえっち見られた親みたいな言い訳を信じる人みたいに、プロレスなんて仲良いわねぇ〜でさらっと消えていきます(笑)
何かとツッコミたくなる一冊です。

表紙はBLにまったく見えないんでいいんですが、通勤じゃ絶対読めないです。ニヤニヤしてまう_| ̄|○

同時収録の

大地のホモサピエンス

_| ̄|○絵だけで表現してんですけどなんか壮大なようで超くだらなくて好き。
モザイク代わりに黒子さんがでてきます。
これってダメBLな気がする(笑)


10

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