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女性おまつ子さん

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貴様と俺 コミック

紺野キタ 

小太郎が飼ってたワンコに激似

とんでも設定、お兄ちゃんが犬化。

いろんな疑惑がありつつ、ガチ兄弟っていうことらしいですが…あまりに似てなくて…(笑)
とはいえ、しっかりイタしているので苦手な方は要注意ですね、兄弟モノ。
私はこれで、兄弟モノがダメだということがわかりました!(笑)
だって、さすがに成人した兄弟は裸じゃれあわないし、はぁはぁしてたらお母さん気付くと思う…。
まぁそこはファンタジーなんで、どうでもいいか。

お兄ちゃんが犬になっちゃった、という話としては笑えるし楽しかったです。

でも別にblじゃなくても良かった気がしました。

夏樹の笑顔がかわいくて、切ない


「リンゴに蜂蜜」続編とのことですが、先にこちらを購入しました。特に問題は無し。
けれど確実にそちらも読みたくなって発狂しそうになるので、同時購入をお薦めします。(電子書籍好きじゃないのです…)

一見チャラそうな後輩コマノと生粋のホモ・夏樹先輩。

押せ押せで猛アピールしてくるコマノに「好きじゃない」と口にしたことで、自分で自分の本当の気持ちに気付いてしまった夏樹。
嘘つきはコマノではなく夏樹だった。

コマノは夏樹の顔が超好きだと言う。もちろんそれだけではないけど、夏樹が男の身体でも好きだと言う。
でも夏樹は違うのだ。顔が好きでもその人が女性の身体であれば、恋愛できないんだと思う。
それが夏樹にとってコマノが「宇宙人」である証なんだろうなぁ。

でも結局異性も同性も他者であることには違いないから、ある意味みんな宇宙人相手にしてるんだよね。それが恋愛なんだと思う。
私は異性としか恋愛したことないですが、夏樹に共感できる部分はすごくありました。

理解出来なくて不安で信用できなくて疑って、全部を知りたくなる。


夏樹が吐露する場面が痛いです。
「どうしたら男に相手してもらえるのか」を小さな時から考えて続けて生きてきた夏樹の初恋(と、私は認識してます)が、コマノのような人で本当によかった。
ちゃんと夏樹の内面と真正面から恋愛してくれる人で、よかった。




そして私自身、この二人に出逢えてよかった。
文句なしの神作品です。

読んでる時の自分を誰にも見られたくない

もうね、ニヤニヤが止まりませんでしたよ。
キヨとイノが会話をするまでの距離感にワクワクドキドキ…。たまんねぇなオイ、甘酸っぱいなにーちゃん達、と完全に変質者の視点で楽しませていただきました。ごちそう様です。


毎日電車で乗り合わせるだけの他校生同士キヨとイノ。
ある時イノが寝過ごしたキヨを起こそうとすることがきっかけとなり少しずつお話が進みます。

今どきの高校生ってこんなに真面目なのかしら?皆勤賞とか狙うの?エライなぁ。
イノも男子高校生にしてはソフトなしゃべり方でかわいらしい。

絵柄はあっさりめで私好みでした。
特にデフォルメの描き方がどこかシュールでおもしろくて好き(笑)
マニアックなこというと、足の描き方がすごくいい。
男の子らしいひょろっとしていて膝が真っ直ぐ前見てない感じ…。
あれ、私だけ?(笑)


イノが告白したあとの二人のやり取りがのたうち回る位かわいいのです。
「男の子」から脱皮しきれていないからこその拙い言葉のキャッチボールが、汚れた私の脳内を浄化してくれました(笑)

あんまり学生ものって読まないのですが、これは当たりました。ていうか高校生でなくてはこんなにギュッと心臓を掴まれなかった。

デビュー作品とのことなので、次回作にも期待大です。
欲を言えば次は働く男達の話など…

真昼の恋 コミック

草間さかえ 

はじめくんの「ガーン!」な顔がたまらなく可愛い


草間さんって、絵のテイストが独特だけど、背景もご自身で描かれてるんですかね?同じタッチの線だし。だからこそ世界観に入り込めるんですけど、これがアシスタントさんだったら、その技術に拍手 !


もーまひるさん素敵です。仕事が出来る受け大好き。
しかもその原動力はナイスミドルな上司への恋心って、どんだけ可愛いのですか!

はじめくんは本当にいいヘタレわんこ攻め(笑)
とにかく可愛い。のに腕のいい職人なんて!軽トラを運転してるのがツボ。かっこいー!かわいー!

ストーリーをお仕事に焦点当てて、それをうまく二人の恋に組み込んでいるので全くとっちらかった感は無く、むしろ仕事と恋愛をうまくバランス取れている出来る男達のお話、といった印象。(でもその出来る男具合が押し付けがましくないのがさすが!)

五十嵐さんもかなりいい味出してます。上司にしたいNo.1。そりゃ好きになっちゃいますって。
でもそれを「ファザコンの延長」ときちんと自分で理解しているまひるさん。
でもそれが逆にはじめくんにどうにもならない嫉妬を生ませることに(笑)
だってそれはなかなか超えられないよー、元彼って方がまだやり方がありそう。

そして描き下ろしの「三度目の夏」。うまくいってるんだねぇ。なんだかはじめくんが男らしくなってる?まひるさんの美しさもまた一段と…。

まひるさんのお父様になんとか交際を認めてもらおうと何度も訪問する二人ですが、恐らく緊張のあまりどエライ発言してしまうまひるさんに笑わせてもらいました。
そりゃ「がちゃーん!」てなるわ!

でもこのコメディ加減が、はじめくんの工場でカミングアウトした時のことを語ったまひるさんのどこか冷たく、淡々とした表情を思い起こさせてホロリときました。
よかったね、やっぱり親子はお互いが歩み寄れば解りあえる。
いやまだ時間がかかりそうだけど(笑)

草間さん本、集めたくなりました!

ラブカフェモカ コミック

嶋二 

私はカフェモカよりカフェオレ派ですが


同人作家さんだと思ってました!失礼しました!


こういう出逢いってあったらいいなぁと思ってしまう私は中二病ってやつでしょうか?(笑)
だって行き付けのカフェのイケメンウェイターと…なんて、ねぇ?いやそれは一郎くんの美貌あっての話だってことは充分承知しておりますが。(あ、見も蓋もないこと言った?)

冒頭の通り某同人作品をお見かけしたので、受けの一郎くんが同人作品の方の攻め(!)とダブって見えてしまう…

まぁそれは置いといて、自由奔放でエロモンがビーム噴射されているような受けに翻弄され、でもやっぱり彼が好きで仕方ない攻め・藤くん。

終始ほんわかあまーい、まさにカフェモカのような味わいで進むお話ですが、エロもしっかり描かれています。

中でも注目はこたつエロ。昭和アイテム・こたつであら不思議、エロに磨きがかかります。
いいなー隣人さんになって文句言いたくなる位聞きたいよ、あの声を!

でもちょっと気になったのは一郎くん、もうちょっとしっかりしてもよくない?と思ってしまいました(笑)
お坊っちゃまくん前提だからでしょうけど、私は年上男前受けが好きなのでもっと年上感を出してくれたらよかったかも。セリフとかがねー、ちょっと幼い。


嶋二さん、経歴などは調べてませんがデビューされてそんなには経ってなさそう?若干不安定な絵の中、ドキッとするようなセクシーな表情があったりするので、これからにも期待できそうですね。

ただの「好き」ほど無敵なものはなし


秀良子さんの描くサブカルっぽい男の子が大好物な私。
百瀬いいです。好きなものが例えみんなに理解されなくても、構わない。それはそのものに対しての熱い想いなんかではなく、きっと本当にただ「好き」なだけ。
理由というものは自分を守ったり、相手を責めたりすることが多いと思う。
だからこそ、損得のない百瀬の「好き」「かわいい」は大きな意味を持つのかもしれない。その時の八代にとって、だけど。



八代はきっと、女の子っぽい子だったんじゃないかなぁと思う。周りに気づかれない程度に。
だって一般的男子高校生はきっと制服の仕立てとか素材などまず気にしないし、服にシワがあったってどーでもいーし、部屋はそんなに綺麗じゃない。はず。(偏見?笑)

顔の造り同様に、繊細で丁寧な八代の心が百瀬のおっきなハートで包みこまれていく過程にキュンとしっぱなしでした。

だってもうコマの流れがまず切ない。八代が女子服に顔を埋めるとか。キスまでの間隔とか。百瀬にがっつかれて怖じ気づく八代の言葉達とか。最後に宇田川町で待ち合わせする二人の空気とか。

すごいなぁ…秀良子さん…。
と思わず呟きたくなる作品でした。

最後のボーナストラックの八代にはもう一歩踏み出して実践してほしかったなぁ(笑)
今のままのシンプルでラフな百瀬スタイルもかっこいいけど、モードにコレクションファッションぽいのを着こなして八代がメロメロになっちゃうをのも見たかった。

やっぱりスーツが好き。


発売日に書店でゲット!
表紙が良いですね。美しい。紙質も好き(笑)

正直いうと、ヨネダコウさんの絵は好みじゃないのです。
でも矢代は好みなのです。どういうことでしょう(笑)
あのヌメッとした目、スーツのジャケットを脱いだベスト越しの撫で肩具合、ものすごい色気を感じます。

まず私はヤクザといえば、竹内〇などVシネ的なビジュアルを想像してしまうのですが、矢代は違う。
もちろんあからさまなザ・ジャパニーズマフィアはたくさん登場しますが、その中で矢代はネクタイをきちんと締め、ジャケットのポケットにハンカチ、という紳士的な装い。いや実際のビジネスマンのスタイルでは決してないけど、そこはやはりヤクザだから萌える。

義理父から性的虐待を受け続け、ゲイではないけれど男性とのセックス依存性気味である矢代と、父から妹への性的虐待を知り、不能になった百目鬼。
似通っていて実は全く異なる境遇の二人。
二人がどのようにして自分の過去と向き合っていくのか、どんな想いでお互いを必要としあうのか。

他にも矢代と影山は!矢代と平田さんは!矢代と竜崎は!など気になることはたくさんありますが、(基本矢代贔屓な私)とにもかくにもまだ一巻。
様々な伏線がどう繋がっていくのか。
非常に楽しみにしております。

受けはいくつなの…?

初レビューです。

腰乃さん、初読みです。
評価が高い作家さんだったし、私の好きなヘタレ攻×年上受を多く描かれているのもあり、書店で目についたこちらを購入。

オカマ口調なゲイ攻め、というBL出戻りな私(10年以上のブランクの末)にはちょっとハードル高め?かと思ってましたが、全く気にならず。というかもうちょっとオカマっぽかった方がパンチがあったかも。ギャップ萌えまでには至らず。

一方、真面目・堅物・女に振られたばかりの傷心?のおじさんの受け。年齢に関することはたぶん描かれてないですが、私にはアラフォー辺りの雰囲気に見えました。しかも結構枯れてる感じに…(笑)

グイグイ来る若者攻めくんに徐々にほだされ、結果彼に落ち着いちゃう受けさまなのですが、基本的に王道をいくお話なように感じました。
恋は理由があってするものじゃないんだなぁ、と。
まぁあんなに至れり尽くせり構われたらこれもアリかなぁって思うかも(笑)

ただ致命的な問題は、とにかく絵柄が苦手…。うすうす感じてはいたんですが、表紙のこざっぱりした印象と実際のコマ割りの中とではかなりの差がありました、個人的には。

収録されてる「名前で読んで下さい」(純情高校生×見た目清楚なビッチリーマン)の方が好みでした。笑えます。あとこちらの方が絵がすっきり見えました。