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子持ち絵本作家と寡黙な青年の年の差ラブ
aoi kaze no fuku machi de
ノンケ同士、年の差、健気でちょっと大型ワンコを思わせる年下の颯が私の好みと合っていました。
主人公2人ともノンケというのもあるかもしれませんが、男前な性格と言うのもいい。
青生は過去に悲しい経験があるのですが、それの描かれ方が重すぎない所も良かったと思います。
青生の娘の咲ちゃんも登場しますが、なかなかしっかりした可愛い女の子でした。
本編も萌えたシーンがいくつかあったのですが、描き下ろしも良かったです。
6年後の2人と大きくなった咲ちゃんが相変わらず仲良くしてるのがとても幸せそうでした。
オッパイをドアップで舐めてるシーンが無駄にエロかった件w
久しぶりな新井作品だなーと読み始めた今作。
引っ越してきた先の麗しの未亡人?!
なお話なのでありますが、娘ちゃん含め
ほのぼのな展開がすごく良かった。
妻を事故で亡くし、本来の絵がかけなくなってしまっていたものがー
な展開には思わずホロリ
冒頭でオッパイオッパイ言っておりますが
個人的にはストーリーに評価上げたい作品でございました。
好青年×ゆるそーなな掛け算がまたバランスよくて好き。
何年たってもラブラブな画もまたいいですよねw
あとはリバ!
鉄壁のケツなんぞ必要ないのですw
好きだから受け入れる。そんな二人の関係がすごく良いなと
思うのでした。
料理ができる男前、宇田川颯と外見から想像できない絵本作家の錦戸青生の物語
青生が通う食堂に、颯がお手伝いでやって来ます
母子家庭育ちの楓は、娘を持つ青生を見て最初は”父親”という存在への憧れもあり、近づいていきます
いつも明るく振舞う青生にもつらい過去が その事を知った楓の心にも変化が
青生復活劇は男前、楓の立ち回りによりハッピーエンドを迎えるのです
いいお話だし楓が攻めでもと個人的に思っていたら、なんとリバ!(苦手な方は注意)
思わず先生ありがとうと心で言ってしまいました
男前で黒髪受け言うことなし キター そして青生の濡れ場発言がエロイ(笑) この時の為の外見なのかと思いました
6年後、青生の娘の恋人、蒼太も交えての食事での、青生の発言にはさすがに、、、
でしたが全体的には心温まるお話でした
物語は夏ですが、最初のページにある、冬服のカラー挿絵がとっても素敵です
爽やかで家事スキル万能な好青年颯と妻に先立たれた男やもめ青生のお話し。
青生の飄々とした人の良さがあまりに自然で周りとの良好な関係がとても暖かくて和みます。
父親として頑張ってる姿や、娘咲の元気さが、ページが進む程切ない。
青生が青生であるものが娘咲だけだったのに、颯と関わっていくことで一度捨てた(感情だったり、仕事だったり)を再び手にして前に進んでいく。
とても心のこもったお話でした。
「Wお父さん」と彼氏に紹介できる咲の竹を割ったような性格で、その後の毎日のあり方が知れるというもの。
あとはただただ気になるのは順番だけ(笑)
二人のいちゃいちゃがとてもエロくて順調に交互なんだ!!と思われてソワソワしました。
愛する妻を事故で失いながらも、残された子供と二人逞しく生きているように見えて
実は全然妻を失った悲しみから抜け出せていない元有名画家で絵本作家の青生と
青生の行きつけの昔ながらの食堂でバイトする事になった楓とのラブ。
二人は10才も違うのに歳の差を感じさせない、それは青生が明るくて妙に元気で
男で一人で子育てしているのに暗さが全然なく、子供とも親子と言うより兄弟に
見えてしまうのですが、楓は若いのに、子供の頃に父親が出て行ったことも有り、
幼い妹達の世話をするようになり、必然的にしっかりもののお兄ちゃん&お母さん
みたいな感じで落ち着いているからなんです。
そんな楓が青生親子と親しくなるうちに亡き妻の存在を消化しきれていない
青生の空虚な心に気がつき、意外に荒療治的な行動を起こしたり、
そうかと思えば二人の関係がリバものになったりと読みどころ沢山なのです。
青生の亡き妻の故郷である青森に出向き、娘の咲ちゃんが生まれた時の記念であり
悲しみでもあった作品を見た後の青生と咲ちゃんの姿にウルウルしちゃいます。
とってもいいもの読んだ満足感がある作品でした。
新井サチさんの本を読むのは二冊目。
『背徳の指先』でのリバがとても自然で良くて、
(ご本人も、あとがきでリバ好きを自認されてました♪)
いつか長めの話で、リバもの書いて下さらないかな~と思っていたので、
こんなに早く読めるなんて、うれしいです♪♪
陽気でマイペースな、やもめの絵本作家・青生(34)と、
オカン気質でまじめなバイト青年・颯(24)。
小さな街で出会った二人が、ともに空虚さを埋め合うように惹かれ合い、
青生の小学生の娘と三人で、あたたかな家族になるハートフルな物語です。
幼いころ父に蒸発され、『父親』という存在に憧れる颯。
娘を大事に大事に育てている青生への憧れが
『好き』という気持ちに変わる流れがとても自然でした。
それに対して・・・青生は?
颯のおかげで、妻の死後初めて泣けて、もう一度絵筆をとる勇気がもてた。
それは大きなことだけど、恋愛感情とは結びつくのか。
ノンケ同士の二人が、身体の関係になるのが早い感じはしました。
それから6年後~で、
二人の仕事がいきなり順風満帆になっているのも唐突で、リアリティに欠けるかな。
でも、リバは良かった♪
攻防戦のようなギスギスした空気はなく、
ごく自然に、交代で愛し合うような、優しいリバでした。
一回目は、年下攻らしい激しさが、
二回目は、青生の大人の余裕が炸裂して、どっちも萌え~v
で、颯をイイ子イイ子~しながら抱いたあと
「嫁になれ」ってプロポーズする青生♪
これ、攻めた後だから、余計カッコよさが引き立つ。
やっぱリバップルいいな~と思った瞬間でした。
あと、娘がカワイイ!
物分かりのよすぎる、作られた子供像でなく、
リアルにいそうな等身大のカワイさでした。
小学生のころの颯への片想いも、
高校生になって彼氏を父親二人に紹介する態度も、すごく微笑ましい。
構想8年のお話だけあって、
仲の良い家族の姿と、それがこれからも続いていく幸せな未来も感じさせ、
心が温かくなる一冊でした。
新井サチさんの本は初読みですが、
あとがきによると、
新井さんがBLのお仕事をし始めの頃から描きたかったお話で、
長い年月ねかせておいたものだそうです。
そういう意味では初めての1冊にもってこいだったかも☆
ちょっと目が離れたヒラメ顔の顔は、
正直あまり好みではないのですが(すみません…)、
キャラの活き活きとした表情に、時々ドキッとさせられたり、
略絵とのギャップが可笑しかったりで、不思議と惹きつけられる絵でした。
24歳の苦労人で真面目な青年(攻め)が、ある街に引っ越してきて、
妻を亡くして娘とふたりで暮らしている10才年上の絵本作家の男と出会い、
心を通わせ過去を乗り越え家族になっていく…そんな温かなお話でした。
年上の(34歳)絵本作家(受け)が、
軽めで明るく、でも生活能力はなく、でも傷ついた脆い部分も見え隠れして…と、
気になるのも分かるなぁ~というタイプの人で、いいキャラでした☆
で、
年下攻めの健気さと包容力とで過去を乗り越えたら、
急に受けの男前度が上がって(年上パワー発揮?)、
「ヤらせてやったんだから、ヤらせろよ」と攻めに転じてリバ♪
事後は、
次は(受け攻め)順番?みたいな会話があったりして、とても素敵CPでした~☆
ちょっと、
受けの画家としての経歴が(若くし世界中で絵が飛ぶように売れて…とか)、
あまりに現実味がないような…と思ってしまって、少し残念感も。
反対に、
受けの娘が攻めに恋心を持っちゃうとことか、それゆえの反応とかは、
すごくありそうだしカワイイしで、とても好きだな~と思いました。
そんな娘が高校生になって彼氏ができて~という6年後まで見れて、
なかなか満足感のある1冊でした。
(でも攻めの七三ぽいあの髪型はどうだろうか…w)
本の帯「たどり着いた街で出会ったのはなぜだか目の離せない年上のひと」
そして裏書きの文「大切な人を亡くした悲しみからの再生を描く感動ストーリー」
この物語の概要は、もうこれだけで充分でしょう。
お世話になった食堂へ挨拶に来た時に颯が出会った、妻を亡くした絵本の絵を描いている子持ちの男性・青生。
颯の父親は彼が幼い時に家を出て行ってしまったから、父親というものがよくわからないのだけど、青生とその娘・咲のまるで兄弟のような関係を見ていてそれにあこがれ、そして青生に興味がわくのです。
そして普段やんちゃに楽しそうにしている青生が抱える亡くなった妻への想いを見て、それはだんだんと青生への好きという感情へ発展していくのです。
青生がとても気になる人物に描かれています。
子供の前では明るくしているけど、ふと見せる表情はとても深刻で。
本当は海外で高く評価される売れっ子の画家だったのが、妻の茜を亡くしたことで筆を折ってしまった。
そして茜にそっくりな咲を生きがいにして、もうそれだけでいいっていう感じがするのです。
そこまで触れられているわけではないのですが、同じ美大生で学生結婚をして、絵を描くということは妻との共同作業であり二人の作品だったのかな、と。
そして亡くなってからは絵本の挿絵ということで、最低限の生活のための絵だけになってしまった。
昔のような絵を描かないということは、茜が亡くなった時点で青生が立ち止まってしまって想いを閉じ込めているような風に見えたのです。
だから、青生を好きになった颯がそこから前進させてあげたいと願ったのかなと思われました。
強引に茜の実家のある青森へ、青生の絵の展覧会へ連れて行き、茜が事故でなくなった原因の青森まで運ぶはずだった絵と対面させることで、閉じ込めた想いを解放させてあげようとする、その時の青生の泪がとても印象的。
帰ってきて、今までの絵を閉じ込めたアトリエの窓を開けるシーンがとても象徴的でした。
颯は真っ直ぐで前向きで、とてもいい年下の男だと思いますが、
青生も心に抱えていたものがあったとはいえ、基本男前だったと思われます。
それがリバ♪になって現れた時はドキワクしちゃいました☆
青森の浅虫温泉では颯が攻め。
帰ってきて、颯のアパートを訪れた青生ってば「ヤられっぱなしっての腑におちないんだよね」とにっこり笑って・・・
二人とも攻めっぽい感じを持っているけど、決して攻め攻め攻防とかそんなではなくリバがとても自然な組み合わせな気がします(二人とも受けの時は色っぽいし♪)
そして最後には颯に嫁に来いですから(笑)
新井作品らしい、温かさと思いやりと人情に溢れたほっこりする新しい家族を作る物語は
作者さんが今まで書きたかったものをやっと作品にできたと言われる通りに、とてもいい作品でした。
描き下ろしの6年後、短髪だった颯がスーツ着た髪を伸ばした姿になっているのに驚きました♪
咲ちゃんは颯に失恋したわけですが、何気に颯似の恋人を連れて来ていて、そしておおらかで楽しい家族を作れていることにまたほっこりさせられたのでした。