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canna
創刊した当初岡田屋作品目当てでしばらく買っていたのですが、全てが草食系のものばかりでエロが一切なく(小説は別)色々おもうところあって辞めちゃってたのです。
しかし、廃刊することなく毎月コンスタントに出てもう30号、そして最近はとみに分厚くなってすごいボリューム!22作品も載ってるんです!
今回、山田2丁目さんの狼さん、カサイウカさんの百鬼カントク番外編と、へび子さんの短編があるというので思いきって購入してみたというわけです。
それに最近のCannaコミックは良作や気になる作家さんが多いですしね♪
…で、久々に見てどうだったかというと、バラエティに富んでおり、以前と思うと数段よくなってました。
何より作家ラインナップが、単行本を見てかなり注目した作家さんがズラリ☆
ひょっとすると、すごく贅沢な本なんじゃないんだろうか?と。
連載中のモノや、続きモノなどは前後がわからないので、今回は読み切りプチ特集と、気になった作品をピックアップします。
特集<お花ちゃん>で掲載があったのは
◆小嶋ララ子さん『僕は君と一緒に』
主人公の恋人は人が良く優しくとてもモテるのだが、それが女性の勘違いを呼んで何股もかけているみたいになってる。でも恋人は主人公だけだよと言う。
そんな彼からお花が突然溢れだし~どうやら彼に振られたオカマのミドリさんが呪いをかけたせいだと!?
しかし、主人公も、自分が本当に一番で愛されているのか自信がなくミドリさんと同じかもしれないと思っていると言う、甘いのにちょっと痛さを感じるお話。
◆羽生山へび子さん『花咲ける氣士道』
ヤンキーですよ♪しかも超面白い!!
ナルシストヤンキー・アニキと舎弟のタカのコンビ♪
一体何が「お花」なのかと思ったら、このアニキがお花で、タカがお花栽培係(爆)
アニキ、久須高のポンパドール夫人って一体何じゃ?って思ったらリーゼントですよ(笑)
強いのかと思ったら、変な理論が♪アニキが負けたら魅力的すぎてケツが狙われて、拒む自信がないから勝つしかない!・・・?それを煽ってるのがタカなんですよw
で、そのライバルとなるのはリュウジなんだけど、ほんとうはアニキと幼馴染で昔みたいに仲良くしたいだけなのに、タカのせいでwww
よく解説できないので、これは呼んで笑って欲しい。
たった6Pのショートなのに、この濃さ!!!誌面の中でも超ディープですよん♪ヤンキーさいこー!!!
◆さのふゆこ著・つくも号画『キンギョソウの恋』
つくも号さんの絵、久々に見たのですが洗練されてます。漫画かと思ったら小説で扉絵のみでした。
派遣切りに合い、同時に彼女に振られた27歳が後援でやけ酒を飲んでいる時現れた花の精と名乗る青年。
朝になると消えちゃうからと、彼に乗りかかる青年とセックスしてしまうのですが、その青年は朝になっても消えていなくて。
これも、いつか加筆修正して単行本になる日がくるのでしょうか?
◆くもさん『お花王子』
同級生のあだ名は”お花王子”女子がふざけていっているだけだろ?というと、「枯れなかったらお前の秘密を1個教えて」
そして見事、息を吹き返した植物に、同級生・お花王子は、先に自分の秘密をと告白をするのだが♪
たった2Pですが、ほんわかほのぼの。くもさんらしい短編でした。
◆井上ナヲさん『君のとなり空いてますか?』
これ、番外編ってなっているので本編があるのかな?
主人公高校生のご近所さんがフラフラしていると高校生に説教される話だが、この御近所さんが頭に花が咲いているような人、という意味に違いない(爆)
見たかった番外編
◆『狼さん、好みの形はなんですか』
ヤンキーの中間も卒業・就職を迎えて髪型を変えようと考えているんです。
津田はハゲの家系だとか、中間の家系は大丈夫とか、愉快なやり取りの最中、さりげな~く、彼等の未来を約束するような言葉が♪
「将来お前がハゲたときゃ俺が一緒に合う髪型考えてやるって」
きっと無意識の言葉だと思うけど、津田は嬉しくて~♪
彼等なりのラブ甘でした☆
◆『百企画、とある一日』
相変わらずの百企画の毎日なんですが、そこで思いがけない四ツ森の才能が!
彼の卒業論文は、百鬼賛歌で誰の評価もらえなかったのですが、小説というかエッセイに文才があるとロクさんもヒフミさんも。
で、百鬼に見てもらおうとするのですが無視されて、、、でもこっそり添削して褒めてあったのです。
百鬼、本編で愛情ちょっと薄いな~とは思ったのですが、ツンデレ確定です!
それなりに彼等はラブいのでした。
他気になった作品
◆黒沢要さん『ユレカ』ヴァンパイヤものでシリーズなんですね。この作家さん絵がいいのですが、雰囲気もあって単行本が楽しみ☆
◆吉田ゆうこさん『いとしの未来くん』単行本【悪玉】のちょい痛い作品が印象的だった作家さんですが、やはりこれも痛さが!先がとてもきになるのです!
◆青井秋さん『百年結晶目録』今月【ステラリウム】が発売になりますが、そこの世界観ととても似ている鉱物を食べる青年のお話
◆朝田ねむいさん『波の音がきこえる』初見の作家さんですが、一見雑そうな線が見せるストーリーがとても秀逸。失恋すると傑作が描ける作家と編集の話。
他にも安定の萌えを提供してくれる玖琥ハヤテさんや青山十三さん作品など、あれもこれもと欲張って書ききれません!充実の1冊で、見直しました。
また買いはじめようかな~w