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getsuyoubi no maria
月曜日的玛莉亚
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「2階のマリア」の続編なのですが、続編と気がつかず単発でも楽しめるかと
思っていたら、全然理解不能状態になりました(笑)
それでも前作のあらすじとレビューを参考にしての続編からのスタート。
リーマンと高校生の話で高校生の諦めの悪い片思いに大人が振り回されて、
相手は子供と思っていても一途な思いを向けられ気がつけば高校生相手に
本気で好きになっているストーリー。
光くんの諦めない気持ちが丸谷さんにいつの間にか心に浸透していたみたいでしたね。
それに可愛いワンコのフリして中身はきっと猛獣だと思える光くん。
是非成長して大人になった姿を見てみたいと思いました。
九条さんの本ってそこまで面白い!て感じじゃないのですが、なぜか何回も読み返したくなる、自分にとってスルメ的な作家さんです。
2世帯シェアハウスの1階と2階に住む大家のマリアと高校生・光の歳の差ラブストーリーの続編ですが、前回から互いに気にしてるのはわかるのに相変わらず展開が非常にスローです。
もっとガツガツすすめてくれてもいいのになあ~。
同作者さんの「忘れたい男」の丸谷と渡部が出てきます。
マリアの名字の丸谷って、「忘れたい男」の主人公と同じ名前だけど前巻で何の説明もなかったのでまさか偶然同じ名前というわけないような…?と思ったら従兄弟だったようで。すっきりしました。
でも「忘れたい男」のその後というより少し前にあたる話らしいのでちょっと残念。
丸谷と渡部ってずっとケンカしてるイメージでそのまま終わってたので、ちゃんと仲直りしてるところを見たかったんですが…。
しかし「俺の事はいくら傷つけてもいいから」ってなかなか、ノンケがゲイに対して言えないセリフだと思います。
・・・て忘れたい男の話になってしまったけど、メインのマリアと光はなかなかじれったいものの大きな波乱もなくまとまって1巻よりは物足りない気がしました。
結局ベッドではどっちがどっちかわからないまま。
マリアが押し倒されてるけどマリアも「光を押し倒したい」って願望が出ていたので果たしてどうなったんでしょう。
今は体格差があるので曖昧なのかもしれませんが、もっと成長して体格差がなくなったあたりの2人も見てみたいです。
年下攻めだと大型わんこ系はよく見るのですが、小柄な可愛い系わんこって自分の知るカテゴリーの中では珍しくて楽しめた作品でした。
光が、子供なのにマリアを大事に扱うところも萌えてしまった。
子犬に見えて実は狼…な年下攻めが楽しめる作品です。
『2階のマリア』の続きです。
親が単身赴任することになり1階で預かることになった高校生の光が、大家である年上の会社員・丸谷を好きになるのですが、、、というお話。
着地地点は見えているのです。光と丸谷が恋人になる。
光に好意はあることはもうすでに解っていることなので、丸谷がどうするか?です。
この2巻は、もうすでに丸谷は光に気持ちが向いているんだけど、どうしようか迷って迷って決め切れないでいるという状態を描いているのです。
丸谷に好意がありそうで迫っていた後輩の高崎が、アテ馬らしい働きをするかと思えば・・・!!
あらら~フェードアウトしちゃった(汗)
もう丸谷には後輩が好きになるということはないと、彼はわかっていたの?それとも好きだから尊重したの?状態。
丸谷の父親に関するトラウマも前の巻では光と接近させるために大きな役割を持っていましたが、ここではもうすでに克服したような?
という具合に、丸谷の決断を待つばかり状態。
で、何が決め手だったかというともうこれは些細な日常一緒に暮らすことと、その中で光がまっすぐ向けてくる好意を嬉しく思ったりかわいいと思ったりと、それしかないのです。
若干、もう出ているはずの答えを決断できない丸谷のグルグルだけで終わってしまった為に肩すかし感があります。
光は安定の光でしたしw
丸谷の従兄の聡を登場させたのは、『忘れたい男』の宣伝か(笑)
間違いなく光が攻め設定だと思うのですが、せめて描き下ろしで大学生になって丸谷より大きくなった光が丸谷を溺愛してベッドから出さないくらいの甘い番外があったら、ちょっと評価を見直してもよかったのにな~と思うのです。
少し波瀾を期待していたものが、うまく大人しくおさまってしまい、一人の気持ちの踏ん切りだけでこの巻が進行してしまった為に若干の拍子抜けが否めなかったのです。
誠実なお話ではありましたし、一途に思う高校生は健気でしたし、主人公の会社員も仕事もできる人の良い男でしたし、好感が持てる人ばかりだっただけに、何かちょっとしたヤマが欲しかったな~と思うのです。
いいところで続いて光がガンガン押していくのかーと思いきや、新たなる人物の登場です。『忘れたい男』に出ていた方の丸谷です!なんで同じ名字?顔も性格も違うじゃんと思っていたので、やっとスッキリしました。マリアはあの丸谷のいとこだったんですね。渡部とケンカしてマリアの家に逃げて来たようですが、あとがきによると渡部と付き合う前のお話のようです。だけど私は付き合った後の出来事だと思って読んでいました。あれからも色々あったけど、続いているんだなと思えて嬉しかったんです。
さて、メインカップルの光×マリアですが、相変わらずもどかしく進みます。マリアを好きな後輩たちのこととか、マリアの亡くなった父親の話を絡めつつ、いとこの丸谷のエピソードもあり、ちょっと散漫になってしまったうえ、肝心の光とのベッドシーンはぼかして描かれてしまったので、寸止めされた気分です~(>_<)伏線はほどほどに肝心なところをもっとガツンと描いて欲しかった。結局のところ、受け攻めに関しては謎のままです!いっそリバまで描いてくれたらよかったのにと思ってしまいました。
九条先生は絵がとても綺麗で丁寧なストーリーを描かれるのですが、あと1歩がいつも足りない気がします。Aメロ、Bメロがとても素敵なのにサビのない歌みたいで、そこが本当に残念です。