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hakui no kyouhansha
「描き下ろし番外編は尿道責め!!」
との煽り文句に期待すると・・・ちょっとガッカリしてしまいます(つд⊂)
攻の台詞で「(尿道カテーテルと腸内洗浄と媚薬)どれがいい?」とあるだけで
どれも実行されない上に夢オチです・・・
それはおいといて、
収録作は医者×医者、アラブ物の2本。
(『灼熱の王』という作品の番外編2頁ショートもあります)
二作とも、ミステリアスで色っぽい雰囲気はとても良いのですが・・・
「結局何がどうなったの?」と言いたくなるフワッとしたストーリーでした(-_-;)
特に表題作は
攻の正体も、病院乗っ取り計画の顛末も
まァそのうちね☆で終わってしまうのが・・・アリなのかなこれ??
何かよく分かりませんが、気がつけば受をモノにし、そのうち病院も手に入れそうな
攻の勢いはすごいな~~って感じでした。
話はフワッとしていても、エロ面でこれは!というものがあったら良かったのですが
顔射や座薬/宝石挿入など色んなことをやっている割に
とても上品に、淡々と場面が流れていってちょーっと物足りませんでした。
よかったのは
攻・受ともに男らしい体格と、
傲慢×ツンデレのやり取りの可愛さくらいかな~
絵や雰囲気は好きなので、エロかストーリー面でもう一つ何かあったら
自分のなかでグンと萌え度が上がりそうな作家さんです(何から目線でスミマセン)。
謎めいた優秀な天才脳外科医と麻酔科医の強姦と脅しから始まるストーリー。
既刊「灼熱の王」の番外編も入って、表題作品とb-boy鬼畜アラブ特集に
収録されていた「漆黒の王」と両作品の番外編がそれぞれ読める1冊でした。
病院の乗っ取りを背景にした医者×医者のシリアスな雰囲気の中にも甘さのある話、
地方病院、麻酔科の医師である受け役の久我は病院医院長の娘と付き合っていたが、
新しく中央からやって来た天才脳外科医と娘を結婚させる予定だと言う理由で
娘と別れさせられる。
しかし、久我は付き合ってくれと言われて付き合うような受動的な男で、
別れる事になっても別に何でもない感じだったみたいなのですが、
赴任してきた小田切に医院長の娘と別れなければ・・・と言うセリフで強姦され脅される。
そして、久我は小田切の病院乗っ取りの名前だけ共犯者になるようです。
名前だけと言うのはあまりにも小田切の事を何一つ知らないからで、
乗っ取りと言う不穏な思惑だけは知っていて、それを黙っている事が共犯かも。
簡単に言えば何かあくどい匂いがあるのかもと思える医院長一族から久我を守る為
強姦し脅して自分の側に居させる、鬼畜な愛情を感じます。
そして久我は流されるように小田切の側で毎回いいように抱かれるのですが、
はっきりした好き嫌いの言葉は無いけれど、小田切の久我に対する執着めいた愛を
ヒシヒシ感じるし、流されているだけに見える久我も小田切に惹かれているけど
そのことを認めたくないって意地っ張りな感じでした。
内容的には小田切の企みはどうなるのかとか医院長は結局どうなって桜の木は
花を咲かせるのかとか色々気になる事が多くて先が気になってしまう内容でした。
実はここで暴露すると、東野海さんと東野裕さんと間違えて買った本、2冊目です(汗)
もうこなると開き直ります(笑)
さて、この作家さんいかにもシチュ萌えが的確な、アンソロ掲載っぽい割とタイプが似通った、傲慢俺様とツンデレっぽい受けという組み合わせが、雰囲気系で展開されることがほとんどのような気がしています。
今作もそうでした。
小説の挿絵ではずっとお目にかかっていたせいか、その辺りの小説をコミカライズしたっぽい印象も受けます。
【白衣の共犯者】
病院院長の娘に惚れられてつきあっていた麻酔科医が、新たにやってきた脳外科医により、付き合いを破談にされ、そして執着されてモノにされる。
欲しいものは着実に手に入れて行く脳外科医と、流されながらも反抗しながらも彼にほだされていく麻酔科医という、
脳外科医の計画を知る共犯者となるという、サスペンスタッチだが実は甘い作品。
傲慢といっても全然嫌味じゃないです。
ストーリー展開というよりやはり、その雰囲気を味わう作品でしょう。
むしろ番外の【白衣の欲求】で脳外科医の執着と、天然風味を見せる麻酔科医のやりとりが、いかにも病院らしい選択肢(尿道カテーテル・腸内洗浄・媚薬)を出して悩ませるあたりがとっても面白いです。
本編中にシリアスに出されるより、お笑いネタにしたほうが楽しいですね♪
ちなみに自分的に全部好きです☆
【漆黒の王】
母親の遺骨の返却を盾にアラブの国からイエローダイヤをすり替えて本物を持ってくるように父親に命令された斎。
王のファラクに気に入られ(?)体を奪われる・・・という一見シリアスを見せながら
この斎がメゲない強気のツンデレでいるので、やはりファラクの傲慢ぶりがソフトに見える。
もう何度も本物のイエローダイヤを盗みに入るものがあるから慣れっこになってしまってる王。
ダイヤを入れたり、パールを入れたりしているが、パールって粒が小さいから全部とりだせるのかな?とか心配になってみたり(笑)それは目の薬としてということは、取り出したのを洗って粉末にしてクスリとして後で王が飲むのかな?とか思ったら、思わずニヤニヤしてしまったという!?
黒髪長髪・隻眼・オッドアイという作者さんの好み全開キャラだったのではないかな?
彼の為に物語を作ったって、そんな感じがします。