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無邪気で鬼畜な大学生×色気溢れる予備校講師の表題作ほか、純なヤンキーの初恋など甘くて少しほろ苦い男子たちの恋物語。
aokute katai
独特な雰囲気感がとても好きな作家さん。
今回の短編集は、どの作品もちょっぴり胸が痛かったり、切なかったり、甘かったり、でもそのさりげないキュンがとても奥深い感じがします。
特にこの表題、自分が苦手な学生×大人という組み合わせなのだが、そこに存在する関係がある種の現実を含んで主人公達の気持ちの変遷がとてもキュンをもよおします。
ちょっと独特なキュンなのですが、きっと好きな人にはたまらないものがあるのでは?
好みの顔と声の予備校の生徒から声をかけられてはじまった関係。
予備校教師は、自分が歳上の男性と付き合っていた時の相手の歳の差に関する発言は、嘘だろうと思っていたのに、今自分が年下と付き合うことになってその時の大人の気持ちがわかる。
自分勝手でわがままで、自分で呼んでおいて放っておく年下。
拗ねてみせると、しようがないな~的にかまってくれる。
年下の心は大人なのにしようがないな~って自分が大人のような気になっているのだが、実は大人に踊らされているんじゃないか?と気がつかない子供。
永遠じゃない恋人関係。いつ終わってもおかしくないのに、彼等の関係は2年も続く。
その中で少しずつ、ほんとうの愛情と執着を知っていくのだが…
そんな年下の愛情をみせつけられて、お前の特別な昔の男になりたいと望む大人。
とても熱い情熱がそこにあるわけじゃない。
うっとうしいほどの執着愛がみえるわけじゃない。
だけど、その大人と子供の曲線が混じった時のその一瞬がキュンとするのです。
【分泌液】においての年下が年上の大人の男の顔を見て嫉妬し、そして自分が女装した時に、自分が女性だったしたら、、と考えた時の「あるはずのない子宮の壁から液体があふれだすような気がして参った」
この言葉の表現が絶妙だ!!
【バースデイ】その店のいなくなった店長との約束を信じているわけではないけど待っている男子高生。
新しい店長は万引きも笑顔で見逃すおっとりした人。
自分がもてあそばれたと知っても、激しい落胆はなかった。それは?
【ファンファーレ】放課後、弁当をファンファーレと共にゴミ箱に捨てる同級生に欲情を伴って好きになった転校生。
実は弁当には毒がはいっているのだと、担任は姉の夫で、自分は担任と関係があるのだというその同級生。
ワンコで真っ直ぐな転校生より、この実はシスコンだった同級生が見せたラストの泪に思わずキュン。
【うぶにゃん】今どき、エロ本に顔を真っ赤にする名前が生方なのもありうぶにゃんと呼ばれる新しいバイトに興味を持った社員。
彼は実は童貞にはトラウマがある。
こんなウブそうな顔を真っ赤にするうぶにゃんが童貞卒業は14歳!?
しかも攻め!?
というギャップに思わず萌えた♪
【湖底】セフレの関係を持っているバイトの同僚。
元カレが一方に嫌がらせをはじめて、セフレが彼の為に決着をつけに行く。
てっきりセフレだと思っていたのに、彼は自分の事を彼氏気取りで・・・などと言う。
二人とも、言葉が足りないよ!
特に彼氏(笑)前振りで粋がっていたのは一体なんだい?恰好つけより素直な愛の言葉でしょ?
思わずクスっと・・・
これもエンドのモノローグ「好きな男に挿れられると心地良い湖の底にそっと沈むような心持がする」がとても秀逸な言葉だ。
ちょっぴり大人な雰囲気が漂う一連の作品でした。
この世界観、ほんとうに好きだ☆
予備校の講師とその教え子の関係を描いた作品が4編、不良学生と雑貨店の店長で
ヤクザと言われている男とのいつの間にか新しい恋の話、学生同士でちょっと変わった
同級生に何故か欲情を覚えた転校生、うぶにゃんと言われてるバイトとリーマンとの
ギャップアリの関係、バイトで知り合ったセフレみたいな関係。
表題作は4話だけど後は短編でどこか第三者的な雰囲気を当事者たちに感じてしまう
不思議な感じの作品。
内容も簡単な感情のようで複雑、冷めているようで実は熱かったりとBL的なよくある
恋愛ものとはちょっと格差があるかも知れないと感じてしまいました。
ほろ苦くて大人向けの作品かも知れないですね。
見出しのあれは個人的にはなんかニュアンスがちょっと
違うような気がしなくもないな~と感じてしまったものの、
雰囲気好きな作家さんなので今回も楽しく読ませていただきました。
今回若干エロ率高めですね。
エロ画に関しては、毎度エロいなと思いながら読んでましたが
今回は回数が多かったからかな。
表題作「あおくて~」な表紙の二人。
生徒×先生。
年の差はあるのだけれど、付き合い始めてみれば年齢の差は感じなくなる
自分だけに夢中、先生はそれでいいとおもっていたのに・・
生徒と関係しているという禁忌感を若干感じながらも、夢中になり
構って欲しくて、触れて欲しくて~な先生と、
なんだかんだで、先生は自分に夢中で・・という自信があって
それなのに、他の女と歩いている姿、自分に組み敷かれて女みたいに感じている先生が男の顔を自分の知らないところでしている瞬間を目撃した瞬間の嫉妬
細かい描写の部分が好きでしたw
もう少し、年齢重ねていくと、夫婦みたいな二人になりそうな気がする
>バースデイ
ヤンキーな外見なのだけれど、中身はやっぱり子供
来ない相手を待ち続けて。。。そんな健気な感じが好きでした。
普通の子たちとは馴染めず、ある種の依存。
ま、はっきりどーのなんていう表現がないのがいいのかどうなのか
>ファンファーレ
なんだろうな、、、あのたこさんウィンナーの顔が
やけに脳裏に残る
>うぶにゃん
ギャップwwww
ある種、自分が経験してきた「なんかちがうww」を逆に体験してしまった
バージョンですね。
これもま、いっか。な展開が微笑ましい
ほか短編。
あんまりガツンとくる感じのものはないにせよ
好きな人にはハマる作品なんだろうなと思うのでした
ちょっと、・・・かなぁ。
絵は、好きなんだけど、
細い首筋とか、指先とか、時々ゾクッと来るほどエロくて、
その辺が妙に後を引くというか、
割と、買わずにはいられない作家さんのお一人ではあるのだけど、
だけど、
なんか、アレなんだ、
悪趣味でかわいそうな主人公のお話ばかりなんだけど、
どうも、どのキャラクターにも共感できなくて、
しゅみじゃないって言い切るような感じでもなくて、
なんだか、モヤッとした気分が残って、
うーん、
善意に解釈すれば、モヤッとした気分を残すのが目的の作品で、そういう意味では成功しているのかなぁ。
とっても不思議な気持ちになった作品でした。
予備校の先生である27歳の甲良には19歳で浪人生の可愛い恋人が隆行がいる。
年下の彼は会いたいと電話してきたくせに、部屋に行くとテレビゲームばかりしていてろくに話もしない。
その後大学生となったあとも
先生は振り回される
デートはドタキャン、元彼女から連絡がくるようになる。
偶然に会って一緒に呑んだというがそれだけなのだろうか・・・
いつか自分はきっと捨てられるんだろうなと先生は思う。
そんなこんなでずっと一緒にいるのかもしれない。
いないのかもしれない。
リアルな世界なのかもしれないけれど、とっても寂しい気持ちになった。。。
虚しいの方が近いかな。