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kizutsuite romance
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作含まて、2編。
2編目のが良かった。
「愛されるってむずかしい」
秋良に愛されすぎの、珠紀。
自立をしょうと頑張ったけど〜秋良の包囲網には適わなかったね。
「傷ついてロマンス」
これは、イマイチハマらなかったなぁ〜。
まぁ〜、たまにはこんな感じのもあるよね。
悠基は、自分に懐いてくれる大斗が好きだけど、先輩である自分が今更〜素直に好きだとも言えず、拗れて悪態ついていただけなんたね。
けど、ツンツンの悠基の受け〜良かったwww
その後の方が興味ある。
「恋をするならこの街で」では蛍と珠紀が好きだったのでスピンオフうれしいです。
□傷ついてロマンス
蛍こと大斗が恋している先輩がなかなかのダメ男で。
私、ダメ、クズ男ってあんま萌えないんですけど、この先輩はギリギリ大丈夫でした。
ダメになりきる前に観念してくれたのでw
それと大斗がただのワンコではなく、きっちりやり返すのが溜飲が下がるというか、先輩にやられっぱなしじゃなかったとこがよかった。
先輩は大斗のことが好きで甘えていて、大斗が距離を置き始めたのがわかったから挑発したんですよね。
それに乗った大斗に抵抗するも、その後は意外とあっさり受け入れたし。
ちょいと出てきたセーラー服のコスプレさせられてる珠紀がかわいかった。
秋良にそそのかされて「ほ、ほんと?俺がんばる」ってwww
□愛されるってむずかしい
珠紀を好きすぎる秋良がいい。
珠紀かわいいもんね。すぐ泣くとこ、すねるとこ、髪ひっつめるてるのも全部かわいい。わかる〜。
「バイト許してやったんだから チューさせろ」
めっさかわいい。
珠紀のバイト先で、ビジュアル系バンドマン対ホストの図が濃ゆい〜!!と笑いましたww
「だってもう珠紀抱っこしなきゃ眠れないんだモン」
「俺の純情ナメんなよ」
萌える。推せる。
初心者には無理なMr.ビッグを「ムッ ムリじゃないもんっ」とがんばろうとする珠紀もかわゆすぎた。
「あ〜〜いつ死んでもいいわ俺〜」
秋良よかった、よかったね〜(私もなぜかとてもうれしい。推した甲斐があったw)。
ナオヤとさくらが珠紀のかわいい話で盛り上がるのも、そうよね、君らもか!と喜びました。
カバー下の秋良の変態炸裂っぷりも笑えました。
中編が2つ。
憧れの先輩を追ってホストになった大斗。先輩の家に同居している。しかし先輩は枕し放題で、家に女性を連れ込んでH。大斗のことは犬くらいにしか思っていない。
健気な大斗。先輩のことはずっと好きだけど、先輩は全然自分を大事にしてくれないし、もう距離を置こうとする。しかし、自分から離れるとなると惜しくなる心理で、お客さんと枕した大斗にやつあたりする先輩。
というわけで、最後は告白した大斗に先輩がほだされ、という展開でした。告白して先輩を押し倒す大斗は急に男びてギャップ萌えだったのに、すぐにワンコに戻ってちょっと残念。
しかし、いったんクズになってしまったら、いくら浮気しないと誓っても、いつまで続くのかなあと思ってしまいます。描き下ろしでは、ガマンの先輩が描かれていましたが。
もう1つは続編のようで、先に本編読んでからの方が楽しめると思います(私はいきなりこっちから読んでしまった)。
たまきに執着する秋良。たまきは超ウブで、ガマンの秋良ですが、ようやくバイトは許可されてコンビニで働き始める。バイト先ではビジュアル系バンドをやっている子が同僚で、しつこくボーカルに勧誘されているのだが全部見張られている。秋良の同僚総動員っていうのが可笑しい。
やっぱり花ちゃんが一番かわいかったな、と思いながら読みました。
「恋をするならこの町で」のスピンオフで、同じく商店街にあるホストクラブのメンバー達・2カプの恋模様が描かれています。
【傷ついてロマンス】
こちらは初登場カプ。
高校時代の先輩をずーっと一途に追ってきたワンコの物語。
最初読んだときは、先輩が思いの外クズであんまり好きなお話じゃなかったのだけど、それでも時々読み返したくなる魅力があって、何度も読んでるうちにこの素直になれないめんどくささや、自分勝手さも実は自分への愛を確認するためのお試し行動なんだなとわかってからは、そのクズ行動すらも萌えてしまう。
いくら好きでもさすがにやってられなくなった後輩の大斗が、客と寝たのがわかってからの展開が萌える。
「俺から逃げてぇか?」「逃げんだろ?」と凄んだ後の、「ずっと側にいるとかキモい事 俺に言ってくれたよなァ?」というセリフ。
口調と態度はめっちゃオラついてるけど、翻訳すれば「ずっと側にいてくれるって言ってたのに、ボクちんから逃げちゃうなんて酷いっっ!!」って事ですもんねぇ。先輩ったらかわいい。
そして大斗が「俺は…あんたなしじゃ生きてけないんスから……」と泣くところがめーっっちゃ可哀想で好き。
腹を決めてからすっぱりと抱かれる覚悟を決めた先輩がかっこ良くて、あぁ大斗はこういうところに惚れちゃったんだなぁ……ってわかるんですよね。だってカッコいいもん。
で、いざ!と言う時に「もう女と寝ないって約束したらキスしてあげます」とか言い出す大斗。
ここも好きなんです。
拒否られる可能性にビビりつつも、涙目で超〜必死に「約束してくださいっ」と迫るところがすっごく可愛くてたまらんです。
ヘタレワンコのくせに一生懸命主導権握ろうとしつつも、やっぱりヘタレが覗いてしまう加減が絶妙。
【愛されるってむずかしい】
こちらは「恋をするならこの町で」でも登場したカプで恋人同士になって一緒に暮らし始めて二ヶ月目、明良の珠紀に対する溺愛、過保護っぷりを堪能できるお話です。
というか、二ヶ月も同棲してたのにいまだチューだけだったとは…
結局エッチできなくても満足しちゃってるのだけど、珠紀が自分のそばにいてくれるというだけで心底幸せなんだろうなぁ。
もう何度も読み返してます。このシリーズはこちらの方が好きです。同時収録のお話も大好きです!
何年も前に初めて読んだ時の衝撃が強すぎて今となってはうまくレビューが書けません。
阿部あかねさんの絵が大好きですごい色気があるんですよね、目付きとか表情とかゾクッときます。
傷ついてロマンス
クズ男大川と大川に一目惚れしたワンコ大斗。
高校時代から大川の側を離れません。絶対側にいます悲しませないし裏切りませんとの言葉通りに高校を卒業して大川を追いかけ歌舞伎町へ。
大川が思いの外クズなのが初日でわかっちゃうのですが大斗はそれでも側を離れられません。どこかの田舎町で変な名前を付けられホストに。
大川への想いが大きくなりすぎて狂暴になって、ヤバいと距離を置こうとしたら大川が意外に反応して。大斗の言葉にすがっていたのは大川の方もだったのかな。
ヘタレ一途攻めとほだされ受けかな?
大川の潔い良い変わり身にびっくり。大斗の方が心の準備ができずタジタジです。
大川への長年の想いが実って大川のエロさに鼻血だしちゃう大斗が可愛いです。
愛されるって難しい
続編ですね。秋良の溺愛束縛がすごいです。結局また引きこもりになっちゃうのに、夫の留守を守る奥さんだなんて、キャッ!
珠紀がこのままじゃダメ人間になるって不安になるほどの甘やかしっぷり。なんとかコンビニバイトの許可が出ますが秋良は後輩を使って見張らせます。
珠紀が同僚バイトとご飯に行こうとして肩を組んでるのを止めて、これで心配と嫉妬マックスの秋良が強引に珠紀を抱こうとして珠紀が怒って秋良にキライって言って頬を軽く叩いちゃうのですが、二人とも可愛いです。
キライと言われてショックで撤回してとか、キライと言って頬を叩いて痛かったかなとか可愛いすぎ!
間違えて薬入りの煙草を吸っちゃった後の怒涛の展開が面白くて。
珠紀くんの珠紀くんが…。
お家に帰って仲直り。イチャイチャがたまりません。珠紀はありえないほど可愛いし、秋良も大人なのに珠紀のことだけは超束縛溺愛心配性なのがいい!
エッチできなくても満足。でもいつかできるといいね。
カバー下も珠紀の世間知らずで素直なところが面白すぎる。
傷ついてロマンスでは珠紀もホスト?秋良の目が届く中なら大丈夫なのかな?
( カラーから可愛すぎてどうしよう… )
傷ついてロマンス。ホストの大斗(後輩)×大川(先輩)の、高校の出会いから始まります。あかねさん毎回凄いなぁと思うのが、受け攻めが致すところまで分からない…!いや、ふつうに、王道的に考えればいいのですがどういうわけか惑わされる。いつもいつも楽しませていただいてます。
予想の上をいかれる、貴重な作者さん…。
あとはクズっぷり!!これはあかねさんならでは笑 兎に角読んでいてゾッとするくらいの視線だったり言動だったりで、なのに相手がゆる〜く返したりするから凄い。
相関もあるので、ひょっこり別カプのやり取り(いちゃいちゃ)が見れるのもファンとしては有難い限りです//
大川が大斗のことを語るシーンが良い!
「ろくに世話もしてねえし構ってもねぇのに
やたら懐いて離れねぇんだ
あいつがいないと俺もっとダメになってたと思うし
……俺の方がもう 手離せねぇのかも…」
こんなに愛情を感じる比喩表現がありますか;//;(大川は犬に例えていっている)
当たり前のように受けを受け入れる大川にもグッときました。なんだかんだプラトニック(?)
続いて、『愛されるってむずかしい』。これは、も〜〜!可愛いしかいいようがない!!同じく現ホストのアキラ×珠紀ですが、アキラの束縛に珠紀のゆるさが…。終始険しい顔でナンジャコリャァ……//と凝視しておりました。一々、コマの隅でも見落とすのが惜しいくらい愛らしさが詰まっております。なんだかんだ純情カップルたち、堪りません。敵同士もほのぼのしているし…あかねさんの漫画はそういう優しさに包まれているな〜!
カバー下・おまけペーパーもそれぞれのカップルの幸せが見れて最高に眼福でした今回も大好きでした…!!
ありがとうございました〜!!//;人;//
阿部さんの描くオトコ、ほんっとカッコいい。眼福です。
阿部さんの作品ってだけで「神」あげたいくらいですが、
そこは客観的に、いきたいと思います。
「傷ついてロマンス」
阿部さんて、ロン毛が攻様なことが多いと思ったんですが、
今回逆なんですね。途中まで面白かったのですが、
あれ?!ここで終わりって感じ。
コミカルさもせつなさもあるのですが、
おーこれからいちゃいちゃが‥ってとこで終了な感じです。
「愛されるってむずかしい」
「初恋ってむずかしい」の後日談。
「初恋~」のときも思ったのですが、
珠紀はどんな生き方をしてきたの?
箱入りどころか無菌室育ちですよ。
こちらは攻様が受様LOVEででっろでっろに甘やかす話なんですが、
チューのみでエチ少なめです。合体もおあずけです。
エチがすべてではもちろんありませんが、
阿部さんのエチシーン好きなので、
おあずけされたワンコの気分です。寂しい。
全部で2つのストーリー入り。
表題作ももちろん面白かったのですが、
私の場合、それよりももう1つの方で、
秋良と珠紀のお話である「愛されるってむずかしい」の方が
ものすごーく好きでしたw
珠紀くんは、ひきこもりだったから?か
ものすごーい純朴ですね・・・。
純朴というかお子様というか?(笑)
そりゃぁ、秋良くんが心配するのも解りますw
この作品、これだけ読んでも楽しいですが、
別コミックの「恋をするならこの街で」でには
なれそめがあるので、そちらと合わせて読むと
一段と楽しいですね♪
やるときはやるけど、、、
結局、鼻血なのね。
表題作、雑誌掲載時に第1回だけ読んだことがあって、
あー、クズ男にアホワンコね、、、ふぅん、、、って感じで、後回しにしていたんですが、、、、
大川が、ホントにクズで、けしからんくらいにエロ。
大斗はそんな大川にぞっこんなアホだし。
阿部作品ってこんな風に、私の嫌いなクズ男やアホヤンキーがお約束のように登場するし、ツリ目の三白眼のお顔も好みじゃない。
省略した絵の時の、白抜き三角目とかも好きじゃないの。
なのに、何故か、結局コミックスを買っちゃう。
なんか、独特のテンポ感とかがクセになるのかなぁ。
ろくでなしな先輩揚羽とわんこな後輩蛍のつかず離れずな恋人になるまでの道のり。
わんこ蛍は先に惚れた方が負けの下僕状態。
駄メンズ揚羽ちゃんの仕打ちにもめげずに尽くす姿よりも、ミートソースが手作りなのかレトルトなのかが気になります。
実の所蛍にすっかりほだされていて、部屋荒らして朝まで待ってたり、捨てられるのが怖くて先に捨てようとしたりする、揚羽の可愛らしい所が俺様でコーティングされてて良かった。
どうしようもない揚羽ちゃんだけど、思い切りの良さとエロスで主導権だけは手放さいんだろうと思います。
もう一つのいとこ同士の恋模様はタイトルのまま「愛されるってむずかしい」
秋良の気持ちは重くてどこか屈折してる。
世間知らずの珠紀にとっては丁度良いのかしら?
そんなことをぐるぐる考えても割れ鍋に綴じ蓋。結局二人で丁度いいんだなと勝手に思い至る次第でした。