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ハイパーテンションご家庭コメディ!
ikuni
いやはや、これ、可愛すぎます。
可愛すぎ注意報が発令されてます。
5年も前の作品ですが、ストーリーも人物描写もしっかりしていて惚れました。
1冊まるまる表題作で、読み応えがあります。
教室でいつも寝てばかりいる育が気になる隼人。
ある日、アフロがすてきなおかんにおつかいを頼まれてしぶしぶ出かけると、小さい男の子3人に拉致されて…。
母親亡き後、甘えることを忘れて幼い3つ子の弟たちの世話を焼いてきた同級生を甘やかしてくれる系男子の話です。
子供に弱い、健気なDKに萌える、懐広い系DKに痺れる、食べ物は出てこないより断然出てきた方が良い!という方にはものすごい勢いでおすすめさせていただきます。
3つ子のキャラが立っていて、どの子も可愛いんですよ。
賑やかで勘が良くておしゃまな遊、遊と同じくらい勘が働くクールな策士の学、あまえんぼで育を「ママ」と思い込んでいる寝(しん)。3人3様のアプローチで、兄と友人の恋を応援(?)していく様が描かれています。
遊と学は兄のしあわせのために、寝は兄離れできないせいで、という違いはあるものの、遊の作戦は隼人と育の距離を近付け、学の策略は一歩先に進め、寝の暴挙で決定的になるというきれいなストーリー進行。
ハラハラドキドキや切なくて涙が出ちゃうというようなイベントはなくて、ただただ予想通りにほのぼのとカップルが成立していくのを見守る作品なので、期待する方向性によっては物足りなさを感じるかもしれません。弟優先でずっと無理してきた高校生が甘やかされるさまを喜び、3つ子の愛らしさを愛でる。この2つがあればお味噌汁も漬物もいりません!という方は確実に萌えます。
ギスギスした設定に心が荒みまくってしまって、世の中みんな不幸だらけ…という心境になっているときに、ほのぼのと安らげるこちらの作品、ぜひお試しください。
作家買いしている、いつきまことさん。この作品が一番好きです。
三つ子の弟の面倒をみている高校生の育。ある日の買い物帰りに、足を捻って動けなくなった育を助けてくれたのは、クラスメイトの隼人でした。三つ子達の子育て(?)を通して、二人の距離は縮まっていきます。
その恋のキューピッドとして、頑張った(邪魔したともいうけど・笑)のが三つ子達です。時には育を気絶させたり、三つ子の予測つかない行動に笑いました。時々しか登場しない、育達の拗ねてるお父さんも可笑しかったです。
大笑いして、キュンと萌えて、大満足な1冊です。
面白くって、萌えて、読んだ後は幸せな気分になれる、そんな本です。
爆笑しながら萌えるという芸当ができるのはいつきまこと先生ならではかな、と。
いつきまこと先生の本は全部読んで全部好きだなぁと思えるのですが、この作品は特に大好きです。
それぞれストーリーのパートごとに視点が隼人くん・育くん・各三つ子ちゃん達と替わり、いろんな勘違いや周囲の応援もあって恋が進んでゆく流れが可愛くって萌えました。
すぐ好きになってバカップルーよりも、お互い恋して片思いしてるドキドキを見る、それもさらに第三者視点で見るといのは面白いなと。
1冊でバランス良くストーリーが流れていて、確かに完結なのですが、もっとこの三つ子ちゃん&隼育のお話が読みたいなぁと思うくらい素敵な家族です。
絵も綺麗ながらデフォルメされたちっちゃい子たちやギャグの顔はメリハリが利いていて、書き込みもしっかりしているので読み応えがあります。
ギャグも洗練されていて、BL漫画でこれほどお腹をかかえて笑ったことはないというくらい笑かされます。
ベタなBLとか、殺伐としたBLに飽きた方にはオススメ!
三人の弟を育ててる殊勝なお兄ちゃんと、
その寝顔に惹かれるところから好きになる普通の男の子。
でもそういう話を「おいおいおい!」と突っ込みたくなるような話にするのがいつき流。
例えば。キッスしてしまった後、育との物凄くエッチな夢を見てしまい、学校で寝顔を見て思わず妄想してしまい、いかん落ち着け!と
・・・なぜ机の上で三点倒立するかw
そういう「過剰暴走」な雰囲気作りは
「追いかけられて人とは思えないような形でダッシュする遊くん」
のようにほかにも一杯あり、単にストーリーすすめてるだけの所にも突っ込みどころが多すぎて物語に飽きる暇を与えてくれません。
突っ込んでるうちにちゃんとお互いの好意→愛への発展は着実に進むわけで、読んでて楽なんですよね。
というわけで「関西人体質」な腐さんには常におすすめないつきさんですが
(きっといつきさんご本人が奈良の人というのも大きいのだろう・・・)
いつきさんの場合もっと萌えとツッコミのナパームミサイル度の高い作品がいっぱいあるので、それに比べると・・・というわけで辛めの萌え萌えとします。
でないと自分全部のいつきさんの本全部を神にしてしまいそう。
新刊チェックをしている時に知って、特典ペーパー付きの
いつものお店で予約して購入しました。
攻めの隼人くんと受けの育くんが、お互いに惹かれていく様子が
要点を押さえて描かれいるところが読み進めやすくて良かったです。
攻めと受けについては、全体を通して適度に萌えました。
何と言っても、今回は脇役たちの個性があまりにも強烈すぎて、
確かに攻めと受けも個性があって面白かったのですが、
脇役の個性が二人を遥かに上回っていたので、
肝心の攻めと受けの個性が平凡すぎるように感じました。
しかし、とてもバランスが取れていると思いました。
育くんの三つ子の弟たちが大活躍でした。
まずは自分が兄だと主張する遊くんが二人の気持ちに気づいて、
体を張って二人をくっつけようとします。
しかし、体当たりをしすぎて、怒られると思って布団に潜って
プルプル震えながら寝たふりをする姿がとても可愛らしかったです。
次に攻めと受けの気持ちに気づいた、これまた遊くんと同じく
自分が兄だと主張する学くんが、かくれんぼで二人をくっつけようとします。
「ごゆっくり」と言って二人を押し入れに入れて任務を遂行した後の
満足気な態度がとても可愛らしかったです。
最後に一番下の弟、寝くんのヤキモチが可愛かったです。
隼人くんのお母さんのインパクトがあまりにも強烈すぎます。
隼人くんとの遣り取りが面白いです。
また、三つ子たちとも直ぐに意気投合したのも良かったです。
育くんたち兄弟にお父さん(大さん)がいるのですが、
登場回数も非常に少ないですが、残念っぷり、肩身の狭い感じが面白かったです。
描き下ろしは三つ子たちが高校生になった頃の日常の夢を見ていたお話ですが、
未来でも楽しそうに過ごしている様子が見られて、面白くて良かったです。
隼人くんと三つ子たち、隼人くんとお母さんの遣り取りがとても面白くて、
久しぶりに思わず声を出して笑って、笑いが止まりませんでした。
要所要所で抱腹絶倒しました。
BL漫画で、ここまで大笑いするほどの漫画は随分と久しぶりに読んだように思います。
タイトルの『イクニイ!』について、あとがきで
「「イクメン」とかけたダジャレ的なタイトルにした」
と先生のコメントがありますが、
その他にも、二人の関係を周りの脇役たちが育て上げていくという
意味もあると、読んでいて奥深い意味があるのだと感じました。
何だか攻めと受けの人柄や二人の関係、BL恋愛の部分の感想を
一言で済ましてしまったのもどうかと思いましたが f(^^;
攻めと受けの描写に違和感を全く覚えなかったのと、
抱腹絶倒するほど面白いと同時に、物語の将来性を感じたので、
高品質な作品だと思いました。
今回の評価は、「萌×2」と「神」で迷いました。
読み終わった感じでは、初めは「萌×2」にしていたのですが、
BLの恋愛部分の描写が少ないのが気になりましたが、
やはり、お笑いの部分とBL恋愛の部分が見事に調和していると思い、
最終的に「神」評価にしました。