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danshi hanayakanare
シリーズ2冊目です。
1巻を読み終わった時にまだまだややこしくなりそうだなという予感はあったのですが、ややこしいというよりはキャラ達のそれぞれの思惑と行動に今一つ統一性が感じられなかったのが気になってしまいました。
一体何がしたいのだろうかとか、このキャラこんな性格だっけ?と思ったことが何度かありました。
それ以外は芸能という華やかな世界と全寮制の若手育成機関という閉鎖的な状況を堪能できたのですが…。
今回は前作の終わりの方で登場した望の半血兄弟の奏がそれまでに展開されていた四角関係(?)に乱入してきて、五角関係かという展開が読みどころ。
ただ、作品中最も健気な千尋と朱鷺のお話がなかったのが個人的には残念でした(ページ数の関係上仕方なかったとは思いますが…)。
絵も話もゴチャゴチャしててすごく分かりづらいです。
特に絵は、本当に何が描かれてるのか理解するのに時間がかかるほど分かりづらい。
マインドコントロールって言葉使いたいだけじゃないのかなぁって思いました。
好きでも嫌いでもないです。
ただただ、分かりづらい。
私は目がうすーくゴチャゴチャ描いてある目が苦手でした。
でも好きな人はすごく好きになる目だろうな、とも思いました。
すごく細かく描き込んであるし、評価が両極端になる作家さんなんだと思います。
1巻もそうでしたが、2巻はさらにですな。
ゴチャゴチャしすぎてて何が何やらわからない(;´・ω・)んー
人間関係とか、相関図とか
1巻に関してはじっくりゆっくり読んでなんとなく
察することができたのですが、間が空いてしまうとまたチンプンカンプン。
1と2と。続けてしっかりゆっくり読むのに向いてる作品かなーな雑感です。
とはいえ、幾多の困難もろもろ
乗り越えてようやく二人で一緒になるというハッピーエンドもの。
あおいサンの作品は好きなので
後々ゆっくり読み返してみようかなと思います。