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yuuki wo dashite
短編の毛フェチの男の子の話がツボりました。
BLでここまで濃いの⁈って思いましたが、読み終わったらこの話が頭から離れず。
この2人でシリーズ作って欲しかった!
でもシリーズには出来なさそうな剛毛具合なので妄想で我慢します
デビュー単行本でしょうか?この頃から松本ノダ先生は松本ノダ先生なんだなぁ。
◾️いちについて
汗と雨の汁気、10代の爽やかさと10代のエロティックさむんむん。
◾️マイロールダウン
詩的です。短編小説や短編映画にしてもグッときそうな話運びとカメラ運び。
◾️憂悶少年
毛フェチ作品。これもまたノダ先生らしい青春のもやもやとムラムラ。安田みたいなキャラの BLなくないですか!ビジュアルもノリもかなり好きなんですけど、需要ないんだろうな〜と思うと切ない。最後のおまけ的な漫画がこの2人だったのもかなり嬉しい。田嶋可愛い。
◾️秘密の温泉男子♂ふたり旅
う〜んどの作品も好きだな。
◾️表題
萌2〜神
◆いちについて
可愛さと爽やかさと男性高校生らしいエロが詰まった、冒頭を飾るに相応しい作品でした。告白から拗れてしまうのかと思いきや、何のことはなく、先輩であるきょうちゃんが駆け出したのは突然のことに戸惑ったから。チャンスを逃さず押してみる仁太も、照れて赤面するきょうちゃんも可愛かったです。
◆憂悶少年
毛深い同級生によって、毛フェチに目覚める少年の話。この同級生というのが、一般的にはモブになりそうなビジュアルの男子で、もっさりと冴えない感じなのがまた斬新でいいんですよね。自分にない男臭い毛という存在に、すっかり興奮することを覚えた主人公が、そんな同級生のフェロモンに惹かれてしまうのがいやらしかったです。
◆勇気をだして(表題作)
他の作品もそれぞれ存在感が濃かったので、表題作である割には若干影が薄かった印象がありますが、主人公に片想いされている美容師の夏野がとっても可愛らしかったです。夢で終わらせず、是非関係を進展させて欲しいですね。
短編集。
引き出しの多い作者様。この作品集も色々なテイストのお話が読めます。
「いちについて」
勇気をだしてっていうのがこの1冊全体のタイトルな訳だけど、勇気を出したら何かが変わるよっていうお話だなぁと思った。
いつも見てるのも、帰るの待ってるのもみんなバレてて。
…は良いんだけど、若い性欲まであっという間に着火してしまうのね。
「マイロールダウン」
サイレントを用いている作品。
一瞬の視覚的イメージと、一言聴いただけの声。だからこそ残る残像。
「憂悶少年」
皆様のレビューを先に読んでいたので、異常に期待して鼻息荒く読み始めたが…
そうでもないやん!もっと毛むくじゃらかと思ってた。腕毛も背中の毛も腿毛もないやん。お顔もつるりとしてるし。毛深いヒトってもっとこう…
ただ、安田の外見は意外!短髪メガネか…
こっちに目覚めそう。
「秘密の温泉男子♂ふたり旅」
2人の背景がよくわからないながら、すでにラブい恋人同士、やっと休みが合って温泉旅行に来れた。ゆっくりヤったりお風呂入ったりしようね、なんて約束してきて、その通りにやってますよ…ていう空気。
せっかく2人きりだからもっとイチャイチャしたいんだよね。でも睡魔もね。
「勇気をだして」
日常に突如現れる系のファンタジー。
古代エジプトのネコの神様?みたいなのが現れて、願いを3つ叶えてくれるという。
男は、片想いの相手と付き合えるように願うが…
うん、まっとうな結末だと思う。短編だけどすごくまとまっていて濃かった。
「脱・憂悶少年」
安田のスネ毛を愛でる田嶋。なんだかんだカップルになったのかな?
どれも良かったけど「マイロールダウン」と「勇気をだして」が好きでした。
5話プラス書き下ろしの短編集でした。
表題作は5話目で、表紙の二人のお話です。
初めて読む作家さんでしたが、バラエティに富んだ短編集でどのお話にも萌えがあり、良かったです。
初コミック?と思われるのですが、作画はちょっと粗めな部分はありますがストーリーの独自性は素晴らしいと思いました。
毛フェチのお話が人気の様子。
この素晴らしい体毛の彼、某青年漫画の脇役にそっくりで驚いた。顔ともみ上げと筋肉が似てる。体毛は知りませんがw余談失礼しました。
私は「マイロールダウン」と表題作「勇気をだして」が好きですね。
両方とも余韻を楽しむようなお話です。
辛いお話のこういうエンディングは好きではないのですが、こちらはふんわりとハッピーが漂うお話で良かったです。
作者さんに興味が湧き、他の作品も読みたいと思っています。
いろいろ入っててお得な一冊
知ってる先生のお話だったので読んでみました
オムニバスなので、物足りなさは多少ありますが、どれも面白いです
それぞれの設定とかキャラクターがしっかりあって、ひきこまれます
体毛濃い子と体毛フェチな子同級生カップルが可愛かった
どれも、受けの子があざとくない程度に弱さの見せ方上手で、男心をくすぐってるんだろうなと思いながら読んでました
少し前の作品なので、画力の物足りなさはありますが独特の柔らかい世界観が楽しめる一冊でした
Amazon kindle unlimitedにて。
青春ものあり、詩情豊かな作品あり、体毛フェチというマニアックな作品もあり、長年付き合っているカップルを描いたものもありと非常にバラエティに富んでいて凄いなぁと思うのですが、好きかと言われると違うような・・・。
作者との相性なのかもしれません。
一番心に残ったのは「マイロールダウン」
これはとても文学的な作品だと思います。
新聞配達で奨学金を得て学校に通っている青年が、配達の途中で見かける外国人に抱く恋心とはまだ言えない、自分でもその気持ちが何なのか掴みかねるような心の動きを描いています。
あの人の髪の毛って不思議な色だけど何色って言うんだろう・・・と思い巡らせていた時に、たまたま目に入った本がサリンジャーの「ライ麦畑をつかまえて」だったのでライ麦畑ってこんな感じかなぁと想像するんです。
その時にページ大きく使って一面広がるライ麦畑の様子が描かれているのですが、風にたなびくライ麦畑の様子が青年の心の繊細な揺れのようなものを表しているように感じて、とっても詩的で素敵だなぁって思いました。
セリフや文章に頼る作品ではなく、それどころか文字が何もないページも多数ある非常に映像的な作品だと思うのですが、私はこれを小説という形で読んでみたいなとなぜか思ってしまいました。
他のレビューの方がおすすめしていらっしゃる『憂悶少年』体毛フェチの学生のお話は、毛には特に嫌悪感を感じなかったのですが、毛の持ち主の顔がまっっったく好みではないのでダメでした。
兎にも角にも『憂悶少年』を猛プッシュしたい。
毛です、毛。
体毛。
たいもう。
松本ノダさん、「ともだちがおかず」を読んだ際にそこはかとないマニアック臭を感じつつもそこまでガツッとハマるのがなかったんですが、こっちにあった!!
体毛フェチのお話です。
体毛の薄い主人公が、クラスメイトの黒々と艶めく体毛に欲情するお話。
三次元では筋肉にも毛にも一切興味ありませんが、ホモが絡むと萌えが発動する不思議(笑)
坊主頭+ガチムチ+毛なので、絵的に、BLというより完全にゲイ向けな感じになってますけど、えろい。
ここまで思いきった毛描写見たことない。
クラスメイトの大草原のようなギャランドゥに顔うずめて頬ずりして毛を舐める主人公の変態臭さよ…
クラスメイトの方も、そんな主人公に悪い気しなくて、生のお尻にギャランドゥの毛をじょりじょり擦り付けてあげたりしてるのがこれまた変態臭い。
素股止まりの関係もまた萌えです。
他の作品も総じて、直接的な描写の量に関係無くそこかしらに色気が漂っていて、エロスとはなんぞやを改めて考えさせられました。
ストーリーも総じて良かったです。
他の方のレビューを読ませていただき、間違いなく私が好きなタイプだろうと思いましたが、他の短編も好みなものばかりでした。
そこまでかというほどの毛フェチ(笑)
これはっ、さすがに予想を越えてました。
「お前の毛だけなんだよ…!」って、ぶははーッ。
BLではちょっと掟破りな毛じゃないかこれ。ダメな人は全然無理だろうと思われる、この量というかインパクトというか・・・。
この可愛らしい表紙に騙されてはいけない、とっても濃い短篇集でした。
電子書籍(ひかりTVさん)の七夕フェアで7月7日まで100円だったので何となしに購入してみたこの作品。安田君の体毛が素晴らしかったです。体毛フェチでも何でもなかったのですが、理想的な体毛に巡り合えた七夕の奇跡に感謝!
100円でこんなに素敵な体毛が拝めてしまうのは何だか罰あたりな気もするので、紙書籍でも購入させていただき、存分に撫で回そうと思います。
↓以下、毛の事しか書いておりませんので、本の内容を知りたい方は他レビュアー様のレビューを参考になさって下さい。
自身いわく「筋肉と脂肪のバランス絶妙なこの肉体美」の持ち主である安田くん。ガチムチ体型に一部剛毛。リアルな絵柄ですが全身びっしり剛毛ではないので清潔感と男らしさが見事に共存しています。そして溢れ出るフェロモン。
まずは頭から。ぺぺっと黒塗りで終わらず丁寧に描き込まれた五分刈りの頭髪。ジョリジョリとした質感が伝わってきます。そこに続くもみあげと、エロそうな眉。
少し下に降りると自由奔放な腋毛が見えてまいります。さらに降りると最大の萌え場、「何をどんだけ守ってんだよ」とクラスメイトに突っ込まれた、臍上から末広がりに続く大草原。腋毛よりも短めながら、田嶋君でなくても顔をうずめたくなるその密集率。百獣の王の毛皮の絨毯を連想させる雄々しさがあります。
そしてパンツの中がどうなっているかは、田嶋君だけが知っているという萌え。
さらに描き下ろしで登場したすね毛の描写が神でした。リアルなのにこんなに美しいすね毛、初めてです。腋や腹部の毛とはまた違って太さも密集度も小さくなり、一本一本が繊細な動きを見せています。そのすね毛を一本ずつ愛でる田嶋君。ゲームをしている安田君と、すね毛を撫でている田嶋君の緩い会話と自然ないちゃつきぶりにも萌え×2でした。
体毛フェチの方よりも、むしろ体毛の真の美しさを知らない方に読んでいただきたい1冊でした。
デビュー作のようで、初めて読む作家さんでした。
素朴なだけど雰囲気あるタッチのイラストに、モノローグや細かい表情をとらえたコマ使い、会話表現など、すごく上手いです。
ジワジワくる味のある作品でなかなかセンスある作家さんだと感じました。
線を重ねたような味のあるイラストなので好みの差はあれど、画力や表現力はすごく高いです。
■いちについて
1才差の幼なじみ同士の青春ラヴ。
年下の攻めが長年の恋心を我慢できなくて告白してなんとか両想いにこぎつけるお話。
片思いの不安や欲望や焦りや抑えきれない好意などの葛藤がすごく伝わってくるし、告白したあとのドキドキ感や高揚感など、キャラのメンタルをさらっと描いたような手腕がすごい。
■マイロールダウン
新聞配達のバイトをやってる苦学生が配達途中の早朝に出会ったゲイの外国人に淡い片想いらしきものを抱く話。
直接の接触もほとんどなく、たまに横顔みたりするくらいの綺麗な外国人がちょっと気になっていて、それが恋かも自覚しないうちの淡いフワフワソワソワした気持ちをサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』に絡めて描いた短編で、素朴なんだけど抒情的な印象をいだく単館映画みたいな短編。
かといって主人公の苦学生がすごく繊細で清楚な感じの子かといえばそうではなく、ごく一般的な語彙力の平凡な少年なので、そのギャップみたいなものもよかったです。この短編の雰囲気がすごくすき。
■憂悶少年
短篇集の中で一番萌えた作品。
まさかの毛フェチモノ。
体毛系はどちらかというと苦手で、美しくない!と思ってしまうのに、これを読んで印象が180度かわりました!
体毛の濃いプロレスラー体型のマッチョ×体毛薄い毛フェチのほそマッチョの高校生同士。
わりと無口で無愛想だがタッパあっていい体してるほそマッチョの方は、密かに自分の体毛が薄いことをコンプレックスに感じてて、攻めの体毛をいいな~と思っている。
で、体育の時間に不本意ながらムラムラしてたらちょっとした事故があり、体毛の持ち主に勃起してるのがバレて、悪ノリからトイレで抜きっこしてなんとなくお互いを意識する…みたいな流れ。
体格いいし攻めよりも身長ある無愛想くんが、体毛を前に理性ブチ切れてムラムラしちゃったり、その表情に当てられてムラっときた攻めに股間掴まれて我に返って悪態ついたり、快楽に負けて赤面しながら悶えたり、なんかよくわかんないけどすっごい萌た!!!笑
まったく触手の動かなかった体毛というものに対して萌えを感じさせるほどの色気というか煽りというか…キャラの性格や表情、精神的な心の動きみたいなものを描くのがすごくうまくてちょっと感動しちゃうレベル。。o.+゚。(´▽`o人)スゲェモンミタ…vv
勢いでエッチいことしちゃったくせに、ふたりともその後飄々とした感じで授業に戻ったりして、デレの少なさも逆にイイ!みたいな面白さもあり、この二人は今後ずっと見て行きたいと思える作品です。
あと、この作家さんの描く筋肉がすごく好きで、バカみたいに筋肉自慢するクラスメートたちの描写とかも異様にたのしかった!!眼福vv
■秘密の温泉男子ふたり旅
熟練カップルの温泉旅行がみれる。(〃ω〃v)ィェィ♪
ただエッチするだけじゃなくて、まあエッチも濃厚なんですが…、熟練カップル特有の何気ない会話や視線なんかで二人の関係性がありありと伝わってくるような描き方がすごくステキです。
付き合いの長さによる安定感と、それでも尽きない相手への恋情みたいなものが、気遣いの欠けた会話やちょっとした照れや怒りの表情からにじみ出てて、ついついニヤニヤしちゃいます。いいですね!熟練カップル!!
こういうBLをもっといっぱい読みたいものです。
■勇気をだして
担当の美容師さんに片思いしてる常連客が、突如現れた猫の神様?の「なんでも願い事を3つ叶えてやる」という力を利用して自分の恋を成就させようとする話。
結局、猫云々は夢だったんだけど、その不思議体験を機に距離を縮める勇気が持ってた、みたいな。
夢の終盤、他力に頼って恋を成就させても意味が無いんだと自分で気づく主人公はなかなか人間ができているなと思いました。笑
どれもこれも味があって、キャラをよく見て描いています。いい作家さんに出会えてよかった~と久しぶりに感じました。今後が楽しみです!
《個人的 好感度》
★★★★★:ストーリー
★★★★・ :エロス
★★★★★ :キャラ
★★★★・ :設定/シチュ
★★★★★ :構成
本に付いているビニールを剥がして、
本を両手で開いて、パラパラとページをめくると(最初にパラ見する癖アリ)、
アレ? なんか他の本と違う…
帯が普通よりも幅が広くて、必然的に手に触れる面積が大きいのだけれど、
折り紙みたいなちょっとチープな感じの紙質。
表紙そのものもツルッとしていなくて、普通とちょっと違う。
中は、むかし学校でもらったプリントのわら半紙を思い出すような、ザラついた感じの紙。
そしてそこに描かれているのは、ちょっと雑めな絵の数々。
手も、目も、なんか違うよね?って言ってる。
そして読んでみると、やっぱり普通という括りには納まらない感じ。
荒削りだけど、それだけじゃなくて、個性と勢いと情熱を感じる。
それが、とても、いいな。
絵は全くと言っていいほど好みじゃないのだけれど、何回も読みたい、そんな本。
一番すきなのは、やっぱり毛の話(「憂悶少年」)かなw
この毛のインパクトはでかい。
眼鏡でマッチョなクラスメイトの男子が上半身裸になると、そこには、
ズボンのウエスト部分を裾野にしてそびえる山のような、三角形を成す黒々とした毛が。
読者の目も釘付けにしてしまうその毛ったら、すごい存在感!!
動いた時にチラッと見えるその毛が、気になって、おかしくて、しょうがない。
でも、主人公は笑いなんてなしに、その毛に興奮して赤面してムラムラ。
その姿を見て、
マッチョな立派な毛をお持ちの攻めは(プラス、多分わたし以外の読者も)
もう堪らなくなる…!!!
ああ~、この毛フェチの受けも、この毛の攻めも、すごくいい♡
「秘密の温泉男子ふたり旅」も結構好み。
何気ない会話のやりとりとか、
ヒゲ眼鏡の攻めのゲイっぽい(自分のイメージ)見た目とか、
そんなに若くもなさそうなのにいくらでもヤりたい~という感じとか、
ちょっとのことでムスッとなったりとか、
こんなゲイCP、すごくいそうだなぁと思わせる感じがとても好き。
うん、こんな幸せそうなCPが沢山いるといいなぁ。
心を引き付けて離さない不思議な魅力(これもネコか?w)のある一冊だと思います。
もっと松本ノダさんの本、読んでみたいです。
※ 同じ出版社さんの本が我が家に2冊あって見てみましたら、
当たり前ですが、わら半紙っぽい紙質はどれも同じでした。(表紙と帯びは違う)
トータルでステキにまとまっているので
(こういうのって、ちょっとのことだけどとても嬉しい)、
この出版社さんから出たこの本を読めて、単純にうれしいなぁ~と思いました。
イラストは少年漫画と言うより青年漫画にありがちな雰囲気、可愛い絵柄が好きな人は
馴染めないのではと思える作画、内容は表題以外はリアルっぽいイメージ。
人を好きになる苦しさやもどかしさ、ずるしてでも好きな相手と付き合いたい。
表題はそんな切ない恋心を少しファンタジーに投影した雰囲気の作品。
なかなか多種多様な短編集で、面白いとは思うけれど、個人的な趣味としては
微妙に気になるけれど、最高だっ!て叫べるイメージでもないし、だからと言って
面白くない訳でもない、自身の趣味の問題一つって感じの内容。
高校生同士の戯れの延長から、ちょっとマジになるような展開の「憂悶少年」の
毛フェチなんて、個人的には一切受け付けたくない内容なのに、何故か妙に気になる。
メロ甘ファンタジー路線の私には、ガチでハマる程の作品では決してないのに、
しゅみじゃないと言い切れないものを含んでる内容なのです。
それ以外の作品も味のある短編ばかりで、ありきたりなイメージはないのだけど、
読んだ後に後味がかなり残る様なお話ばかりでしたね。
おこちゃま向けの内容ではない気がします。
昭和テイスト満載の絵と雰囲気のノダさん。
雑誌掲載時に『憂悶少年』を
「…なんか、好きだなぁ…」と繰り返し読みました。
全く筋肉にも毛にも魅力を感じないのですが、
主人公の田嶋くんの興奮する姿に興奮してしまうのです!
そして田嶋くんの背中にもよだれが…。
「何なのよ その毛 何をどんだけ守ってんだよ」と
他のクラスメイトから突っ込まれる体毛の持ち主、安田。
そう、体毛は本来、その部位を守るためのものにあるのだけれど
安田は守り過ぎ!!w
自分の体毛の薄さがコンプレックスゆえに憧れてしまう“毛”。
体育のバスケ中にそれ見て勃っちゃうとか可愛い!!
安田のナイスフォローでトイレに。
安田もまさか自分がおかずにされるとは思ってなかっただろうけど
妙な冷静さが可笑しいw
恥らいながらも毛にむしゃぶりつくのが…もう!エロい!!
安田も調子こいて素股しちゃって。
後でお互い「案外悪くないかもしれん…」と思うあたり、
いいねぇ、やっちゃって下さい!と願ってしまいます。
描き下ろし『脱・憂悶少年』で、またちゅーしちゃってたし。
あー、好き!
このすっとぼけた感じもいいんだよなぁ…ノダさん節。
安田が眼鏡で坊主で全然かっこよくないのがポイント。
『いちについて』
相手の引っ越しをきっかけに会えなくなり、
高校で再会した幼馴染。
なんか一途で胸きゅんなのに
境内でえっちな事しちゃって!
そしてそこまでしておいて後で
「キ キスしていい…?」なんて、可愛すぎるし微笑ましい♪
『マイロールダウン』
新聞配達をしながら専門学校に通う男の子が
配達先で見かけた綺麗な外人に心を奪われる。
彼との接触はたった一度だったのに
その時見下ろした白いうなじが忘れられない。
このお話だけ切ない終わり方で、余韻が残ります。
『秘密の温泉男子 ふたり旅』
仕事でなかなか休みの合わないカップルが
ほとんどヤリ目的で温泉に来たお話。
付き合い始めみたいなときめきは皆無だし
色っぽい雰囲気もないけど、
好きなんだねぇ…というのが伝わってきました。
浴衣えっちはとてもいいんだけど、汚れちゃうよw
『勇気をだして』
願いを叶えてくれるというちょっと気味の悪い猫が出てきます。
美容室の店員と客の関係だけど、ひそかに片思い中の巻。
魔法(?)を使ってもらい、
そのせいか早速飲みに誘われ、体を重ねる事になりますが…。
好きな人だから嬉しいはずなのに、魔法の力じゃ切なすぎる。
最後の願いで無かった事にしてもらうも、
「耳出すだけでも全然ちがくなるよ」同じことを言われて
今度こそ、ちゃんと“勇気をだして”誘います。えらい!!
一番見た目が好みなカプです。
ノダさんの作品は、汗のにおいがしてきそうなリアル感があります。
はにかんだ笑顔や、欲情した顔、切なさで歪む顔、
といったように表情もとっても豊か!!
苦手なかたは苦手だろうなと残念ですが
(万人受けはしなさそう…)
全体的にエロ優しくて、私は大好きです♪
あ、でもあんまりまつ毛バサバサしてない方がいいかも…。
外人さんはわかるんだけど、
『温泉男子』の受けは…。
可愛い見た目に反して無遠慮&すけべさをアピールしたかったのかなぁ。
むぼちさん、こんばんは!
昭和の女の血!!w
情が深くて、自分を犠牲にしてまで愛するお相手を守ろうとする姿勢…って
ちょっと脱線してますけどもw
興味を持っていただけてとても嬉しいです!!!
いつもありがとうございますm(__)m
実際読んでいただいて、もしかしたら私と感想等が異なる可能性もございますが
少しでもむぼちさんが楽しいと感じていただけたらいいな♪
毛フェチに引くか萌えるかは個人差がございますのでww
コメントいただきまして、ありがとうございました!!
うををおおー
むっちゃおもしろそうではないですか!
昭和テイストとは、昭和の女の血が騒ぎます。
まだ、読んでないけどこれは当たりの予感ですよ。
先にお礼を言っちゃいます。
東雲さんには、またしても良い本を教えていただき、ありがとうございます。
作者さんの初単行本。
すごーく手描き感が満載で、今時珍しいっていうくらいの青年マンガっぽいアナログ感。
そして、何となくオムニバスムービーっぽい1話1話がきちんと完結していて短編でも満足っていう良さがあります。
なんといってもそれぞれの話のバラエティ度が高く、どれ一つとっても同じじゃない。(多分当たり前なんでしょうが)
黒の使い方、特に髪の毛などベタで塗りつぶすのでなく一本一本線で塗りつぶすのは作者さんのこだわりでしょうか?
このアナログ感あふれる絵柄に抵抗がなければ(カラー表紙と若干イメージが違ってくるので)かなりユニークな短編集だと思います♪
【憂悶少年】実はこれが一番ツボって爆笑してエロくて滅茶好きな作品!!
女系家族に生まれたために、小さい頃から女装させられたりした主人公田嶋、やっと思春期を迎えてジェンダーの自由を得たのだが、彼にはコンプレックスが。
それは体毛という「男臭さ」
そんな田嶋が密かに執着するのは同級生の安田・・・
何ですかーーー!?この毛の描き方は(驚)陰毛はギャランドゥ・・・までは行ってないけど、その下にある根っこに絡んだ土と同じだよ(爆)
さておき、安田の毛に興奮するのを知られちゃって煽る安田に乗る田嶋♪
彼の変態チックなフェチぶりがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー
田嶋もいいキャラだけど、安田、君いいよ、いい☆
エンドも爆笑なんですが、描き下ろしでアレ?いい感じに進展v実に面白いデス!
個人的な思いとして身体毛深いと頭ハゲないかとか心配してるんですが、安田剛毛っぽそうに見えますよねwww
【表題】夢か現実か不思議なファンタジー
主人公が朝目覚めると猫が願い事を言えと!?
実は大昔に封印された魔物でそれを主人公が解いたので願いを3つ叶えるのだという。
本物らしいということがわかり2つ目の願いを口にする主人公。
それは好ましく思っている美容室の美容師と付き合いたいと。
さて、いい具合の展開を見せるのだが、それは本当か嘘か夢か現か幻か?
ただそれだけでなく、主人公が願いは自分で叶えるモノと気がつく前向き姿勢を持ってきているのがいいですねv
そして、この魔物!
猫型なんですが、スフィンクスなんですぅ~♪毛のない猫。なんだかぴったりですね、魔物に。しかも上手く描けてるんですよ。猫好きさん必見?
【マイロールダウン】作者さんが米TVに影響されたとインタビューで語ってらした作品。
非常に映像的だと思いました。
新聞配達員が明け方見た金色の髪の青年の悲しそうなうなじ。
この外人の青年は新聞配達の青年の垣間見た、聞いたそのシチュエーションから想像するしかないのですが、それを通して感じる新聞配達青年の気持ちの変化と現実と。
彼等に何があって、どうなってという物語展開なのではないですが、かすかにこの新聞青年が無意識の失恋をした話になっているのかな?とも思わせ、
外人青年のハッピーエンドでもあるような?雰囲気系の作品ですが、こういう世界も悪くないのです。
【秘密の温泉男子ふたり旅】バカップル話
ただただ、恋人が温泉に行ってエッチしてやりとりがあって、という旅行シチュをなぞっただけのモノなのに、日常をチラ見した気分になるのです♪
【いちについて】高校生モノ
再会した1コ上の幼馴染きょーちゃんが好きだと告白した年下の高校生仁太。
その告白の瞬間走って逃げるきょーちゃん。
年下ワンコの暴走と、ちょっぴりツンデレの匂いをかもしながらうまくリードしてる飼い主?といった雰囲気をだしている。
仁太、、、唄へたそうだなwwwと思ったのは秘密(笑)