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chitosekun wa usotsuki
表題作よりもお子ちゃまの出てくる同時収録作品が好きでした。
和花ちゃんの不器用というか不気味な笑顔や寝起きの和花ちゃんとおじの寝癖に癒されました。
「お前もう嫁に来い」も世話焼きおかんみたいな後輩が出てくるので面白かったです。ただ、先輩を自分のものにしたいがために先輩の彼女をおとそうと言うやり方は駄目ですね。やはりそこは堂々と先輩を口説きおとして欲しかったです。
4組の色んなタイプのカップルが出てきますが世代も職業もバラバラで、エッチシーンもそれほどないので初心者向きかもしれません。
4つのお話が収録された短編集です。
残念なことに表題作が一番苦手でした。
受けの小清水が存在が薄いという設定で、高校2年になってからクラスメイトの千歳とよく目が合うところから話は始まります。
その時の小清水の感想が人間と目が合った…で、今までどんな学校生活を送っていたのかと驚いて若干引きました。そして、小清水に気付いてチョッカイを掛け出した千歳が、小清水を泣かせたくて酷いことばかり言ってるのに、ついていけなくて。愛情表現とは伝わってこなくて、イジメてるようにしか見えなかったです。
他の短編も、キュンときたものはなくて。好きな育児モノもあったのに残念です。
表題作は、私にはあいませんでした。攻が好きな子の泣き顔が好きで、わざと冷たくするパターンは、よくある話だけど、これはただのパシリ&いじめにしか感じれなかったです。なんか本当に好きなの?って思っちゃいました。
それに受も、あまりにも存在感がなさすぎて好きにはなれなかったです。
同時収録の「お前嫁に来い」は好きな話でした。疑似家族的な話で、ほんわかしました。娘である和花も好感のもてるキャラでした。でも、つー君は真面目すぎな感じが。攻が和花の父親じゃないってわかったら、出ていってくれってひどいです。
※ネタバレ有です。
◆千歳君はうそつき◆《好きな人の泣き顔が好き×存在感がない》
幼い頃から存在感の薄い小清水は、自分のことに気づいてくれる存在(千歳)に出会う。
千歳に出会い、日常が変わっていくが──。
うーん……(´;ω;`) 存在感無さすぎな人間って本当にいるのかな……
ある意味、イジめの部類ですよね ←orz
千歳くんの行動もイマイチ理解できない部分もあったり……
ちょっと、物語に入り込めなかったです(´Д⊂
◆お前もう嫁に来い◆《先輩のためにつくす男×彼女持ち》
サークル同士の飲み会で、ゲームの話で意気投合した因幡と竜也。
それからというもの因幡は竜也の家で、家事をしたり 達也のお世話をするのだが──。
先輩をお世話する後輩良いですよね!!(*´∀`*)
ドアの前で抱き合ってるのは、うーん……と思いました ←
因幡が少し軽い男に見えてしまった…… orz
◆ゆっくり口説くよ/ゆっくり愛し合おう◆《無職男×真面目男子》
「あなたの娘です」─ 写真を見せ、そう告げたのは“月人”だった。
無職である秋山は家事全般を受け持つという条件で、月人・和花のいる家で生活をすることになるのだが──。
とにかく和花ちゃんが可愛いw ←(^^) 女の子だけどキャラが良い♪
月人さんがすごく初々しいのはなぜだろう…… 自処理をしたことがないとか、うーん…… そういうもんなのかな。
◆夢で恋して◆《元親友・元恋人×忘れられない人がいる》
高校の頃、晴人から告白をされた岩滝は(晴人が自分から離れるのが嫌で)okをする。
だが あることをきっかけに距離を置いてしまう…… 数年が経ち、職場で偶然再会をするが──。
この話好きです(^▽^*)ハピエンで良かった~♪
離れて気づく愛ってありますもんね ←w 二人共焦れったいけど、好きなキャラです♪
常に存在感の薄い小清水ですが、なぜか同じクラスの千歳だけが気づいてくれるのです。そして、千歳は小清水に付き合おうと言うのです。
一方的に始まったお付き合いですが、意地悪なことを言ってみたりと、千歳のドSぶりが発揮されるのです。最初は、千歳がとても意地悪な人に思えたのですが、最後までドSでした。
「お前もう嫁に来い」
大学の先輩の竜也、後輩の因幡のお話です。今は社会人になった竜也ですが、なぜか因幡は竜也を慕って甲斐甲斐しく世話を焼くのです。
やっと家に帰ってきた竜也を出迎えた因幡ですが、その手にはなぜがビニールひもが…。
「ゆっくり口説くよ」
好きに遊んでばかりの英知ですが、ある日彼の子供だという和花がやってきます。
英知、月人、和花の3人の共同生活で、英知は月人のことを好きになっていきます。
子供連れのCPということで、どうなるのかな、家族の形はどうなるのかな?といろいろと考えさせられることが多かったです。
毎度結構そこそこのところをついてくるし、絵もきれいだし、つい気にして購入している作家さんの一人、文月さん。
今回も面白そうだな~と思ったのですが、短編集ゆえなのか、設定は面白いのに、中編もそこそこいいところついてるのに、それが生かしきれてないというか、全体的に「惜しい!」が先だってしまった。
クラスでとても存在感が薄いという小清水が、同じく存在感が薄いが(自分で気配を消している)自分を気にかけてくれる千歳君に構われ、好きな子の泣き顔を見たいんだと、散々弄られるお話。
こう書くと、大変に面白そうな予感がする。
確かに千歳君の意地悪と、構ってくれる嬉しさに喜ぶちょっと可哀想で無自覚Mの小清水は楽しいのだが、
この存在感が薄いというのが、設定どまりで終わってしまっていて。
構われるのを喜ぶ為だけの設定になっているのが残念なのだ。
漫画だし、せめて何か性格とか外見とか、そういう部分でのアピールがあってエピソードがあると、もっと愉快になる気がするのだが・・・
これが短編の物足りないところかもしれない。
しかし、描き下ろしの番外でドSの千歳君が魅せる意外な照れにムフフフ~となるので、やっぱりこの組み合わせはもうちょっと尺があればもっと面白いはず!と思うのです。
【お前もう嫁に来い】
社会人の主人公の元に食事の支度など、かいがいしく面倒を見に通って来てくれる大学時代のイケメン後輩。
休みの日も二人で過ごしたりして、現在主人公は彼女と疎遠な状態。
後輩の好意に特別を感じてなかった鈍感な先輩が実は餌付けされていたのかも?なお話は、ストーリー設定展開ともによくある話のワンコ攻め。
【ゆっくり口説くよ】【ゆっくり愛し合おう】
は2本で1シリーズを構成する中編モノ。
女性関係のゆるい気軽な生活を送っていた主人公・秋山の元に「あなたの娘です」と一枚の写真を持って男が訪ねてくる。
以前付き合った女性の子供で父親は秋山だというのだ。
丁度無職で宿なしだったので、家事全般を請け負うことでこの娘と娘の叔父・月人と同居を始める。
この秋山の設定が、遊び人とか節操なしみたいな冒頭説明だけでそれらしい性格や行動がその後一切なく、??なのです。
割と馴染みが早く、子供の扱いも慣れていて早々に月人に惹かれ始めてしまう。
そして、月人がちょっと頭の固い鈍感ちゃんという設定も悪くないが、それが不安定で、
何か印象的な展開や肝心の二人を結びつけるモノが弱く感じてしまうのだ。
子供はすごくよかったです。
まだ小さいのに、まるこちゃんみたいな装いで、でも流行りの洋服を買ってもらって喜ぶ姿とか、笑顔や感情を表わすのが苦手でとか、かわいいところが沢山ある。
しかしそれはそれでちょっと独立しちゃってて、男二人の共同子育ての部分も少し弱い。
全体的に弱さが目立ってしまうのです。
う~ん、、もったいない。
【夢で恋して】
主人公が最近毎晩夢に見るのは、高校時代友達から恋人になったのに、些細なことで突っぱねて疎遠になってしまった彼とセックスをする夢。
そんな彼と偶然、営業で再会してしまう。
本当は・・・と二人の関係が復活するお話。
やはりですねー。この作家さんには中編以上の作品プラス短編という構成で単行本を出してほしいかな?と要望します。
何度もいうけど、ほんとう、惜しいのです!
表題の作品、好きな子ほど泣かせてみたいと言うテーマなのかしら?
それに、ここまで存在感が皆無な人なんていないよ~、なんて思うくらい受け様が
誰にも構って貰えないお話、コミカルテイストなんだけど、どうも攻めキャラが
好きになれない。
はっきり言って嫌キャラだなと思いながら読んでしまった。
「お前もう嫁に来い」は大学時代から付き合いのある後輩と先輩のラブで、
これも・・・嫌いかも、社会人になった受け様に健気に尽くしてる後輩受け様、
通い妻みたいに受け様の家でご飯を作ってお世話してるけれど先輩には彼女がいる。
先輩を振り向かせたいから彼女を誘惑、彼女と受け様は別れるけれど、
ついでに攻め様も排除されるが、しつこく食い下がり強姦気味に受け様に気持ちを
告げて、結局はハッピー展開だけど、好みじゃないかも。
全体的にコミカルなテイストなんだけど、どうにもノリキレずに終わった感じ。