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猫野ギャグ・ヒューマンドラマ・BLを、ぎゅっと濃縮して一粒に
猫野センセのギャグが好きな方にはたまらない一冊です（てか社名よw）
大好き！
表紙で損してる気がする・・・2人共もっとイケメンですよ、特に攻め。
「運送会社の営業（先輩）ｘ配送ドライバー（後輩）」です。スパダリ溺愛。
配送先のおばあちゃんとのエピソードなど、しっかりとヒューマンドラマもあり、ウルっときました。
ほんっとーーーに攻めがイイ人！
受けが適度に男らしいのもすごくイイ！
令和の今読むといろいろとありえないですが（イミフな接待や宴会芸、アルハラ、SOGIハラ、etc.）、2012年発売なのでそこはまぁそれとして。
表題作のほかに「溺れる魚は海を恋う」「フライングラブ」という短編が入ってて、これがまた最の高なんすよ・・・
特に魚の方！これなんと猫野さんの初BLオリジナル作品です。
後者もパイロット制服萌え！ギャグのクセがつよっつよｗ
収録作どれもめっちゃくちゃオススメです。
（てか温泉名よｗ）
今ならちょうど30%オフなのでぜひ！
ずっと甘々
表題作のほかに３作品が収録されています。
「マイハニーエクスプレス」7.5割
「溺れる魚は海を恋う」 1割
「フライングラブ」 1割
その他あとがき 0.5割
【マイハニーエクスプレス】
配送会社の営業課(元ドライバー)とドライバーの二人のお話。
攻め→→→→←←受けの、ひらたすら甘々でした。
何でも出来るしイケメンなのに受けの前ではキャラ崩壊の攻め相川充。
猫野まりこ先生の画風で、時々キャラが二頭身化するのですがこれもすごく可愛らしかったです。
ダークさもなく、明るいテンポで安心して読めます。
【溺れる魚は海を恋う】
ノンケ？×ゲイで遊び人
受けの藤田圭一は、普段こそ眼鏡七三分けで装っているが、外での姿は別人。
ある日ゲイバーで同じ会社に勤める攻めに出会うも、向こうは気づいた様子もなく関係を持ってしまい…というお話です。
よくある、どこかで見たような設定とお話でした。
【フライングラブ】
普段はエリートパイロットだが制服を脱ぐと二頭身化する受けの世話を甲斐甲斐しく焼く攻めの短編。
ずっと某アニメと似てるなと思いながら読み終わりました。
どの収録作品も共通して甘々です。
盛り上がりに欠けたのと、短編があまり好みではなかったのでこちらの評価となりました。
バカップルに萌え萌え
運送会社を舞台に、先輩と後輩がラブラブお付き合いするラブコメディーです。猫野さんの描かれるキャラ達は、基本ラブラブでちょっとおバカなコ達で、安心して読めます。
表題作では、バカップルな二人が可愛くて、キュンキュンしました。長年片思いしていた洋司に告白して、ＯＫをもらった相川。喜ぶのも束の間、相川は転勤になって遠距離恋愛になったのです。お互いに浮気を心配してモンモンとしてるのが可愛いです。普段はイケメンなのに、洋司のことになると変態になる相川が、面白くて好きです。洋司は、泣き虫だけど、泣き顔が可愛いです。この二人のバカップルを見てると、甘々でニヤニヤします。
『溺れる魚は海を恋う』
藤田の、仕事の時の姿と夜の姿のギャップに萌えます。
『フライングラブ』
ユキの、仕事の時とダメ人間の時とエッチの時の豹変ぶりがツボでした。まさかの藤田受けにも驚きました。
笑えて、ちょっとキュンときて、甘々で、読み終わった後に幸せな気分になる１冊です。
LoveLove♡
猫野まりこさんの作品、元気でギャグが多くて。
自分の気持ちが沈んでいる時に読むと、パワーをいっぱいもらえます！
舞台は運送会社。
そこで営業をしている仕事ができる攻めの相川と、ドライバーで相川の後輩の受け洋司。
相川はだまっていればかなり男前です！でも大好きな洋司のことを考えてると変な人？っぽくなって面白い。
最初の場面で相川が洋司に告白して、付き合いだすとこから始まるのですが、せっかく思いが通じたのに東京本社に転勤を命じられます。
洋司と離れたくない相川は部長に転勤を賭けて腕相撲の勝負を挑みます。
相川は洋司は流されて自分の気持ちに答えたのだろうから、転勤して離れてしまったら二人の関係は終わってしまうかも？と考えたみたいなのですが、その転勤騒動で洋司もちゃんと相川のことが好きと気持ちを伝えて、二人は真の恋人同士に。
結局次のお話で相川は転勤になり、なかなか会えなくなって不安になり、京都支社に帰るためにまたまた頑張ります。
相川は洋司のためならなんでもするんですね。
こんな恋人、うらやましい！洋司愛されてますね。
そして無事に京都支社に戻れた相川。相変わらずラブラブな2人を見れて安心しました。
私は相川はただバカなだけ？なんて初めは思っていたけど、
仕事に関しての情熱、他の人がやりたがらない仕事を率先してやったり、楽しむところは全力で楽しんで。よみ終わる頃には相川のこと大好きになってました！
大体は受けを好きな私ですが、相川がとても魅力的に感じました！だから洋司がとても地味な気が…。
これでバランス取れてるんですね！
他に短編の作品があったのですが、フライングラブがよかったです！
猫野まりこさん大好きです！
葛藤のち幸せ
猫野まりこさん、2冊目。
こちらに収録されている作品は全て初めて読みましたが、猫野さんのセンスがすごーくツボだなぁと改めて感じました。
まず画が綺麗！線が綺麗。なので登場人物も大抵イケメン揃い(笑)
そしてデフォルメ画が可愛い！！
しかし、私が今まで読んだ漫画の中でも群を抜いてデフォルメ画を多用される作家さんでもあるので、もしかしたら好みが分かれる1つかも？？
思い切り沢山出てきた方が寧ろ気持ち良さすら感じる気もします♪
◆『エクスプレス』シリーズ全4話（マイハニー、ラブハニー、マイダーリン、マイスウィート）
ウマシカ物流の営業マン・充と、配送ドライバー・洋司のお話。
ずっと好きだった後輩・洋司に告白し、見事OKを貰った充。
イケメンで優しくて面白い充が浮かれるさなか、突如転勤を言い渡され――と進んでいきます。
猫野さんの、こう、片方が思い切りぶっ飛んだキャラ、みたいなのが凄く好きです。
（ほぼ同時に発売された『同人に恋して』の壱都然り）
1話読み切りの連載、みたいに続いて行くお話ですが、1話1話読み応えがあって、色んな悩みや幸せが詰まってて、最後にはドカンと幸せが待っているのがすごーく良かった♡
充がヤリ手で将来有望視されているとは言え、洋司スイッチが入るとトンデモナイ妄想族のブッコミ隊長になるので、そのギャップがとても楽しかったです。
そして、充の恋人・洋司も、男らしい顔つきなのに、控えめで赤面症で、充の事が大好きな純情加減が大好物過ぎてどうしようかと思ったほど(笑)
普段あぁな充ですが、洋司には真面目で優しい一本筋の通った男なので、きっといつまでもバカップル汁が漏れているような日々を過ごす事でしょう♪
◆『溺れる魚は海を恋（こ）う』
経理課のクールな男・藤田と、営業部・豊島のお話。
行きつけのゲイバーで飲み酔っ払っていた藤田は、自分好みの男と一夜を共にする。
朝目が覚めるとそれは、同じ会社の豊島で――と進んでいきます。
1ページ目から激しいセックスシーン！そしてこちらの作品が、猫野さん初BL作品とのこと！
あとがきでご自身も仰っていますが、その後の他の作品に比べると、ほぼギャグもなく真面目にリーマン話を描こう、という気持ちが伝わって来ます。
本当に緊張感が伝わってくる作品です。
天然で素直で実直で真面目な豊島と一緒に居る事で、藤田の気持ちも溶かされていくのですが、勤務中とアフター5では見た目を変えている為、少しずつ罪悪感も生まれて行ったのかなぁと。
豊島に気持ちが持って行かれるのと同時に、ドコかでストップをかけるような。
変わったストーリーではないものの、画の綺麗さに惹かれる為か魅力が倍増しています。
そして、最後の豊島の台詞がいい！
「どうせお互い溺れているなら 二人一緒がいい」。
初めて恋に向き合う幸せなスタートを切ることに胸がジンとしました。
◆『フライングラブ』
飛行機内の清掃員・相葉と、超絶美人でクールで年上のパイロット・ユキのお話。
大好きで大好きでたまらない相葉の恋人は、男女問わず星の数ほどの経験値があるユキ。
しかしこの男、制服を脱ぐとトンデモナイやつで――と進んでいきます。
猫野さんの可愛いデフォルメ画が存分に生かされているお話！
正直言って、好みのストーリーかと言われれば違うのですが、何か読んじゃう(笑)
ラストには豹変するユキが……！？
そうそう、こういうギャップがまたタマラナイんですよね♪
少しギュッと切ない部分もありつつ、幸せが溢れた1冊♪
クスクス笑いながら楽しめる作品がたくさんです。
恋も仕事も猪突猛進！
年末『同人に恋して』と数日違いで２冊発売になった後発のほうです。
１冊目の時に時間をおいて、と書きましたがレビューを書く分においてそれは正解♪
細かく具体的に挙げれば、差はあるのですが、攻めの受けに対する愛情情熱温度が沸騰マックスのあまりおバカで突っ走る部分が似ているのでした。
しかし、基本ラブラブでおバカを見せるけどその気持ちは本物。
だからそのおバカさが横滑りすることはないんです。
全ては恋しい人のためなんですから（笑）
運送会社の後輩社員に告白した営業部のホープ相川は、それを受け入れてくれた洋司とめでたく恋人に！
しかしその矢先に出た部長の人事を賭けた悪い癖によって本社転勤が決まってしまう。
まだ気持ちを伝えて受けれてもらっただけの関係に、遠距離恋愛の自信がなくて身をひこうとする相川だけど、最後の悪あがきを（爆）
そして、遠距離恋愛を乗り越え相川は恋する人の元へ戻るために頑張って頑張って、そして晴れて・・・
と、好きな人のために頑張っちゃう話。
相川についてはもう何もいうことないほどに、洋司第一で仕事を頑張ってるので、おバカ行動もなんか愛ゆえにと、許せちゃう。
転勤の時ちょっとヘタレるけど、基本はとてもポジティブ♪
洋司は一見受身な感じだけど、彼は彼なりに相川のことを思っていて、見た目カワイイって感じじゃないんだけど、いかにも「後輩」感が出ていて健気ワンコらしさが漂ってます。
一見おバカが目立つから洋司が相川に振り回されているようで、実は相川が洋司のために自らを振り回してる感～これがおバカな情熱行動なんだな、って見えます。
【溺れる魚は海を恋う】
営業のホープと言われる社員がいけすかない経理社員。
偶然バーで出会って寝てしまって、でもメガネをかけていないし雰囲気も違うからバレてないとおもっていたのですが、彼に迫られてデートをするように。
そうして彼の人となりが見えてくると、いつもツンケンしていた会社での態度も変わってくるのだが、ある日彼に婚約者がという噂を聞いて裏切られた気持ちになる経理社員。
しかし、実は・・・
不器用ツンデレと、一途な男のハッピーエンドのリーマンラブです☆
これはちょっとおバカ路線と違って、ノーマルな路線で、本当に普通だった（逆に驚き？）
【フライングラブ】
実はこれ、一番ウケた！！
恋愛云々というより、制服を着ると”人間”のパイロットが、服を脱ぐと”赤ん坊or幼児”になるそのギャップ♪
ダメ人間らしいのだが、それが受け（幾分魔性の淫乱が入ってる？）なのがまたまたギャップを呼んで楽しい☆
メリハリコミカルアマアマ
この方も初単行本が2日違いで同じ月・・・これは流行りなのでしょうか。
こういうことすると作者さんがせわしなくなるから
「やめてあげてよぉ！」
な気分になります。
でもこの本自体は良くできてると思うのです。まず表紙が好き。
でも表紙から見た「先輩のラブラブに後輩が辟易している」感覚はあんまりなくって、
この後輩君も先輩を本棚を押し倒しそうなくらい情熱叩きつけたり
東京本社に転勤しても本社に配達に行って追いかける位の気合があります。
よーするに、よーするにのっけからあまあまで、愛のためならなんのそのなのはお互い様です。
本人たちはそれでもバレバレにならないようにしているつもりですが、
温泉旅行の話を見る限り、たぶん周りにバレバレですね。
元々両方とも配送の仕事している（後輩は今もしてる）ようなガッチリした男どもなので、そんなに可愛いという事もないはずなんですが、
コミカルシーンで大胆にディフォルメされる事によってなんか補てんされてる感じがします。
大胆なディフォルメの凄さが一番出ている「フライングラブ」がまた。
パイロット服着ているときのクールビューティさと脱いでるときの小動物のような変な物体が同一人物というのがまた。
あともう一つ・・・お前受けかよ！というのも。
