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tenjou no ai chijou no koi
タイトルにも書いた通り、山岸凉子先生の「日出処の天子」や、竹宮恵子先生の「風と木の詩」までもの衝撃はないものの、良い作品だと思います。
この作品の魅力は最後の最後までお互いが一番大きな存在であること。
主従を超えた、依存とはまた違う何とも言えない2人だけの空気があります。
でもやはりそれぞれに、守らなければいけないもの、自分の立場というものがあるわけで、時には敵対してしまったり…。
仕方がないことなのですが、やはり切なくなりますね(;_;
かといって終始シリアスなのかと言われればそうでもなく、2人の幸せな描写もあるので、離れてしまう時により一層の悲しみが感じられます。
ラストは、私は好きな終わり方だったのですが、読み手によれば「どういうことだろう?」と思われる方もいるかも…。
でもそんなにおおげさな謎エンドでもないです。
巻数は全11巻。
古い漫画なので見つけづらいかもしれませんが、ぜひ読んでみてください♡
神に近い萌萌です
ちょっと意地悪な「孤高の人」皇太子ルドルフ様と
真面目な聖職者アルフレートの激動のラブロマンスです
はじめはアルフレートがルドルフ様をお姫様だっこしたり、身長的にも「すわルドルフ様受けか?」と思っていたのですが、描写的にアルフレートが受けですね
自分はこっちの方が好みです
(私は攻めが「孤独な王」とか「孤高の人」とかいうタイプに弱いですw)
腹黒美形司祭ベルトルトにレイプされて、ルドルフ様のキスを平手打ちで拒んでしまってから何年も何年もすれ違います
ベッドシーンはありますが、描写はほんの少し
何年もの激しい両片思い(というより互いに心服・妄執に近い?)の末、
遂に肉体的にも結ばれるものの、そこからまたすれ違いです
結局心の通い合った幸せな交わりってこの人たち数回しかしてないような……
名作ですよ
花ゆめはたまにBLレーベルよりはるかに萌える爆弾をぶっ放してくるから困ります