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koibito assort
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初登場CP2組と、既刊本のCP3組。
元ネタとなる3冊(『幸せになるのさ!』『きみに注ぐ』『男の子と恋』)を読んでおいた方が分かりやすいけど、読んでいなくても何となくは分かる。
ただ横のつながりが内輪ネタみたいに感じてしまうかもしれないので、読んでおいた方がいいのかも。
【1階のふたり】 萌
同じアパートに、自分たち以外のゲイカップルがいることを知った翔太と明夫。
大学生で、付き合って半年の自分たちと、社会人同士で2、3年一緒にいるかずやとみのるの関係の違いに、「ああいう感じがいいなあ」と思った明夫は、「かずやとみのる」ごっこを提案するが…。
自分たちには自分たちの良さがあって、ひとの真似をしても楽しくないよという話でした。
【3階のふたり】 萌2
3階に住むかずや×みのる。
静かな雰囲気が好きなかずやと、わいわい騒ぐのが好きなみのる。
出会いのときからの回想もあって、自分と正反対なみのるにかずやが惹かれた経緯もしっかり分かります。
お互いが無理しない範囲で、好きなことを受け入れられたらいいよねというCP。
こういう関係、素敵だなあと思わせる2人です。
【幸せになるのさ!/more】 萌
大好きなCP、包容力の小松と可愛すぎる歩。
この続編はちょっと読みたくなかったかも…。
歩に優しくて可愛がりすぎるほど可愛がる小松の本能部分の話。
可愛がりたい、優しくしたいという気持ちの奥底に芽生えた「酷くしたい」という気持ちが描かれていて、うーーーーん、これは誰得な話なんだろう?と思ってしまった。
小松の知られざる一面を知ったところで、優しく包み込むような小松が好きだった読者は「…お、おう」としか思えないと思うんだけど…。
みんなには絶対見せない一面を小松には見せちゃう!とか、そういうレベルの問題じゃない気がして…。
ほわほわ可愛いタイプが加虐志向を掻き立てるのは何となく分かる、けど、小松はあのままでいてほしかったよ…。
【きみに注ぐ/more】 萌2
男女問わずウェルカムなチャラ男だった大島翔×生真面目すぎる安藤祐一。
大島翔が歩の同僚だったことにびっくり。
さらに安藤祐一と同じ研究室に、『男の子と恋』のあかりがいるという。
合理的かつ論理的思考の安藤祐一が、大島翔の気持ちを慮るという画期的な出来事が起こります。
心の機微を理解しない四角四面な人物に、大切な人を大事にしたいという感情が芽生える瞬間っていいですね。
【男の子と恋/more】 中立
雲之助さんの作品で、唯一主人公を好きになれなかった作品の続編。
よく分からないけど付き合い始めてもうすぐ1年になる隼人と巡。
「自分が巡を嫌いになることはありえないけど、巡の気持ちがいつか変わるかもしれない」と不安になる隼人に、巡の言う台詞が…。
いいこと言ってるんだけど、この子がいいことを言ったところで本編で隼人の告白を「男同士なんて普通じゃない」というきつい言葉で一刀両断にした人間が何を、どの口で言うか⁉︎としか思えないんだよな…。
続きが読めるのは嬉しいけど、本編とあまりにも人格的に違う/変わったところを見せられると悲しい。
そういう気持ちになった作品集でした。
雲之助先生を極めたい人用の本です。「幸せになるのさ」「君に注ぐ」「男の子と恋」既読で読むことをオススメします。
1階のふたり
◾︎翔太×明夫 左右不明
可愛い大学生
3階のふたり
◾︎かずや(年下攻め)×柏木みのる(仕事出来て万人に好かれるタイプ) 同じ会社
柏木さんみたいなタイプはモテるよね!!ゲイだったのかどうか書かれてないけどどうなんでしょう?
◾︎幸せになるのさ more
この雰囲気とーーっても好きなのですが、歩が華奢すぎて女の子に見えちゃうんだよなぁ。
めちゃくちゃ優しい攻めの、受けを愛しているゆえの豹変って滾りますよね。
◾︎君に注ぐ more
水沢さんじゃないですか!「男の子と恋」でかなり重要な役目を果たした僕っ子の女性です。
「君に注ぐ」のあとがきに書かれていた安藤のお口で…が遂に!!
◾︎男の子と恋 more
恋人たちのお話ですね。これまでの本のアソートかと思われます。
この中ではきみに注ぐと男の子と恋しか読んでません。
きみに注ぐの二人は大島が就職して一緒に(全カップルともに)住んでるんですね。
安藤が忙しくて大島にひとりぼっちの部屋に帰らせて申し訳ないと料理を作ることに。
大喜びの大島。安藤も大島に寂しい思いをさせて悪かったとか好きだとちゃんと伝えます。相変わらず真面目ですね。前よりラブラブな二人でした。
男の子と恋
こちらも一緒に住んでるようですね。前は同じマンションの上下の部屋でしたが。
相変わらず巡の言うことが面倒くさいです。わかるけど、仕事柄言葉にこだわるのかな?
結局がしっドサーッぎゅっです。
どのお話も付き合って半年から3年とか仲良く続いてるカップルで愛情を確かめ合う感じですね。はぐくまれてます。
計5カップルのお話が詰まった短編集。
「1階のふたり」
同じアパートにゲイCPが2組。お近づきに、とお鍋パーティー。
若い明夫x翔太はキャピキャピCP。まだ落ち着きも無いけど、仲良く続いて欲しいですね。で、どっちが攻め?翔太かな?
「3階のふたり」
年長CPのかずやxみのる。元々みのるが上司?だったみたい。みのるは皆に優しくて、皆に好かれてて。でもかずやはそんなみのるが好き。本当は騒がしいのは苦手だけど、みのるが楽しそうだから自分も嬉しい、でも2人の時は構って、って。甘え攻めですか?これは。萌え。
「幸せになるのさ!/more」
ほのぼの甘々CPにもある、突き上げるような激情。
歩に優しくしたい、でもめちゃくちゃに抱きたい…
小松はそんな気持ちを閉じ込めようとしてるんだけど、遂に歩にその気持ちを言う。そしてシャツを引きちぎり…
小松は考えたことあるのかな?歩だってめちゃくちゃに抱かれたいって思ってたかも知れないよ。
Hでの要望を伝えるのって……難しくて大切。
「きみに注ぐ/more」
研究者の安藤は、もう何日も家に帰ってない。連絡はしてるよっていう態度。
でも自分が真っ暗な部屋に帰った時に感じた事は…
パートナーの大島に料理を作って一緒に食べよう、「幸せに〜」の歩に教えてもらって。
もちろん心は通じて、甘いHへ。ごちそうさまです。
「男の子と恋/more」
お互いクリスマスが繁忙期の隼人と巡。1日遅れでチキンとケーキとシャ○メリーで2人のパーティー。付き合って1周年の2人の気持ちは…
巡の、良い事も悪い事も有り得てそれでも、この先隼人を好きでいたい、という気持ち。
隼人は、それ聞いてドタバタ。
本編では隼人→→→→←巡だったけど、今は同量ですね。60年一緒にいてね。
巻末、「〜/more」の3CP・6人のキャラ紹介+あとがき。
いろんなカップルのお話が楽しめます。
最初に入っている、アパートで同居をしている2組のカップルのお話ですが、1組目のカップルのお話がとても好きだと思えました。
友達のような、家族のような、読んでいるこちらが「この2人お互いが本当に大好きなんだなぁ」と思える2人です。
というか、このお話に出てくるカップル全員がそんな関係です。
「大好き大好き」と全身で言ってるようなカップルばかり。
大きな事件も起こらず、何気ない日常で毎日かわす当たり前の会話。
たまに起こる以ささいなすれ違い。そんな中で「やっぱりこの人が好きだ」というのを認識しているお話ばかり。
ここに出てくるカップルはみんな最初からカップルで、最初から同居しています。
ハラハラドキドキは味わえないけど、本っっ当に読んでいる間、ほっこりした幸せな時間を味わえました。素敵な短編集だと思います。
後半以降に入っているお話は別の単行本のカップルのその後を描いているようなので最初から出来上がっていて当然なのですが、私はどれも未読なために、そっちを読んでいたらもっと楽しめたかな、と思います。
「幸せになるのさ!」というカップルのお話がとても好みな内容でした。
好きすぎて抑えがきかない、むちゃくちゃにしたい、でもそれが怖い…
のろけのようなんだけど、好きすぎでどうしようと泣く攻めキャラにとても胸打たれました。しかし、最後の1Pを読んで思ったのですが、これは男女でも成り立つストーリーな気もします。
作者さんはこのお話にとても愛着があるそうなのですが、これだけ読むとこれがBLである必然性とは如何に?と少し思います。これも前作を読んでいないため感じたことかもしれません。
機会があれば前作を読んでみたいと思いました。
タイトルそのまま沢山のカップルが色とりどりに詰め合わせになった、とてもハッピーなコミックスです。
・『1階のふたり』『3階のふたり』
このコミックスで初めて出てくるカップルは同じアパートに住む2組。付き合い始めてまだ半年の1階に住む大学生カップル明夫&翔太と、3階に住む社会人カップルみのる&かずや。折角なので親睦を深めようとみのる達の部屋で鍋を囲んだ日の前後のお話がそれぞれのカップルで描かれています。
テンションの高い大学生カップルのイチャイチャ振りには、アホだろ~と感じながらも、いやいや大好きな人と両思いになって一緒に暮らせるなんて、そりゃあ舞い上がるだろうよと微笑ましくなりました。
似た者同士の大学生カップルと違い、お互いに逆の性格の社会人カップルは、寡黙なかずやはみのるが誰にでも優しいことがちょっと不満なのに、その優しいところこそが好きなところだったと気が付くのがよかったなぁ。
長く付き合うとどうしてもマンネリになるし、いいと思ったところも薄れてきたりするじゃないですか。こんな風にゆっくりと思い返すことって大切だと思います。私もよくやります。大好きなところを考えてなるべく口に出すの。そうするとあら不思議~、何年たっても大好きだと思えちゃう(笑)
ここから下は各コミックスの番外編
・『幸せになるのさ!/more』
もうこれどうしよう~!!萌えですよっ!いやね、歩がめっちゃ女子っぽいんですよ。それは否めない。元々可愛いキャラだしね。そこが些細なことでもあり重要な事でもあるんだなぁ。小松がね「我慢できない」って言うんですよ。可愛くて可愛くて「めちゃくちゃに抱きたい」って…(//∇//)
歩をめちゃくちゃに抱く激しい小松がいいです!いつも穏やかな小松をこんなに荒々しい気持ちにさせる歩の可愛さは、女子には出せないと思う。
・『きみに注ぐ/more』
好きなカップルのお話なのに、あかり(『男の子と恋』参照)が出てきて、 キィーっ(♯`∧´)ってなりそうだったけど、早々に消えてくれたので見なかったことに(笑)
安藤は相変わらずの真面目さで大島のことを想い、料理やエッチに頑張ったりします。気持ちを伝える姿までが変わらず生真面目な安藤がいい。好きです。
・『男の子と恋/more』
付き合い始めて1年が経つ隼人と巡。ちょっと遅いクリスマスの夜に隼人が口にした「あり得ない」という言葉が嫌いだと言う巡。
まどろっこしい説明があまり上手くはないのですが、一生懸命に巡が伝えたかった「あり得ないことが起こっても一緒にいたい」という気持ちは隼人にも私にも充分に伝わりました(^-^)
全編、甘さたっぷりなお菓子のアソートボックスみたいなコミックスは、雲之助先生の持ち味が遺憾なく発揮されていました。
短編が2本と、過去の単行本の描き下ろしが3本収録されてます。
『幸せになるのさ!』
歩が可愛すぎて、その想いをどうやって発散していいのかと、自分の気持ちを持て余してる小松にキュンとなります。それを一生懸命に受け止めようとする歩に、愛し合ってるんだなとキュンキュンします。幸せだと泣く歩が可愛いです。ホント、仲良しそうな二人が甘くて萌えます。
『きみに注ぐ』
実験に夢中になると、大島を放っておいてしまう安藤。そのことに気付いて、大島に優しくしようとする安藤が良かったです。安藤の、初めて大島を名前で呼ぶのと想いを告白するシーンでは、大島と一緒になってドキドキキュンキュンして萌えます。
『男の子と恋』
同棲していて、一緒にいるのが自然な二人に萌えます。「60年後にまた聞いて」と、ずっと一緒にいようと言うセリフにキュンとなります。
短編も良かったけど、やっぱり過去の単行本カップルの、その後が読めて嬉しかったです。
この本に出てくるカップルさんたちはなべて
「好きになった人は偶然男性だった」という雰囲気が漂っており、
独特の世界観があると思います。
作家買いではないので他の本がどうなのかは未知数ですが
一冊をとおしてリリカルでふんわりとした人、世界、物語を
作られる方だなぁと思いました。
(PNに”雲”が入っているのは何となく頷けるというか…)
短篇集だと必ずと言っていいほど
「このカップルのおはなしをもっとクローズアップして欲しかった」
という感想が出てくるのですが、
良くも悪くもこの本ではそれを感じませんでした。
悪く言えばのめり込ませない、良く言えばのめり込まないで済む、、
意図的なのか否かはともかくライトなのに細やかな一冊でした。
甘いには甘いのですが、自分の求める甘さとちょっと違っていたので今回は「萌」にしました。
好き嫌いが分かれそう…かも?
※ネタバレ有です。
◆1階のふたり◆《翔太×明夫》
じゃれあいcp (喧嘩もするけど仲良し)
◆3階のふたり◆《無口な男×信頼出来る男》
かずや×みのる(先輩) 夫婦cp
『1階のふたり』『3階のふたり』 甘々short story☆彡
嫌いじゃないけど、何か刺激が足りなかった……゚(゚´Д`゚)゚
◆幸せになるのさ!/more◆《好きすぎて困惑男子×癒し系男子》
小松×歩 新婚みたいなcp
歩くんが女の子にしかみえない……(ふわふわ癒し系ってわかってるけど、苦手です orz)
◆きみに注ぐ/more◆《眼鏡&恋人の前ではゆるい男×無表情に近い》
大島×安藤 すれ違いもあるけど愛ありcp
どちらかというと安藤×大島の方が好きです。
◆男の子と恋/more◆《隼人×巡(めぐる)》
巡くんが色々と会話に難しいことをいれてきます (;・∀・)
うーん……遠まわしというか、ストレートに言って欲しいな……と思ってしまった(つд⊂)
全体的に甘々で障害物(ライバル)なしだったので、あんまり面白くなかったです。
絵自体は可愛くて好きなので、次回に期待したいと思います(・∀・*)/
随分画面が落ち着いてこられた印象の短編集でした。
さすがに今はコマ割や見せ方も本当にお上手になられましたよね。
荒削りなコマがないのはさすがプロっぽい!と思うわけですが、
整ってきたらきたでちょっと寂しくもあります。
雲之助さんは過剰表現がお好きということで、時々自分には合わない表現もありますが、基本路線のふんわりした優しい作風はむしろ好きです。
個人的に理解できない演出やあまり好みではないキャラクターもあったりしますが、全体的には好きな作品もたくさんある作家さんです。
今までの作品の描き下ろしが3作品もあるので、
こちらの作品は関連作品を読んだ人が読んだほうが良いと思います。
始めの半分は関連作品を知らなくても大丈夫ですが。
全体的に甘く優しいお話が詰まっています。
関連作品よりもこちらの作品のほうが良いなと思えた作品もあるから不思議。
短編として切り出している分、余計な表現が無いからいいな~と思えたのかもしれません。
雲之助さんの優しい雰囲気が凝縮された良い作品集でした。