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けもの耳や尻尾が出てくる作品はどうしても個人的な趣味から高評価になりがち、
そして今回のこの作品もファンタジー&メルヘンチックで乙女心(笑)を擽ります。
乙女と言うより老婆心なのですが・・・それはさておき、今回出てくるのは可愛い狐。
そうです、鳥居などで見かけるお狐様なんです。
主役のお一人漫画家アシスタントの矢敷は、いつも家の近くにある祠にお参りしてる。
そして、同じアパートに暮らす隣人の習ちゃんが好きなんです。
初めて会った時から一目ぼれ状態ながら、案外ヘタレなので、少しずつ仲良くなる為に、
毎回声掛けしながらさりげなぁ~くお鍋でも一緒になんて夕飯を誘う日々。
そして、徹夜明けの日に大好きな習ちゃんの出勤前に声を掛け、鍋のお約束。
徹夜明けで疲れた矢敷は、取りあえず就寝しちゃうのですが、目覚めればなんととなりに
全裸の男がいて、びっくりしながらも、変質者として外にポイ捨て。
でもポイ捨てしたのに部屋に入ればまだいる変質少年、しかしその正体は狐だった。
狐さんは矢敷の恋を叶える為に神様に言われて現れた神の使いなんです。
矢敷はそんなこともスルーして、取りあえず習ちゃんと約束した鍋のお誘いに向かうが
習ちゃんは狐を見て驚愕、矢敷には子狐に見えているけど、習ちゃんには美形の少年に
見えていて、更にその少年から牽制されるような眼つきで見られていると感じる。
実は習ちゃんも同じく矢敷の事が好きだったのです。
でも、絶対に思いは告げないと思っていて、それでも矢敷とその少年の事を見るだけで
心が苦しいまでに切なくて、だけど矢敷は狐が人間に見えているなんてわからないから
いつもと同じ感じで習ちゃんに声を掛け続ける。
そしてその度に見せつけられるように感じて習ちゃんは傷ついて意気消沈して眠れない。
お狐様の恋のキュービット役は、相手の嫉妬心を煽る作戦みたいでした。
もちろんラストはハッピーエンド、初めての神様のお使いを無事に達成しちゃう狐ちゃん。
そんな狐ちゃんが、矢敷の担当漫画家の泉水に迫られる編も収録されています。
エロ漫画家の泉水には、何故か本来のお狐ちゃんの姿が見えてしまう。
それは矢敷や習ちゃんが見えている姿の美少年とは違っていて、和服の超美形。
何故か泉水にだけ見える神様のお使いとしての本当の姿なのです。
エロ漫画家の甘い求愛に狐ちゃんはどうする?なんてお話も収録されていて、
ほのぼのに可愛い萌え動物が出てくるメルヘンです。
それ以外の作品も、幽霊ものかと思ったらなんと生霊系なのに、切ない恋の内容だったり
幼なじみ同士の小さい頃から大好きと言っていた相手に好きの本当の意味を知って欲しいと
頑張る年下攻め様のお話、どのお話もファンタジーなのですが、読み終えると
ほっこりしちゃうようなお話ばかりで楽しめました。
獣とか人外とか大好きなんですが、1冊丸々好きな感じにまとまってました。
狐って尻尾がもふもふでやっぱりかわいーです!
『裏の祠の狐憑き』
【その壱】矢敷×習ちゃん
矢敷がいつも御供えするお狐様が矢敷と習ちゃんの縁結びに奮闘?します。
人によって見える姿を変えてるため、恋愛に奥手な習ちゃんを煽ります。
【その弍】泉水×子狐
矢敷と習ちゃんは子狐の視線が気になり家の中でエッチができず、矢敷は子狐を職場の漫画家の泉水に預けます。子狐はエッチを見届けたかっただけなのです。
子狐姿で連れていくと、和水には狐の本来の姿の着物の美少年にしか見えず一目惚れ。
【その参】泉水×狐
子狐(着物姿の美少年)が可愛くて仕方ない泉水だが、神様の元に戻ろうとする子狐と今後もずっと一緒にいられるように願うのです。
泉水の弟の伊吹が登場。女性姿に変身しても子狐の正体を見破ります。
小姑が邪魔するも、力技で幸せを掴みます。
泉水兄弟の霊感の謎など続編が読みたいところです。
『あんなに可愛かったのに』
小さくて可愛い幼馴染が次第に大きくかっこ良くなって…。
幼馴染もの大好物です。
『君という現象』諒視点 『彼という存在』悠人視点
高2の諒が夏期講習のために教師の叔父の家に泊まり込むと、諒にしか見えない中学生の霊に会います。実は、現在大学生の悠人の生霊だったのです。
その後付き合い始めてから、無意識に中学生姿で諒に会いに行く続編が続きます。
素直になりきれない悠人は素直で可愛い中学生の姿で会いに行くのです。
弱冠ショタっぽいカプと年下攻めのカプと1度で2度おいしく満足できました。
少女マンガ風だけれどすっきり読み易い絵柄、
中身も柔らかな作風で、読み終わって思いのほか良かった作品。
ファンタジーである表題作の他に二作品が収められているが、
うち一つもちょっとファンタジーテイストだが、どれも悪くない。
祠の狐が縁結びをするご近所もの。
ただし、主役二人のLOVEよりもキツネの可愛さに持ってかれた感も。
最後の幽体離脱ものでも思ったのだけれど、
何故主人公だけが狐や離脱した魂?が見えるのか?はよく分からず
まぁその辺はするっと流して気持ちよく読むべき作品なのだろう。
どれも、この先がちょっと読みたいようなもの足らなさというか
薄味なライトな感じがあるが、それもまた持ち味なのかな。
不思議なファンタジーが詰まった1冊です。
『裏の祠の狐憑き』
神様の使いの狐が、姿も言葉使いも、可愛くて癒されます。変身した美少年もいいし、元の着物姿もいいし。
狐に嫉妬しながらも、ちゃんと自分の気持ちを伝えた習ちゃんが良かったです。
人間と狐の付き合いを認めた神様の寛容さに感心します。
『あんなに可愛かったのに』
小さい頃から犬のように懐いてる尊が可愛いです。可愛い幼馴染に好き好き言われたらほだされちゃうよね…というお話です。
『君という現象』『君という存在』
このお話が一番好きです。ショタっぽい悠人と大学生の悠人と、両方楽しめます。高校生なのに大学生の悠人よりしっかりしていて、グイグイ引っ張っていく諒がカッコイイです。不思議な状況なのに、どっちの悠人も好きだからと楽しんでいるところも好感が持てます。
真ん中の1本を除いて、人外とかのファンタジーで出来た1冊。
不思議な浮遊感のある作品でした。
絵の感じと話がマッチしています。
表題は合計で2組のカプができあがります。
まず最初・・・
いつも裏の祠にお参りしている同じアパートに住む会社員の習に惚れているマンガ家アシスタントをしている矢敷の元に、神様の使いで、彼の片思いを成就するためだと狐がやってくる。
矢敷には子狐に見えるのに、習には何故かきれいな青年に!?
それによって、二人がやっと両思いになれたというおはなしと、
この狐の使命は、二人がちゃんとエッチするところを見届けるまでだからということで、逆にいるからエッチができないので、矢敷がマンガ家の先生の泉水にこの狐を預けることで始まるマンガ家×狐のおはなし。
ここでは、この泉水には子狐は綺麗な黒髪の着物を着た美青年に見えるんです!
そして、それが狐の本当の姿らしいのですが、、、、
狐が匂いを嗅ぐと河童の匂いがするのだと!?一体泉水は何者?
実にほのぼのしたゆる~い空気感を持ったファンタジー。
人間同士のカプのときは、割とうんうん、、って感じの展開だったのに、泉水の話に移るとちょっとアダルティになる。
この泉水は本当はエロマンガ家で、若干ひきこもりらしいが、あまりオタク臭がしないw
何か男前?
きっと狐には一目惚れだったんだろうな~エッチへの流れも惚れたはれたがあるでなく、自然な流れで・・・
人間カプの話のときは感情豊かなやんちゃでお茶目な感じがしたのに、この綺麗な青年の姿になると感情がよくわからない。
でも泉水に興味をもったのは確か!
泉水の双子の弟の伊吹が登場するんですが、泉水は身体が冷たいんですって。伊吹はそうじゃないみたい。
やっぱり泉水は河童憑きなのかな?
神様の許可が下りたことだし、続編で是非泉水の正体を明かして欲しい♪
萌えはどこ?って言われると、それはないんだけど、物語として夢があってかわいくてほっこりしてあったかくてよかったな~という感じです。
【あんなに可愛かったのに】
幼馴染の年下の高校生は、いつも主人公に好き、好きといって、体格も自分を追い越してしまってもワンコのようになついてる。
彼が風邪をひいて喋れなくなり、いつも聞かされる「好き」という言葉聞けなくて、ちょっと寂しく感じる主人公。
それがきっかけで・・・という年下ワンコ攻めが図体でかいのにかわいいおはなし
【君という現象/彼という存在】
これはびっくり!人外(生霊)受けーーー!
夏期講習の間、独身の叔父の家に泊まり込むことになった高校生。
在るばん、ユウという少年が現れる。
彼は叔父が好きなようなのだが、なんと幽霊!?
毎晩現れる彼にだんだん惚れてしまう高校生ですが、ある日、その本体が家に現れた!
この少年は生霊だったのです(驚)
で、恋人になるんですが、その後もエッチはこの少年の姿の生霊と。
実は本体は恥ずかしくて、それで生霊が。。。ということだったみたい
ユニークな設定ですが、そんな生霊が出るほどなんて、霊媒体質っていうんでしょうか?疲れないかなwww
それに、叔父さんには見えなくて高校生だけで、しかも透けるのにどうやってエッチが可能なのか?見える人には実態化するのかな?とか
そこんところは、スルーして都合よく考える方がいいですねw
それにしても~どんだけヘタレなんでしょうねw
やはり、表題になるだけあって、狐憑きのおはなしが一番楽しかったです。
続編欲しいな~♪
せのおさんは、すごく透明感があって
常に初夏の風が吹いていそうなイメージの作品が多いです。
Hシーンがあっても、全く生々しくないw
『裏の祠の狐憑き』
漫画のアシスタントをしている矢敷。
思いがけず恋のキューピッドになってくれるはずの狐に
なんやかんや振り回されるし
片想い中の習ちゃんにはとてもツラい想いをさせてしまったり。
結局は習ちゃんも好きだったからけしかけたって事で結果オーライ。
でもヒヤヒヤするよ!
起爆剤としてならGJだった☆
ご飯作って待っててくれる、愛情たっぷりの矢敷、良いヤツだ!
漫画家先生がその狐に恋するお話もあります。
左利きってすごく私個人ツボなんです!!♪
修行も何もしてないのに
ちゃんと狐の正体が見えるという特殊な能力があるとか、
そしてエロ漫画家なのに
「お伽話を描いてる」って狐に言ってみたり。
短髪眼鏡で好みだなぁ……。
双子の弟もいるし!!!
しかもかなり仲良さげ♪
そういうお話でもいいのになぁ。
狐が若く見えるので、ちょっとショタっぽいけど許容範囲w
人間の50年はあっと言う間ではないけど
ずっと一緒にいるという意味でプロポーズじゃね?的な。
『あんなに可愛かったのに』
年下の幼馴染が
小さい頃から懐いて好き好き言ってたのが
成長しても中身は変わらず
ガタイだけデカくなった!と思っていたら、
意外と男らしくなって、ついにはほだされてしまうお話。
やはり野菜は食べなきゃダメだよ!!
ビタミン不足で口内炎になるとか、よっぽどだよ;
『君という現象』
これ、ショタ……。
でも生々しくないから大丈夫。
(絶対贔屓目入ってる!;)
高校生の諒は叔父の家に行くと、叔父には見えないのに少年がいる。
霊かと思いきや生霊というわけでもなし、
懐かしいのと叔父を好きだったいう念が起こさせた現象だけど
触れて、シちゃえるのが凄いw
実際本人に会えたと思ったら
実は年上だったなんて……ふふ、こういう展開良いです!
『彼という存在』(描き下ろし)
付き合い始めたのは良いけれど、
夜にはまた霊(?)となって現れ交わる悠人。
本体の方は大丈夫なのかと心配して
無理矢理部屋に泊めてもらう事になります。
眠っているとまた現れるも、
諒はわざと本体の方の体へ…。
悠人は、大人になってしまった自分が本当に好かれているのか
不安だったのです。
可愛らしい。
そして迫られて恥ずかしがる様子が、また可愛い。
カバー裏では、
3.11の東日本大震災でお家が半壊したとおっしゃっていましたが
ご無事で何よりです!!(泣)
入院と手術もご経験なさったそうで…。
色々と大変だったようですが
これからも体調に気を付けて
せのおさんのペースで作品を描いていただきたいなと思います。
萌×2までいかないけど(すみません)、やっぱり好きだー!