ねても さめても

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ねても さめても
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
49
評価数
15
平均
3.3 / 5
神率
6.7%
著者
せのおあき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784775522592

あらすじ

モテ大学生の尚良には、最近のお気に入りのおもちゃがある。それは、一度寝付くとめったなことでは起きない寝ること大好きな研究助手の三崎だ。研究室で仮眠中の三崎は、尚良が与える愛撫やディープキスにとびきり素直に応えてくれる。その普段のクールさとはかけ離れた無防備な様子にハマっていく尚良。そんなある日、いつものように悪戯していると突然──! ?

表題作ねても さめても

市野塚尚良 大学生 21歳
三崎朔矢 尚良の研究室の助手 27歳

同時収録作品SECOND HELPING

栗原 中学時代の後輩
百瀬 元先輩のカフェ店員

同時収録作品埋み火

加久見沢光輝 配達員
眞仲美幸 作家

その他の収録作品

  • 灯火

レビュー投稿数6

意外とトンデモ

サラッとしたキレイ系の絵で、ふわっとお話が進行するので、なんとなくスルッと納得して読み終えちゃったけど、、、
実は結構、意外とトンデモ展開かも。

表題作は、眠っているのをいいことに、あれこれエッチないたずらがどんどんエスカレートする話だし、
「Second~]は、コーヒーショップで偶然中学時代の先輩と再会したら、実はその店のオーナーが、、、な話だし、
「埋み火」は、たまたま宅配に来た兄ちゃんを、住み込み家政夫にしちゃう話だし、
どれも結末は甘甘ハッピーエンドなんだが、
途中の展開が、
どうもいきなりで、

あんまり深く考えずに、サラッと読み飛ばしちゃえばイイのかな。

2

あなただから、かな?

前作『裏の祠の狐憑き』でとても評価の良かった作家さん。
絵が白っぽくてあっさりとしていて、ストーリーにも派手さはないのだが
何となくシチュエーションによって、色々なこだわりの点を”そんなのどうでもいいか”と思わせる自然さを感じる
(後になってあれやこれや考えると不足部分があるのかな?と思ったりしても、読んでるその場はそれで納得してしまう)


表題は、大学の研究室を舞台に
人当たりが良くて持てる大学生尚良(たから)と研究室助手の三崎の物語。
研究室に泊まり込んでいる事の多い三崎は寝たら名前を呼ばれない限り起きない。
それをいいことに、その体に触れキスを奪っている尚良。
だけど、ある日それに気が付かれて・・・
最初は軽い戯れのつもりの気持ちがどんな気持ちに変化したのか?
触れられているのに気が付いても、驚愕はあれど三崎は一体どう思っていたのか?
劇的に何かハプニングがあるでもなく、”三崎の眠り”というものの中で互いの気持ちの変化を見せている気がする。
互いの気持ちを確かめあうシーンの三崎の突飛な行動がなかなかうなずける。
照れもあるのだろう。


【SECOND HELPING】
カフェ店員百瀬の働く店にやってきたのは中学時代転校していたた可愛がっていた後輩の栗原。
あれやこれやで過去の気持ちを告白しあってめでたしの、二人に関して言えばそれだけのストーリーですが
そこに挟まれる驚愕のハプニング!
栗原が天然かもしれない(笑)
非常にライトで軽いノリのお話

【埋み火】
宅配に訪れた配達員と、荷物で怪我をした作家の組み合わせ。
作家が右手を怪我して不自由するために、仕事を休んで作家の家に泊まり込み世話をすることになる配達員。
ゲイの作家とバイの配達員。
互いが好きになるという簡単なモノではなくて、そこにあるのは配達員の過去のトラウマとこだわり。
それを作家が思い出させると言う。
かなり配達員に影を落としている事件のようなのだが、果たして作家は関係があるのか?
なにやら色々とありそうで、とてもこれだけだと尺が足りない感じで
とてももったいない!と思った。
真ん中の短編抜いて、これを前後編くらいでじっくりと見せてくれたらサスペンスやヒューマンなドラマ要素タップリの読み応えあるものになったんでないかな~って。。。


こうして一冊み終わると全て年下攻めでした。
そして受けは黒髪
軽いかと思えば重く、重いかと思えば軽く、そのトーンの微妙なバランスが上手いのかもしれない。
キャラには今回萌えなかったけど、この作家さんはストーリー構成にいいものがあると思う。(エラソーでゴメンナサイ)

8

あっさりめの空気感が好き!!

せのおさん、お久しぶりですー!!と思わずコミックスにお辞儀してしまいましたw
透明感のある、爽やかな風を思わせるような絵柄が大好きで
熱量をあまり感じさせないのに
ちょっとした表情が色っぽかったり
「おっ!!ワルイ顔!!!」となるのが
個人的にはせのおさんの魅力だと思っておりますw

『ねても さめても』前後編
名前を呼ぶのと、アラームの音以外では決して起きない
大学研究室の助手・三崎、
黒髪・眼鏡・白衣・年上だなんて凄く好きな受けタイプ!!!
対する主人公の大学生・尚良はちょっとチャラめなイケメン!!
三崎本人には軽ーく親切ぶって接点を持とうとするけど
三崎が寝ている時にはキスして撫でまわして舐めまわすって……エロい……。
まさにいいぞもっとやれ!!でしたw

尚良が、ついこぼした告白の言葉で何故か三崎が目覚めてしまって
悪行(?w)がバレてしまいますが
いつまでも気が付かなくても困るし!!
眠り姫を目覚めさせる秘密の呪文♪
いいなー…。囁かれたいもんだ……。

三崎さんが尚良を襲うシーンはがたまらない!!!w


『SECOND HELPING』
喫茶店を舞台とした、中学時代の先輩後輩再会もの。
のんびりでちょっと天然の1つ上の先輩・百瀬が喫茶店の店員で
後輩・栗原は仕事の打ち合わせの為その店へ偶然出向いての再会。
転校したくないと泣いた栗原に百瀬がキスした過去があり、
それから音信不通だった間柄でした。
栗原は成長してすっかり背もガタイも百瀬より上。
店のマスターが捕まった後(そんな大層な容疑じゃないようですが)
あの時の続きを……。
まさかね、栗原が広報部とは言え警察だなんて!
「ここで会ったが百年目…!!」仇討のような栗原に
思わずふきだす百瀬も可愛かったです♪


『埋ずみ火』『灯火』
ゲイの小説家・美幸(よしたか)宅へ荷物を届けに来たバイの光輝には
誘拐された過去があり、その犯人と美幸が似ていて…。

捨てられた目を未だに持ち続けている光輝が
仄暗い思い出を持ちつつも
自分が届けた荷物のせいで
美幸の手首を捻挫させた為お手伝いとして通うこととなりますが
普段は明るいのに、ふと寂しそうな仕草にときめきました。
世話をされる美幸は戸惑いながらも甲斐甲斐しく世話されちゃ
絆されるってもんです。
昔馴染みの女性編集者がサバサバしすぎていて
美幸の情けなさが際立っていた気がしますw

愛すべき人を見つけた光輝は
心を彷徨わせずこれから生きていけるんですねぇ…。
美幸の世話全般と共にww


おお…全部年下攻めって俺得!!!
せのおさんは、あっさりめが味だとわかっていて好きなのに、
もうひと押し、踏み込んだような関係性が読みたい!!と思ってしまうのはワガママですね…。
すみません。

久しぶりにせのおさんが読めて嬉しかったです!!!

5

なんか物足りないかな…?

初読みの作家さん。
表紙の絵が綺麗でつい買ってしまいました。

でもなんだかなぁ…
絵があっさりしてるうえ、内容も軽いので全体的に印象に残らないかな…
もうちょっと内容を濃くして欲しかったかも……
まああっさりしたBLを読みたい時にはすらっと読める作品です!

あとどのお話も受けだから可愛いとかそういうあからさまな絵ではなく、2人とも男って感じの絵柄なので、受け攻めに差がない方が好きな方にはいいかも!!

悩んでいる人は、自分の好みを考えてから決めるといいですよ♪

4

薄味だけれど、ちょっと面白い

柔らかな表紙を裏切り、テーマは「犯罪がらみ」。
『裏の祠の狐憑き』がなかなか良かったせのおさんの新しい一冊を読んでみました。

・大学の理系研究室を舞台に、
 眠ると起きない助手(27歳、黒髪メガネ)に悪戯する21歳学生。
・再会したカフェ店員の先輩(黒髪)と昔は小ちゃかった柔道部の後輩。
・ゲイの小説家(黒髪)とバイの宅配便のお兄ちゃん。
 (この話は、もうちょっと尺があれば深い話だったんじゃないか?)


3つの作品が収められているが、なんといおうか
犯罪というには飄々としてライトでサラリとした、
よく考えると突っ込みどころが沢山ある、
でもサラッと読んでしまうような作品達でした。

可愛くほんわかした世界のようで、どこか仄暗く
でも、結局微笑ましく暖っかな読後感という、
不思議なバランスがこの作者さんの持ち味なのかな。

オマケの四コマ漫画や作者コメントも、味があって面白く、
全体に薄味なんだけれど、ちょっといいなぁというのが作風か。

2

不思議な感覚

せのおさん、何故か好きなんです。
話も結構物足りないし、あっさり目でこれが他の作家さんだったら、「あと一歩!」と云いたくなりそうなんですが、何故かそこが逆に気持ちいいのです。
感覚としては、二次創作の薄い本を読んでいる時に近い気がします。
理由は分かりません。
作品の雰囲気ですかねえ。
今回犯罪から味で不穏な空気の話が多いにも関わらず、このまったりハッピーエンドの群れ。
ある意味すごいなあと思います。
ついでに、年下攻めばかりなので、年下攻め大好きな私は更に喜んでおります。
黒髪眼鏡も嬉しい。

よく読むと話は中途半端な感じが多くて、色々勿体ない。
特に最後の話は、作家と配達人はただ似てるってだけで関係ないんですよね?
色々含みが多いので、何かあるのかなと思わせつつ、何もないのか。そうか。

大好きかというと、そこまででもない気がする作家さんですが、次も新刊が出たら買うと思います。

1

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