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boku no yasashii oniisan
我的温柔大哥
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
義兄弟もの。三度結婚し、ふたりの妻を持ち、ふたりの息子を持った聖の父、彰の突然の死によって、バラバラに暮らしていた義理の兄弟がひとつ屋根の下で暮らすというお話。
聖を今まで育ててくれたのは、ふたりのおじいちゃん。彰の父の省吾とその父の勲。このじいちゃんズがかっこよくて、老け専でも枯れ専でもないはずが、一番萌えた…。ふたりの間には実は血の繋がりがなく、十五歳しか離れていないため、小さい頃の聖と三人でいる様は、まるで養子を育てる男夫婦みたいに見える。
お話が進むにつれて、人間関係もそこから巻き起こるドラマもどんどん複雑化。それぞれがちょっとずつ誤解をしてたりするので、終始スラップスティックなノリでドタバタしてる。
けれど最後まで読むと、一本きれいに筋が通って、うまいことまとまっているのがさすが。
聖のひいおじいちゃんの若い頃の写真が、なぜだか鉄平にそっくりなのだ。で、実は勲と鉄平には、血の繋がりがあったという事実が明らかになる。一巻冒頭で二丁目デビューした聖が、鉄平に一目で恋に落ち、ホテルへ直行するくらい、すぐに夢中になってしまった理由もここで腑に落ちた。
長身で長髪のひいおじいちゃんが、実は聖にとっては理想の、初恋の人。そして鉄平の方も、早苗ママから、彰と別れた時に離れ離れになった三歳の聖の写真を見せられていた。その時から抱いていた、守ってやりたいという感情。いやもう、このへん、萌えすぎてなんも言えない…。
初対面の出会いをそのままなぞるような、ラストの再会からの一連のシーンも素敵。
BL的には、結局はお互いが相手に一目惚れするにはちゃんと理由があったというところが、とてもしっくりときた。
結末としては、ひとつ屋根の下に集結した三人の義兄弟は、またそれぞれバラバラになる。疑似的な家族関係を一時的に築いても、結局はそれぞれが血の繋がった実の親と暮らすようになる。
鉄平に至ってはどう考えても実の親は毒親で、DV父からも精神的に虐待していた母からもやっと逃げたのに、こんどはその親の借金まで背負わされる羽目に。
さらっとしたノリで描かれているものの、切っても切れない血の繋がりというものが、少しゾッとする。
ただ、そのことを話す鉄平の様子は、妙に軽やかな印象。恋した相手に正面から向き合う覚悟を決めた鉄平は、すべてを受け入れる強さをも得たように見えた。
あっという間に最終巻。
さみしー(涙
でも、やっとくっついてくれましたので、受け攻めと書いても違和感がない!
受けは主人公で高校一年生の聖。
攻めは聖の血の繋がらない兄、鉄平。
一巻の時、こんな関係性になろうとは思ってもいなかった聖たちの家族。
アキニン(聖の異母兄)も早苗ママもね。
やーなんていうか、この二人は血の繋がりがまるでないのにカッとしやすいところが似てますねえ。
もう、鉄平の性癖暴露のシーン…笑えた。
しかしアキニン、体の弱い女たらしって良いとこなしだなあ(苦笑
これって究極のフェミニストなのだろうか。
聖の大祖父がアルバムの類まで自分の物は残しておきたくないと処分する気持ちも、なんとなく理解できます。
『残される者に迷惑がかからないようにしたい』『残された方が今度それを処分しなければならない時、心の重荷になるだろうことが想像できる』ということだと思います。
なんだか切ないですね。
性格ってそう簡単には、良くも悪くも変わらないというのが出ていた最終巻でしたね。
うーん、そこまで鉄平を不幸にしなくても良いのにと今さんを恨みそうでした。
鉄平の性格上、ああいう行動に出るのは思いっきり自然なためによけい(涙
本当に最後まで親に翻弄させられるんだなあ。
これはもちろん聖との恋愛という意味ではハッピーエンドなのだし、今の生活を鉄平が選び今の自分を悲観したりしてはいないのだろうけれど、どうにもスッキリしないハッピーの形でした。
それはあまりに都合が良いのでは?というものでも良いので、ふたりにわかりやすいラブを与えて欲しかったな。
しかし、その辺りが今さんの作品らしいとも言えるのかなあ。
この作品の登場人物には漫画ちっくな御都合主義な人がおらず、皆どこかしら嫌な部分、良い部分があって、そこがまた人間臭いんですよね。
BLというくくりには少し物足りなさがあるかもしれませんが、BLも一つの読み物とするならば、この作品も読み物としてひじょうに良く出来ていて読んで良かったと思わされました。
次は今さんの何を読もう…
ラストに何かしらの救いが無いとダメな私には合わない作品でした。
毒親に最後まで子供が振り回される話です。
身勝手な親のせいで苦労しても、ちゃんとそこから抜け出せれば良い話だと取れなくもないんですが…
結局一人は親戚関係で振り回されてまともに勉強できず浪人、一人は精神逝っちゃってる親の看病に海外へ、一人は自分を虐待していた親から障害児&借金を押し付けられ…
初Hしたからってハッピーエンドっぽく終わってたけど、何もハッピーじゃないと思います。
乙女チック鉄板キラキラBLに飽きてしまった方に お勧め作品です。
今市子先生の物語は難しいのです。話がどこへ飛ぶのかまったく分かりませんから。
終わりのページをめくるまで気が抜けません。この話もドキドキの連続でした。
最後の最後まで主人公が『へタレ』だったよ~。どこへ行っちゃうのかい?おいおい!
読者からのツッコミ場所が満載です。
お互いの気持ちが重なり確かめ合ってのHシーンは「あ~良かったねぇ~。」とホッとしました。ヤレヤレ。
赤飯は美味しかったろうなあ。めでたしめでたし。
とうとう終わっちゃいましたね。
読むたびに疲れるお話でありました。
話が進みそうになるたびに、なにかしらアクシデントが起こって足止めされることの連続。
勝手に勘違いして人を振り回すキャラが数人いるし、なにしろ家庭が複雑過ぎる。
3巻で私が期待した井坂ですが、鉄平とはセックスというオマケがついている親友という位置…なのかな。
それでうまいこといってたのに、聖という存在が浮上してきたことで、鉄平が自分にとって親友よりも少し上のランクだということに気づいたのか、真剣に恋をしている二人を目の当たりにして寂しくなったのか。
鉄平と付き合うなら俺ももれなくついてくるからね的な宣言を聖にしてますが、そういうとこがなんとも憎めない人です。
前髪下ろしてメガネなしの素顔も素敵だったし。鉄平顔負けじゃないかなあ、あのギャップ。
相変わらずドタバタしっぱなしでしたが、最後までアキニンがやらかしてくれて、また延々と勘違いしたままの話が続くかと思ったし、5巻の後半で鉄平がまさかの蒸発…5巻で終わりだと聞いたけど、もしかしてもしかして私また得意の聞き間違えだった?となりましたよ。
でも、ここが今市子さんのテクニックの素晴らしさですが、しゅしゅしゅ~~~っとうまく収束して、最後は見事な終わり方でした。流石です。
ラスト近くのバーのシーンですが、久松が出番を終えて引っ込んだ後すぐに井坂が出て来てセリフを言って退場、そのあとスポットライトを浴びながら鉄平がバーンって出てきて…っていう感じが、なんかこう舞台劇の山場ようで、妙な感動がありました。
結局久松って井坂と付き合ってるのか?で、久松と聖が知り合いてことを井坂は知らないのね?
久松も井坂と聖とついでに鉄平の関係を未だに知らないのね?なぜ気づかないのか皆!
てなことを考えてしまうから、余計に疲れるわけですが、最後がどうなるのかずっと知りたくて読み続けていたので、こういう終わり方はほんとに嬉しいです。
ガチャガチャしたままではなく、一旦インターバルを置いての再会。そういったメリハリのタイミングが巧妙だから、今さんの作品はどんなに疲れてもまた読みたくなるのです。
いやー、雑誌を読んでないのでね一体いつ終わるのかとのんびり構えてたんです。
そしたら帯を見てびーーーーくっり!!!
おおーーー!!完結したーーー!!
今市子作品は、ホームコメディラブみたいな様相がお約束なんで、元からワクワクドキドキというより、安定の安心でどっしりと構えていられるんですよねw
複雑な人間関係が面白くて、時々ラブはまあいいや、って思っちゃう(笑)
一癖も二癖もありそうな人たちがわんさかと、主人公たちの想いを無視して突っ走るので、迷走の回収には、一体どのくらいかかるのかなーって正直10巻くらいまでいってもいいやって思ってたんですがwww
それにしても、見事回収しましたよ♪
そうきたか、、なるほどなーーー。。。
実に今さんらしいお話でした。
前置き長くてすみません。
しかし、あれがこうなって、これがこうなった、とかいうあらすじはこの今市子作品にはものすごく内容が濃くて書けませんねw
しかし、急浮上してきた鉄平のお母さんが鉄平に会いたいと言ってきた。
これが、完結を迎える最大の重要ポイント。
その前の兆しの部分として、鉄平がその事を義母に相談しに久々に家に帰った時に、風邪でダウンして寝込むハメになる。
久しぶりに、聖とひとつ屋根の下にいることになる。これがあってこその!!
聖は、鉄平一途だけど、大人な分、そして色々とトラウマを抱えている分大人な鉄平が、まだ10台の聖ときちんと恋人になるためには、鉄平自身がトラウマとヘタレを克服して強くなる必要があったし、
聖ももう少し大人になる必要があった。
ものすごーく複雑な家庭だから(彼等は)それらがクリアされていかないと、やっぱりねw
その間にもじーちゃんずの事とかね、ちょっとホロっとするじゃないですか。
大じいちゃんは、最後まで嘘か本当かわからない事を言ってましたけど、色々謎がちょっと解けてみたり♪
アキニンは、やっぱりアキニンだった(聖の伯母を口説いていたw)
義母の早苗さんは、相変わらすのいい性格しているしw
鉄平のセフレだった伊坂は、まだ鉄平が好きだったみたいですけど、なんと恋人ができるんですよ!
そして聖を好きだった後輩の久松も年上のリーマンと・・・これは(爆笑!)
こんなところに変な縁がころがっているもので、彼等のエッチのシーン、切ないけど笑っちゃいますよ♪
そんなこんなで、色々てんこ盛りのこの5巻。
もう一度最初から読んでいくと、懐かしいな~と思ってみたり、彼等がいかにグルグルしていたのかがよくわかるw
ラストのシーン。。。鉄平も聖も変わりましたね♪
そして、やっと!!
よかったねー、オメデトー!と言いたい(後日赤飯炊いたに違いない!)
あと、伊坂と久松の後日談を知りたいような気もするのですが・・・見せてくれないかな?
jimmyさま、はじめまして☆
奥様が素晴らしいお方なのは答姐で存じ上げておりますよ♪
ご夫婦で好みは違えど同じジャンルを楽しめるなんて大変に羨ましいです!
「僕のやさしいお兄さん」がまさか最終だなんて、のんびり構えていたので書店で帯を見たときに超ビックリ!!で、速攻レビュ落としましたw
本当にこの作家さんのはレビュがかけません(;_;)でも、そこが大好きです。
最近は仕事が超人的に忙しく本は読んでもレビュが落とせてないので、以前ほどではないですが(汗)
読んでくださっている方がいると思うと励みになります。
どうもありがとうございました。