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平凡なサラリーマン悟嶋とイケメンだけど常に無表情でおたくな藤原。趣味もあう、一緒にいると楽……これって運命の人?
unmei ttekotoni shimasenka
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
します!
とっても気が合う二人が苦手な合コンで知り合い意気投合。男女ならもう付き合って結婚してるかも?
攻めが隠れて実はアプローチしたりカッコいいと思われたくて頑張ってたり。可愛い!イケメンでモテモテなのにいつもフラレる攻め。
でも受けとは楽しくてお互い好きなのになかなか先の一歩が踏み出せず。
でも朝帰りにサラッとカッコいいことしてからに!
というか最初もびっくりでしたけどね。いきなり?
もうこれは運命ですね。
君の声が聞こえる
長いすれ違いですね。攻めは浮気と誤解されたと思い、受けは女の変わりにされるんだと思い。
でも同時通訳になればいつか攻めに会えるかもしれないなんて一途ですね。
やっと誤解や行き違いが解消されて無事に日本で会えそうですね。
いつもなんですが、短編集や同時収録作があると最初の話の感想を忘れてしまいそうで収録作を読むのに集中力が欠けちゃうんですよね。
倫敦巴里子さんはたくさん単行本出されていて、私としてはあたりはずれが結構あるなと思っているのですが、久々にあたりだった本。
中編集という構成。
表題作は、めずらしく、まさお三月さん顔負けの変な人が登場。なんでもそつなくこなしコミュニケーションもスムーズなリーマン藤原だが、実はコミュ障で非常な努力の上に外側キャラを作っていた、という設定。そのキャラの内側に、するっと入っていった同僚、悟嶋。二人がつっくつのはごく自然で、最後に藤原の恋の努力のネタばらしがあるのも心憎い。
コミカルな中に、とまどいながらも二人が距離を縮めていく過程が描かれていて面白い。
もう1つは同時通訳の師弟関係物。誤解したままだった二人が再会して、色々謎が解けて、という展開。ちょっとお話運びが雑かな、なんとなくすっと入ってこなかった。傷ついた弟子が最後幸せになるカタルシス。
短編がもう1つあって、こちらはノンケをなんとか誘惑する一途なゲイ。流されノンケだよねー。一途な気持ちにキュンとくる作品。
どれも心の動きがしっかり描かれていてよかった。
表紙がかわいいです。
そして他のみなさまもおっしゃってるとおり、表題作の扉絵が可愛い&和む〜。
実は〜だった、というキャラや展開が多い一冊だと思います。
【運命ってことにしませんか?】【まったりエマージェンシー】
何かと運命を感じるほどに気の合う二人。男女だったら即つきあって結婚まで考えちゃうコースじゃね?だけど俺ら男二人だけど…と考えていたノンケどうし・しかもどっちも草食系っぽい二人。それが結構早い段階でセックスになだれ込むのは正直ちょい力技に感じるんだけど、この作品はくっつく過程を楽しむんじゃなくて、攻めの水面下の努力を愛でる作品なんだなと思うんです。
合コンでアニソンを歌って場を盛り上げていた攻め。実は超人見知りで訓練のために合コンに出かけ人と向きあうのが恥ずかしいからこそ、アニソンを歌って盛り上げちゃう…というキャラなんです。
その攻めが受けに声を掛けて、番号交換を求めて、家に誘って、男同士だって運命ってあるんじゃない?と誘って…というのが【運命ってことにしませんか?】
次の【まったりエマージェンシー】では、おつきあい始めた二人が一緒に朝までいても仲良く映画鑑賞会で終わってしまったりして、全くエッチな雰囲気にならずどうしたもんだか…と悩む受けが描かれています。
だけど実は攻めがさらっと冷蔵庫の中にあるもんで適当に作ったかのように見せかけたパスタが、ほんとは事前にレシピ&材料揃え済みだったり、エッチしたいアピールしてたけど物凄く判りづらすぎたり…。なんて努力家&不器用なんだ!という攻めへの愛おしさ爆発した気持ちを抱えて【運命ってことにしませんか?】を読み返すと、何気ない顔して番号交換求めたり、家へ誘っていたりしていた攻めがどーんだけ努力してしていたのかって判っておいしいのです。
【君の声が聞こえる】
学者×通訳
これは結局受けがずーっと攻めのことを好きだったという話なんだけど、実は~だった、実は~だった、実は~だったの連続ですんなり頭に入ってこないというか話がややこしいなぁ…と思ってしまう。
そのややこしさを乗り越えてまで読み返したい!というほど攻めが魅力的でもなく…。辛口でごめんなさい。
【月の裏側】
男も久しぶりに食いたいし、俺のことあいつ(攻めが好きな女性)だと思って代わりに抱いていいよとビッチ強気受けを装いながら、実は健気受けだったというお話。
これはタイトルがいいなぁと思います。強気を装う受けが「月にも見せたくない部分があるんだって」と言うところ。
そして月の裏側を知ったあとの二人の絡みが読めればもっと最高だと思います。
【あおげばとうとし】
8ページの超短編です。
卒業式の日に女生徒達に勧められるまま、女子制服を着させられてしまった先生。それを見て卒業までずっと抑えていた恋心がこみ上げてしまい、後日電話で告白しちゃう攻めという可愛いお話です。
なんとなく巴里子先生読み漁った日に、この本に到達。
(他のお姉さまがおっしゃっている通り一作目の扉絵がーーーーーー!
可愛すぎるっ)
BLって評価じゃなく、表題作の攻めさんがめっちゃ好きだから神評価。
人見知りだからって訓練するために、カラオケいってアニソン歌いまくるって努力する時点で どんだけ頑張り屋さんなの、この人!
ということで陥落。
そんな人見知りさんなのに 名前のわからない
でも気になる人を呼ぶ時に呼んだ「ガゼルレッド」
(架空のアニメキャラと思われる)。
きっと彼の心臓は破裂寸前だったのでは。。。
それでいて表情は完璧クール。可愛すぎるっ
ほんと、湖面を泳ぐ白鳥のように見えないところで
必死に努力するキャラでした。弱いの こういうのに。
それと最後の短編 教師が女子生徒の制服着る話。
もっちゃん(先生)可愛すぎる。からかわれキャラって永遠に
モテるんだよね。。。羨ましい。
ちゃんとスーツ着てた先生なのに あまりの女子制服似合いすぎに
巴里子先生の画力の偉大さを感じた次第です。
表題作良かったです。
一話目の表紙絵がカワイイ!ニコニコ悟嶋とネクタイハチマキの藤原がカラオケして踊ってます。
この二人、共に性格が穏やかなので、読んでる私もまっ……たりしてしまいます。
物語は悟嶋くん目線で進行しています。「あぁ、俺、藤原さんが好きだなぁ。」「ウン。やっぱり好きだなぁ。一緒にいて楽しくて楽だなぁ。」「友達以上に仲良くなりたいなぁ。」…と終始まったりと悩んでます。
藤原くんからの好意も感じるのですが、藤原くんはやや電波系というか…不思議ちゃんな上に無表情なので掴みにくいのですね…。悟嶋目線だからか、やや悟嶋の方が翻弄されてる様に思われます。でも実は藤原も悟嶋に対して好き好きアピールしてたり、カッコつけてたりしてた…というエピソードもスゲカワイイです。二人が一緒に過ごすまったり感もいい味出してます。今夜は真剣に向き合うつもりがなぜか徹夜で「ふり向けばトミエ」観賞とか。
まぁ、まったりやの二人ですから両想い成就オチでセックス的な関係はナシでも良かった気はします。
余談ですが、このカップリング、ろんぱり先生の別作品「放課後エキセントリック」の向井×テッシーに非常に似てます。(こちらは受のテッシーが不思議ちゃん)藤原とテッシーのキャラが似てて、悟嶋と向井のキャラが似てます。不思議ちゃんに翻弄されてる感じも本当似てます。(^^)
「放課後エキセントリック」が好きな方はこちらの「運命ってことにしませんか?」も楽しめると思いますよ!
「君の声が聞こえる」はちょっと疲れました。
国際環境シンポジウムに参加していた堤。同時通訳の声がかつての教え子だった瞳(アキラ)だと直ぐに気付き、必死に近づいていく導入部は萌え要素アリなのですが、その後の展開が「あの時はあーだった、こーだった」と誤解を解くのに物語の大半を費やしてしまい、二人の想いの方がややおざなりになってしまっている気がしました。堤と瞳の関係がまだ確定されてない…いわゆるまだ付き合ってもいないのに「あの時の誤解の弁解」は面倒くさいし女々しくも思います。
堤が瞳(アキラ)の事を「瞳(ヒトミ)」と呼ぶ理由も理由としては「ほほぅナルホド」と思うのですが、誤解を解いた後にまた話されるともう読むのが面倒になってしまいました。
要するに私には「解説」が多過ぎで「感じる」ところが無さ過ぎた。
私的にはこの作品でこの本の評価が、萌萌→萌になりました。
「月の裏側」良かったです。作品読むと「上手い題名つけたなー!」と感心します。ページ数が少ないのでさらっと読む感じですね。
「あおげばとうとし」かわいかった。みんなに愛されてる先生、もっちゃんは女装で更にみんなに愛されてしまいました。柏木ノックアウト。ありゃあ、無理もないわ。(^o^;)
表紙がなんとも可愛らしく、表紙買いしてしまいました。
表題作「運命ってことにしませんか?」
同じ会社の社員 藤原さん×悟嶋くん
扉絵からしてもう良い!無表情で、ネクタイを頭に巻いて振付け付きでアニソン歌ってる藤原さんにノックアウトされました。
見るテレビ、好きな映画、小物の趣味、いろいろなモノの好みがかぶりまくりで男女なら「運命の出会い」と言っても良いんじゃないかと思うけれど、でも自分たちは男だし。普通なら友達で良いのに、それじゃイヤなんだ、なんでだろう。どうしよう、っていう二人のぐるぐる感が良かった。
あまり感情が表情に出ない藤原さんの陰ながらの努力が笑えました。
「君の声が聞こえる」
海洋系の学者(か研究者)・堤×通訳・尾崎
数年前に語学留学していた尾崎くんを堤が襲ってしまい、他にもいろいろあって音信不通だった二人が、ある学会を通じて再会して…、というお話。
現在と過去のお話が混在しているため、ワタクシがアホなせいか1回読んだだけではちょっと話の流れが分かりませんでした。
攻めの堤先生がちょっとなんというか、アレです。アホです。憎めないキャラなんですけれど。
尾崎くんを「ヒトミ」と呼んだり、元妻と比較するようなことを言ったり。そりゃ勘違いもされるでしょ。ちょっとデリカシーにかけるよなあ、とは思うのですが、でもそれにも彼なりの想いがあったわけで。数年かかったけれど、思いが通じてよかったなあと思いました。
しかし「May I give you a hug?」てそういう意味なのか…。知らんかった…。
「月の裏側」
同じ会社の後輩・横田×先輩・飛鳥
同じ独身寮に住んでいる二人。横田くんはそのお向かいにある女性独身寮に住んでいる女性が好きで、夜な夜な彼女の(別の男性との)夜の生活を覗き見しながら涙を流すわけです。
それなら自分を彼女の代わりだと思って抱いていいよ、と飛鳥さんに提案され、そのままセフレのような関係になる二人なのですが。
飛鳥さんの切ない恋心にズッキュンときました。飛鳥さんの気持ちとリンクさせた「月の裏側」というタイトルが素晴らしいと思います。
「あおげばとうとし」
いやいや、成人男性がJKの制服が着れるとかないし。と思わず突っ込んでしまった。
カバー下も爆笑!表題作の二人は人見知り、っていうよりヲタクだよなあ、と親近感がわいてしまった。
あと、「ふりむけばトミエ」。見たいなあ~(切望中です)!
とっても好きなタイトルと
表紙です。
色んなものの共通点が好みがあったとしたら率直に嬉しいだろう。
単純にそうでしょうし
ここまで好みがあったらもう運命じゃない?っていっちゃうだろうし。という高揚感が
ひしひし伝わる表紙とタイトル
とっても好きです。
相変わらず良い男には全く見えないイラストですが
それがそれで味と思える。
久々に読むと、ギョッとする
角度とかあるけど。
それ以上に会話がかわいい。
会話の空気感がかな。
同時通訳の人のお話は、
職業がしっかりしすぎているせいか、現実味がなく
面白いと思えなかった。
私の個人的な思い込みですが
この作者様には、素朴な日常を描いてほしいなと思いました。
巧いよね(*`▽´*)
ガツンと何かくるというわけでも、派手さが或わけでもないのだけれど
読み終えたあと、なんだかしっくり来る。
短編なのだけれど、しっかり1話完結として、起承転結の結まで
しっかり読んだ気がしてしまうのがイイ。
倫敦さんの作品はどれも好きですが、期待にそれず~なお話でした。
まぁ、これといってガツンとインパクト!という意味では弱いのだけれど。
表題作「運命って~」
よくある話。あさの占い、相性、出会い。
よくある話が、あれよあれよというまに、自分の体験と重なっていくというお話。
男女ならそこで恋に落ちるパターン。
それなら男同士なら?自然の成り行きで、ひかれあって触れた躰。
その後に~なもどかしいすれ違い。
ちょっとコミカルなタッチあってのハッピーエンド。
タンパクで、そっけないと思っていた相手が実はwそんな結が面白い。
美形のクセに、無口で人見知り。しかも無愛想でオタク。
アリw
「キミの声が~」
さて、問題は、受が処女か否かだ!←違う
すれ違い、カンチガイ。想いがあるからこその~な部分からの
再会もの。自分だけが~そんな攻と、触れてみたいから~の見上げる仕草にキュン。
ホノボノで甘酸っぱい
「月の裏側」
受は実は・・・・ベタなのだけれど
結局こういうエンドにはキュンとしてしまう。
自分の裏の部分をかくして悪ぶってみせる。
けれども本当の、見えていなかった、、、見せていなかった本当は
こんなことされたら・・惚れてまうやろーーーーっ!!!
せっかくなら、もうひとつ、攻にちゃんと抱かれて感じている受が見たかった
きっと甘いんだと思うんだ(*´∀`*)
まるっきり派手さがない作品なんだけど、なんだか心惹かれるのですよ。
控えめで、不特定多数と親しくなるようなタイプではない受け様が合コンで
出会った同じ会社の攻め様と恋するお話なんですが、その攻め様も人見知りで
かなりシャイなタイプなのですが、顔はイケメンでモテモテさんなのに社内では
愛想が無いと言われているのに、合コンではアニメオンパレードなんか歌いながら
まわりを盛り上げまくる。
受け様はイケメンなのに残念な人だと思っていたりするのですが、意外にその
盛り上げる方が無理してる姿だと知り、人見知りだと聞いて親近感を持つ。
友人として付き合ううちに、一緒にいると落ち着き、趣味や物事に感じる瞬間が
凄く似ている感性の持ち主だとお互い思うのです。
男女ならお付き合いが始まってもおかしくないと話してるうちに同性でも運命の
相手になると・・・
そして二人は恋人として付き合う事になるのですが、思っている以上に攻め様が
モテ顔してるのに、恥ずかしがり屋でそれが態度や顔に出ない根っから不愛想なので
恋人同士なのに、友人同士みたいに二人でまったり過ごす時間ばかりになるんです。
似た者同士だから分かり合えるはずなのに、恋人の付き合いって事になると
何故か互いの意思の疎通が出来ないジレンマが起きる。
作品全体が大人しい地味目の雰囲気があるけれど、目に見えない熱量も感じる
何とも味のある作品だと思いました。
同時収録の作品も同じようなすれ違いの雰囲気ですが、恋をすると臆病になってしまう
そんな思いが感じられる作品でした。
やられた~。
タイトル漫画はギャグだった。
お友達から恋人になったものの なかなかHにならない二人。
攻めが 残念な天然ちゃんだから。
せっかくのイケメン台無し。
作者の感性が 光っている。
「アニマル戦隊 サバンガイン」
「世界の車載カメラから」
「ふり向けば トミエ」(B級ホラーの傑作)
ネーミングが上手いなあ。
こんなテレビ番組あったら 私は絶対見るね。
男同士って大体こんな感じじゃないかなあ。
別に君達H無くても大丈夫だよ。