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karasu ni diamond
2010~2012年に雑誌に掲載された作品集です。
全部で3組のカップルのお話のお話が収録されていますが、どのカップルのお話も私は楽しめました。
その中でもやはり印象的だったのは表題作シリーズ。
カラスと仲がよくて(?)片腕にタトゥーが一杯の一見怖そうな攻め様がとても気になりました。
私は不良っぽく見える人が優しさを持っていたりするとキュンとする性質なので、この攻め様はかなりの好みです。
子供の頃に祖母から聞かされた鬼と桜のお伽噺が未だに怖い学生のお話「サク・ラ・チル」も好きでした。
お伽噺とか昔話が出てくるお話は好きなのでそのせいもあるかもしれません。
受け様が女性みたいに綺麗なのが儚げでどこか妖しげで鬼のお伽噺の雰囲気にも合っている気がしました。
作家買い。
個人的にこの作家さんの絵がものすごく好きなんです。
なので、ストーリーの内容とかは関係なしに画集を買う感覚で買ってしまう。
美人でキュートな受けキャラとか、キラキラの瞳とか、かわいいファッションとか、ぼかしの少ない局部描写とか…キレ~~!!!vvv
今回はエロ少なめなので局部描写はあんまなかったけど、ピアスいっぱいついたいかつい脇キャラとかみれて楽しかったです。
3組のカップルからなる短篇集。
■カラスにダイヤモンド
表題作。
大学生同士。
受がカラスに襲われてたところを助けてくれた攻と仲良くなり、好きになって付き合うという。
ストーリーは可もなく不可もなくなほのぼの系だけど、
金髪タトゥーでクールな攻めキャラがかっこかわいい。
受けよりじゃっかん背が低いのもよかった。
■サク・ラ・チル
物事に無関心そうな大学生と、高校からの同級生の話。
受けキャラは美人で物腰やわらかい草食男子。女子にもてるけど、男友達作るのが苦手というタイプ。
そんな受にホモ疑惑が持ち上がり、攻めが恋心を自覚して焦るみたいな。
ちょっとシリアステイストというか…せつない系の展開ですが、
「鬼が夜桜を散らす」みたいなお伽話に対して攻キャラがトラウマを持っているという妙な設定があって、ときおりそのお伽話を絡めて話が進むので、なんか微妙だった…。
お伽話にトラウマを持っているという設定を突然出されると戸惑うというか、キャラに共感するのが難しいっす…
■フローラ
花屋の店主と元ノンケの恋人の話。
彼女のいる受を好きになっちゃった攻が、猛アタックして彼女から受を奪ったはいいものの、今度はだれかに奪われるんじゃないかと疑心暗鬼になってアタフタする話。
嫉妬深い束縛体質の男は嫌いなので、この攻めキャラは苦手でした。
誰にもとられたくないからって、田舎に移り住んで二人で花屋をやってるとこに、受の元カノから依頼を受けた探偵の男がやってきて、二人の仲を引き裂こうとしたりする。
キャラのトラウマや設定とかにリアリティがないけど、絵はキレイだしお洋服はおしゃれです。
気楽にラブコメよみたいな~くらいのテンションの時にオススメの作品です。
《個人的 好感度》
★★・・・ :ストーリー
★・・・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★・・・ :設定/シチュ
★★・・・ :構成/演出
なんだかんだでいつも買ってしまう、大槻作品であります。
「カラスに追われる男」と「カラスと喋れる男」
どんなやねんっ(*´∀`*)と読み始めてみた今作でありますが、
案外そんな突飛な感じでもないのねwwmな雑感。
や、これはこれで甘くて可愛くて嫌いじゃないのよ?おねーさん
実際問題、カラスに好意で追いかけられ、嫉妬までされ
情事を覗かれていらついているカラスwwこれはこれで面白かった。
これがよもや擬人化して痴情をもつれさせてくれたらなお面白かったような気がしますが、それはそれ。
地味な受と派手な攻。共通点なんてないのかとおもいきや
実は実はwwな最初の出逢いエピソード。
スタートラインを知ることで、可愛さ倍増。ウマーでした。
ガムなんかよりずっと甘いぜ(*´Д`)。*°
ただ、ケチを付けるわけじゃないのだけど、いつものデロ甘な受に大してちょっとガタイが大きすぎたかな~という感じがしなくもない。等身大、大きい子同士も好きっちゃすきなのだけれど、これがもう少し小柄だったら可愛かったな~と思ってしまいました。
エロ度弱め。朝チュンw
他短編二つ。
1冊に共通しているのは、ボンヤリした受を攻が愛しすぎちゃってるってことですな。
可愛くて良い(*´∀`*)
攻が受にメロンメロンな上に、受に捨てられちゃう、離れていかれちゃうのを心底恐れている。そんな具合がなんとも言えず可愛いと思ってしまう。
好きさ好きさ好きさ。カワイイ一冊でした。
エロはほぼないです。いつものエロさはない。
この程度のエロならむしろないほうが清々しいのだが、そーもいかんのか
「カラスと話せる」という要素があまりにも電波すぎて
購入をえらいこっちゃ迷った一作(一月弱も迷った・・・)
タトゥなんかしたバンドマンだったという事もあり、意外とまともな話でした。
でもエロかった。
確かにジュネのようなエロレーベルの印象が確かに強い大槻ミゥさんですが、
そのエロさの9割ぐらいは水っ気のあるうるうるな目にあると思うのです。
だからその要素はCharaでも余裕で生かせる。存在自体がエロイです。
そして露骨なエロ要素の部分が減った分、一つ一つがえらいこっちゃ美しい。
カラス相手にほとほと涙こぼして「乙村のそばにいたいよ・・・」と語るシーンなんかなんとドラマチックなんだ!と思ってしまいました。
そして減ったとはいえ、エロの修正はむしろジュネより薄い。
「男同士のエッチ=抱き合うこと」で終了するのがデフォのcharaなのに
殆ど無修正のアレが尻穴に入る状況やそこからビュルビュル精液が出るような描写はありなのか?とちょっと、心配になりました。
中には結局どういう話なのか読み取れなかったものもありますが、
まぁなんにせよ結構好きな本、になりそうではあります。
萌え萌えと迷う程度の萌え。
Charaでは初登場のミゥ作品。
・・のせいかいつものつゆだくエッチが~!!ありません(涙)
一応あったりもしますが、朝チュンだったり着衣だったり、導入部分だけだったり。
あ、一箇所だけtnkがくっきりはっきりが1コマ!(これはびっくりした)
しかしお話はいつものミゥさんらしく、裏切りません♪
可愛らしいお話、ちょっと幻想的な執着のお話、ダメダメなカプのお話
飽きない1冊になっております。
評価は萌え萌えに近い萌えですよ☆☆
表題は、カラスにストーキングされて怯えているところを助けてくれた乙村と親しくなった佐鳥。
実はこのカラス、乙村が高校の頃保護して面倒みてから懐いているカラスなのだそう。
これは二人の秘密ということになるのす。
腕にtatooを入れて金髪の外見をこわがる女子に、つい彼のいいところを伝えたくて秘密であったはずのカラスの話をしてしまい、約束を破ったと落ち込む佐鳥は、乙村が好きな事に気がつくのです。
2話目で、実は二人は過去にであっており、その時に乙村は佐鳥が気になっていた(知らぬは本人ばかりなり)という話が展開されます。
カラスが結構いい味を出していて、乙村が、このカラスは自分と好みが似てるっていうんですよw
・・ということはカラスは佐鳥が・・♪
それに気がつかない佐鳥はおっとりした天然ちゃん?
でもかわいらしいお話でした。
しかし、実際カラスに付け回されたら怖いですよね~!
【サク・ラ・チル】
サクラが一斉に花を散らすのは、鬼が現れてちらしてしまうからという主人公が祖母に聞いた話。
それをモチーフにして、好きな相手を自分のモノにしたいという欲望の比喩に使い、ちょっとシリアスタッチで展開するお話。
いつも、現代的な話がほとんどなので、こうした身のうちに潜む欲望の描き方は、新しいミlさんの顔を見たような気がして、ちょっといいかも?って思いました。
【フローラ】
都会から離れたとても田舎の土地で花屋を営んでいるカズと恋人の洋祐。
どうして花屋をやっているのか。
どうして田舎なのか。
彼女がいる洋祐を自分のものにして、この田舎にやってきた理由が、ヘタレでもあり執着でもあり、
味方によってはちょっと怖いものもあるんですが、そうまでしないといけないのは、自信のなさでもあるよな~とも思えるのですが
それを全然感じても察してもいない能天気な洋祐は、本当に彼女いたんか!?
ひょっとすると二人ともダメっこなのかな?なんてwww
相変わらず、受けちゃんがキラキラしてかわいいのですが、身体はしっかり男の子だし、顔の表情も色気があって魅力的。
しかし!攻めの半裸に乳首がないのがな~www