条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
kokonimoaru kimi no oto
電子書籍を利用することが多い私は、評価が高いことは知っていても、試し読みだけではまどろっこしいだけのこの作者さんの作品を買おうという気になるにはかなりの時間がかかりました。
あまりに暇を持て余した週末に「マウリと竜」を読みその雰囲気に圧倒されて次にこの作品を購入しました。(この時点で作者にハマっております)
一読目はサラサラと読み終え、何か気になるためその後も数度は読み返しましたが、毎回に泣いてしまいました。じんわり、しっとり、ゆっくりと優しさと健気さがジンジン染みわたります。
私にとっての読んでいて毎回に涙してしまうBLコミックは雲田はるこの「野ばら」です。そのお話は同性愛の困難へのためらいが涙させましたが、この作品はその点については言及していませんが、それと同様に毎回に泣いてしまいます。恥ずかしいので家族がいる時は読めません。
カップルの一人である視覚障害の人物が強く健気に描かれています。彼をとりまく温泉旅館や温泉町の人々が皆やさしくて、とてもよい読後感を残してくれます。
人それぞれに好みはあるでしょうけれど、ぜひ一度読んでいただきたいと思います。
ただ、エロを求める方には面白くないかもしれません。本編はキスどまりです。収録作品もそんなにエロが描かれることはありません。この、もう一編のお話も秀作です。可愛らしい後輩クンにフフッと感情移入してしまいます。
元ハルヒラさんは、絵も話も可愛くて、絶対に読後感が悪い事はない!と安心して読める作家さんです。
どの漫画も可愛くていいのですが、時々「あれ?これBLじゃなくてもいいかも」と思ってしまうのも正直なところ。
この漫画は、男の人でも特に違和感(?)なく読めました。
盲目の受けが皆に大切にされて、それでも甘えずに精一杯頑張ってる姿が好きです。
特にラストのおじいちゃん、おばあちゃんにモテモテなところがたまらない!
あと、読んだ著作には必ず動物が出ているのですが、今回も小さなわんこが出てきます。
これがまた可愛らしい。
絶対上手くいくと思って読んでるので、はらはらもせずほんわか読み終えられました。
ああ、癒された。
でも、これも女子でも話はそう変わらないかも?(禁句です)
ゲイだからっていう葛藤が一切ないからですかねえ。
露骨なエロもないし。
別口でそういうエロを描かれいているのも読んでおりますが、正直エロのない方が好みです。
まあ、BLはファンタジーだから、そういうのがないのもたまにはいいやという感じで!
執筆のため温泉旅館に逗留する脚本家・茜屋と、マッサージ師・竹久のふんわりラブストーリー。温泉・マッサージ・わんこと、癒しアイテム満載の作品です。
ひとときの癒しを求めて読み始めたら…
やばい。これは号泣モンでした。
何度読み返しても泣ける。カワイイ。めちゃ癒される。萌える。(←これ大事)
どうしよう、もうこれは「神」にするしかないかも。
目の見えない竹久は、人を癒す達人。
マッサージ師という職業もそうなのですが、いつも笑顔で前向きで、彼のそばにいるだけで、周りの人間は(そして犬までも)心が癒されていきます。
一方の茜屋は、職業柄常に締め切りに追い立てられていて、癒されることを求めている男。
ごくごく自然に、茜屋は竹久に惹かれていき…
気が付いたら茜屋は竹久を好きになっているんですが、この流れに全く違和感を感じないのは、「癒す人」と「癒されたい人」という二人のポジションが、分かりやすく描かれてるからかもしれません。
最初は茜屋の一方的な「好き」だけで、答えを求めない愛情。
竹久にとって、人の好意にこたえるのは簡単なことじゃない。
「ぼくにとって「好き」って言葉は 浮かれたあとにすごく不安になるんだ」
という竹久のモノローグは、元ハルさんの作品としては珍しく、一歩奥へ踏み込んだ重たさがあって、胸に刺さりました。
でも、基本はいつもの癒されストーリー。
作品全体に癒しを振りまいてくれるのが、パピヨン犬のユーゾーです。
ユーゾーは二人が拾った捨て犬ですが、こいつがいつも二人の横にいて、耳をすましてたり、二人を見上げてたり、寝そべってたり。そんなコマがたくさん挿入されています。
わんこが一匹加わるだけで、恋しか見えてない二人の世界が、ふわっとやわらぐ。
二人が少しシリアスになりかけると、ユーゾーが横であくびしてるコマが入ったりして、できるだけ角を取ってまぁ~るく、敢えて感度を落して描こうとしている感じです。
ここは好みが分かれるところだと思いますが、そういうふんわりやさしくつきつめない元ハルワールドの空気感を、ユーゾーの存在が絶妙に演出している気がします。
最初は茜屋の「好き」を受け止めるだけで、答えを返せなかった竹久が、自分の気持ちを言えるようになるまでの過程も、とても自然。結ばれるしかないようなお似合いの二人。障害も、この二人なら乗り越えられる、そう思えました。
中身はめっちゃイイのに、表紙が少し地味? 「マウリと竜」が好きな人は絶対好きな気がします。
同時収録の「青春かくも青く」
受けのアオ君がすっごいセクシー!で萌えました。鎖骨までもがイイ…
顔の造作は「ここにある~」の茜屋とあまり変わらないのに断然セクシーに見えるのは、彼の目線の先にあるのが、男っぽいステキな(しかもHな)「先輩」だからですかね(笑)
都会の喧騒を離れ、鄙びた温泉街の旅館に泊まり、部屋にマッサージ師の竹久さんが来てくれて癒してくれる(妄想)
茜屋さんがうらやましいです。脚本を書いて、疲れたら体を揉んでもらう。そんな一日。
こちらの作品は竹久さんが盲目のマッサージ師ということで、茜屋さんからの告白になかなかはっきりと答えようとせず、じれったい好きの人にはたまらない内容だったと思います。
目が見える人にはなんでもないことかもしれませんが、目が見えない人にとっては人付き合いも生きていくことにも、きっと様々な不安があると思います。
作品の中での二人のすれ違いはじれったいのですが、表情が見えない相手の胸に飛び込む勇気は相当なものだと思うのです。そしていくら好きになった相手とは言え、自分の知らない土地に行って一緒に暮らすなんて、それだけでもすごいことのように思えます。
また、こちらの作品はとにかく竹久さんが可愛い!!
あの照れて頬を染めている表情に萌え萌えいたします♪竹久さん、私を萌え殺そうとしている…!ぐはっ…(鼻血)受けさんにきゅんきゅんしたのは久しぶりかもしれません。
攻めさんも相手を無理やりどうにかしようとするタイプではなく、
受けさんの気持ちを大切にすることが出来る人だったので、良いキャラクターだと思いました。
そして忘れてはならないユーゾー(わんこ)の存在。二人の応援なんかしちゃって、可愛いな!
犬が苦手なので、表紙を見て購入をかなり躊躇。
でも。ハルヒラさんの作品は読みたいので
かなり遅れて購入しました
脚本家の仕事をしている茜屋は、カンヅメのため
温泉宿を訪れ、盲目のマッサージ師と出会い
好きになる話しです
犬がキーとなっているのですが
別れた彼女が飼っていた犬を
置いていってしまい、彼氏はその犬を
捨ててしまう
その犬をマッサージ師が保護する。
マッサージ師はその捨てられた理由は知らないのですが
犬かわいそうでした
人との繋がりに左右される命
宿なのに勝手に動物泊めて良いのかなど
設定が気になる点があったものの
今回の話はこの犬がいたことにより
人との関わりながら生きること
を見せてくれたきがします
目が見えないことの辛さの部分は
本当に想像がつかないので
辛さを軽くうけとめちゃいけないし
わかったような気持ちでよめないなと
思う部分もあり、この作品を語ることは
とても難しいです
それでも、良い作品でした
目が見えていても見えないこともあるし
目が見えなくても見えることもあるだろうし
色々考えて切なくなってしまいましたが
優しい気持ちになれる作品でもあります
茜屋もっと強くなって、竹久をうんと
幸せにしてあげてほしい
なので是非続編を希望します
短編の青春かくも青く
大好きでした。
短いのに短さを感じさせない時間軸
ハルヒラさんさすがです
靴を投げるのはいけないですけどね
長編で読み直したい作品でした
目の見えないマッサージ師竹久くんと、悩める脚本家茜屋さん。
執筆に行き詰まって温泉宿に茜屋さんは、竹久と知り合ってどんどん惹かれていっちゃう。
こういう設定は基本あまり好みではないのですが、ふんわりほんわか優しいお話でした。
竹久くんも可愛いけれど、捨て犬だったユーゾーがまた可愛い。ユーゾーGJ!だし。
そして、宿のおかみさんとか脇役の人達が皆いい雰囲気。
ああ、恋愛ものって言うよりほっこりした人間ドラマみたいだなぁ。
それだけに、キスどまりで、うん、良かったです。
後ろの短編『青春かくも青く』は
毎日靴を投げられていた小林くんが気になります。
おとなしく待ってれば?と図解してくれるところがこの1冊で一番萌えたところかもw
「逃げ道はこちら」「虎穴ダイニング」「下がってお待ち下さい」
の3冊を読み、ハルヒラ先生の本を読んだのは今回が4冊目になります。
今まで読んだ作品ももちろん面白いのですが、
ちょっと心情の変化がつかめない。
説明不足なのではないか。
と思うところも多かれ少なかれありました。
ですが、「ここにある、君のおと」は全然そんなこともなく、
わかりやすく、ハルヒラ先生らしい繊細で綺麗な雰囲気もあり、本当に大満足でした!
茜屋さんはすごく相手のことを思っていて、
会いたい気持ちだけで遠くまではるばる会いに行くという描写があるのですが、
そこも全然しつこいという印象も受けず、
お互いのキャラクターも親しみやすさがあると思いました。
この作品はすごくハルヒラ先生の良さが生かされていると思います。
作家買い。
表題作はエロ無しのほのぼの系でした~。
この作家さん独特の間というか…雰囲気のあるスローテンポなお話です。
心がほっとなる反面、じゃっかんの物足りなさがあったかなーというかんじ。
表題作より、30ページくらいしかない同時収録の短編の方が好きでした。
■ここにある、君のおと
表題作。
好青年な脚本家×盲目で物腰柔らかな癒し系のマッサージ師。
スランプ中に訪れた旅館で客と雇いのマッサージ師として出会ったふたりが、ゆったりまったり恋に落ちて、少しずつ距離をつめ、同棲に至るまでを描いた話。
まったりしてて癒されるけど…、けどなんか物足りない…。
個人的にちょっと性格悪いようなクセのあるキャラが好みなので、攻めも受けもおとなして素直で良い人すぎるというか…だから物足りないのかもしれません。。。
受けキャラが盲目というのは珍しい設定ではありますが、「旅館の人間と客」というふたりから想像できる展開には限りがあるし、先が読めないハラハラ感とかもあまりないし…。
ストーリー展開よりは、あったかほのぼのな雰囲気を楽しむ作品ですかね。
あと、恋のキューピッドならぬワンコが一匹登場するのですが、そのワンちゃんがかわいいです(+´ェ`+)
■青春かくも青く
体育会系っぽい体格の優しい先輩(九州大の大学生)×天邪鬼でちょっとやけっぱちな性格の後輩(高校生)の話。
歳が2つ離れてるので、高校からお付き合いしてたふたりは現在、東京と九州で遠レン中。
電話口から聞こえてきた女子の声に嫉妬したり、会えない寂しさを紛らわすために、クラスの地味キャラに八つ当たりしちゃう受けキャラがものっそかわいい。
素直になれない天邪鬼な男の子はいいですね!
女子とは明らかにちがう拗ね方とか、八つ当たりで意地悪した地味キャラに「好きだ」と嘘の告白しちゃったりとか…
なーんかほっとけない愛らしさがあるキャラでした。
すごいツボ。この受けキャラ好きだな~~(=ω=*)
(その後、意地悪した地味キャラとはなんだかんだでお友達になるよ☆笑)
表題作と比べてページ数はだいぶ少ないけど、『淡々としながらもお互いに好き合ってるのがめっちゃ伝わってくる』作品というか…この作家さんのいい味がギュギュっとつまったようなショートです。この二人で1冊だったら評価は2段階上がったかも…それくらい好きでしたvv
《個人的 好感度》
★★★・・ :ストーリー
★・・・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★・・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成
決して近くは無いけれど、(むしろ遠い)
好きな相手に会いに行きたい気持ち、とても良くわかります!
穏やかで真面目な竹久くんは自分に障害があるから
自分を好きだという茜屋の気持ちを信じられない…。切ない!
茜屋がひたすら温かい心で好きでいる事に、非常に萌え!!
ユーゾー、…私、実は大型犬の方が好きなんですけども
(レトリバーとかシベリアンとか。なんか凛々しくて)
愛らしくて抱きしめたくなりました!!
この際(?)ハルヒラさんには動物が登場する作品を描き続けていただきたいw
きゅんと来たのが、竹久くんが茜屋に気持ちを示した最終話、
想いが通じた途端、茜屋は詰まっていたシナリオの先が思い浮かび
竹久くんを腿に乗せ、抱き寄せながらPCにメモります。
決して竹久くんをないがしろにしない。優しいなぁ…。
「重くないですか?」なんて気にする竹久くんも可愛らしい…。
成人男性って結構重いと思うんですけども。愛の力か。
読み切りの『青春かくも青く』。
これは短くて淡々としつつも、すごく好きです!!
体の関係も有り、好きだとは言ってくれるけれども
先輩がどのくらいまで好きでいてくれるのかわからず不安な亜雄。
先輩の大学も遠く離れた九州じゃ、先はどうなるのかわからない。
ハピバメールに一喜一憂しながら、会いたくてたまらない。
先輩の元の靴箱とかぶる小林くんの靴をいつも投げ飛ばして悪戯って
可愛いなぁ!
先生に見つかり、「ずっと君が好きだったんだ」と大嘘の告白。
嘘の好きは簡単。でも、本当の先輩への好きは簡単じゃない…。
結局、小林くんと仲良くなり、先輩のいる九州へ一緒に行くとメールするのが
小悪魔的だなw
先輩が自分で「友達くらい作っとけ」なんて言ってたのにジェラるのがまたいい!!
小林くんが実はネトゲの世界では凄い人、という設定も面白かった。
私は興味ありませんけど;(あ、ネトゲというよりゲーム全般が)
ハルヒラさん……。すっごいハイペース!!でも嬉しい!!
たくさん読みたいけど、体調を崩されないようにして欲しいです。
スランプ気味で田舎の温泉街にカンヅメ中の攻め様:茜屋と出逢ったマッサージ師の受け様:竹久。
言葉を紡ぐことを仕事としている脚本家の茜屋が自分の気持ちをなかなか言葉にできず、たどたどしくも一生懸命、言葉にする竹久に惹かれる姿がゆっくりと描かれます。
ゆっくりな流れゆえに切ない、まではまだ遠い道のりです(笑)
恋愛のはじまりの基本的な『どう伝えよう』『ちゃんと伝わってる?』等々の甘酸っぱい気持ちがふわふわと迷子のように漂ってます。
このへんがくすぐったくて頬が緩みます。
実際、迷子になってるし。
境遇から甘えることに臆病な竹久が、自分から手を伸ばして茜屋の顔に辿り着きキスをする場面は素敵でした。
初めは何もかも手探り。
茜屋さんが犬も人も膝に載せて仕事する姿が好き。
書き下ろしはユーゾー目線で彼らの生活を覗き見なお話。
ユーゾーったら大人。
Hナシ、キスとハグ少々、ほんわり甘々多々です。
【青春かくも青く】
先輩大好きな亜雄くんの予測不可の動きが若さゆえのもどかしさを表しています(笑)
靴を放り投げられていた小林くんもビックリだったハズ。
そっけない先輩が実は不安がってたりして可愛いです。
こちらはHしてます。
元ハルヒラさんの描くH久しぶりに見た。
攻め、受け逆でも大丈夫な気が。