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karen kareshi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
女の子のようにかわいいかわいい「かすみちゃん」が実は男の子でした~
だけなら凡百な男の娘BLやったとおもうんです。
でもこの本はそういう本じゃない。むしろかすみは凛とした面をそこかしこに見せてくれるわけで、実はもっとも萌えたのはニコニコと可愛い笑顔ではなく、殴られそうになった美智に対して堂々と肘で受け啖呵を切る男らしい部分。
これは実はギャップ萌えなのかもしれませんね・・・。ルックスは乙女なのですが、中身は基本的には雄々しいのです。
「可憐彼氏」
ぱっと見女の子のように可愛い後輩x心優しいノンケ先輩。
でも、ふわふわ可愛い恋愛模様が描かれているわけではない。知らない者同士の二人が少しづつ惹かれ合い、関係を深めようとする過程でぶつかる、ある種普遍的な戸惑いや心の揺れ。
我慢ばかりするかずみの辛そうな顔を見たくなくて、受けになることを受け入れるみち。それでも無理をさせている、と一歩引くかずみ。想いはすれ違い、関係は足踏みする。
「そうやって気持ち抑え込まれると俺だって寂しいよ…」
みちが先に心の内を言葉にして固く縮こまっているかずみを包み込む。
行為としての攻めx受けとは逆に精神面では受けが攻めをリードするような、二人の関係性が自由な流動性を持っているような、そんな新たな「リバーシブル性」を見つけた気がした。
副題の「love laughs at locksmith」は「恋の力は強い」という慣用句らしい?です。
「俺だけの、」
SM出会い系で知り合った、会社員と予備校生。いつの間にか本気になる二人の話。
「スリイスタア」
高校生CPで硬派野球部員x美人ビッチ受け。
雨宮はビッチの森沢に誘われるまま躰の関係を結ぶが、エロさとは裏腹の寂しがり屋の一面に惹かれる。一方自分のために友達に声を荒げる雨宮に本気になる森沢。スリイスタアって、雨宮だけが知っている森沢の首の後ろの3つのほくろの事。
「さむい ふゆのひ ものがたり」
バスケ部の先輩と後輩。憧れの先輩から告白されて付き合い始め、5年。心では想っているのになんとなく距離を置いてしまう幹(みき)。陽介先輩は「スキだ…」と囁いてくれる。
「これから先 この人と一体どのくらい一緒に過ごせるんだろう…」
12〜3ページの短編だけど、なんとも言えない足元の不安な感じ、安定しているはずの二人なのに時間が割り込んでくるような空気、そんな曖昧さ。
攻め受けもはっきりせず曖昧。
短編だからこその始まりも終わりもないような、響きだけがあるような。
私にはこの短編が一番印象的で好きです。
「可憐彼氏 それから」
かずみとみちの初エッチ。お互いの思いやりがあったかいです。
「さむいふゆのひ〜」以外はどの話も最後はちゃんと「好き」を言える。てことは言えないモダモダが好きなのか?ワタシ…
表題作含め、4話からなる短編集です。
どれも全部好みの話で、今まで読んだ水渡先生の作品の中で一番気に入りました。
可憐でかわいいかずみと付き合うことになった先輩。
初めは女の子と間違えて告白をOKしてしまうのですが、
次第に心から惹かれていくーーという展開。
しかも、背の高い先輩の方が受けというところが意外でした。
二人とも一途で、とても素敵なお話です。
他に気に入ったのは、ラストの作品。
こちらも先輩×後輩なのですが、リバカップルのようです。
Hシーンは事後のみなので、あとがきで知りました。
こちらもとても一途な二人で、雰囲気があって良かったです。
もっと読んでいたい作品でした。
【可憐彼氏】
秋(?)、一年生の小さくて可愛らしい子に「卒業までの間でいいから付き合って下さい」と告白されて おつきあいをするようになった3年の尾外瀬美智。
ところがその子は「可愛い男の子」で 学ラン着てた‼
一緒に帰ったりできるだけでいいんです と遠慮がちに笑う かずみ君。
先輩も 一緒に帰ったり、休日に出かけたりするうちにかずみ君の可愛いところや意外にもカッコイイところにトキメキを感じ始めます。
どんなに女の子のような容姿でも、かずみ君も男の子。小さい頃から空手を習っていて、先輩が暴漢に殴られそうになった時にも割って入ります。「お引き取り願えませんか」と丁寧な口調ながら強い目力で暴漢を威圧し 撃退します。漢...。
キスされた上に「先輩はオレが守ります」と優しい笑顔で言われて 先輩 きゅ~ん。
というか、殴られそうになって腰を抜かしてる先輩に さりげなくキスしてるあたり‼ か弱い女の子を救うナイトの所作ですわ。この時点で 役割は決まっていたのかもしれませんね。
その後もお付き合いが続き... かずみ君に「先輩を抱きたいんです」と言われます。俺が女役とか全然考えてなかった~ みたいに思ってる先輩ですが、キスする時も かずみ君が先輩の腕を掴んでキスしてますし 押し倒されてますし、いやいや どう見ても... なんですけど、本人は年上とか身長が とかいう点だけで「抱くのは自分」と思っているんですね。
先輩が嫌がることはしたくないから と言って、その後は進展しない2人...。
まあイロイロあって、先輩も腹を括ります。
描き下ろしの「可憐彼氏 それから」で、2人は結ばれます。
この時に かずみ君「先輩が嫌なら俺が女役でも...」って 言ってます。
いや、読みながらずっと思っていましたよ。所謂「リバ」でいいじゃん~って。
同性なんだから どっちがどっちやってもいい訳で。
双方に経験が無いなら 取り敢えず両方の立場を経験してみてから選択したらいいんじゃないかしら。
どうしても、という拘りがあったら 多分、このカップルは成立しなかったんじゃないかな...。(所謂 タチ同士、というやつですか)
どんなに外見が女の子っぽくて可愛らしくても男の子は男の子 てことですね。
小さくて外見が可愛らしい子が「受け」みたいな思い込みを覆す、面白いお話でした。(´▽`)
【俺だけの、】
SM専門の出会い系掲示板で出会い、「変わりたいんです」という裕太を、自分好みの躰に変えていく尚人。
自分なしではいられない裕太に優越感を持っていた、それだけだった筈なのに...。
気が付けば 変えられていたのは自分もだった、自分も裕太なしではいられなくなっていた... というお話。
S、Mなど特殊な性癖だと なかなか相性の合うパートナーを見つけるのが難しいらしいです。しかも同性、両想い。ただの同性愛より更にハードルが高い。
取引先の社長令嬢との結婚なんて考えてる場合じゃないくらい 奇跡的な出会いですよ 尚人さん。
いいパートナーに巡り合えて良かったですネ♪
【スリイスタア】
「相手をとっかえひっかえ ホモで有名」な 森沢澪が とっかえひっかえの相手とケンカしている場に出くわす雨宮武史。「興味ある?男同士に抵抗ないなら」と誘われるままについて行き... 縛られてされるがままにされてしまいます。(受けは森沢君ですが。)
Hの時はエロいのに、時折かわいいことを言ったり、寂しがったりする森沢君。一緒にいて少しでも寂しさを埋めてあげたいけれど、自分は「とっかえひっかえの相手の一人」でしかないのか とイラつく雨宮君。森沢君のことを何も知らないくせに、面白おかしく話す友人たちにも腹を立てて掴みかかります。
そんな姿を見た森沢君は 雨宮君の本気な気持ちを嬉しく思い、自分もまた雨宮君になら全てを... と告げます。
「孤独な迷子、本当の愛を見つける」というお話、好きです。
お相手が 今までの「とっかえひっかえ」を許せるかどうかが一番の肝です。
雨宮君... 「誰も知らない森沢君(スイスタア)」を得て森沢君の「特別」になれました。きっと森沢君の過去も寂しさも まるごと愛してくれるでしょう。
【さむいふゆのひものがたり】
バスケ部のエース 陽介先輩は、万年球拾いの自分なんか到底手の届かない人だと思っていた幹。まさかその先輩に告白され 付き合うようになるとは...。
あれから5年。
プロリーグで一躍脚光を浴びた先輩。けれど膝の故障で引退を強いられ、今は近所のバスケチームのコーチをしている。幹は現役のプロ選手...。
5年経って、立場が逆転している2人。それぞれ複雑な気持ちを抱えて、それでも少しでも長くいたいと思っているお話。
学生から社会人になるだけでも関係性が変わったりする中、お互いの気持ちが同じならきっと...。
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カバー下は 可憐彼氏「2年後のふたり」。
先輩が卒業して ちょっと見ないうちにかずみ君はグンと身長が伸び、先輩の背を追い越しています。「俺だってまだ伸びんだからな」なんてムスッとしてる先輩に上から ちゅっ とキスをするかずみ君。(←見た目も男っぽくなっていてカッコイイ)
「先輩だって前よりもっとかっこよくなってて惚れ直しました」なんて言うかずみ君。先輩はかずみ君がもっとずっとカッコ良くなっているのが悔しくて&照れて バカ呼ばわりします。
いつまでも仲良さそうな2人でした。( ´▽`)
水渡さん、初ダリアコミックです。
かわいい路線のものが表題になっておりますが、その中身は色々なタイプのものがあり、ラストには同人作品も1本入ってます。
今回はヤンキー君はいませんねwww
前作童貞モノのとき、まさかよもやの”そっちかよー!”のヤンキー襲い受けがありましが、この表題も”そうきたかー!”のかわいい年下攻め。
陸上部の主人公が、とても可愛い子に告白されたので、思わずOKしたら男子だった!?
だけど、彼が主人公への想いを語る姿にキュンときてやっぱり可愛いー♪とお付き合いが始まるのですが、
なんと、彼は可愛いだけでなくて空手をやっていて強くて男前でもあった!
主人公が一見普通の男子のようですが、ちょっと弱っちくて恋愛に対して乙女思考。
リードを年下の彼氏が健気にしながらとるという、見た目内面ともに一見が百合っぽいカプのお話でした。
もちろん、お付き合いが進行するとその先・・・そう、主人公のこだわりは下はありえないだろ?
はい、可愛い年したが攻めで、覚悟を決めた年上が受けでございますよ♪
意外性があるといえばあるし、ないといえばないし、
しかし、かわいい顔していけしゃしゃぁと当然攻めな姿が結構ツボかもwww
【俺だけの】
出会い系で知り合ったSの社会人とMの予備校生。
地味で目立たない予備校生だけど、本当は自分だけに見せるその姿にすっかり虜になっていたんだよ、、というお話。
今までのお話からも比べて若干大人度が高いビターな甘い作品でした。
【スリイスタア 】
これ、苗字が出てないのでわからないのですが、可憐彼氏で主人公たちにいちゃもんを付けたカプににている?
さておき、女王様受けのお話です。
これが高校生っていうからビックリ!きっと寂しさとか色々内面を掘り下げると、とても切ない系のお話になりそうなんだけど、二人の事だけに焦点をあててます。
【さむい ふゆのひ ものがたり】
同人誌からの掲載。
バスケ部の先輩後輩が告白されて付き合って5年。
先輩はプロになったが膝の故障で引退、後輩は先輩を追いかけてプロで・・・
リバップル設定だそうですが、具体的表記はありません。
でも言われるとなんとなくそんな雰囲気が?
先輩のモジャ頭が手書き感満載で新鮮w
表紙に惹かれて何となく手にとった1冊。
特に絵がお上手でというわけではないように感じるのですが、
絵もかわいいし、ストーリーも結構ツボでした。
まず、表題作
高校で告白をされ、女子からかと勘違いし、浮かれていたら、
実は、その告白してくれた人は男でした。
見た目は可憐でかわいいのに、実は結構男前、そして攻ってお話。
こういうギャップものって、たまりません。
受がはまっていくように、私もはまってしまう(笑)
そして2作目。
眼鏡がなんともエロイ。
結構、エロな絵も素敵な作者さんでした。
この乙女系は好きでした。
受け・攻めともに性格が女の子っぽいのや見た目がほとんど女の子の設定は自分の萌えポイントからは外れているのですが、こちらの作品の乙女な攻めは全く大丈夫でした。
自分にも乙女系で大丈夫なのがあるんだなってちょっと驚きました。
多分かずみちゃん(攻め)が空手部員で、見た目に反して強いというところが良かったんだと思います。
この本を読んで自分は乙女な見た目とか実はどうでも良かったんだなということを知りました(笑)
中身が男らしいところがあれば別にいいんだな。
表題作『可憐彼氏』は、みち(受け)が後輩のかずみから告白されて、女の子だと勘違いしてOKしたところからお話が始まります。
女の子だと思ったのに実は男だった!というBLあるあるネタではありますがお話はまとまっていて読みやすくて良かったと思います。
乙女でも強くてカッコイイかずみちゃんに萌えました。
作者さま曰く百合っプルらしいんですが、こういうキャラ設定なら百合入っていようと何だろうと大丈夫のようです。
可愛い後輩に告白され、舞いあがっていたら男の子だった、というお話。
困惑しながらも次第に惹かれていくストーリーはセオリーなんです。
でも可愛いからときゅんとしていくわけでなく、かっこよさにきゅんとほだされていく様子が面白かった。
後輩・かずみは外見は女の子のようなのに空手が強く、先輩・みちを護ってくれます。
ただ単に可愛さにほだされていくだけなら女の子でもいいのでは?てなってしまうところだけど、これがものすごくギャップ萌えです。
でもむしろこのお話のよさって、かずみのギャップもさることながら、みちの男っぽくみえて最初はどうみても攻めなのに、だんだん護ってあげたくなってくるところだと思います。
2人ともものすごくギャップがあって、それでこのままベッドシーンに突入するので面白かった。
水渡さんの作品を今まで何冊か読んだ中で、カワイイ方が攻めっていうのがたまにあるのですが、絵もかわいいからかそういうのの描き方がすごく上手い。
カバー下がもうすっごく良かったです。
その後の2人なのですが、むしろこれでもう1話描いて欲しい!と思いました。
かわいい彼氏ってやはり鉄則の一つなのかな。
かわいい。外見だけではなく、雰囲気がかわいい。って
男女とわずあるので、やはり鉄則かもしれない。
このお話も、かわいい・・・です
告白をしてきたかわいい後輩をかわいいと
思う先輩
ただ、男性だとすぐには気がつかなかったという
おまけつきですが・・
かわいいかずみちゃんは、攻めです。
この設定も好きなのですが
先輩が受けきれなくて繋がるまでに
時間を要するのですがそのくだりが
あまり、好きになれませんでした
悩むことは大賛成なのですが
せっかくの悩みがこちらに伝わりにくかったかな
いまいち盛り上がれなかった。
かずみちゃんの方が辛いと思った
女の子に見える登場人物がだめでして。
小柄で女の子より可愛い設定のDKや男の娘が受けなら少女マンガを読むわいと思っているのですが。
まさかの女子に見える方攻めとは。
BL初心者にはなかなかどうして高いハードルでした。
あとがきを読むと作者さんとわたしの好みが合わないことが浮き彫りになって、自分の未熟さを思い知る結果になりました。
いくらBL集中研究期間と銘打って10冊以上/日読んだからと言って、こんなレベルでは攻め受け検定で得点取れないわけですよ。
同程度の体格でもじゃもじゃ頭の黒髪(年上)と茶髪(年下)だったら、絶対茶髪が受けだと思いますし。
このサイトの評価やレビューを読んでもみなさまのレベルの高さに驚くばかりで、わたしが地雷!とかサイテー!と騒いでいるものを「かわいい」「最高♡」と受け留められる懐の広さは一体どこで鍛えられるのだろう、と本気で尊敬してしまいます。
この作品のレビューというよりも、この作品をきっかけに思ったことになってしまいました。
別にこの作品に地雷があったわけではなく、ただ表題作の攻め受けが逆、もしくはカバー裏のサイズになってから読みたかったと思っただけなのです。
野球部×ビッチ風もあとがきで「リバもいいですね」と書かれているのを見て、自分の視野、狭すぎるなと痛感。
作品自体は浅くもなく深くもなく、でした。
水渡さんの作品はいくつか読んだことがあるのですが、短編だとこういう感じなんだなあ。
[BL福袋の中の1冊]