条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
yorokobi wa ude no naka
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「よろこびは膝の上」のスピンオフ。
アノ!名も無かった康毅の兄のターンです。
その名は「葵」。
弟・康毅を絶望的に想いながら自分よりも年上の男・相良と関係を持っているんだけど、いちいち突っかかっている。
相良は葵/康毅の母親の元部下。そして相良は葵の康毅への歪愛を知ってる…
いつもイラついて悪態ついて、手負いの獣のように扱いづらい。なのに行く場所も帰る場所もない迷子のように途方に暮れている葵。
さて。
私としてはハリネズミみたいな葵が好きなんですが、いよいよ康毅を諦めて相良を受け入れた葵は急にしおらしくなったみたいで。
相良は「かわいい」って言ってるけど。
難しいな〜この2人は。
なにしろ、相良にしたって葵が初めてやってきた10代の頃から実は好きで初恋で手放せないっていうんだから。
逆に相良は一途な尽くし攻め⁉︎
前作の「充」もちょっと出てるけど、彼も雰囲気変わりました。
色々意外感のある作品。「萌x2」で。
「よろこびは膝の上」のスピンオフ。康毅の兄・葵は本当に実の弟を好きだった。
その想いに苦しみ過ぎて、家を出てしまっていた。そしてその事を微塵も康毅に気付かせない。実に健気なんだけども。困ったちゃんでもある。自暴自棄になって転がり込んだ先は、当時母の部下だった相良さんの家。相良さんは葵の母に許可を得た上で、預かる事にしたが。何やかんやで13年、ロクに働かない葵の面倒を見ている。そう、このイケオジはムッツーリなので、そもそもの最初っから葵を愛していて。
男なので(で、いいのかな?)持て余した性欲はその間何度もぶつけ合ってはいる。
心は(多分)無いセックスだ。
それでも、相良さんは相良さんなりに葵を甘やかして来たのだと思う。日々色気を放つ様になる葵。葵の心が自ら相良さんに向くまで。落ちてくるまで。待って、待って、待つ。
おじさんの執着愛が実るまで。結構怖い話だったりもする。
ある夜、葵の居ない間に部屋に女を連れ込んだと誤解した葵は、相良さんへの気持ちに苛立つ。ここは相良さんが弁解しないのでなし崩しになっちゃうんだけど。明け方まで部屋に居た女は誰だったんだろう?仕事仕事で忙しくしていた相良さんが、後にバーでひとり「初恋が実った」と浮かれているので、やはり女を抱いていたりしていないのは確かなんだが。ちょっぴり引っかかる謎ではある。
相良さんは葵を甘やかせて来たけれどもその言動は結構クール。それが「カランコエ」で、心に着いた炎を垣間見せてくれて、ホッとする。カランコエの花言葉は、「沢山の小さな思い出」そして。「あなたを守る」13年も以前から。相良さんはまだ高校生の葵を愛していたのだ、という小さなエピソード。若き日の相良さんがムッツーリになると決めた(⁈)その日。まだ弟の康毅を愛している葵を愛している相良さん。皆んな健気で切なくて。グッとくる短編です。
描き下ろしは甘あま後日談。文字通り「よろこびは腕の中」。
帰宅して早々、ネクタイも解かずに愛し合おうとする2人。
「よろこびは膝の上」のスピンオフ作品ですが、私はこちらの方が好きです!
葵の、康毅(弟)を好きだと言いながら、相良に嫉妬がっつりなのが、なんとも可愛いです。
最初さっと読んだときは、相良は行き場のない葵に対して酷いなぁって思ったのですが、じっくり読んでみたら、抱いてる最中に弟の名前を呼ばれるとか、なかなか可哀想だと気が付いて評価を変えました。13年って健気すぎる…。
葵の厚い上唇が気になり、人相学的に「もらえる愛が多い」っていう意味だっけ?と検索したら「与える愛が多い」と逆だったので、単に康毅の兄だから似ているようです。康毅は育ったら与えまくりそう(笑)
加東先生の描く、ちょっとくせっ毛のキャラに弱いんですよね。
働く男が好きな私にしては、働いてもないし学んでもないわりには葵は気に入ったキャラでした。
「よろこびは膝の上」を読んだ上でのレビューです。
「膝の上」のレビューは省略しました。
「膝の上」のスピンアウトと言うよりは
コインの裏表の関係の様な作品です。
正直評者にはそうとしか捉えられませんでした。
確かにそう言う物語の組み立て方もあるのでしょうが、
一冊ものであるのならその中で完結する世界観が
あっても良いじゃないかとつい思ってしまいますね。
この作品単体では多分判る方にしか判らない世界観を
視るに留まってしまうかと。
ロマンスの香りは…どうなんでしょう。
受攻が逆だったとしたら評者はその香りを
嗅ぎ取ったかも知れません。
体だけで言えばロマンスかも知れませんが。
う~ん・・・。
なにもかもが ダメだった。
攻めのおっさんの 受けへのハッキリしない態度にまず イライラ。
受けも受けで 実の弟に対する行動のアホっぷりで 超イライラ。
アホかっ?お前ら!
なにやっとんねん!!
チョーーーーー イライラ するわ!!
これだけ ムカツキながら読んだ本もめずらしい。
攻めが30歳(?)の大人の設定なんだが こんな大人はお断りだ。
ぐずぐずしすぎてるよ。もっとバシッとやれよ!
受けも最後の最後まで自分で決断できない 超あかんたれ だった。
いいトコロ探せなかったです。
やっふー!『よろこびは膝の上』のスピンオフ!
今回は、前作の主役である康穀(こうき)の兄、葵が主人公です。葵が康穀に抱かれいと思っていることは前作で知らされていましたが、これほどだったとは。
どろどろと執着がひどいひどい。
17歳の頃、葵は弟に対する想いに苦しみ、母親の知り合いの相良の元に逃げ込んでから13年。てことはもう30なの?すっかり思春期ひきずったままの葵。痛々しすぎます。
弟に恋愛感情を持っているのことにそもそも負い目があるのに、当の本人に否定されているもんだから、いじけたおしてます葵。
誰も自分を愛してくれない。愛されるに値しない人間だと卑下していて厄介。だもんだから相良が自分を置いてくれている意味さえ考えることができないし、相良に特別な感情を自分が持っていることにも気づいてない。
イイイイイッとなります(笑)相良が身も心も大人の男でほんとによかった。
これを読んだ上で前作を読むと、葵がひとりどろどろして二の足踏んでる隙に、鳶に油揚げ掻っ攫われてるところがわかって楽しいんじゃなかろうか。
加東さんには、ぜひ今後も長編をお願いしたいです。
あらすじが、もうそのまんま。
13年も、近くにいるのに気付かせない程の距離感ってどんなのよ。
13年も、大切にされているのに何も感じなかったってどんなんよ。
冒頭から情事がありますが、この時互いにただの処理に過ぎなかったはず。
じゃあ、そもそもそうなったのはどうして?
なんて、二人の関係にも、お話の設定にも歯痒さを感じました。
膝の上を読めば何か分かるかな?(現時点で未読)
それでも、関係が変化した後の葵が努力をする姿がかわいい。
弱い男と耐える男のお話です。