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Ludwig 2sei
作家さんの新作発表
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ルートヴィヒⅡ世は、(以降ルー様:by作者)
白鳥王・童貞王・狂王・メルヘン王・・・などと呼ばれた美貌のバイエルン国王。
表紙の軍服に惹かれて何気に手にしたけど、実話が元になってるとはつゆ知らず。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになった
ノイシュヴァンシュタイン城を建てた王様だと言われても、まだピンとこない・・・。
高校で世界史を専攻してたのに、まったく記憶にないってどーゆうこと?^^;
う~ん、年はとりなくないですね(笑)
BL界で有名なあの「タンホイザー」を作曲したワーグナーを援助してたのがルー様。
そして、ミュージカルで有名な「エリザベート」は、ルー様のいとこ。
ルー様には数多くの恋人がいたけど、馬丁官(馬係)のホルニヒとは最も長く続いたらしい。
そんな史実に基づきながら、ルー様が謎の死をとげるまでが上下巻で描かれています。
歴史を知ってれば尚おもしろいだろうけど、わからなくても全然OK。
結構楽しめました♪
私はこの作品を読んで、歴史の方に興味を持ち、事実とファンタジーの違いを調べました。
H描写はそれほどエロくないので、歴史入門としても良作だと思います。
ルー様は若くして王様になったけど、美しいものが好きすぎて
戦争や政治を疎み、音楽や建築などに全財力をつぎ込んでいきます。
妄想の中の美しい世界が、現実より心地よかったんだろうね~
私が現実逃避でBLに没頭し、散財してるのと同じような感覚?(笑)
王という立場じゃなければ、もっと楽に生きられたんだろうな。
でも王じゃなければ、あんなに美しい城をいくつも建てられなかっただろうけど。
この作品においては、ホルニヒが一途にルー様を想うところが、とにかく切ないです。
婚約されたり、殺されかけたり、傷を負ったり、強姦されたり。
それでもルー様ひとすじ!
最初はムリヤリだったのに、こんなに愛せるとは。
これも主従愛のなせるわざ?
下巻へ続く。。。