“好きで、好きで、大好きで、ごめんなさい。”

笑い話のようだ

waraibanashi no youda

笑い話のようだ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×216
  • 萌8
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
14
得点
159
評価数
46
平均
3.7 / 5
神率
28.3%
著者
じゃのめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS ~ポーバックス~
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784893937643

あらすじ

泣き虫長身ヤンデレ × 男前バリバリ方言男子

一番近くに居てくれた親友だったのに、ボクは君に恋をしてしまった…。
大切な人だからこそ、自分では決して幸せに出来ないと足踏みをしてしまう。
恋の切なさを詰め込んだ、抱き締めたくなる物語。


ゲイで心底根暗な高校生、泉 星太(いずみせいた)は親友の志野屋 都一(しのやといち)に恋をしてしまった。志野屋は泉と正反対で明るく周りから頼られる彼女持ち。
進学を前にして泉は志野屋に触れる最初で最後のチャンスを貰う。
志野屋と夢見るようなセックスをしたものの、親友の人生を狂わせてしまうのは絶対にダメだと言い聞かせて、恋を静かに殺していく泉の切なさ。
そして、自ら求めたのに、その想いを否定されてしまう志野屋。
好きな人にただ好きだと言うだけではいられない不器用な恋。

これこそまさにBLの醍醐味。

笑い話のようだ 北風
笑い話のようだ 南風
憧れの日、光る星
今日はMeから
はなびの頃
宿題は最終日に終わらない ★描き下ろし
あとがき ★描き下ろし

(出版社より)

表題作笑い話のようだ

3年間片思いした大学生
実家の大工になる高校同級生

その他の収録作品

  • 憧れの日、光る星
  • 今日はMeから
  • はなびの頃
  • 宿題は最終日に終わらない
  • あとがき

レビュー投稿数14

感動です‼︎

表紙に一目惚れして、買ってしまいました!
私的には、あまり好きな絵柄ではなく、買ってからしばらくの間読んでいませんでした……汗汗

しかーーーっし‼︎
あるとき、ふと読んでみようと思い読んでみました。
すると、どうしていままで読まなかったんだろう‼︎と後悔しました。
主人公のヘタレさは、ちょっとヘタレすぎな感じもあるけどやさしいのがとても好きでした。
志野屋は不器用なのが可愛かったです!

ぜひ、最後までじっくりと読んでほしい作品です‼︎

2

ネガティブヘタレで泣き虫で・・・な攻めw

この紺色とグリーンの混じったブルーの夜景と、全面に出た泣く男の表紙が非常に印象的で、一体どんな切ない話なんだろう?と、帯の文言含め予想などしてしまいました。
確かに切なさも溢れているんですが、とどのつまり超ヘタレ泣き虫男がヘタレのあまり自虐に陥って、突き抜けてしまっているような姿が見られてそのバランスが絶妙な抜け感を演出して、あ、何かコレいいかも♪という作品になっていました。
そして、受けになる男子が方言丸出しですw
・・・多分名古屋弁に非常に近い言葉です♪名古屋弁が身近な方、これ声に出して読んでみると非常に面白いです!(ちなみに自分出身なのでw)
やんちゃな男前度がアップしますよ(笑)
色気は博多弁、素朴な東北弁、はんなりな京言葉、活きのいい関西弁、もあったりしますが、まさかよもやの名古屋弁!!
作者さんはNEO日本のとある県と書かれていますが、どうでしょうかwww
そんな二人の ”男子” キャラクターがとても魅力的なのです。

成績がよく頭も良いはずの泉が失敗した高校受験。
入った高校はおバカ高校。
そこで出会った泉の希望の星となったのは、彼女がいる志野屋。
一日一回「好き」というだけが精一杯で、続く親友関係だったが、その気持ちを具体的に伝えることもなく卒業して最後を迎えようとしていた泉。
卒業式の帰り、帰ってなく準備も万端にして別れの言葉を告げようとしていたとき、志野屋から一日一回聞かされていた言葉をまだ今日は聞いていないと言われ、「好き」とあわてて言ってみると、いつもの反応とは違うツッコミが「好きだからどーしたいの?」
お前は怖くて逃げてるんだろう?とズバリ指摘される泉に、志野屋が誘う。
願いが叶ったはずの泉なのに、志野屋の涙を誤解して、罪悪感に一人で勝手に陥って、泉は北海道の大学へ言ってしまう。

この話がプロローグのような始まりになります。
それから1年後、突然泉を訪ねてくる志野屋。
逃げる泉に、もうあきらめようとする志野屋、でも勇気を振り絞る泉。
そんな押したり引いたりがあって、彼等は恋人になるのです。

とことん、ヘタレな泉がネガティブ思考すぎます!
もうヘタレすぎて志野屋を目の前にすると、お笑いにまで昇華してしまうほどうろたえてしまうのです。
志野屋は確かに男前ですが、視点は泉ですので、彼の具体的な行動の心情は推し量るしかないです。
しかしながら、最初のきっかけにしろ、北海道まで押しかけるにしろ、泉に期待しているんだと思います。
その志野屋の姿も受身かと一瞬思いそうなのですが、泉にもっと自信を持って欲しい、という対等になりたい気持ちなんではないだろうか?と思えたのです。
自分が泉の気持ちを察して押してしまうと、泉は受身になってしまう。
また、俺だって恥ずかしいんだよ、もっと察しろよ!みたいな部分もかいま見えないだろうか?
だけど、素直に快感を訴えるエッチシーンなど、志野屋の可愛らしさが溢れています。
そんな風に考えると、この二人のあり方は、男子っぽくていいな~なんて見えるのです。

夏休みに地元に帰ってくる話、かたや学生、かたや社会人。
高校生の頃のように毎日一緒にいることが当たり前ではないけれど、いまい一緒にいられることは当時より幸せだと感じる話は、泉を少しは成長させて、貪欲にさせたでしょうか?
でも・・二人は遠距離恋愛ですから、何かあるとヘタレるんだろうな~w

6

身長具合が。いや、全体?

男が泣く、これは規定になっているのかもしれない、

私はあまり好きじゃない、
堪えきれず泣く涙なら好き
人前で泣く、好きな人の前で泣く、
感情コントロールができない甘えに
うっとおしいと感じる

そんなこんなで、表紙を見てから無し。と思っていました

自発的に見ることは無く過ごしていました。

それでも書店では表紙むけての陳列も多く、
目に入る事が続きました。

よく表紙をみると、泣く大型ワンコ系でもなさそうな。
泣く美形受け系でもなさそうな。

デカくて暗そうなこの男。なんなんだよと
気になり、ついに購入。

涙がなければ、間違い無く私の中で
神評価です。

涙なくても成立していると思いました。
なぜ涙要素が求めれているのだろう。

女の涙大嫌いですが
男も嫌いです

人前じゃなきゃ良い。

受けの綺麗な男の子は服装おしゃれですが
攻めがでかすぎるのか
寸足らずみたいな、小さい感じに見えて
滑稽でした

デカくて良かったのでは?
身長が高い人が着るとはえるおしゃれをしてる感じがして
違和感をかんじました

3

満足感高い


初読の作家さんでした!
ブルーのきれいな装丁に惹かれて購入。
切なさと甘さのあるストーリーで癒されました!帯にもありましたが、BLの醍醐味がしっかり入っていて満足感のあるコミックでした

※以下ネタバレ注意


ゲイ✖ノンケの高校同級生同士のストーリーでした。
好きが故にすれ違ったり、相手を思うからこそ伝えられたかったり、というのは王道なテイストですが、
リアリティのある会話が自然で面白く丁寧で好きでした!
攻めキャラはヘタレで根暗でw受けキャラの男気がすてきです(*^_^*)
どちらもかわいく微笑ましいw

一冊まるまる1組のカップルを描いているので、まとまりと読み応えがあります
この2人の5年後くらいのストーリーも読みたい!!

3

へたれ最高

なんかウザイのに、ほろっと、ジーンと読み終わった後、じゃのめ先生いいんじゃねーと、ほっくりします

2

受けが好み。

じゃのめ先生はカラー使いが独特で凄く好き。絵柄自体も、BL読んでるな〜と感じさせてくれる作家さまの一人です。デビューコミックスをなぜ選んだか。地味だが萌え設定なのだ。

高校卒業間近の泉と志野屋のお話。泉が死ぬほどヘタレ(攻め)で、受けの志野屋の男前さが際立ちます。元同級生同士のわちゃラブです。

6話構成で、玉砕覚悟で泉が志野屋に告白するところから始まり、それからの二人が描かれていきます。

泉は妄想力がハンパない、ネクラでジブリ好きのゲイ。卒業後は札幌の教育大学に進学が決まっている。志野屋はヤンチャ系の彼女持ちで、進学はせず、父親のもとで大工として働く予定。大大大っ好きな志野屋に思いを告げた後は、思い出づくりで終わると思っていた泉。なのに予想外な展開が。

受け入れてもらえるはずがない志野屋に好きだと言われ、卑屈属性の気がある泉は夢のようで信じられないんですけど、ヤルこたぁしっかりヤルっていう。泉が持ち前のネクラさでグルグル穴を掘っていると、積極的で前向きな志野屋が助け舟をだして、なんとか二人の関係が進展していくって感じで。

思考がゼロか百で、努力する方向がズレてて、人との距離感が若干おかしくて、奥床しい乙女な感受性を持ちながら、その逞しい妄想力故にいきなり無慈悲な残忍性を発揮するような泉という男。志野屋に言わせれば単なるメンドクセーヤツ、なんだけれども…

ちょっとフクザツな家庭の志野屋は、グルグル考えたあげく遠慮してしまう泉の素直なところとか、泉なりに気遣いをしていることをよくわかっているんですよね。クリスマスとか夏の花火のエピソードがいいんだよなぁ。志野屋が泉の気持ちを気付いていても、気付かないフリをしていたことがあったり、とか。

泉の妄想力が起こす地味な事件が、一話一話読ませます。遠距離の不安。メール攻め。無意識にエッチを誘いたい。などなど。わたしは笑っちゃったんですけどね。それとちょっとしたセリフがツボで、特に3話の終盤、「家族でもないのに」からはじまる志野屋のモノローグに、じーんときました。

1

リアル方言

あまりにもリアルすぎる岐阜弁でびっくりしました。
自分の住んでる地方の方言BL読んだの初めてです。
ストーリーも絵もはあまり好みじゃなかったですが、
これからが楽しみな作家さんだと思いました。

1

バランスが良いカップル

こちらがデビューコミックスということで未洗練な部分はあるのだけど。
それでも泉と志野屋の悶々とする胸の内や相手を愛おしいと想う気持ちはしっかりと伝わってくるので感情を乗せて読むことが出来ました。

ひとり頭の中でぐるぐる考えて想いをぶつける前に自己完結してしまうタイプの泉には
志野屋のようにちょっと荒いくらいに感情表現してくれる人が合っているのでしょうね。

でもそんなキツめな志野屋がなんだかんだ泉のことをめちゃくちゃ好き、っていうのが萌えました。

0

発展途上の拙さというか…

表紙買い。
切なくて泣けそうだったので買ってみました。
結果的にそこまで切なくないし、泣く感じでもなかったですが。

臆病でヘタレな長身男(ゲイ)と男前な性格の同級生(元ノンケ)の話。
親友を好きになり、毎日冗談ぶって「好きだよ」と告白だけはしてるけど、臆病でヘタレなので真面目に気持ちを伝えることができず、北海道の大学進学を機に距離をおこうと思ってる攻めと、
彼女もいてノンケだけど、なんだかんだ毎日好きと囁かれて相手の本心に気づき、あまつさえほだされて自分も好きになっちゃった受け。
結局、うじうじしてる攻めより短気で行動派な受けが、なかば強引に告らせて身体をつなぎます。
その後の遠距離恋愛期間も、改めて気持ち伝え合ったりするのも、ぜーんぶ臆病な攻めキャラに焦れた受けキャラが行動をおこして乗り越えていくカップル。

この攻めキャラはヘタレ好きには愛されるキャラなのでしょうね~。
個人的にうじうじめそめそなネガティブ思考の面倒くさい男は苦手なので、結構な頻度でイラっとさせられたけど……
男前で行動派、包容力もある受けキャラがその分カッコ良かったし、なかなか進まない恋愛をちょっとずつ進めていくみたいな、スローテンポな恋愛ストーリーは、1度読むにはまあまあ楽しめました(o・∀・o)ノ

作家さんのサイトで掲載されてたのをまとめた漫画とのこと。
たしかに、そう言われて納得~な部分がところどころありました。
演出の拙さとか、じゃっかん一人よがりっぽさのあるポエム調のモノローグとか…。
せつなくみせようという意気込みが伝わってくるというか…ロマンチックすぎるようなちょっとこっ恥ずかしいモノローグや大げさに見える演出があって、くすぐったかったです…。ゆえに、感情移入がしずらい部分も多い。

また、男前な受けキャラが話す方言も、なんか不思議だなー…と思ってたら、あとがきに『NEO日本のどこかの県』とあって、創作方言らしいことが後から判明…。
方言モノ好きだけど、創作方言はちょっと変?…個人的には違和感あって読みにくかったです。
せっかく、リアリティあるせつない系の路線で描いているのだから、実際にどこかの県の方言に限定した方がいいと思うのですが…もったいない気がしました。
せめて、冒頭に注意書きで『※作中の方言は創作方言なので実際のものとは異なります』みたいな一言があったら、印象は少し違ったかも…。少なくとも違和感ある方言に首を傾げることは回避されたはず。

掲載していたという個人サイトで読む分には面白い!と思える作品ですが、お金を払った商業誌として読むには拙さが気になる…といった感じですかね。
でも、楽しんでBLを描いていらっしゃるのはすごく伝わってくるし、BL慣れした読者を惹きつけるような個性的なキャラを描く上での着眼点とかセンスもイイ物もってそうな気がするので、今後の活躍が楽しみです。
いっぱいいっぱい描いて、どんどん腕を磨いてほしいというか……(上からな意見で甚だ失礼だとは思いますが、)エールを送りたくなる作家さんでした!(o’ω’o)

《個人的 好感度》
★★★・・ :ストーリー
★★・・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★・・・ :設定/シチュ
★★・・・ :構成

4

攻がヘタレを通り越して…

好き好きオーラ垂れ流しなのにヘタレで超ネガティブな攻・泉
うっかりほだされちゃったけど、ウジウジな泉にヤキモキしちゃってる受・志野屋
泉の性格がもうなんていうか…地雷系?
好き好き毎日言っておいていざ振り返ってもらえたら、やることやって勝手に勘違いして、そのまま逃げる…
北海道まで志野屋が追いかけてきてるのにまだウジウジ。
つきあうことになったら…志野屋が仕事してる間に新着メール100件超…!
……

そして、登場人物が非常に訛っているんですが、その方言が気になって、ストーリーに集中しきれないという罠がw
「じゃん」「だら」「まい」が多用されているあたり、愛知県の三河弁かなぁ。とおもったんですが…岐阜県の南の方かも…う~ん。ネイティブじゃないのでよくわかんないw
たぶん、愛知か岐阜のどこかかなぁ。
あとがきによると『NEO日本のとある県』だそうですw
でもどうせならどのへんか明記しておいてもらった方がスッキリできたような気がします。もしくはいっそのこと標準語で…

絵柄や、お話の持って行き方は割と好みなのですが…
今作がじゃのめさんの初コミックスとのことなので、次回作に期待したいと思います!

4

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