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評者としては読んでいてとても腹持ちが良いと
感じる物語だったのですが…今のBLとしては
どうよと言う評価もきっとあるんだろうなと
言う事も気持ちの片隅で感じてみたり。
ただ、この物語の中で描かれる恋に限りなく
近い空気は、やはりボーイズラブと言う文法を
用いないと描けないのだろうな、と。
JUNEでもきっと描けるのでしょうけど、でも何か
違う風に仕上がってしまいそうな気もします。
ただ色々と甘いだけではなく、一抹の雑味が
なんとなくの深みを醸し出す物語。
その一間の雑味こそが、この物語をボーイズラブと
して成立させている要素なのでしょう。
かわいい話でした。
コミュ障のデザイン会社社長とコンビニバイトの大学生の話です。
500mlのパック入りコーヒー牛乳とパンをコンビニで買う佐伯の楽しみは、レジにいるバイトの瀬尾に会うこと。
仲良くなりたいのにコミュ障のせいで今日もうまく話せなくて…。
という始まりです。
明るく応対してくれて、自分のようなコミュ障の客のことも覚えていてくれる瀬尾に好意を持っているのですが、ふつうの会話さえままならないという筋金入りのコミュ障でした。
瀬尾の発熱や家庭の事情のことで少しずつ距離が近付いたり遠のいたりするのですが…。
もったいない!というか、あと一歩というか。
出していない情報が多すぎるのと、生かせていないキャラも多いのと、情報が後半に小出しになるせいで最初に戸惑いが起こってしまうという3点がとっても惜しい。
まず佐伯がコミュ障な理由が不明です。何かのきっかけがあってそうなったとは思うのですが明かされていないのでとりあえず変な人に見えます。
デザイン会社の方もいいキャラが2人いるのですが、会社のシーンで出てくるだけというもったいなさ。せめて説明的な台詞でもいいからどれだけ佐伯の才能に惚れているか、コミュ障も出会った頃から変わらないな、とか何かしら個人的繋がりや絆のようなものを見せてほしかったです。
あと瀬尾の方はわりと回想シーンはあるし、瀬尾が抱くジレンマもわかりやすいのですが、弟の登場が前半にあるのに、家庭の事情に辿り着くまでが長過ぎました。その間訳もわからず仲の悪い兄弟の姿を見せられるという…。もう少し早めに出してくれたら、熱で佐伯に看病されるシーンももっと心に響いた気がします。
さらに佐伯と瀬尾の関係があまり深まっていないという衝撃的な事実もあるんですよね。作中では深まってます。読む側の中で深まっていないのです。エピソードと言えばコンビニのレジ対応、休憩で一緒に廃棄のお弁当を食べる、熱の看病ちょこっと、もんじゃ食べた、コンビニで張り込み数回、夏祭りで衝撃告白なわけで。これだと「常連客に毛の生えた顔見知り」程度の仲にしか見えなかった…。佐伯の家に行ったときに佐伯のデザインを見て感動するとか、そういうエピソードも欲しかったです。
夜バイトの濃いキャラ2人は必要なかった気が…。あのシーンだけの登場なら全く本筋に関係ないので2人に割いたページを佐伯と瀬尾の仲が深まるエピソードに回してほしかったです。
いろいろと不足は多いものの空気感は嫌いではなかったので、続きは…、これだけ年数が経ったらもう出ないですかね。
もうちょっと不足分を補った続きが読んでみたい2人でした。
この作品は、表紙買いだったりします、時にイラストが綺麗だとか好みだとかでは
全然無かったのですが、コンビニの明かりが漏れる外に頬を赤くして佇む男。
なんとなく、気になってしまう表紙だったりしました。
そして、中身はと言えば、コンビニ店員に密かに恋するヘタレ気味の個人デザイン会社の
一応社長さんが、店員君がいる時間に毎回日参しながら、本当に少しずつ、
知合いになって行くようなストーリーなのです。
この社長さん、店員さんに話しかけるまでが大層お時間が係っていて、
社長の店員さんへの好意が透けて見える気がします。
友人以上の関係になるのかはこの1冊では解りかねる気がしますが、
実はなかり家庭の問題などで色々悩みを抱えてる店員さんに、好きだから何とか
力になってあげたいと思いながらも何も出来ない社長。
内容的にはこの二人が分かり合える気がしない感じでもあるのです。
それに・・・どう見ても社長さんストーカーはいっちゃってますよ!なんて思える(笑)
店員さんも自分が目的だって自覚あるしね~
悩める青年と、一応社会人で仕事もデキるけど、内気でヘタレな社長との交流みたいな
お話で、そこに店員さんの家庭内の問題と言うか、亡き父親から頼まれた事が
出来なくなった店員さんの虚脱感からの再生みたいなストーリーかも知れない。
表紙の買いの作品です
コンビニ設定大好きです
とくに、深夜の男子バイト時間帯品だししながら
レジもする姿にもえます
顔関係なく
と表紙だけで想像を膨らまし購入
中身をよんだら、絵柄の幼さに
気分が半分下がりました
小学生?そっち系?と悶々としたものの
気持ちを切り替え読みました
コンビニで働いている男の子を好きになり
告白し、相手は考えますと伝えてくれる
というものですが
心理描写が少なく、少ないというか
幼い、それが重くならないように
あえての作品なのかもしれませんが
私がBLを好きな理由の1つに苦悩する姿が
見たいってのがあります
好意をもってしまったこと
同性であること
今の関係と今後の関係
社会的な立場
など色々苦悩している状態が好きです
それが感じられなかったのが残念です
残念ですが、感じさせない作品としてなら
正解でした
これで終わりではなく、続きが読みたいです
その続きによってこの作品がもっと
好きになれると思いました
キスもエッチもなければ、そこにあるのはただひたすらな相手への片思いと関心。
恋愛と呼ぶにはまだ程遠すぎて、少年が青年になるそれを見守るお話とも感じられる。
物語やキャラクターに萌えというより、ほっこりしたただ日頃のやり取りと彼等の日常を暖かく見守るだけの読者でしかいられない。
だからBL的には、きっとこの本のラストからが本当の始まり。
・・・にしてもこういうタイプの本今月2冊も当たっちゃったですよw・・・ひょっとしてある種の流れでしょうか?
コンビニバイトの瀬尾くんに好意を抱いて、彼のシフトの日には必ず現れる客の佐伯。
声をかけられるとオドオドと挙動不審になってしまい、おつり銭ももらわずに逃げ帰ってしまうほどの超ビビリ。
そんな佐伯が意を決して「友達になってください」と瀬尾に声をかける。
「別にいいですよ」の返事に、佐伯はぎこちないながらも瀬尾と多少は会話ができるようになるのだが。
あくまでも基本の二人の接点はこのコンビニ。
作中具合を悪くした瀬尾を自分の家に連れ帰って看病したり、お礼に一日デートする展開はあるものの、二人が話をする場所はコンビニなのです。
どちらかというと佐伯視点で、彼がどうして瀬尾を気にかけるようになったか、そしてそれが好きになったか、きっかけはとても些細な事だけど、
佐伯は瀬尾のプライベートは何も知らないんです。
そこで明らかになってくるのが瀬尾のこだわりと意地。
彼は父親をなくしており、現在母親の再婚により新しい父親がいるのだが、父親の言葉により自分が残された家族を守りたい。
早く自立して役にたちたいというその思いが大きすぎて大学へ通う意味を見失っている。
そして家族とも確執がある。
この瀬尾のこだわりと頑固さが佐伯との関係とどう関係があるかというと、
なんだろうな~???
佐伯が割とのんびりしたマイペース型の人で、そんなに気張らなくていいよ、って彼のひとりで抱えた重荷をわかってあげることで、少し瀬尾に余裕ができて、
改めて佐伯の事も考えることができるようになる。
ってそんな関係でしょうか?
恋愛を前提に考えてしまうと、そんな要素は一個もなくて読者の空回りになってしまうので、
年下みたいな年上が、年上みたいなしっかりものの年下の、年相応らしさを引き出す話
と捉えればいいのでしょうか?
佐伯、本当に年下みたいなのに、友人とデザイン事務所を立ち上げた所長(社長)っていうから超ビックリですw
無理やりこじつけるなら、、、「見守り愛」なのかな~?
コンビニ店員の瀬尾に恋した佐伯は、不器用で空回りなアプローチで瀬尾と友達になることに成功、親しくなっていくにつれ相手がどんどん大切な人になっていく。
独立心の強い瀬尾が思い悩んで大学をやめると言い出したことから、佐伯は心配して説得の言葉をかけるが突き放されてしまい……
という感じのお話です。
好みの問題だけど自分は、同性が恋愛対象になることが当然な世界観が好きじゃないんで(コメディ色が強い作品なら可)、二人とも何の疑問も違和感もないのがマイナスでした。
別に思い悩んで苦しんだりしなくてもいいけど、相手が男なのに好きになっちゃった?くらいは感じて欲しいの(自分が同性が好きだと自覚していて、それを達観しているっつーなら、そういう設定の描写をして欲しい)。
それを踏まえた上でないと、キャラクターが思い悩んだり苦しんだりとかにもリアリティを感じられなくて、共感できず楽しめないんですよ。
ワガママでスミマセン。
エロは全くなし、というかキスの気配すらもないです。
この先に進展があり得るのか、予想もできない清らかっぷりです。
あと、表紙カバーのイラストの印象から、本編も細めの線でそれなりに描き込みのある絵かと思ったのに、太めの線で描き込みが少なかったので、ちょっとだまされた気分でした(笑)