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kuchibiru wa uso wo haku
旧版「BOD YTALK PARADOX」の新装版
旧版にあった竜介の話「馨しき日々」は載っていません。
それについては9月にwebで掲載した続編も合わせて1冊の単行本で出版予定だそうです(カバー裏あとがきに作者さん記載)
そしてこちらは、彫師史堂を中心にその従業員、そして史堂の友人・修司の話と、それぞれのその後の話が新規に、そして描き下ろしという構成の新しい1冊になってます。
目つきが悪いと小さい頃から怖がられ注意され、超超ネガティブになってしまって人付き合いがとっても苦手な彫師の史堂と、
彼を好きだ好きだ好きだとまっすぐにぶつかってくるビルのオーナー滝田のお話。
そんなネガティブ史堂と友達づきあいをしてくれる修司達に、まだためらいもあるものの、自分がゲイであることをしられて友人を失いたくないと、またネガティブになる。
だからこそ、滝田の求愛も受け入れることができない。
この超ネガティブにイライラするかとおもいきや、ここまでくると結構潔ぎよいネガティブで、笑っちゃうのです(ちょっとかわいそうだけど)
滝田、一見強面なんだけど、大好きな史堂に思いっきり拒否されてヘタレてみたり、率直に謝ろうとする健気な姿が外見とのギャップ。
お話的には、とにかく史堂のひとりグルグルなのですが、周囲の人々の関わりが本人が思っているほど嫌われていない、そしてナイスな言動をしているのが全体を明るくしています。
そして、史堂を尊敬して本編中でズケズケとしたモノいいをする笹目と、世話焼きのおかん体質の梶のお話♪
このキャラクターがいいですね~☆
寒がり低血圧で一見かわいい外見なのに、口が悪い笹目。
モヒカン頭にタトゥーでメガネをはずさない梶は、本当に面倒見がいいv
寒がる笹目をおんぶして、ご飯をたべさせて、かいがいしいことこの上ないのです。
史堂の友人修司の話ですが、この修司ドSだった!?
いや、彼をすきな緊張するとテンパる癖のあるドジっこ鈴木に好かれている事を知り、冷たく当たるのが、しかもなんでもない顔をしてしれっと。。。
なのにメゲない鈴木が楽しいです。
彼はドMワンコなのか!?
修司に挑発されて攻めた後、いかがでしたでしょうか?って・・・爆笑!!
楽しいおもちゃを手に入れた?そんな感じデス。
それぞれのその後の後日談は、
鈴木はメガネが黒縁真四角からフチなしになりスマートになって相変わらずワンコ下僕でしたw
笹目は相変わらず梶におぶられてましたw
史堂は相変わらずネガ発動して怖いオーラを振りまいてましたw
そして描き下ろしは、滝田さんと史堂の出会いの話。滝田さん、ヤクザみたいに怖い人でした!!
優しさとデレデレは史堂限定だったのね♪
儚げ美人かと思っていたんだけど違った。
目付きが悪いだけで絡まれる可哀想な受けでした。
それが、人と接することを臆病にさせてしまったようです。
唯一の友達、修司と接するときに目付きが優しかったり声のトーンが変わるのは修司を信じていて心を開いてるからなんだろうなと。
それを、滝田に指摘されて自覚してしまった肇はもう、修司に合わせる顔がないと思ってしまいます。
自分がゲイで修司はそれを、知らないから。
肇を心配する笹目が可愛い。
好きな人に対する嫉妬と言うよりは大事なオモチャを取られた子どものようで。
笹目が寒さに弱くて梶の上着の中に自分の体を突っ込むところは可愛すぎた。
梶と笹目のカップルが面白くて好きです。
3組のCPの話に、すべてアフターストーリーがついてます。
【くちびるは嘘を吐く。】(3話) 萌
タトゥーショップの店長・史堂と一度寝てから、猛アタックを繰り返すビルのオーナー・滝田。
「一度寝た相手と二度寝るつもりはない」と毎回冷たくあしらう史堂だが…。
きつい目つきのせいで幼い頃から誤解され続けてきたせいで、自分が大嫌いな史堂にとって、人と深く関わるのは怖い。
そんな中、高校時代からの友人2人だけは特別だったのに、滝田の不用意な「恋人候補」宣言のせいで、その2人まで失う恐怖に怯えて追い詰められる史堂の姿が痛々しい。
話が進むごとに史堂がやつれていくのも見ていてしんどい。
それだけにラストで笑う史堂の表情にほっとしました。
【恋心センシティブ】 萌2
史堂に盲目的に憧れる笹目と、世話焼き体質の梶。
モヒカンに側頭部タトゥーにサングラスという、いかついビジュアルにそぐわない梶のお母さんっぷりがいいんですよ。
笹目の甘えっぷりも可愛い。
背中に潜り込んでおんぶされる姿に、ときめきが止まりませんでした。
めんどくさがりだけど、ものすごくしっかり考えて答えをちゃんと伝えるところも良い。
こっちがメインだったら、さらに萌えたと思える良いコンビでした。
【MAD synapse】 中立
会社のドジなわんこ後輩と世話焼き先輩かと思いきや、闇が…。
車の運転は全くだめだけど、契約を取ることに関しては優秀な鈴木と、鈴木の後始末に駆り出される秋本。
秋本は恋をしたことがない冷血人間という情報が後から出てきます。
そして実はこっちがメインのテーマ。
だからと言って掘り下げるページ数もないので、とりあえずえろす!という感じです。
そのうち秋本にも情が湧いて、それが「愛情」に変わる日は…、来るのか来ないのか。
描き下ろしまで頑なに梶の背中から降りない笹目。
こういう変な子と、それをすんなり受け入れてしまう子が好きなので、この2人の話をいっぱい読みたかった!