育メンだって恋します。

ikumen datte koishimasu

育メンだって恋します。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
29
評価数
10
平均
3 / 5
神率
0%
著者
三島一彦 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784041203057

あらすじ

生真面目な由井は勤務先の保育園に息子を預けにくる浅木が苦手。超ヤンパパでノリの軽い浅木についイライラしてしまう。だけど、ある出来事で見た目に反して家庭的な浅木の姿を見て以来、なんだか気になってしまい…

(出版社より)

表題作育メンだって恋します。

姉の子を育てている会社員
子供の通う保育園の保育士

その他の収録作品

  • 恋をする時 前編・後編
  • 育メンだって恋します。番外編
  • あとがき

レビュー投稿数6

ポップな子連れ婚♪

先にお断りさせていただきますが、
今回前半のみの評価とさせてください。
申し訳ありません!

実はこちらが私にとっての初・三島さん作品だったので、まさかそっちが攻めかー!と驚きましたが、
よくよく考えてみれば、くるくる迷うイケメンより、前向きキュートなコが攻めるのは、成る程と納得。

保育士である由井が抱く疑問や悩みは、非常に理解できるものばかり。
他作品でもそうですが、単にきゃぴきゃぴ描いてるだけでなく、意外と深いところを突いてくるのです。
万事、簡単解決してしまうので軽く捉えられるかもしれませんが、三島さんはテーマ設定が実に巧い方だと思います。

今回は受け側の職場柄のせいもあるのか、わりに後ろ向き。
逆に攻め側は、かつて愛する人達をいっぺんに亡くした経験から、思い悩むよりまず行動の人。
二人のズレを徐々に埋めていく様が見ていてとても楽しかったです。

そして後半の、かつての教え子が教師として赴任してくる「恋をする時」。
前半とはうって代わり、シリアスめ。
これは三島さんとしては考えすぎてしまった結果のような…。
私としては導入部分で人物と名前が判別しそこねて、違和感あるまま読み終えてしまいました。
テーマも悪くないんだけど、らしかが薄い為か読んでいて乗りきれなかったです。
せめてあと一話あればよかったのではないでしょうか。

後半は惜しかったけれど、前半はとてもよいのでおすすめです!

0

保育士はお嫁さん?

三島作品にしては1冊まるごと大人設定でした(回想で高校生はありますが)
そして、作品カラーが表題は極めて明るくかわいらしく♪そしてもう1本は重く切ないと、両極端の構成になっています。
チビキャラの可愛らしさはいうもがな♪
表題の無駄を一切削除して、訴えたい事だけ描く展開に、最初はツッコミ入れたくなったりもしましたが、読み終わってみると、それはそれで非常に的の絞り方が的確で、軽くはあるんだけど、大事なところは逃していないという上手さを感じます。
もう一本のシリアスものもしかりです。
普段角川のCLには、CL専用のハードルがあるのですが、それ以上の水準でクリアしています。

由井の勤める保育園に子供を預けに来るシングルファーザー浅木は、とても父親に見えないその外見と一見チャラそうな姿に、苦手・嫌いという印象を持っていたのですが、
ある日浅木が大変に子供想いの育児も頑張っている礼儀正しい父親であることを知り、彼がとても気になる存在になる。
熱を出して寝込んだ浅木がつぶやいた「ゆい」という名前に、子供がお母さんの名前だと割れ落胆する由井。
しかし、それは実は亡くなった姉の名前であり、子供は姉の子供だという誤解が溶けてハッピーエンド♪
そんな始まりから、由井に甘える浅木に俺は便利だから?と疑問に思いすれ違う話や、
二人が表立って恋人と言えない子育て上の悩み等を通して、二人で頑張ろう!という
実に甘くて前向きなお話です。

浅木が一体どんな仕事をしているのかとか、世間体とか諸々のリアル諸事情は結構大雑把省略気味で、あくまでも二人の問題として描かれているのが、絞られていていい点なのだと思います。
甘えん坊風なのにシッカリパパをしている浅木が、実は攻めで、
保育士の由井は割と常識的なむしろヘタレ気味で受けであるという、見た目受け攻めをひっくり返す設定が意外だったりもします。

「恋をする時」は赴任してきた新しい先生は、昔の教え子で実はその気持ちを受け入れてあげられなかったという過去のある、、、という再会モノ。
先生は、実は彼の為を思って昔受けれなかった。
それをまだ根に持って冷たく接する元教え子。
そんな関係をおかしいと思ったもうひとりの新任教師が、先生を責める。
結構、背徳感というのを全面出ししてシリアスに展開しているのは、
この先生がヘタレちゃんだったから!?
初教鞭の時、緊張で失敗して泣いてしまったというエピソードに、、、、

という具合に、すごく両極端なお話がカプリングされていますので
ただ軽いだけでなくて、読む手応えもある作品になっていました。

1

ふわふわきゅるるんカワイ子ちゃん攻め

甥っ子を引き取って育てているヤンパパと保育士のお話です。もちろん、三島さんお得意の可愛い年下攻めです。

保育士の由井は、いつもヘラヘラしてて嫌いなタイプだったヤンパパの浅木が、本当は責任感が強くて子供思いなのを知って、見方を変えます。
浅木も、面倒見が良くて正直に謝罪する由井に惹かれて。
言葉が足らなくて、すれ違うことも多いけど、浅木が一途に一生懸命アプローチしてる姿がキュンキュンして好きです。
由井がちょっとネガティブだけど、浅木のあのパワーで補っていって、お似合いなカップルだと思います。
番外編では、すっかり家族になってる3人に、胸が温かくなります。そして、息子の妄想マンガの続きがとっても気になります。

もう一つは、教師と元教え子のお話です。
こちらは、シリアスな内容になってます。なかなかハッキリしない先生にモンモンとします。

1

ラブリーで泣き虫パパの恋のお相手は先生

イラスト見てるだけで癒されるようなラブリーな絵が特徴の作家さん
一見すると攻め様の方があまりに可愛くて受けかと見間違うようなウサギちゃん
みたいな攻め様と保育園の先生との勘違いから始める子育て&ラブでした。

第一印象は悪くて、それが偏見だと知り、そして助けを求められ、でもそれは
自分への助けでは無く、亡くなった子供のママだと知り、いつしか攻め様を
好きになっていた受け様はその事実に気が付き落ち込む。
そして攻め様への思いを諦めようとした時に成り行きで告白し付き合う事になる。
それからは攻め様のペースで押され気味で、甘ったれで、泣き虫でスキンシップが
激しくて、そんなちょっと可愛いケモノみたいな攻め様と受け様とのラブなんです。
読みはじめは攻め受け逆だと思ったくらい可愛い攻め様なのですが
顔と行動のギャップがあってとても楽しめました。

同時収録の方はちょっぴりシリアス系の元生徒で教師になった攻め様と先生との
好きだから相手思ったゆえに離れたのに再会で再び苦しむ事になるお話。
どちらの作品も共通するのが同性故の世間体がメインテーマのようでした。

0

かわいいからいいや。

三島さんの得意技「可愛くて小さい方が攻め」という前提を持ってみれば
三島さんの「王道中の王道」と言っていいような作品ではあると思います。

とにかく「保育園児のパパ」という前提を忘れそうになるくらい(正確には自分の子供で無く、甥っ子とは言え)常識外れに可愛い21歳、浅木君に対して不信感を持つのも無理ないわけで。
しかし、その好意の方向はバッタリ倒れて名前を呼ぶことによって誤解を前提として実るともいえるわけだ。
一体何の仕事してるんだ?うさぎのヘアピンしたちょっとしたことですぐぴーぴーなくガキンチョで勤まるお仕事って何?という疑問は感じるのですが(裏表紙をめくるまで高校生だと思ってた・・・)まぁいっか。

あと、この本掲載レーベルがCLであまりエッチシーンを多用しない三島一彦さんにしては汁気を感じるエッチシーンでお送りしてるよなー。

0

可愛い子攻め

この本が三島先生初だったのですがまあ受け攻め勘違いしましたよね、可愛い攻め大好き三島先生なので、由井ちゃんが攻めなわけなかったですね〜( ˘ω˘ )
浅木さんは天然攻めなのですがいらいらすることもなく読めました!
由井ちゃんがちょっと重く考えすぎかな〜とも思ったのですが子供の将来を考えたらそうですよね、重くもなります。
最初の方の由井の浅木さんの印象から関わっていくうちに惹かれていく…素敵ですね…由井ちゃん可愛いです♡

三島先生にしてはエロ少なめの一冊だったんじゃないかと思います^o^

0

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