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shitsuji wa itsumo yuuutsu
忧郁管家
有能な執事・アキラ
元貴族で小説家の偏屈な雇い主バージル
著者の初コミックス。
兎に角詰め込んでまとめた一冊という読後感。読みたいものが短いと、つまらない。
執事のお話は読み切り、とても短い。40Pほど。
これが一番面白かったので、もっと長く描いて面白くしてほしかった。
読者を憂鬱にする編集だと、面白くない一冊になっちゃう。続編、出してください。
他は、兄弟愛を描いた『星のあしあと』
途中で終わったような形のシリーズ。
絵は丁寧。だけど、兄弟の区別が難しい。
弟が兄を慕う。兄弟仲がいいと言う訳じゃない、恋慕。キスまでが精いっぱい。
それ以上は気持ちを伝えても、キス以上には進まない弟の恋。
兄は、弟を拒まない。社会人になっても、堂々巡り。
なんとなく読んだ、栖山先生の「付き合ってあげてもいいんだからね」がとても自分好みなキャラクターやお話のテンポだったので、他の作品も読もうと入手した中の一冊です。
表題作は実は短くて一冊の中の4分の1だけです。
残り4分の3は、兄弟のお話になっています。
表紙の絵も気に入っていますが、中の絵も期待を裏切らない絵でした。
何があっても執事としての立場に徹するストイックな感じや、丁寧な言葉遣いの受け様のキャラクターは個人的に萌えツボをしっかり押さえてくれるキャラクターでした。
そして、真面目なんだけど不器用でヘタレで、色々残念な攻め様も、私の萌えツボ!!!
そんな2人のやりとりがとても楽しいです。
残念なのはとにかくこの2人のお話が短いという点。
兄弟愛のお話の方は、結構切なかったり、もどかしかったり・・・な展開になっています。
個人的には兄の友人の瀬名君(兄に告白してふられている)が好きなタイプのキャラなので、幸せになって欲しいな・・・当て馬な感じでかわいそうだったので・・・
全部で2つの話が入っている1冊になるわけですが、
一番目の話が一番良かったですね。
表題の話になるものです。
はじめ、バージル(攻)を見た時は、
「うっわー、こいつを懐柔していくのか……
これは至難の業だぞ……」
とか思いましたね。
そのくらいバージルは変人で頑固!
本当に主人公のアキラ(受)に
心を寄せてくれるようになるんだろうか…と
その過程が気になって、
どんどん食い入って
読んでしまいました。
でも、バージルは人とあんまり接したことがないようで、
ホント不器用ですねー。
そこら辺はアキラが何とか支えていってあげたらなあ
とか思います。
紆余曲折を経て
最後には、結ばれた二人。
なんとか、バージルの気持ちを汲み取れた
アキラに賛辞を贈りたい。
そして、バージルとアキラ、良かったね!
でも、話自体が、短かったのが悔やまれます。
もっと長く書いて欲しかったのになぁ…。
その後のふたりとか…。
ふむ。
わかりにくいというか、読み解く楽しさなのかというのか
絵柄が可愛いので思わぬ衝動買いでした。
表題作は、執事受。
一人屋敷にこもる攻の世話を始めた受。
最初こそ嫌だ近づくな。拒否しかなかったものが・・・
という展開なのであります。
少しずつ過食部分は増えていき、突然のキス。
このわかりにくさが可愛いと思えるか否かもあるのかなと思うのです
「わかれよ!」わかるかいな(´Д`;)て話なのですが
それが攻の不器用さを表してるかのようで、よくよく考えてみればw
思わずニヤリとしてしまうのでした。
情熱的というのとはかけ離れているのですが、これはこれで
後半は兄弟もの。
伝えてはいけない、伝えられない。それでも
葛藤が長すぎてよくわからんかった。
ハッピーエンドならそれでいんだけどもな
ツンデレ主人×しっかり者執事 兄弟愛 2本立て。
すごく美しい絵です。
作者初コミックスとの事ですが ちゃんと話のスジが通って これからの作品がとても楽しみです。
期待の漫画家発見!です。
2つの話は どちらもホホゥと唸ってしまいました。
Hはしてるけど そのものは描かれていません。
BL初心者お勧め本です。
人物の気持ちがとても繊細に描かれていて ゆっくりと時間が流れて行きます。
穏やかな気分の時 読んで見てはいかがでしょうか。
栖トリ子さんの初単行本はオリジナル描きおろしです。
ディアプラで描かれたり小説挿絵などされているようですが、漫画としてはこちらが先行したようですね。
カラーだとそんなでもですが、何げに絵柄がびっけさんに似ているような気がします。それをもう少し繊細にしたような?
そしてお話は、はっきりしとした互のコレ!という詳しい描写はないのですが、それに前後する展開で感じ取れる部分、決して不親切というわけでもなく、むしろ雰囲気系に近く、無駄なものがない作りであるだけに、研ぎ澄まされたものを感じるような気がします。
それをじれったいと感じて、もっともっとと欲張れば物足りないし、
雰囲気と余韻を脳内補足を加えて味わえれば、これはこれで満足なのです。
表題は、主従モノ
アキラは使えていた主人が亡くなってその親戚筋から頼まれ、独り住まいで物書きをしている依頼人の息子バージルの家へ新たに勤めることになります。
ところが、このバージル。
アキラを邪魔だといい、本当は必要ないけど親に断るのが面倒でと、好き勝手にしろという。
しかし、そのいい加減な生活ぶりに口出しして、自分の仕事を一つずつ勝ち取っていく。
アキラが非常に強気で使命感に忠実で自分の職務を遂行しようとアーネストに反論するあたり、なかなかの男前です。
そして、距離の取り方といい若いのに、なかなかに優秀な使用人のようです。
一方アーネストはかなり捻てますw
実は、最初から最後まで随分な傲慢強気(意地っ張り?)の態度は崩しません(笑)
言葉もなく、いきなりアキラにキスして、おい!お前好きなのかよー?
その後の展開でももちょっと甘くなれよ!と彼にツッコミまくりましたwww
初エッチの時のアキラの思考は、シーツの洗濯とか仕事のことをかんがていて、どんだけ忠実なんだwと思わず笑いがw
二人が好きになる過程というのは非常にわかりにくく大きな決めてはないですが、日常を一緒に過ごすことで、相手が見えるという部分が表現したかったのかな?と自分は予想いたしました。
初エッチ後、すぐ働き出すアキラにタフさを見ました(爆)
表題より長く5話構成になっているのが『星のあしあと』
兄を好きな弟。
弟を好きな兄。
学校で男子に告白されてとまどっているが、断ると相手に「こんな辛い思いするなら言わなければよかった」と言われ、その姿と気持ちに自分を重ねて兄を好きでいることに悩む弟。
そして兄もまた、いつか離れなくてはならない日がくるのが怖く、どうしていいのか考えあぐねている。
そこへ、兄に告白して振られた同級生が今度は弟に告白してくる。
彼に兄弟はつらいよ、自分もそうだったんだと言われ、もう一度互を見つめ直す兄弟。
彼らのゆる~く見える結びつきは、その実何より固いかもしれない。
その後のはなしにおいて、弟が兄より大きくなり、兄が可愛らしくなっている姿を見て、その距離感が絶妙でベタな甘さでないのがよかったのです。