Dariaラブコレvol.7 フェチえろ 特集

「フェチえろ」特集！

特集といっても二作品しかないんですが、
どちらもほのぼのコミカルで、「フェチえろ」のテーマに相応しいシュールさもあって面白かったです☆

※本当は二作品を個別に読んだのですが(関連作参照)
先に評価を入れレビューできなくなってしまったため
こちらの雑誌に感想を書いています；


■いさか十五郎【それでも付き合わない理由】
表紙にまずヤられました！！
どっちが攻でもいけそうなタイプの違うイケメンが
こんなにくっついて…超眼福(ちなみに眼鏡が攻です)。

片桐(攻)が大学で仲良くなったナオ(受)は、一匹狼でマイペース。
酔ったいきおいでセックスし、セフレになったけど、
ちゃんとお付き合いしたい片桐と、つれないナオとで平行線ｗ

性に緩いナオ。
でも、片桐を弄んでいるわけじゃなく
人見知りな自分と、人気者な片桐とでは違いすぎて
片桐を好きになるのが不安なだけなのです。
だって片桐ノンケじゃん？ただのくるぶしフェチじゃん？
と、不安になるのもよく分かりますｗｗ

ナオを不安にさせないよう必死な片桐も、
片桐に飽きられたくなくて奉仕するナオも
どっちも可愛すぎる☆
「最後の方ニャンニャンしか言わないんだもんなー」
の回想コマ。
チラッと出てくる体位が！
感じやすい&体力ないナオが
ネコみたいに片桐に持ち上げられてて、
Hシーン自体は短いのにすごく萌えました(*´∀｀*)

十五郎さんは
「さよなら、偽り恋ごころ」や「いじわるな悪魔」同様
等身大男子の可愛さとかエロスがものっそい素敵で、
やはり注目株な作家さんだなーと実感。
以前は苦手だった、ヘルメットのような受の髪型も、
最近はスポーティーですごく魅力的に思えてきました☆


■平喜多ゆや 【こいしいかおり】
ボーッとしたモブ顔で、職場の若い子に
「加齢臭予備軍」なんて言われてるおじさん・尾島。
そんな主人公を「いい匂い」と慕ってくるのが
フケ専(?)な高校生・天伸。
天伸と女子高生のツーショットを見て、お似合いだなーなんて思いつつ地味に傷ついている尾島。枯れた中年ならではのトキメキや自虐が切ないです。

天伸の腕っ節の強さ、尾島の意外なフェチなど
キャラの隠れた一面も魅力的。
ヘタレな尾島が「顔見るだけじゃ 匂いなんてわかんないだろ」って天伸を抱きしめ、Hに突入するシーンは流石大人！の貫禄で素敵でした☆

平喜多さんの作品は初読み。
ほんわか可愛い中にもユーモアやペーソスがあり、すごく好きな作品でした☆