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do s tic ni daite
作家さんの新作発表
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全部で5カプのストーリー。精神的に追い詰める感じのドSです。ドSかな。そこまでじゃないかな。追い詰めて相手がゾクゾクきてるのを楽しむ。みたいな。
《似ている同士》
好きな人の格好を真似て好きな人を名乗り 他の男に抱かれている千秋。鏡に写ったよがる自分(好きな人に似せている自分)を見て 好きな人はこんなだろうかと興奮を覚える千秋。いくら好きでもこの発想凄い!!好きな人に似た人を抱いて満足するのはよくあるだろうけど、自分が好きな人に化けてその表情を楽しむとか…発想が凄いよ!!なので実際好きな人との関係ではタチになるんです。だってその人のよがる姿が見たくて化けて他の男にやられてたんだもん。凄い!!しか言えない~!!
《恥ずかしい男》《奪いたい男》
精神的ドS発揮している話かな。言葉攻めで相手がゾクゾクきてるのを楽しんでます。2話あって、結構濃い内容です。Sだからご主人様。とかの関係ではなくて、見ているだけで勇気がわいてくる受けには隣で立っていてほしい、傍らにいてほしい。そういう関係でいたいと告白する攻め。ピアスなのに(失礼)精神的な繋がりを持とうとしている姿がちゃんとかかれていていいなぁ。当て馬登場で攻めが他の男に抱かれるくらいなら俺が!!と、下剋上を狙う自分をちょっと想像したら恥ずかしくなって、その思考が全てバレバレで逆に苛められてしまう受けでした。 かわいい。
《溺れる男》
この話は変態万歳!!これに限りますね。
他2カプの話です。全体的に絵面が似てるな~と思うのですが個性が皆様それぞれしっかりかき分けられているので、だいたい毎回、一話に一回くらい皆登場してくるのですが混乱なく読めました。ただのエロエロドSではなかった!
表紙から連想する印象と違って、内容はとても可愛くコメディタッチなものばかり。とあるゲイバーを舞台にしたオムニバス形式の短編集です。
クロオさんの作品て、前に読んだ作品でも思ったのですが、キャラがちょっと抜けている(?)ところがあるというか、いい意味で普通じゃないなぁって思うキャラたちに中毒性を感じます。
シリアスでなくどこか笑えて萌えもある作風。絵柄もシンプルだけど、個性的な外見のキャラが多くてそれもよかったです。
もうどれも本当に可愛い。どのお話も私にとってアタリでしたので、短いながら出来るだけ全部感想を書こうと思います。
「似ている同士」
遊び人の千秋と自衛官のつかさ。2人はともにタチを宣言していて男らしい。
筋肉質な受けが読みたい方にはよいと思います。ベッドシーンはすごく萌えました…。最初はつかさは千秋を嫌遠していて、千秋が一方的にストーカー(?)化しているのですが、思いが通じ合ったその後のお話では意外にラブラブしています。性格は全然違うのに雰囲気がとても似ている、受け攻めの垣根がないような印象のカップルでした。
「恥ずかしい男」
こちらが表紙で表題作のお話。物腰はやわらかいのにSな那智と、無意識なMで童貞・意地っ張り・泣き虫な準。
準の世間知らずっぷりとか、騙されやすいところとかがものすごく庇護欲も嗜虐心もそそるというか…。
泣き虫なところがたまらなく可愛いです。那智が一見すると意地悪なのですが、準の泣き顔が見たいからという理由にもつい納得してしまうというか。相性のよいカップルだと思います。
遊ばれるだけ遊ばれて付き合っていることに気付いていない準も楽しい。
「溺れる男」
「恥ずかしい男」で当て馬役だったセレブな聖と、芸能人の陽平のカップル。
聖が那智に負けず劣らず強引で鬼畜で、陽平をいいように連れまわして使用人の目の前で陵辱…なんてするのですが、でも本人がナナメ上をいく性格だからか、これでも陽平を護っているつもりなのですね。
基本的にコメディなので痛々しくはないです。強引にくっついた(?)カップルなんですが、この先は上手くやっていくんじゃないかなぁと思います。
「冷たくしないで」
個人的にこれが一番好みでした。
酒屋のジロとバーで働くハーフのシン。
シンは貞操観念が強くて健気なのに気が強い。大分女性的だなぁと思ったのですが、何故かこれがすごく萌えました…。
いやらしいことは拒むのに、いざとなると不安になって「Hなことしてもいいから!」って泣く場面がとても可愛かったです。
それもシリアスでなく、全体的にコメディだったのがよかったです。
「オヤジと仔猫ちゃん」
喫茶店のマスターと泥棒(?)の組みあわせ。
借金のために窃盗を働く譲を遠山は自分のお店で働かせる…という設定だけみると重い感じなのに、重くなくとても可愛いお話でした。
健気で泣き虫な子供と、軽くてチャライけどカッコイイ親父って泣かせる組み合わせだと思います。
せつなくて笑えてとってもよかった。歳の差好きの人におすすめです。
どれも上手くかみあってないようでいて、おそらくお互いこの相手しかいないであろう、て組み合わせばかりです。
可愛くて笑えます。全体的にせつないというお話でなく、ほのぼのあまあまででもテンポがいい。ストーリーもキャラもよかったです。
全部よかった!て思った短編集は久しぶりな気がします。
詩雪 さん
こんにちわ、コメントありがとうございます。
クロオさんの作品のキャラはシリアスになりきれないというか、ほわほわしているところがあり、母性本能をぎゅっと掴まれる感じですね^^
泣き顔が多いのでそれがとっても好きなんです。
「さよなら、セックスフレンド」も読みました!そちらもお気に入りの1冊です。
「冷たくしないで」は最初クールだと思っていたシンがくずくず崩れていく様がホントに可愛くてお気に入りです♡
クロオさんの作品、すっかりハマってしまったのですが、既刊が少ないんですよね。もっと読みたいと思ってるんですが;;
SM論では久々にアタリの一冊でした。
特にハードなSMが繰り広げられるわけではないですが、精神的にゾクッとさせられるのがこの本のSキャラのいいところです。
あと、この作家さんは一人一人のキャラをしっかり描かれるので、読んでいてどの話も興味深いものになります。
画力もしっかりしているので、フツメンとイケメンの描きわけができているところも好きです。
結構地に足がついた表現が好きなので、ゲイバーが舞台ということもありますが視点が普通のBLというよりゲイっぽさが出ていてそういうところもいいな、と思いました。
この方のSのかたちをもっと読んでみたいです。
でもしょうがないか、ピアスだもの。でも最近ピアスって、良作があるように感じます。
クロオさんは以前ふゅーじょんでアレレ~だったけど、これはすごく面白いオムニバスだった。
ピアスなのに(まだ言うか)唐突なエロに走らず起承転結がしっかりあって、笑える箇所もちょいちょいあり、なにしろ全体的にテンポがいいので、読んでて気持ち良い。
私が好きだったのは元マル暴と窃盗犯のお話だな。酒屋といたいけな片言ハーフも良かった。
「さよなら、セックスフレンド」を読んでいたら、こちらのお話のスピンオフがのっていたので、さかのぼって買ってみました。
ゲイバーを接点にして、3CPがゆるやかにリンクしたオムニバスのような作りになっています。
攻めが3人とも一筋縄ではいかない性格をしていて、そのひねくれ加減がくすっと笑える感じ。素直じゃないけど、受けに惹かれる気持ちにだけは忠実でかわいいです。
ドSになるのは呉服屋で、この本よりもむしろ続編でSっぷりを発揮してくれています。それを楽しく読むためにこれを読んでおくといいかも知れません。
それはおいとくとして、この作家さん、なんてことない感じ(失礼)なんですけど、ふとした時のキャラの表情や心情表現に妙に魅力が。強烈な吸引力ではないのだけれど、ついつい後を引いてやめられないのです。
独特の不思議な雰囲気があって、どうもクセになります。
普通にドタバタしているのに、ふと見せる何かにキャラの奥行きが感じられて時間がたつほどじわじわと虜になってしまいました。
神!と大興奮するようなものではないんだけれど、多分読み返す回数では私の中でトップレベルになりそうです。
一読目は正直言って
「ピアスの割にはエロさが来ないし、タイトルと中身もずれてるし・・・」
と並みの並くらいの感覚しかなかったんですよね。
頭で萌えなかっただけでなく、滾りもせんかった。
でもなんとなく近くにあってちょこちょこ読んでいるうちに
「なんとなくこういう人が自分の知ってるハッテン場にいそう」
な親近感がじわっと感じたのです。
自衛隊員とか和服屋の旦那がそこらにいるわきゃないのですが、
なんとなくこんな少しイケてるゲイがいるこういう所がどっかにありそう感が
強いのです。あまりファンタジーでないというか。
多分それを一番強く感じる理由は目つきと体つきじゃないかなぁって。
この本のカップル達ってどれもあんまり目がきらきらしてないというか、
むしろ実際にいる人のような細い目をしている感じ。
さらに怒ったり笑ったりして目を閉じている表情が多いから、いそう感が強い。
さらに体つき。多すぎず少なすぎず。体格差もあるけど、別に攻めが隆々しくて受けが嫋やかというわけでもなく、よく似た体格でがっちゅんしてる。
多分どのカップルの攻めも属性はリバで、やろうと思えばいつでもリバできそうな空気がある。那智とかは特におっとりしているように見えるから受けっぽい。
今こういう関係になっているのは「たまたま」にすぎないなぁって。
性格の悪さも変にドラマチックじゃなく、ほどほどにいそうなレベル。
「処女と思った?ざまぁ」と性悪なレロレロをするつばさにしても、
「犬がしつけがわるくってねぇ」としれっとローターつっこんで言い切る那智にしても、
この位なら実際にいてもありやなぁ、というくらい。
ハッテンバー描写も正直申し上げて「こういう所はあるよね」な感じ。
ちょっとオサレではありますが、出会ってすぐエッチというミモフタモナイ感覚は
「こういうところはある」と思わせます。
そういう読んでいて不自然間の無さがインパクトがないように思ったんでしょうが、
何度もよんでいると非常に読みやすいのです、この本。
ただ単に衝動買いです。
ジュネだしw中古だし(コラ)な衝動ものだったんですが
期待していなかったせいも含めて、様相外に良い作品でした(ノ∀`)
絵柄も、思っていたより好みじゃないの。
表紙はあんまり好みじゃなかったんだけど、中身は悪くない。
ジュネにしてはエロ弱めなのですが、
ジュネ独特の、コッテコテの「ヤってます」漫画より全然イイ。
そんなにストーリー性という意味では深くない気がしますが
嫌いじゃないです。
カバー裏含め。
結局リバに見せかけてもリバじゃないんだなwwというな。
ヤらせてやるよwと期待させておいて
実際は出来ない。その現実を突きつけられて泣きそうになる受の顔が好き
との攻の言葉。
や、解るわ(ノ∀`)ワシも想像すると胸が踊ってしかたない。
カワイイwカワイイwかわいい子ほどオイタしてやりたくなる気持ち。
こりゃ無いな~
でも、フイを付いて、予想外なタイミングで乗ってやるとか案外アリだとおもうのですが如何なもんでしょう??
次回作にも期待
ジャケ買いしました!
絵はシンプルでした。
そこそこエロイかと
帯につられて買ったのでなんともwww
ドSではないかと。
ドS=鬼畜 な私には足りなかったです。
ただ言葉攻めはよかったです!
キターーーーーー!!!!
って思いましたw
7つお話が収録されているので読み応えはあるし
リーマン系、おじさん系、強引系?などジャンルにもばらつき有りで面白かった。
個人的に
恥かしい男 セレブ(ドS)×リーマン(童貞)
奪いたい男 恥かしい男の続編
抱きたいアナタ おじさん×青年(甘々系)
が好みでした!
タイトルがドSティックに抱いてなのですが、精神的Sさんを1冊にしたような
1冊と言う感じでしょうかね。
似ている同士 は、似た者同士でないところがミソなんですよね。
舞台俳優の千秋は自衛官のつかさが好きなのですが、あっさりフラれてしまう。
そして諦めるかと思ったら好きな相手を姿かたちを模倣して男あさりしちゃう話。
つかさは、千秋に名前をかたられてしまうせいで、見知らぬ男に声を掛けられるような
被害続出して・・・
意地っ張りでツンデレ気味のつかさと男癖の悪い千秋とのラブです。
恥ずかしい男 / 奪いたい男 の方がSっぽい感じが強い感じですかな。
でも、全体的にはそんなにハードな感じがしないストーリー構成ですが
やっぱり精神的Sなんだろうと思います。
エロは多めですけど、ストーリーも結構しっかりしてて楽しめます。
「ドSティック」にというのですが、
残念ながら、そこまでだったような・・・。
また、個人的に絵が好きでなかったので、
何とも残念な気持ちでした。
(ファンの方すみません。私に合わなかったというだけだと思います。)
本作品は、ゲイバーを起点に、さまざまなカプのストーリーが
展開されています。
敢えて気になったカプは、やはり
呉服屋とリーマンのストーリーでしょうか。
サラリーマンの準一郎は、バーで初恋の人に似た
Sと噂の那智に惹かれ、関係を持つ。
でも、那智は、好きだった人の従兄弟で、
それに気づいていて、関係を持ったという
或る意味罠を張っていたような感じで、
腹黒Sっぽい感じが良かったです。
ただ、どSではなかったような・・・。