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ishiguro kazuomi shi no toku tadashii nihonken no arikata
忘れた頃にやってくる、和臣氏の再来でございますw~~
シリーズも9作目に突入して、まだまだ和臣氏の裏仕事に終わりは見えませんね(笑)
今回は和臣氏がこよなく愛する「日本犬」志願者が変わった形で現れます。
それに伴い和臣氏の正しい『日本犬』のあり方を延々と説くストーリーです。
ネットの閲覧中に和臣氏が発見したものは、和臣氏を指名したような愛犬志願者の
たわごとなんです、借金で自殺予告をしているが、借金を返してくれたら
犬になってやるなんて、とても和臣氏を侮った上から目線の書き込み。
和臣氏は普通なら笑いながら流してしまうところ、愛犬の千聖に可愛くおねだりされて
日本まで出向くことにしたのですが、犬には到底なれないその頭の悪そうな男に
愛犬の願いで500万円を恵んでやって終わりだと思っていた和臣氏ですが
後日、和臣氏の事は忘れるようにと脅したのにもかかわらず、お金に味をしめた男は
和臣氏に媚を売りつつも半分脅迫するような内容を書き込み、愛犬千聖を
侮辱するようなことまで綴っているのです。
和臣氏は、ある目的を遂行するべく、その男を希望通り犬にしてやると言いながら
城に連れ帰り、正しい「日本犬」と調教中の「日本犬」と「日本犬」志願ながら
犬にはなり得ない男を並べて、正しい「日本犬」との違いを観察するのですが・・・
う~ん、相変わらずクールな感じで理路整然してる和臣氏なんですが
卑しい犬にもなれない男を相手に珍しくペースを崩されてしまうのです。
でもそこは和臣氏ですから、最後はきっちり、愛犬を侮辱した男をお仕置きしてます。
和臣氏はもちろんですが、そのお身内も相変わらず個性的で楽しめます。
書下ろし部分「ご褒美はミルク」は、和臣氏と愛犬の変わったプレイが始まる。
試験中のクスリを飲んだ愛犬の千聖が幻覚で触手に犯されるなんて展開です。
「リーダー犬としての仕事」は和臣氏の愛犬として世界の犬のリーダーとなった
千聖のリーダー犬としてのお仕事なんですが、思わず不覚にも涙しちゃいました(笑)
前編かなり緩急ついてるストーリーなんですが、この書下ろしのお話で
老犬が出てくるのですが、ちょっぴりグッときちゃうのです。
ご主人様に死なれた哀れな愛犬に心動かされましたね。
ペットがいる人だと解ってくれるかも!!
って感じで全体的にとても楽しめる作品になっていました。
石黒和臣氏シリーズも9冊目。
ジョベールの当主になり、日本犬のブランド確立をするあたりから、元からのウンチクはもちろん、いかに千聖が素晴らしい犬であるかの、犬自慢話しになっているような気がしないでもないのですが・・・(笑)
今回も、題名の通りに、犬の見極め方もとい千聖くんの賛歌になっておりました(ゴチソウサマw)
ここまでくると、ほんとうにすがすがしくて、実に愉快であります♪
萌えとかそんな超越してる感じですが、千聖くんがやっぱりイイのですよ。
ワンコじゃなくて、犬ですからね。しかも日本犬で、「犬」のリーダーですからw
今回のお話は、掲示板の書き込みに借金があって何月何日どこの駅で自殺するから、どうか俺を犬にしてくれと、ちょい脅迫めいた狂言めいた、明らかに石黒氏にむけたであろう文面で描かれているのを見つけた石黒氏。
千聖も持ち合わせた嗅覚でこの男は犬でないと判断したものの、心優しい千聖が助けてあげたいという希望を、石黒氏は千聖へのご褒美として、わざわざ日本へこの男を助けに行くという所から始まります。
金を与えてこの男を助けたものの、その後また書き込みに石黒氏に会った事を自慢する様な文章が載り、愉快でない石黒氏はいいことを思いつくのですw
彼・岡本をフランスの城に連れて行き、正しい犬と、犬ならざる正しくない犬という比較をして、日本犬の素晴らしさをより知らしめそうと考えるのです。
そこで、調教室に千聖を始め他の犬と一緒に入れられた岡本がされたこととは・・・
あいも変わらず、別室で叔父と叔母、そして妻の彩子と一緒にそれらを見物しながら垂れる、石黒氏のウンチクが実に愉快!
その前に日本で千聖に垂れるウンチクも愉快でしたがw
日本では大人に夢と希望がないのを、ロボットアニメのヒーローが若年層であることを例に挙げてみたり、
男女を生む確立の要素とか、マスターベーションを禁止されていた時代の話とかww
そして、クライマックスは叔父のアランの飼っているレイプ犬による岡本への洗礼!!
そして、岡本への実に鬼畜な?優しい愛情あふれる?石黒氏の贈り物とか♪
ちょっとした小話的展開の本編でしたが、また久々に石黒氏に再会できて、相変わらずなこのお方に楽しませていただきましたとも!
そして、ショートはいつものごとく千聖くんの犬視点のお話デス♪
本編で岡本に与えた薬を千聖で試すお話と、
ご主人を亡くしてどうしていいか途方に暮れている老犬を千聖くんが救う話しとか
ちょっぴり触手プレイも登場いたしますv
このシリーズ、まだ続くそうです。
一体どこにゴールがあるのでしょう?ま、いいですか。
気長に石黒氏の愛犬ぶりとウンチクと、鬼畜(?)を楽しみにまっていることにしましょう♪
気づけは、本当に長いシリーズになりましたね。
最初の1巻から、何となく追ってしまい、新刊となれば
考えるまでもなく購入です。
これを読んでいて思うのは、一体どこへ行くのだろうか(笑)
ということです。
細かいストーリーは、おいといて、
今回は、和臣様が、ジョベールの家業をよりよく進めるためにも
日本犬の見分け方を模索するというものでした。
日本の文化から紐とき、日本犬の良さを講釈するわけです。
本シリーズも、うんちくがすごいです!
個人的には、志賀が好きなので、
ちょこっと出ているのが嬉しかったです。
本シリーズは、一体どこに到達するか、分からずドキドキですが、
引き続き読んでいきたいと思います。
※本シリーズをまだ読んでない方には、
途中の巻からよりも、1巻から読むことをお勧めします。