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「ねちねちと精神的に追い詰めてオトす」
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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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全体的に薄めですが萌を感じられた作品が多かったです。
1999年に発行された『約束の日』の新装版で、描き下ろし漫画と2012年版のあとがきが追加で収録されているようです。
単行本タイトルに当たる作品はないのですが、裏表紙の作品紹介は、『内緒ごと』、『秘密ごと』、『描き下ろし』の3作品に登場するカップルのお話の内容になっています。
作品が描かれた時期が随分前だと思われるのですが、『描き下ろし』以外の絵柄は個人的には好きな絵柄でした。
『描き下ろし』では加賀はそれ程年を取ってないように見えるのに、今井君の外見が変わりぎていてちょっと面影が感じられなかったのが残念でした。
高校生と大学生を中心にした短編が主なのですが、幼馴染、再会の要素が含まれている作品がいくつもあって、少し同じような作品を読んでいる感じが否めませんでしたが、切なさの種類は少しずつ違っていて、それが楽しめました。
余り感情を強く表さないクールなキャラが多めでしたが、『10年後』や『その恋の成せる業』の攻め様は素直に気持ちを表していて好きなタイプのキャラでした。
99年の作品の新装版
旧版に『内緒ごと』『秘密ごと』のその後の描き下ろし短編が新たに加えられて、あとがきもつけられています。
時代を感じたのは、『CLOSED』の作中枠外に”キャー地震よ怖い!1/17”と手描きで記載されていることです。
ということは、この作品は97年の阪神淡路大震災の時に描かれていた作品だったのだ!と。。。
もちろん、絵も作風も時代を感じさせるモノですが、うまく表現はできないのですが、結構しっかりした結末とかそういう確約がない、未来を感じ取ってくれよみたいなそんな構成の話は、現在の作品にもつながる、舘野とお子作品の元を感じ取ることができるような気がします。
やはり、この作家さんの作品もキャラ萌えというより、設定と関係を魅せる作品なんだと思います(わかりにくいのかも?)
【10年後】昔ガキ大将できた主人公は今は将来の目標もなくフリーター生活。
そこに子供の頃彼をしたっていた少年が大きくなって現れて、相変わらず彼を慕うのだが、という再会によって、ふらふらしていた主人公がちょっとだけしっかりしてくるという物語か?
【CLOSED】転校先の高校でその視線の意味を知りながら逃げ続けていた主人公が、彼と東京で再会する。
今度は逃げないで、、といった話。
【ずるいとやばいと本気でいっぱい】下僕志願が殺到する親友が心を許すのは主人公ただひとり。ちょっと鈍感な主人公と、執着愛の女王様の組み合わせはコメディタッチです。
【Pure Blue Sky】先生に呼ばれて言った研究室で誰もいないのをいいことに、目に付いた前期試験の問題を書き写そうとしてしまった主人公は、それを見られた男と、無理強いではないが関係を持つようになるのだが・・・
そんな秘密を盾にした関係が自然に変化する主人公の気持ちのお話
【その恋の成せる業】目の前に現れたデカイ男はつい先日まで子供だったはずの!?
宇宙人コメディ?
【内緒ごと】【秘密ごと】高校美術部の部長は顧問と関係がある。しかもゆる~くわからないような。
そこに部長に憧れる才能ある同級生が現れて、先生と噂になるのだが・・・
これは、ひょっとすると先生はかなり主人公にメロメロなのでは?と、その具体的な関係がわかないのに、なんとなく漂わせ、それは描き下ろし番外にて明かされる
・・・そうだったのかwww
表紙買いでしたが、新装版だったのですね・・・。
絵の雰囲気なんかは好みでしたが短編ということで
「んーー」という感じ。
読後何ともいえない余韻を残す感じが
狙いなのでしょうが、私はだめでした。
ストライクゾーン広いと自負しているんですが・・・
でも、本当に絵は好きな感じなので現在の作品に興味は持ちました。
新装版・短編集ということはわかっていたのですが、表紙に惹かれて購入……したはいいものの、中身と表紙の絵柄がかなり違います。
中身は10年前の作品で、物語も短編集なので中々入り込むことが出来ず、悪くないけど良くもない……ように感じました。
絵が古いのは仕方がないですし、それはそれで味があっていいのです。
寧ろ10年経ってすごく変わってると軽く驚きます。
ただやはり、中身にあまり魅力を感じませんでした…。
個人的には、最後の二編をもっと掘り下げて描いて欲しかったです(表紙になるくらいなので)
描き下ろし(8P)は良かったです。
買って気づいのですが、本作は約10年前に出版された「約束の日」の新装版でした!!
内容は、計8作からなる小作品集です!!
「10年後」
子供のころは、なんでもできると思っていた浅井裕司(あさいゆうじ)は、今は当時の見る影もなく、しがないフリーターとしての日々を送っている。
ある日浅井はカフェで永瀬と名乗る男に出会うのだが、実は永瀬は小学校卒業と同時に引っ越ししてしまった、昔の友人であった。永瀬は当時、なんでもできる浅井にあこがれており、その気持ちは10年たった今も変わらない。素直な気持ちをぶつけてくる永瀬に触発されて、浅井もまた前向きに生きていくことを決意するのであった。
「CLOSED」(タイトルはこの作品のセリフからとりました)
彼女に振られた山内は、立ち寄ったカフェで高校の友人・日高(関西弁)に遭遇する。高校時代、山内は日高の熱い視線に気づきながらも、その先に進んで自分がめちゃくちゃになることを恐れ、気付かないふりをし続け、そのまま転校することとなった。
しかし、山内は日高のことを忘れたことはなく、数年の時を経て日高に再開した山内は、今度は自分から山内の下に駆け寄るのだった。
「ずるいとやばいと本気でいっぱい」
顔は王子様みたいだが、性格が悪魔のようなナツと幼馴染の悦ちゃんは高校の同級生。ナツのルックスと性格から奴隷願望の男が後を絶たないが、その内の一人・佐々木が振られた腹いせに、悦ちゃんに近づいていく。そんなこととは露も知らず、悦ちゃんは、純粋に自分が好かれているものと勘違いする。
しかしそんな折、悦ちゃんは佐々木によって階段から突き落とされる。幸い大事は至らず、かえって彼が階段から突き落としたことがきっかけで、二人はさらに中を深めることとなる。
「Pure Blue Sky」
テストの問題を写しているところを刈谷に見つかった真白は、刈谷に旧校舎に連れられて行く。刈谷は真白に惹かれているが、真白は、当初口止めのために体を重ねているとの意識しかなかった。しかし次第に体を重ねるうちに、刈谷のことが気になりだし始めるが、真白の一言が原因で、二人の関係は終わってしまう。
しかし刈谷にあえなくなったことがきっかけで、真白は自分が刈谷と体を重ねるばかりで、きちんと向き合って話合うことをしなかったことに気づかされる。
そして二人は、旧校舎という箱庭を抜け出し、青空の下で向き合って話をはじめるのであった。
「その恋のなせる業」
2年前に小学生だったスガオが、大人の姿となって悟(大学生)の下に現れた。実はスガオは普通の人間ではなく、急激に成長を遂げ成体へと進化する種族であった。そしてスガオたちの種が本当の意味で大人になるためには、好きな人と一つにつながることが必要であった。
スガオに好かれている悟は、彼が大人になれるよう協力していくべく、恋人として付き合っていくのであった。
「内緒ごと」「秘密ごと」
美術部の部長(形だけ)の今井は、美術部員の大森になぜか会うたびおそれられる。そのため、今井は大森に嫌われていると思っていたが、実は、大森は今井のことが好きだったのである。しかし、今井は美術部講師・加賀を隠れて付き合っており、大森の告白を断ることしかできないのであった。
う~ん、絵柄が古臭いのは気にならないのですが、短編だから仕方ないのかもしれないのですが、内容が全体的に薄いです。特にこれといった感動もありませんでした・・・
最後の書き下ろしを見て、ずいぶん絵柄が変わったんだなと感じたくらいで、特にこれといった感想はありません。ごめんなさい。