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horori koisuru tokuragoshi shoutengai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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以前タイムスリップものを読んでいた作家さんだったのを思い出しました。
ギャグ漫画の方が印象強くてすっかり忘れていたのですが、ギャグを描かれる作家さんて表裏一体であるシリアスとか切なさとかの表現がうまいんですよね!
このお話もほっこりしたりキュンしたり、人の優しさなんかが根底にあって、反面とうじょう人物の切なさが訴えかけてくるものがあるんです。
コミックス題名の作品はなく、構成として、「とくらごし商店街」に住む人々を描いた3本と、他2本という構成です。
◆ケーキ屋の次男:侑 × 同じ高校の剣道部員:都丸
実家のケーキ屋に買いに来たところを一目惚れした侑は、彼が店に来るのを楽しみにしていたのだがある日ばったり来なくなる。
そこで甘いものが大好きという都丸に昼休みに家から持ってきたケーキを食べてもらうことで一緒の時間を過ごすことができるようになる。
実は都丸は試合で負けたせいで学校が敗退して3年の部活はおわってしまったのだと、責任を感じてナーバスになっていたのでした。
部長から仲良くしている侑だから声をかけてくれと頼まれるのですが、その後日、都丸の顔にクリームがついているのを見て無意識にキスをしてしまう。
そしてまた、二人に距離ができる。
侑の一途な優しさで、都丸が癒されて励まされて、そして立ち直って侑を好きと思えるようになるという話。
青春の甘酸っぱさというより、ナイーブな青年期をうまく表現されているな~と読んでいて思わずこちらも嬉しくなる話
◆ケーキ屋のパティシエで侑の兄:潤 × 近所に住む幼馴染で侑の友達:暁人
暁人は潤に欲情した夢を見た日から、ケーキ屋に行けないでいる。
だけどクリスマス前にして人手が欲しいと潤から電話がかかてきて、アルバイトに行き、潤と顔を合わせなくてはならなくなる。
やっぱり切なくて、とうとう好きだからもう行けないというと・・・
弟たちの話よりはシンプルだが、いつもずっと傍にいた関係だけに悩むという定番展開だが、さすが侑のお兄ちゃんwちょっと安易だけど、めでたしでしたw
◆商店街の元洋食屋の息子:金沢 × 酒屋の息子:ヒロ
これは切ないお話。
酒屋のヒロの父親が亡くなり、その葬儀に10年ぶりに幼馴染の金沢がやってくる。
実は10年前、流れで体の関係を一度だけ持ちそれきり分かれてしまいそのままだったのです。
気持ちを揺さぶられるヒロは金沢が離婚することを聞く。
過去に囚われたかなりシリアス目の展開であるが、多分この後は明るいはっぴーが待っているに違いない(唯一エッチあり)
『この世界の主人公は~』
高校時代からの親友で同居している二人。片方はサラリーマンで周りに流されてとても不本意に思って生活している。
相手は小説家。
彼は自分のやりたいことをやって、それなりに結果を出している。
思わず嫉妬して八つ当たりするのだが、自分には彼が必要だと再認識するお話。
『ミルククラウンにさようなら』
猫を少年に書き換えて擬似化しています。
あるカフェにいつも来てマスターと会話していく常連さん。
だけど時代は自由な雰囲気を規制し、不穏になっていったある日、常連さんに召集令状が届いたと・・・
マスターと常連の無言の心のつながりがとてもしんみりするし、猫のモノローグが胸を打つ。
派手ではないですが、心に響きます。