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我慢ばかりの、健気でいじらしい恋心。
karamawari no dimple
作者さんの初コミックです。
ひょろひょろっとした絵が特徴的で、Baby掲載時から気になっていた作家さん。
初BLの作品から最近までの時間の流れと、作者さんの作品のこなれ方の変遷が見えて、ちょっと成長を見ている感じのする一冊ですよ☆
表題はちょっとやり切りれなさが迫ってくる。
大学の時恋人になって、そして別れたはずなのに、同じ会社に就職して、腐れ縁でずっと一緒にいる。
結城は喜多川から、はっきりした言葉をもらってなかったためにあきらめたはずなのに、喜多川は別れて結婚して子供まで作って、なのに離婚して。
結城の心を乱してばっかり。
この喜多川が、ほんとう!曲者というか、食えない男というか、
酷い男なんですよ=3
結城が言わなきゃ言えないの!
惚れた弱みっていうんだろうか・・・
しかし!「からさわぎなビジー」で結城の後輩が鼻血を出すほどに(?)ベタアマを見せつけ、結城はフェロモン垂れ流すし、後輩に結城は自分のモノだって見せつける。
「搦め手からその先」では以上な執着(←これが怖いくらいの!)を見せているんです。
最初に喜多川にこの勇気があれば、結城は悩まなくてすんだのに。
そんな過去は忘れたかのように結城が幸せそうならいいのかなーなんても思うのですが。
喜多川、子供いるように見えないよ。。。
『ページに靴跡』は拾ったゲイに懐かれて、愛情がわいちゃうお話。
『空鳴きの弦』は作者さん初BLの一応アラブもの。ちょっぴり匂い系の切なくキュンとするお話。
『惑星と瞳とギザギザハート』は「人類滅亡BLアンソロジー」に掲載されていた作品。締め切り間際のマンガ家は人類滅亡さえも覆す!?(爆)
『たそがれドリル』ヤンキー特集にあった、ちょっといい話。落ちこぼれの不良が追試で一緒になった外人の高校生。
何のこだわりもなく、正義感あふれる不良が彼と友達になるその過程がほっこりあったかいのです。
ちょっと酷い人や、優しい人や、面白い人や、人と人の色んな繋がりが見られて、色々なお話の描ける作家さんだと思いますよ。
これからも注目していたいです♪
初読み作家さんです。
これが初コミックとは…楽しみな作家さんまた一人見つけました。^^
絵柄が独特なので、好き嫌いが出るかもしれませんが、私は雰囲気がとても好きでした。
胴長で筋肉がついてない体型というのが日本人っぽく見えます。
表題作の受け様は、今にもすり抜けてどこかに行ってしまうんじゃないだろうかと思わせるところがあるのですが、その雰囲気がこの作家さんの絵柄ととても合ってると思います。
攻め様の体型も受け様とそれ程変わらないし、雰囲気としては体育会系というより文系のタイプだと思うんですが、どんどん行動が大胆且つ男前になってきて、後半になるにつれ好き度はアップしていきました。
後輩社員の友永君はいいタイミングでツッコミもいれてくれるし(笑)、受け様に脳内翻弄される展開は面白かったです。
同時収録作品の中では、「ページに靴跡」、「空鳴きの弦」と「たそがれドリル」が特に好きでした。
可愛いいけど根なし草のような受け様(「ページに靴跡」)、ヤンキーでやんちゃだけどとっても優しい所もあるアキラと実はアキラより強いお姉ちゃん(「たそがれドリル」)は私のツボでした。
「空鳴きの弦」もとても雰囲気のあるお話で、もうちょっと続きが読みたいなぁと思いました。
すれ違い愛からファンタジーまで盛りだくさん!
結局私は表題が一番好きよ!
酷い男が覚醒すると執着攻めになるのね。
前半は受けが振り回され、後半は受けの後輩君が振り回され…
…… 結局酷い男かも。
まあ、それも愛故なので許せる!
ところで、私、レビュー書こうと思って作品ページ開くまで子どもの存在忘れてたのよね。
私の記憶力が弱いのか、本当に存在感がないのか(; ̄ェ ̄)
あまり、話に絡んでこない子という感じなので…… すみません。
喜多川が父親っぽくないのが悪い!! ←責任転嫁です。
あらすじに一言も触れられていない後輩くんの方が印象残るよwww
で、表題以外だと、拾い物BL(そんなジャンルあるのか?)のページに靴跡と、たぶんアラブ(中東?) 空鳴の弦が好き!
表現がおかしいかもしれませんが、しなやかなBL集という感じでした!
オススメ。
お話はとても良かったし、絵も上手いと思います(好き嫌いは分かれるかもしれませんが)。
ただ、コマ割のせいかとても読みにくく感じました(ゴチャゴチャしすぎ?目線誘導ができてない?)。また台詞もふきだしに「>」の様な突起がないものが多いからか、どちらの台詞か分からなくなる事がありました。
もっと読みやすく工夫がしてあれば萌2だったと思います。
でもコマ割はだんだん見やすくなっていった様に思うので、新しい作品も読んでみようと思います。