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kawaii kakurenbo
最近BLではあまりお名前を見かけなかったので、新刊が出ると聞きつけ発売当日ダッシュで本屋さんに走りましたよ~≧∇≦
いや~、やっぱ好きだ!大好きだ!!
もちろん最初からめちゃワクワクしながら読み始めたんだけど、見事その期待を裏切らない内容で読み終えた後も暫く胸のキュンキュンが治まりませんでしたっ!ww
*かわいいかくれんぼ
お話はゲイを隠して高校教師をしている田中が教え子である牛島の、クラスメイト・家村へと向けられた恋する視線に気付くことから始まります。
家村の言動に過剰な反応をしてしまう牛島に昔の自分を重ね、ヤキモキしつつも陰ながら応援していた田中。
牛島が気になるのは彼が自分と同じゲイだからかと思っていたのだが、家村の口から(Hが上手くいかなくて)多分泣いてるんじゃね?…と聞かされた田中は居てもたってもいられなくて――。
ようするに、かくれんぼしてたのは牛島に対する田中の恋心の方だったって事ですね←と私は解釈しましたww
三角関係なのか!?と思わせておいて、結局彼らの橋渡し役となった家村。もしかすると彼が一番大人だったかもしんない(笑
*君を見てると
付き合い始めたものの教師と生徒という立場からお互いギクシャクしてしまう田中と牛島。好きなのに相手の出方を勘ぐり過ぎてスレ違っちゃうのは定番でありがちなんだけど、このもどかしさすら雁須磨子さんが描くとたまんない萌ツボになるからホント不思議!ww
*スキップ
そしてこちらは正真正銘の恋人同士になれた2人。…なんですが、たった数ヶ月で身も心もすっかり成長を遂げた牛島に、1人焦りを感じて振り回される田中が可愛いかった~w
いつか自分から離れていくんじゃないかと弱気になった田中が牛島の背後から抱きついたシーン。これにはマジで心臓撃ち抜かれました!思ってた以上に田中が牛島にメロメロになっちゃってんのが分かって、ホントもんどり打ちそうな位たまんなかったですっ(爆
普段はゆるい展開なのに、ここぞという時はガツンとキメてくれる…これこそ雁須磨子クオリティだと私は思っておりますw
他は年下攻めの短編と本編の描き下ろしが1本づつ。
で、この描き下ろしを読んで漠然に私が感じた事なんですが、家村って実は田中の事が好きだったのかなぁ~?と…
序盤に好きな子を匂わすようなセリフがあって、その時は牛島かと思ってたんですけど…^^;
でも私の見当違いだったらホントごめんなさい~(汗
先生x生徒BL。
ほぼ全編固定CPのお話です。最後に一話、別の短編がはいっています。
エロはなく、ほぼ攻の先生(田中)視点で描かれています。
生徒(牛島)と同じ同性愛者であること、そのことを隠さなければいけない立場、教師という立場として生徒を思いやる気持ちがあることで、生徒(牛島)を本当に恋愛対象として好きなのか、感情の本質がどこにあるのか悩む先生の姿が印象的でした。
表面上の先生の対応は淡々としてるんですが、随所で生徒の悩む姿を見て「かわいそうに」、「ゲイである身での辛い思春期をうまく乗り越えてほしい」「しあわせになってほしい」と願うモノローグが、同性愛者の先輩としての祈りのように響いて、読んでいてグッときました。
「教師である立場をわきまえないといけない」という自制心と、相手を欲する自意識との狭間で闘う葛藤ならば、教師と生徒の恋愛ものではよくあると思うのですが、このお話では「相手の幸せを強く願う」気持ちが、教師が生徒の幸せを願うときのそれなのか、恋愛としてのそれなのかわからないという迷いが描かれています。
恋愛というと、とかく性欲の葛藤とか、エゴイズムが浮き彫りにされますが、相手の幸せを想う葛藤、相手の望むことを叶えてあげたくて思い悩むという、愛のなかでも尊い面がこの作品には感じられました。
つまり田中は教師として教育愛のある人間なのだと思います。
一線を越えるかどうかの迷いも、牛島にとってトラウマにならない相手は誰なのか、真剣に思いやるがゆえに寸止めもするんですが、モノローグでは「面倒くせえな」とか「なにコイツ」とか悪態ついてるところも必死に気持ちをセーブしている先生の葛藤なんだなと思えてほほえましかったです。(あくまで個人の感想です。)
受けの牛島もすごく健気で可愛くて好感持てます。
先生は「先生として」はとてもしっかりした教師然としていますが、実際の性格はかなり受けに甘くてメロメロになってしまう愛情深い人なのだろうなという感じがして、牛島が卒業して晴れて先生と生徒という枷が取れた二人は、とても穏やかで素敵なカップルになるのだろうなと思いました。
あ、サブキャラの家村がいい味出してます☆
【かわいいかくれんぼ】
これは秀逸なタイトルだなぁ。確かにセクシュアル・マイノリティは「かくれんぼ」してますよね。
ゲイだから同類に気づいてしまう高校教師の田中。教え子の牛島が同級生の家村を見つめる視線の熱さにも気づいていて、「(ゲイだということが)ばれちゃうだろ」とヒヤヒヤしているが、一方で何とかしてやりたいとも思っていて…。
田中先生は、ぬぼーとした感じで描かれているんだけどとても優しい人だと思う。自分の居場所を見つけられず孤独に沈み、同性を好きになる苦しさや、傷つけられた経験を恐らく一通り味わってきた人だからこそ、自分を守る術を知らず無防備ともいえる牛島を見てハラハラし
「君がしあわせになりますように」
「つらい思いをしませんように」
と願う。
そして牛島がかつての自分と同じように、周りとは違う、仲間がいない、居場所がない、どこにも属せない、そしてそんな自分を肯定できないといった気持ちを抱えている事が痛いくらいに判るからこそ、自ら自分も同類である事をあえて明かした先生の優しさ。
家村のことが好きだったはずの牛島が、次第に先生のことを好きになるのは当然だなと。やがて牛島に告白されて(告白シーンが可愛いのなんのって)付き合うようになった先生と牛島。
先生が牛島に抱く感情は親鳥が雛を見守っているようなものなのか、それとも同情心なのか、恋愛感情なのか…。
ほぼ攻めの先生視点で進みますが、先生ぐるぐるもだもだしています。
自分を最初のステップ・踏み台にしてもらって羽ばたいていけるように…なんて思っていた先生。
しかし残り8ページくらいになった頃にようやく「ダメだ ダメだ」とついに自分の気持ちを認めるあたりから最後まで、それまでの微妙なローテンションぶりを取っ払ってぐわーっと盛り上がって抱っこしてもらってる先生にめちゃくちゃ萌えました!神っ!!
それと「165cmの55キロでもやっぱり駄目ですか?」と言ってた生まれたてぷるぷるの可愛い子鹿ちゃんがわずか半年間で172cmになって、どんどん攻めに身長が近づいていくというところも好き。思春期男子ってこういう変貌も美味しいです。リバ希望!
雁先生作品にハマって読み進めていますが本作もすばらしかったです。
田中視点で淡々と牛島を見守るストーリーですが、辛く孤独だった自分を牛島に重ねて「かわいそうに」から「かわいい」になっていく。
心の声では文句っぽく言いつつ、牛島を見る目(のアップのコマ)が田中の心(ほっとけないとかかわいいとか)を物語っている。
─君がしあわせになりますように
─つらい思いをしませんように
なんてやさしい(涙)
失恋して泣く牛島「じゃ165cmの55キロでもやっぱり駄目ですか」
その牛島のぶっくりほっぺを両手で包み(萌え)
─かくれてたのか
─はたまた新たに生まれたのか
牛島のうるうる涙目がかわゆく純粋すぎて田中の戸惑いと喜び視点でこう見えているのねと思うとおもしろくてw
「かわいいかくれんぼ」が田中の牛島への恋心であるなら、牛島というキャラがぴったりすぎだし、タイトル回収がお見事すぎだし、牛島のお目目がおとぼけでおもしろすぎて感動やら笑いやらいつもの雁先生作品で胸いっぱいになる現象でたいへんでした。
成長した牛島、いつのまにか学呼びしてるのもいい。
牛島がいつか離れていくのではないかとの田中の不安のたとえが鳥なのもとぼけているのに切なくて好き。
そんな不安や嫉妬を乗り越え、一途に慕ってくる牛島を田中の方が本気で好きになっていく。成長してもぷっくりほっぺがかわいい牛島を捕まえて甘えられたラストが感動的でした。
将棋部というのもミソで家村が田中に勝てない。田中の方がうわて、先が読める人間であるという描写も好きです。田中と家村のやりとりもおもしろかった。
あとツボったのは
・女子「でも家村がヒゲ好きだったら生やせないよ」「植毛だよ」
・─ひとりでどんだけゆとられ世界にいきているんだ
・あとがきの先生の自画像「あれこれかみがたへん」
待ってましたぁぁぁ!!!
普段はMEN'S LOVEが大好物なんですが、
とにかく雁須磨子さんのBLは大好き!!
NLも良いんだけど、BLは別格。
まさに「パねぇ」感じ。(古くてすみません)
かわいいタイトルどおりの可愛さでした!
田中先生視点でお話は進むんですが、
大人ゆえの余裕があると思いきや、
高校生相手にどんどん不安になったり、心許無くなったりして
その辺の表現が素晴らしい!!
男子高校生ってすぐ身長も伸びるし
急に男っぽくなったりするからねぇ。
かわいいからカッコよく成長するあたりも…たまらん。
雁須磨子さんて、本当に独特の雰囲気があって、
絵が苦手っていう方もいらっしゃるかと思いますが
それがまた良いんですよー!!
不器用さというか、動揺したりするのが
こっちまできゅんきゅんキます!
登場人物が優しいし…。
読後、ほんわか出来ます。
あと、最初の牛島くんの想い人、家村ってヤツが
いい味出してくれてんだ、これが…。
そうだった、雁須磨子さんの作品って
脇役が面白い事が多かった!
憎めなくて、主人公をいい意味でけしかけてくれたり。
ほぼ、まるっと1冊田中先生×牛島くんなので
とても読み応えがありました。
あー、また勝手に一人で
「雁須磨子祭り」を開催したくなりましたよ。
年に何回か襲ってくるこの衝動。
いつどの作品を読み返しても、じわじわと切なくさせられます。
(さり気なく笑わせられたり)
評価は「萌×2」ですが、「神」寄りです。
もっと続き読みたいなーと思って。
またなるべく近いうちに、
雁須磨子さんの新作BL作品が読めますように!!
と、これまた勝手に祈ってみたりして。
東雲さん、はじめまして!
私もこれを読んで何度目かの雁須磨子祭りが開催されてます。
いやもーほんとこの独特な世界…大好きです!
次回作ばんばんよみたいですよね♪
久々のBL単行本に待ちわびていた方も多いのでしょうねv
07年~10年まで実に4年かけての一冊は、実は読み終えてまだまだ足りない!
この後の先生の欲望の行方や(笑)
卒業後の二人の行方や、
同僚の各務先生とか、いい味出してた家村とか、(みんなまとめてホモになってしまえ!爆!)
そんなその後が気になって仕方がない、それほどまでに引き込まれました。
自らがホモであることを隠して教師をしている田中先生。
だからこそ、同類の男子生徒を見分けることができる。
先生もそんなきっと過去があるんだろうな。
マイノリティゆえに悩む生徒の何か支えになってあげたいと、積極的ではないけど見守る役割どころだ。
最初は、同級の家村に向ける牛島の視線からそれに気が付き、そっとおぜん立てをする田中先生。
ひょっとして、この若い恋を見守る先生の物語という、珍しい視点のお話になるのかと思いきや!
フリーダムな家村が牛島と試してみようとしたが、やっぱり駄目だったと振られた牛島は実は、親身になっていた田中先生が好きになっていたという、まあ、予想できなくはない展開。
しかし、そこで先生であるがゆえに悩むのです。
28歳と16歳。
牛島の好奇心と欲求に応えて淫行(w)してしまってもいいものか?
それから、その年の差故に彼が自分から羽ばたいていってしまうのかという不安へ。。。
見守る親鳥から、ほんとうの恋する男になっていく様がゆるゆると描かれていくのです。
そのゆるさが、実に親近感を与えてよりリアル感を増すのです。
二人とも、ためらいゆえにはっきり言えない関係と気持ち。
そんなもどかしさがユーモアの中に含まれて、実にくすぐったくてキュンをもよおすのですよ!
最初に牛島が好きになった家村のキャラクターは実にナイスな設定でした!
こういうサバサバしたノンケ男子が登場すると、気持ちいいですね♪
そしてラストで、将棋に先生に勝ったら貰いたいものがあるといったそれは・・・?
何か楽しいな~♪
是非是非、田中先生が見守る立場になった彼の高校生時代のエピソードなんかを知りたいと思うのです。
描いて下さる日を首を長くして待ちますとも!!
このマイノリティの世界観は雁作品の特徴かな?とも思います。
同時掲載の短編「年が下のおとこ」も然りです。
こういったもどかしい、だけど、理屈じゃない気持ちの世界。
もっともっと魅せてもらいたいな~。
読んでるうちに、依田さんの『愛の深さは膝くらい』を思い出しました。生徒の性質がまた違うけど、幼さは近い。体の急激な成長ぶりなんかも。そしてなにより、大人側の戸惑いと葛藤と信念のブレ具合が(笑)似てるなあと。あちらも先生視点だし。
中高生ってほんと、ほんの少しの間にまったく別人になるコいますよね。特に男子。
高1で150cmだったのに卒業する頃には180cm近くまで伸びたとか、当然顔も伸びるわけだし骨格が圧倒的に違うし、驚愕の変貌を遂げて「だ、誰?」となるコ。
最初はちっこくて可愛らしかった牛島くんも、にょきっと成長したりで、そういうのもコミで萌えまする。
淡々としたお話ですが、大人の余裕だったり余裕なかったり自戒してたり嫉妬したり、ぐるぐるする先生のモノローグがとにかく楽しいです。
しかしちゃんといまどきの高校生なとこが素晴らしい。女子のゆうあちゃんという名前や、生徒たちの髪型、制服、着こなし、持ってるカバン、携帯、ゲーム機器、言葉遣い…完璧です。
『のはらのはらの』のときも当時の高校生なんですよね。雁さんはそういうところ絶対に手を抜かない。思わず比べてしまったのですが、こうも違うか(笑)時代ですね。
同時収録の「年が下の男」が、その「のはら~」よりも一年前の作品で、雁さんは絵が変わらないと思ってましたが、こうやって見るとだいぶ変化が…。いつからなのか鼻の穴がなくなってる!(笑)
脇役が魅力的なのもお決まりです。各務先生、先生の飲み友達、そして牛島くんが最初に好きだったはずの家村君。
あとがきにもありますが、もうちょっとこの人達のお話も読みたかった。
その辺も含めて先生の若き日の話なんぞでもう一冊出してくださるといいなあ。
家村くんは先生のことが好きで将棋部に入ってのでは?「好きな子のことわかりたい」といったセリフの「好きな子」って先生なんじゃ?なんて邪推してますが、その辺も知りたいな~。
読みながら、「かわいいーーーーー!!!!」って叫んでました。
久々に神作品かもって思ったけど、ガンガン揺さぶられる系ではないので萌×2で。
いや、ほんとかわいいよ。
最初は教え子の牛島くんが、恋する男の子って感じで、そのピュアな様子にたまらんのだけど、次第に先生のボーとした顔をしつつ恋するさまに「かわいいーーーー」って叫んでいたのよね。
同僚の黒髪眼鏡の先生もなにげにかわいいしさ。
う~~~やっぱり雁須磨子さんにはBLを描いてて欲しいなぁ。BLじゃないのも大好きなんだけど!
こんなに感動するとは!!
ぜんぜんノーマークだったのに~。
めちゃくちゃいいじゃないか!
ちょっと涙があふれてきたよ。
思春期の男子。
難しい年頃の繊細な気持ちの表現が うまい!!
友達なのか恋人なのかわからない恋が そもそものはじまり。
でも 受けがふられる。
ショックをひきずっている受けを先生(攻め)がなぐさめるトコロから
ストーリーは動いていきます。
先生と生徒。
付き合う事になるけれど・・・・。
これは リバ希望!!
受けの身長がどんどん伸びるぞ。
面白かったです。
ウブでいっぱいいっぱいな牛島君がめちゃくちゃ可愛くて魅力的でした。
嫌味にならない程度のしたたかさも見え隠れしているような…
庇護欲をくすぐるし、面倒みているうちに心が傾いてしまうのも納得です。
むしろあの子を振るなんて悪魔の所業と思えてしまうほどでした。w
自分の好みを押し付けずに牛島君の成長を見守る先生も素敵だと思いました。
先生の好みに成長するかもしれない楽しみは残されているけど、たとえ牛島君がどんな成長をとげても気にしなさそう。
牛島君の成長とともに変化していく2人の関係も見どころです。
あて馬っぽい家村君もとても良いキャラで、他のわき役達も笑いを誘う人達ばかりでしたしとても楽しい作品でした。