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お前が今、誰のものでも必ずまた俺のものにする──
mouichido kiss kara
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
クズな攻めが受けを可愛いが故に虐めて反応を楽しんで、受けが傷付くというシチュエーションが大好きなので堪りませんでした。
堪忍袋の緒が切れた受けが、忽然と姿を消して攻めを焦らせる。自分に好意を抱いている受けが可愛い――はずが自分のほうがベタ惚れで執着していた。
数年ぶりに再会できたと思ったら、受けには恋人が。受けは攻めの誘いに乗りセフレになる。そして自分がした仕打ちと同じ事をされる。
その関係を築いて日が経ったある日、実は受けの恋人が恋人ではない事を知る。その後の流れが最高。
攻めが本気で口説くが、受けは流されない絆されない。
強気でも意地っ張りでもない、純粋に芯の強い受け。
個人的にドンピシャなタイプの受けだが、なかなか見られないタイプなので最高でした。
攻めザマァではないと思う。
完全同居したらのちのち尻に敷かれそう。あとがきに書いていたエピソードが読みたすぎて仕方ない。
電子で購入したが挿絵がなかったのが残念。
浮気性のサイテー男×健気美人。
攻め視点の攻めザマァBLは、意外と珍しいですが凄くおもしろかったです。
健気で自分に素直な受けを振り回すだけ振り回して、ある日突然受けがいなくなった後、後悔しまくる様子が爽快でした。
5年後再開して、すぐに体の関係は持っても、なかなか心を開いてくれずにヤキモキ。読んでる途中に「もしかしてこれバドエンかな?」と思って心配になってきましたが、攻めが心を入れ替えてきっちりハピエンでした。
火崎先生の文章力が光った作品。神作だと思います。
タイトル通り、攻め様視点ですすむお話で、これぞ攻めザマァな展開に萌えました(≧▽≦)
素晴らしいザマァ具合に、にやにやしつつ、今度こそ大事にしてやれよ、と思ってます。
まぁ、言われるまでもない様子ですけどね(*´∀`)
受け様の大杉と攻め様の峰岸は大学で知り合ったゼミ仲間。
大人しくいつも慎ましく笑っている大杉が気になり、また大杉も自分のことを好きでいると気付き、大杉から愛を告げさせ恋人となった。
大杉からの愛情と信頼を疑う事なく、それにあぐらをかいていた峰岸。
つまみ食いをしたり、わざわざ傷つけるような言動をして反応を窺ったりと、こんちくしょうな攻め様の峰岸。
私が大杉の友達だったら、あんな男やめなって止めてるから!
ウェディングプランナーでの起業へ向けて峰岸が奔走していた時、珍しく大杉から電話が。
大杉なら後でも大丈夫、と後回しにした結果、気付いた時には大杉は姿を消してしまったいた。
以来、大杉からの連絡を待ち続け、電話が鳴ればいつでも即出て、マンションには大杉の部屋が準備してある。
と、なかなかいじらしい峰岸。
過去の自分が大杉を傷付けて愛想をつかされた、とは思ってなくて、自分に遠慮してるんだ、との思考回路に腹が立つやらせせらわらってやるやら。
大杉を待ち続けて5年。
偶然再会した大杉の隣には知らない男がいて、今の恋人のおかけで幸せだと笑う。
自分が既に過去の存在になっていることにショックを受ける峰岸ににまにまです。
結局、今も素直に自分の気持ちを告げられず、セフレとしての関係を持ちかける。
スレ違う2人。
過去の自分をやっと後悔反省し、見事な攻めザマァをさらしてくれる峰岸ですよ( ☆∀☆)
必死になって謝罪し、愛を乞う姿に萌えマックス(≧▽≦)
これよこれ!
こんなのが読みたかったのσ(≧ω≦*)
定期的に読み返すお気に入りの一冊です(*^^*)
こちらの作品は、
「自分がしでかしてきた事がブーメランのように返ってきて、己の酷さを改めて思い知って愕然とする。」
というところが、きっちり描かれている良い攻めザマァでした。
ちなみに攻めの峰岸は、最初から大杉(受け)にゾッコンで惚れまくりなんですね。
なのに、ちょいちょい女と浮気する。
約束を頻繁に反故にする。
といった不誠実の塊みたいな態度をとり続けるんです。
それは何故か。
自分の言動で一喜一憂する大杉を見て、愛情を確認したい。
四六時中、大杉の頭を自分のことでいっぱいにさせたい。
……という幼稚な俺様流・愛情の駆け引きのつもりなんです。
されてる側からすると、たまったもんじゃねーわ!!なんだけど。
で、ついにたまりかねた大杉が逃げて音信不通になってしまうんです。
後悔の日々を送る峰岸。
五年後、偶然再会するも、優しそうな恋人が彼の傍に……
終始攻め視点です。
だから意地悪しつつもベタ惚れなのが丸わかりなので、峰岸許すまじ!!みたいな怒りは覚えなかったです。
おまけに、いつ大杉が戻ってきてもいいようにマンションの一室を常に用意してたり、援助できるようにお金を工面して待っていたりという一途さがあるので何か憎めないんですね。
再会後、即エッチに持ち込めるので、あらあら……大杉は早々にほだされちゃうのかしら?と思ったんだけど、さらにガツン展開があってそこも凄く良かった。
今後の二人の妄想炸裂なあとがきがこれまた面白かった。
峰岸が振り回されて頭があがらないお話、もっと読みたいな。
身勝手な男が振られて初めて大切な者を失ったことに気がついた。
後悔しても無くしたものは戻らないと自覚したところから5年、無くした者を取り戻そうと躍起になるお話。
攻めの峰岸が傲慢で人の感情を弄ぶような性格悪いところがいやらしく読み始めてすぐ痛い目にあってボロボロになってしまえと思ってしまいました。
それに対して受けの大杉は優しくて思いやりのあるいい子、なんでこんな性格悪い奴に惚れるかなー。
峰岸にとって初めて恋い焦がれ尽くしてくれる相手に巡り合って舞い上がったんだと思います。それも無自覚だけど、峰岸のほうも誰よりも気になる相手で、もしこれが女子だったら普通に告白して付き合うという手順で結婚に至ったかもしれませんが、ゲイでもないのにそれはないって思っちゃったところが間違いの始まりだったんじゃないのかと思います。
惚れた方が負けって信じて自分が優位に立ち振り回しておけば気を引けると思い込んむおバカさんでした。
子供です小学生の好きな子いじめをその年でしちゃうんですから。
再会して、同棲中のパートナーもいて幸せだと言う大杉にセフレにならないかと持ちかけられたとき、大杉の方もいつまでも都合のいい相手にはならないと条件をつけたのには拍手を送りたかった。今度は峰岸が待つ番だ、連絡のない夜切ない思いで待つがいいと。
そして、終盤で峰岸からまた昔のように付き合ってほしいと告白された大杉が、また同じことをそれを繰り返す気にはなれないときっぱり言い切った場面にはすっきりした。
峰岸はほんとやなやつですが、大沢のために貯金したり引っ越すたびに大杉の部屋を用意しておくという一途なところは不覚にもかわいいと思ってしまいました。
身勝手な浮気癖さえなければもっと早くいいパートナーと幸せな家庭が築けたのにね。
まあ遠回りしてもたどり着けてよかった、のかな…?
大杉が5年間も一人でいたのは気持ちが残っていたからというのもあるでしょうが、あまりに酷いことされたから怖くて恋愛が出来なかったらしい。やっぱり酷い男だ。
いつも通り、後書きでの妄想話が楽しかった。
時間かけて同居にはこぎつけても転職まではしてもらえない。やがて、大杉狙いの男が現れ…なんてことを想像すると面白かったです。
北沢さんの挿絵も よかったです。特に素敵だったのが、最後の告白に訪れた峰岸が跪いて大沢のつま先に口付けしてるところ。萌えました。
攻さんが、ついつい好きな子につい意地悪してしまうんですね。度がすぎて、大事なときにもやらかして受さん去るという、もうホント最低な人なんです。
ただ、こういう設定好きだなあ~。
ついつい読み返してしまいます。
1冊丸ごと表題作です。主人公・峰岸(攻め)の視点で進んでいきます。
峰岸は大学時代から大杉(受け)と恋人同士。大杉が本当に好きで、一緒の会社で働いて、同居もして、と考えていたのですが、プライドと苛めるのが楽しいからという身勝手な理由で、わざと浮気やドタキャンを繰り返した挙げ句、大杉の救いの手をふりはらったことから、大杉に去られてしまいます。それから5年。大杉と偶然再会しますが、大杉には既に恋人がいて…という話です。
峰岸は自分勝手で傲慢な男なのですが、大杉への一途な愛情が根底にあるので、私は許すことができて嫌悪感はなかったです。大杉がすぐに峰岸の復縁話を受け入れなかったのも溜飲を下げることになりましたし。
峰岸の会社の磯野と陽子、大杉と同居している城島というサブキャラも、好意的な性格で良かったと思います。余談ですが、私がイラストで一番気に入ったビジュアルは城島でした(笑)。
二人の恋愛模様だけでなく、峰岸の仕事ぶりも楽しめます。
再会モノ、反省する攻め、がお好きな方にはお勧めだと思います。
フェアで安かったので、電子書籍を購入。
初読み作家さんです。
かなり、萌えました!
1冊まるまる1つの話です。
久しぶりに恋愛小説を読んだって感じ。
終始、攻め視点なので、受けに対する恋心というか愛情がダダモレです。
あらすじやレビューの印象から、もっと攻めが酷いヤツかなって思ったのですが、それほどでもありませんでした。
いや、当事者の受けからしたらすごい酷いヤツなんですけどね。
受けが好きすぎて、その駆け引きの為にしているのが読み手の私たちには丸見えなので、その行為が気になりませんでした。
受けのことが大好きな気持ちは最初から最後までぶれません。
それが良かった。
意地悪をして、その反応をみて自分への愛情を確かめる気持ち、凄くわかる。
うんうんって、頷きながら読み進めてしまいました。
ラブラブなその後が描かれているという限定SS読みたかったなぁ。
初めてこの著者の小説を読みました。
“攻め視点”ってBL漫画でもなかなか読んだことがなかったのですが良かったです。
“俺様”、“S”攻めってどうも好きになれなかった、この作品も序盤までの主人公のそれっぷりに 受けの子が哀れすぎてちょっと引き気味でしたが、再会後は改心し、今までの行いを悔いながらも一途に受けの子を愛して、大切に思っていて好感がもてました。
受けの子は、健気で純粋無垢で控え目で可愛かったです。再会後にあの心を閉ざし、攻めに冷たくなり、人が変わったような感じも良かったです。
BL小説は初めてでしたがページ数少ない割にお値段張っていませんか?こういうもの?
値段的に見ると若干物足りないような読後感でした。なので評価 星マイナスです。ページ数が少ない割に、受けの子とは繋がりもない攻めの仕事の話にページを割いていた感じがしたので、そこは割愛して、受けの子と攻めのやり取りだけに絞って話を進めても良かったのでは?と思いました。
誤解が晴れて、結ばれた所で終わってしまったので 受けの子が始終ツレないような拗ねすぎな印象でした。なので後日談もあると、良かったです。
ちゃんと好きだったのにそれを言葉にせずに、好きな子いじめのような態度ばかりを取ってきた峰岸。
その結果、大杉の大事な時にそばにいてやれず。
どうせ、大杉の方は自分のベタ惚れなのだから、少し臍を曲げているだけでまた自分から連絡してくるはず、と連絡を待つ日々。
けれど、待てど暮らせど連絡はない。
そこでようやく重い腰をあげて、それも「しょうがないな。今回は俺が折れてやるか」みたいな態度でしかなくて。
探してみて、ようやく大杉の身に起きていた出来事に至り、自分の態度があまりにも冷たかったことの気付く。
好きなのに素直にそれを言い出せず試すばかりだった日々。
そのツケが回ってきて。
この会えない日々は峰岸の中で大杉への想いを加速させることになったんじゃないかな、とも思う。
偶然の再会からまた新たな関係を始める2人。
そこでちゃんと峰岸がこれまでの募っていた想いを告白できればすんなりことは丸く収まったのかもしれない。
けれど、大杉に「今は幸せ」だというようなことを言われて、素直にぶつけることができずに遊びの関係を提案してしまう。
これできっと大杉の中にもそれまでの積み重ねのように「やっぱり本気で相手にされてないんだな」みたいな感じが芽生えていったんじゃないかと思う。
それでも、好きな気持ちがないわけではないからせめぎないで関係を結ぶことに。
最終的には元サヤ?に戻れたけれど、これも大杉が許してくれたことが大きいし、大杉がまだ峰岸を好きでいたことが大きいように思う。
あと、峰岸の友人でもある磯野のアドバイスが大きいんじゃないかなとも。
峰岸1人だたら、もう一度ぶつかっていけたかはどうだろう。
攻が過去の悪行三昧を悔いてぐるぐるしてるお話って結構好きかもー。