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お前が今、誰のものでも必ずまた俺のものにする──
mouichido kiss kara
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
フェアで安かったので、電子書籍を購入。
初読み作家さんです。
かなり、萌えました!
1冊まるまる1つの話です。
久しぶりに恋愛小説を読んだって感じ。
終始、攻め視点なので、受けに対する恋心というか愛情がダダモレです。
あらすじやレビューの印象から、もっと攻めが酷いヤツかなって思ったのですが、それほどでもありませんでした。
いや、当事者の受けからしたらすごい酷いヤツなんですけどね。
受けが好きすぎて、その駆け引きの為にしているのが読み手の私たちには丸見えなので、その行為が気になりませんでした。
受けのことが大好きな気持ちは最初から最後までぶれません。
それが良かった。
意地悪をして、その反応をみて自分への愛情を確かめる気持ち、凄くわかる。
うんうんって、頷きながら読み進めてしまいました。
ラブラブなその後が描かれているという限定SS読みたかったなぁ。
攻さんが、ついつい好きな子につい意地悪してしまうんですね。度がすぎて、大事なときにもやらかして受さん去るという、もうホント最低な人なんです。
ただ、こういう設定好きだなあ~。
ついつい読み返してしまいます。
こちらの作品は、
「自分がしでかしてきた事がブーメランのように返ってきて、己の酷さを改めて思い知って愕然とする。」
というところが、きっちり描かれている良い攻めザマァでした。
ちなみに攻めの峰岸は、最初から大杉(受け)にゾッコンで惚れまくりなんですね。
なのに、ちょいちょい女と浮気する。
約束を頻繁に反故にする。
といった不誠実の塊みたいな態度をとり続けるんです。
それは何故か。
自分の言動で一喜一憂する大杉を見て、愛情を確認したい。
四六時中、大杉の頭を自分のことでいっぱいにさせたい。
……という幼稚な俺様流・愛情の駆け引きのつもりなんです。
されてる側からすると、たまったもんじゃねーわ!!なんだけど。
で、ついにたまりかねた大杉が逃げて音信不通になってしまうんです。
後悔の日々を送る峰岸。
五年後、偶然再会するも、優しそうな恋人が彼の傍に……
終始攻め視点です。
だから意地悪しつつもベタ惚れなのが丸わかりなので、峰岸許すまじ!!みたいな怒りは覚えなかったです。
おまけに、いつ大杉が戻ってきてもいいようにマンションの一室を常に用意してたり、援助できるようにお金を工面して待っていたりという一途さがあるので何か憎めないんですね。
再会後、即エッチに持ち込めるので、あらあら……大杉は早々にほだされちゃうのかしら?と思ったんだけど、さらにガツン展開があってそこも凄く良かった。
今後の二人の妄想炸裂なあとがきがこれまた面白かった。
峰岸が振り回されて頭があがらないお話、もっと読みたいな。
タイトル通り、攻め様視点ですすむお話で、これぞ攻めザマァな展開に萌えました(≧▽≦)
素晴らしいザマァ具合に、にやにやしつつ、今度こそ大事にしてやれよ、と思ってます。
まぁ、言われるまでもない様子ですけどね(*´∀`)
受け様の大杉と攻め様の峰岸は大学で知り合ったゼミ仲間。
大人しくいつも慎ましく笑っている大杉が気になり、また大杉も自分のことを好きでいると気付き、大杉から愛を告げさせ恋人となった。
大杉からの愛情と信頼を疑う事なく、それにあぐらをかいていた峰岸。
つまみ食いをしたり、わざわざ傷つけるような言動をして反応を窺ったりと、こんちくしょうな攻め様の峰岸。
私が大杉の友達だったら、あんな男やめなって止めてるから!
ウェディングプランナーでの起業へ向けて峰岸が奔走していた時、珍しく大杉から電話が。
大杉なら後でも大丈夫、と後回しにした結果、気付いた時には大杉は姿を消してしまったいた。
以来、大杉からの連絡を待ち続け、電話が鳴ればいつでも即出て、マンションには大杉の部屋が準備してある。
と、なかなかいじらしい峰岸。
過去の自分が大杉を傷付けて愛想をつかされた、とは思ってなくて、自分に遠慮してるんだ、との思考回路に腹が立つやらせせらわらってやるやら。
大杉を待ち続けて5年。
偶然再会した大杉の隣には知らない男がいて、今の恋人のおかけで幸せだと笑う。
自分が既に過去の存在になっていることにショックを受ける峰岸ににまにまです。
結局、今も素直に自分の気持ちを告げられず、セフレとしての関係を持ちかける。
スレ違う2人。
過去の自分をやっと後悔反省し、見事な攻めザマァをさらしてくれる峰岸ですよ( ☆∀☆)
必死になって謝罪し、愛を乞う姿に萌えマックス(≧▽≦)
これよこれ!
こんなのが読みたかったのσ(≧ω≦*)
定期的に読み返すお気に入りの一冊です(*^^*)
クズな攻めが受けを可愛いが故に虐めて反応を楽しんで、受けが傷付くというシチュエーションが大好きなので堪りませんでした。
堪忍袋の緒が切れた受けが、忽然と姿を消して攻めを焦らせる。自分に好意を抱いている受けが可愛い――はずが自分のほうがベタ惚れで執着していた。
数年ぶりに再会できたと思ったら、受けには恋人が。受けは攻めの誘いに乗りセフレになる。そして自分がした仕打ちと同じ事をされる。
その関係を築いて日が経ったある日、実は受けの恋人が恋人ではない事を知る。その後の流れが最高。
攻めが本気で口説くが、受けは流されない絆されない。
強気でも意地っ張りでもない、純粋に芯の強い受け。
個人的にドンピシャなタイプの受けだが、なかなか見られないタイプなので最高でした。
攻めザマァではないと思う。
完全同居したらのちのち尻に敷かれそう。あとがきに書いていたエピソードが読みたすぎて仕方ない。
電子で購入したが挿絵がなかったのが残念。
浮気性のサイテー男×健気美人。
攻め視点の攻めザマァBLは、意外と珍しいですが凄くおもしろかったです。
健気で自分に素直な受けを振り回すだけ振り回して、ある日突然受けがいなくなった後、後悔しまくる様子が爽快でした。
5年後再開して、すぐに体の関係は持っても、なかなか心を開いてくれずにヤキモキ。読んでる途中に「もしかしてこれバドエンかな?」と思って心配になってきましたが、攻めが心を入れ替えてきっちりハピエンでした。
火崎先生の文章力が光った作品。神作だと思います。
この作品はレビューで知り、
ストーリー展開が好みすぎて、即、入手してしまいました。
火崎さんの作品は、常にアベレージなイメージなのですが、
この作品は、私にとってヒットです。
本当は、大杉のことを心から好きなのに、好きだからこそ
素直になれず、冷たい対応や仕打ちをしてしまい、
そんな対応でも、好きと示してくれる大杉を見て安心していた峰岸。
でも、突然、大杉は姿を消してしまう。
大杉のことを諦めきれない峰岸は、
いつ大杉が戻ってきてもいいように、
マンションには、大杉の部屋を常に用意し、
携帯番号も変えず、親の借金に困っていたと聞き大杉が無心してきても
いいように、お金も貯め・・・。
と人知れず、大杉との再会を待っています。
でも、やっと再会できた大杉には、
やさしい恋人が居て、
峰岸は、大杉をどれほど傷つけてきたかを思い知らされます。
峰岸が、結構酷いので、
「大杉!やってしまいなさい!!」と峰岸をいじめたくなります。
(ちゃんとハッピーエンドになると知っているので、思えることかもしれませんね。)
これから、峰岸と大杉は、立場逆転、
きっと峰岸は、大杉に尽くすことになるんでしょうね。
そんな続編も見たかったな!
初めてこの著者の小説を読みました。
“攻め視点”ってBL漫画でもなかなか読んだことがなかったのですが良かったです。
“俺様”、“S”攻めってどうも好きになれなかった、この作品も序盤までの主人公のそれっぷりに 受けの子が哀れすぎてちょっと引き気味でしたが、再会後は改心し、今までの行いを悔いながらも一途に受けの子を愛して、大切に思っていて好感がもてました。
受けの子は、健気で純粋無垢で控え目で可愛かったです。再会後にあの心を閉ざし、攻めに冷たくなり、人が変わったような感じも良かったです。
BL小説は初めてでしたがページ数少ない割にお値段張っていませんか?こういうもの?
値段的に見ると若干物足りないような読後感でした。なので評価 星マイナスです。ページ数が少ない割に、受けの子とは繋がりもない攻めの仕事の話にページを割いていた感じがしたので、そこは割愛して、受けの子と攻めのやり取りだけに絞って話を進めても良かったのでは?と思いました。
誤解が晴れて、結ばれた所で終わってしまったので 受けの子が始終ツレないような拗ねすぎな印象でした。なので後日談もあると、良かったです。
身勝手な男が振られて初めて大切な者を失ったことに気がついた。
後悔しても無くしたものは戻らないと自覚したところから5年、無くした者を取り戻そうと躍起になるお話。
攻めの峰岸が傲慢で人の感情を弄ぶような性格悪いところがいやらしく読み始めてすぐ痛い目にあってボロボロになってしまえと思ってしまいました。
それに対して受けの大杉は優しくて思いやりのあるいい子、なんでこんな性格悪い奴に惚れるかなー。
峰岸にとって初めて恋い焦がれ尽くしてくれる相手に巡り合って舞い上がったんだと思います。それも無自覚だけど、峰岸のほうも誰よりも気になる相手で、もしこれが女子だったら普通に告白して付き合うという手順で結婚に至ったかもしれませんが、ゲイでもないのにそれはないって思っちゃったところが間違いの始まりだったんじゃないのかと思います。
惚れた方が負けって信じて自分が優位に立ち振り回しておけば気を引けると思い込んむおバカさんでした。
子供です小学生の好きな子いじめをその年でしちゃうんですから。
再会して、同棲中のパートナーもいて幸せだと言う大杉にセフレにならないかと持ちかけられたとき、大杉の方もいつまでも都合のいい相手にはならないと条件をつけたのには拍手を送りたかった。今度は峰岸が待つ番だ、連絡のない夜切ない思いで待つがいいと。
そして、終盤で峰岸からまた昔のように付き合ってほしいと告白された大杉が、また同じことをそれを繰り返す気にはなれないときっぱり言い切った場面にはすっきりした。
峰岸はほんとやなやつですが、大沢のために貯金したり引っ越すたびに大杉の部屋を用意しておくという一途なところは不覚にもかわいいと思ってしまいました。
身勝手な浮気癖さえなければもっと早くいいパートナーと幸せな家庭が築けたのにね。
まあ遠回りしてもたどり着けてよかった、のかな…?
大杉が5年間も一人でいたのは気持ちが残っていたからというのもあるでしょうが、あまりに酷いことされたから怖くて恋愛が出来なかったらしい。やっぱり酷い男だ。
いつも通り、後書きでの妄想話が楽しかった。
時間かけて同居にはこぎつけても転職まではしてもらえない。やがて、大杉狙いの男が現れ…なんてことを想像すると面白かったです。
北沢さんの挿絵も よかったです。特に素敵だったのが、最後の告白に訪れた峰岸が跪いて大沢のつま先に口付けしてるところ。萌えました。
相手が奥ゆかしく、自分にベタ惚れなのをいいことに、その愛情にあぐらをかいた結果、初めて気が付いた大切な失くしたくない者。
そんな傲慢な攻め視点で描かれる作品は、ともすれば攻めの言い訳にも見えなくもないのですが、彼の後悔と根性入れ替え、そして恥も外聞も捨てて、ありのままをさらけ出して土下座して謝る姿に、気分爽快とはいえないまでも、ちょっとイイな~と萌え頂きました。
きっと彼は、もう二度と彼を悲しませたりはしない!・・・と思います。
そんな傲慢攻め・峰岸は、決してジャイアンじゃないんです。
その彼氏・大杉は絶対自分を裏切らない。何故なら自分を愛しているから。
都合のよい女のように扱いながら、チョロイもんだと思いながらも、それが元来の彼の性質だったかもしれないが、大杉がいるからこその安心しての不誠実だったのです。
素直に愛を認めることが本当は照れ臭かったのかもしれない。
大杉が峰岸の言い訳を信じてほっとして微笑む顔、それに愛されていることの真実だと勘違いしたどうしようもないお子様だったんですよね。
でもね、よく考えると、こういう男・・・結構現実でもいると思いませんか?その理由はどうであるかはおいておいて。
その時の大杉の気持ちは、峰岸の思う通りではなかったというのは、あとになってわかることですが、
本当に彼氏に傍にいてほしい時に、すぐに行動を移して少しでも時間を割いて自分を気にかけてくれる行動さえとっていてくれたら、、、
大杉が姿を消したのも、それまでの溜めこんだ不信感を彼の些細な優しさでごまかしてきた、そのうっぷんが彼の堰を壊してしまったのでしょう。
もちろん、そこには彼の峰岸を思いやる優しさもあったとは思いますが、視点は峰岸なので、、、
大杉が姿を消して、彼が結構大杉を溺愛していたことがわかります。
自分がそういう振られ方をするはずがない!っていう傲慢かとも思ったのですが、違ったようです。
彼は反省していました。
しかし、偶然大杉と再会した時、彼はもう彼氏がいると言い、大杉の思い続けていた気持ちは壊されるどころか、また突っ張ってしまう。
どんだけイイ格好しいなんだ、峰岸!!
しかし、今度はまるで復讐のように、大杉が峰岸を振り回す番です。
それによって、本当に大杉の今までの気持ちを知ることになるのです。
ザマァミロ!とも思いますが、描写されない大杉の気持ちが何となく、透けて見えるのです。。。
全部読み終わってみれば、本当はベタ惚れしていたのは傲慢な方で、それが故にいつまでも忘れられずにいた。
ただそれを傲慢に隠してしまっていたという、なんという不器用な男だったのだと、それを最後にさらけ出したのが何ともいい話だったのです。
こういう男、そのうち独占欲の強い執着攻めになるんじゃないかしら?と愉快な先行きを想像できて楽しいです。