お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
「俺たちは もう はなれないから」――新生 尾崎南
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
14巻から5年を経てコーラスで今年再開した最終章。
実は「絶愛」は読んでいるのですが、「BRONZ」は14巻もあって読んでません。
しかし、本の帯におおまかなそれまでのストーリーがついていたので、あと、この作品の雰囲気や流れ(劇的展開)を承知していたので、想像できます。
そして敢えて読んでみたこの最終章。
何でこんなに命を掛けるほどの愛になっちゃうんだろう?
みんながみんな激しい執着愛を持っていて、読んでいて苦しくて疲れてきちゃう。
誰かが息を抜いて、誰かが誰かを許せば、そこに生まれた隙間からみな息継ぎができるのに!!
それさえも許されない、許さないほどの激しい愛憎はつらいです(さすがに痛いモノ好きでもw)
こんなにつらいものなら作者さんも体調を壊してしまうのも解るくらい、身を削って、心を削って作られている作品だなというのが、この一冊だけでもよくわかります。(絶愛でも思いましたが)
走る足を失った泉の生きている意味はもう晃司にしかなく、
泉がいなければ生きている意味はない晃司。
父親が亡くなって生きている意味のない広瀬と、
広瀬がいなければ生きている意味のない倉内。
互いが生きている意味になっているのに、どうみても彼等は死へとしか一直線に進んでいるようにしか見えないのに、
このエンドは・・・!?
でも、作者さんが「この物語には最終回はありません」とあとがきで語っています。
憎しみと執着を捨て去って、初めて彼等が生きている許しを得られるはずなのだから。
そう願うしかないのでしょうか?
本編14巻を読んでいないので、彼等の事をきちんと知っているわけではないので、あさはかな一読者のつぶやきですが・・・
『華冤断章-天使降誕』で倉内と広瀬の深い主従愛と、広瀬の父親への盲目的崇拝愛情が見てとれるのですが、これを知って14巻を読むと、何か違う者がみえてくるのでしょうか?
BRONZ自体、まだ購入できる本ではありますが、この最終章が出たことで早く文庫になってまとまってくれないかな?そうしたら購入しやすいのに、、なんて思っておりましたら・・・
手直しして電子書籍で発刊されるとのこと。
こんなに長い物語なんで、電子より紙媒体でお願いしたいところなのですが・・・
またいつか彼等に会うことがあるのでしょうか?
それとも心の中で永遠に生きているよ、ということなのでしょうか?
でも、これもまた、この物語にふさわしい最終章であったのでしょう。
2人の人生はここからだ!前に進みつつ、謎も残した前作から5年後に発刊された15巻。15巻といえども本のサイズも違うし、この表紙から番外編かなと思ったら続きで!またまたかき乱されるような、でも穏やかなような…どう受け止めたら!!こんなふうになるなんて鬼や…endless-endでも発刊から10年経ってるんですけど!??
泉(も広瀬)も唯一のものために生きるだげじゃなく、唯一想ってくれる人に浸ったらいいやん!!
当初は死エンドどんと来い!な気持ちだったけど、こんだけ生きる図太さ見せられたら…生きて幸せな気持ちになってほしい…
諦める泉なんて泉じゃない、ぬるま湯に浸っとれん!というラストだと思いたいです。でも
あれから10年…続き出るの?
そして、どうなってくんだーーーーって気持ちのまま広瀬・倉内の出会い編、反骨心むき出しの倉内が一生仕える人と決めるお話に切り替わり、これがまたド王道えもくて…無償の愛の美しさ、性愛なんてありませんって気高さがとても良い…振り幅がすごい。
広瀬のこともう何にも恨めなくなってしまった。
『マーガレット』を買っていた日々が懐かしかったです。
あのいかにも思春期女子の恋愛と第二次成長を描いた作品群の中に、異色の晃司と泉の物語。
当時、思春期だった私ものめり込みました。
夏コミ・冬コミにも通い同人誌を買いあさりました。
しかし、晃司と泉より年が若かった私も時代と供に同年代になりそれを軽々追い越してゆき、集めていたマンガも買わなくなりました。
だって何か、もう彼らに希望が見出せないんですよ。
どろどろ、ぐるぐる、そして緋奈先生登場で本当に何でもありになってしまった様な。
当時、私自身も色々あり、どろどろ・ぐるぐるだったということもあって読まなくなっていたのですが久しぶりにここで目にすると、なんとついに終わっているではないですか!
そろそろ私もこの二人に区切りをつけようと、そして本棚の整理を!と思ったのでした。
前置きが長くなりましたが、本題へ。
やはり緋奈先生何でもアリですね。
超能力者か!ターミネーターか!
本当にツッコミたくなります。
もう、意味が分かりません。
泉の唯一がサッカーで、晃司の唯一が泉。
唯一が永遠になくなってしまった泉と、思いめぐる晃司。
「こんなにまでして 生きなきゃならないのかと」
「こんなにまでして 生きて」
そんな綴りが印象的でした。
晃司はヤンデレ感がウリなのでいいのですが、泉はすっかり丸くなってあのギラギラ感
が全くなくなって少し残念でした。
どんな時でも目をギラギラさせて、「俺はあきらめない」という迫力が好きだったのですが。
二人は失踪したようです。
どこへいったのでしょうか。
そのうち、何年後かに続きが出そうですね。
『華冤断章-天使降誕-』
ショタは好きではないので途中でめげそうでした。
まったく萌えず、倉内は若き頃から色が黒いということがわかったくらい。
しいて言うなら倉内パパ。
我が子より広瀬パパに忠実なところがいい。
息子にためらい無く真剣を振り下ろす辺り、主従の醍醐味を見た気がしました。
しかし緋奈先生、何歳だよ。
広瀬が幼少の時から既に存在し、この世のものではないオーラが漂っていました。
緋奈先生なら泉の足を治せそうだけど、それを言っても始まらないので。
昔、尾崎南のFCに入ってたんだよな~私(笑)
「絶愛」(というか「キャプ翼」)からはや何年?
同人の時から同じように病んでるお話なので、その分長く感じる…
初めて尾崎さんを読んだ時は本当に衝撃的だったんだけどなぁ。
正直今回はとても残念(全く進んでくれてない…また同じ展開…エンドレス…)。
最終章とつけてる意味すら解らない。
期待してた気持ちが大きすぎたのか…
数年ぶりにあの続きが?!と思ってたんですがね(^^;)
エンドレスもいいのだけれど(ダラダラで、すでに飽きてる)、
ひとおもいに「スパッ!!」といってくれた方が…
また新作が出たら読むとは思うが、同じ感想になりそうでツライ。