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「神官は王に愛される」シリーズ、著者がペーパーや同人誌で発表した短編をまとめた番外編集が登場!
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このシリーズも今回で5冊目ですね。
とは言っても今回は番外編&総集編って意味合いの貴重な1冊。
吉田先生、いや、神官シリーズ好きにはたまらない内容です。
本編で語られなかった裏話満載ですし、素敵な脇役たちの
あの時の気持ち、その後の後日談など満足なお話ですよ。
番外編なのにまたまた涙を誘うものありでウルウルします。
これを読んじゃうとシリーズの初めから読み返ししたくなるのですよ~
シリーズ今後も続いて行くようで楽しみ倍増です!
神官シリーズ短編集なんですが、
本編のストーリーを別目線からとか後日談とか、とにかくこれも満足な1冊。
特に羅剛王の母親のお話は泣けた~っ!!
今まで自分の母親が自害した理由は自分のせいだと思っていた羅剛ですからね。
確かに羅剛の「せい」というか「ため」の自害だったのですが
どれだけ前王は最低の人間だったのかと腹が立ってしょうがない。
永均に対しての切ない想いとかも胸が痛いです。
あとは冴紗の1代前の聖虹使のお話。
今の冴紗は現王と遠回りしたけれど結ばれた関係ですが
この時代は結ばれなかったお話。
王にはすでに妃のある身。
本当に本当にあと少しだけ出会うのが早ければ…
冴紗の両親のお墓のお話もとにかく泣けるのいっぱいでした。
この本が出てからそろそろ2年?
新シリーズ読みたいですーっ!!
あの暑苦しい羅剛王に会いたーい!!
あとがきを先に読みました。
311で津波の被害に遭った方へのお見舞いの言葉があって、この番外編は、ペーパーを震災で失った方へのお見舞いを兼ねた吉田通信のマトメ編なのだそうです。
ファンを大切にする著者さんの思いやりを感じました。
短編集の中で一番印象深かったのは、
永均と瓏朱姫・一話目 /永均と瓏朱姫・二話目 でした。
この二話の関連が、次の作品「神官は、王に操を捧げる」の中に入っています。
愛の物語でした。
神官シリーズの番外短編集です。
挿絵は一切無しなので、挿絵目当ての方は要注意。
シリーズものなので、ずっと買ってきてる人が買うんだろうけども、短編集から読んでみようかなと思った方がいたら、ぜひ1巻からどうぞ。
個人的には永均の話が一番せつなかったです。
BLじゃないし、とツッコミいれられそうですけども、非常によくできたお話になってました。
その他にも相変わらず導火線の短い攻の羅剛さまと、相変わらず御麗しい受の冴紗さまも十分堪能でき満腹です。
短編って評価が難しいですけども、この本は非常に読み応えあると思います。