「神官は王を惑わせる」コミコミ特典SSペーパー「天に虹がかかった日」

村人たちのお話

本編で、王宮に行く前に立ち寄った集落、そこの方々視点での後日談でした。


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羅剛と冴紗を王宮まで送っていった多玖琉（たくる）が村に戻ってきたら、みんなに囲まれ「無事送り届けられたか？」「陛下に目を付けられなかったか」などと質問攻め。話を聞いた村長や年寄りたちは虹霓教のことを知っていたらしく・・・
というもの。羅剛や冴紗は出てきません。

本編のエピソードをサブキャラ視点で補完する内容のお話。本編でも思ったのですが、今回特に思ったのが、冴紗に救いを求める人々、信仰する人々の生きざまや生活の様子があれこれ書かれているから、その苦悩にシンクロしやすい、ということ。読んでいて、とても入り込みやすかったです。

甘さ補完するようなお話ではないですが、改めてお話の良かったなと思うところを感じた小編でした。