相棒の条件

aibou no jouken

相棒の条件
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
28
評価数
10
平均
3 / 5
神率
0%
著者
水名瀬雅良 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784199604904

あらすじ

高校時代の恋人・伊勢と取引先で再会した柚流。将来を嘱望された青年から、暗い陰を帯びた男に変貌していた伊勢。柚流への想いを諦めない男は「二度とお前を離さない」と執着も露に無理やり抱いてきた!!今度は傍にいていいんだろうか…不安を抱きつつ身体を重ねる日々が始まって!?

表題作相棒の条件

伊勢大輔(プロ野球入りを怪我で断念した会社員)
神崎柚流(会社員・元恋人)

その他の収録作品

  • 相棒の条件・番外編「束縛」
  • 相棒の条件・番外編「予告ホームラン」(電子限定・描き下ろし)

レビュー投稿数7

まさかの四角関係

攻めキャラ伊勢の前から消えた受けキャラ柚流。柚流が伊勢の前から消えた本当の理由は、伊勢の母親に「息子と別れてほしい」って言われていたなんて。

男同士の恋愛ならではの障害ですよね。
男女ならこんなこんな障害はめったにないんですけど。。。

当て馬の高司は伊勢の事が好きって思っていたけれど、まさか柚流のことを好きになるなんて。。。。
しかも柚流の甥である夏樹が伊勢のことを好きになるなんて。。。

でも高司は柚流に一回振られて、夏樹は柚流も伊勢の事が好きってわかったら、あっさり身を引いたのがちょっと残念。
もうちょっと2人とも頑張ってほしかった、、、

4

未来は未知数、2人でつくるもの

やっぱり好きな水名瀬雅良先生!
本作も絵良し、ストーリー構成良し。
冒頭、1人の美形リーマンの元に、かつての恋人が現れる。
どうやら美形の方が振ったらしい。
だが男前の方はその過去に納得しておらず、家にまで押しかけて、強引に関係を再開する…
そんな所から始まっていくが、次第にかつての2人の関係性が明らかになっていくという構成になっています。
大輔(攻め)はプロ野球選手になれるだろうと期待されていたのに怪我で挫折。大学野球部監督の娘だった妻は、そんな大輔に失望して離婚。
柚流(ゆずる・受け)は高校時代に大輔と付き合っていたが、大輔の大学進学と共に大輔を捨てた…
でもどうやら理由があったらしい…
そんな風にどんどん紐解かれていく2人の過去、そしてまた惹かれ合う現在が絡み合って、読み応えもなかなか。
そこに大輔の大学時代の友人でプロ野球選手の高司、柚流の甥っ子の高校生・夏樹も参戦して物語をうねらせる効果もあり。
最後のクライマックスは草野球シーン。
水名瀬先生の美麗絵は、野球の動作も美しく描きます。柚流はアンダースロー投法ですよ。
かつて柚流が大輔の前から姿を消した理由も明かされ、これで2人の間の障壁は無い…
でも丸っとハッピー、な描写にしないところがまたいいんです。
男同士で、大輔のそばにいていいのか。まだ引く気持ちを引きずる柚流の目の表現がとてもいい。
それでも柚流の決意通り、2人で乗り越える未来があるのでしょう。

1

あっさり、サラッと

元恋人で幼馴染同士の再会モノです。
かなり私の好きな設定なんですが、今回は水名瀬さんにしてもあっさりとした展開だったのではないかと思います。
いい感じの当て馬キャラも出てくるんですが、余りにあっさりしすぎていて、ちょっと肩すかしな感じで残念でした。
なのでヤキモキするとか、切なさがちょっと足りなかった感じ。
そうは言うものの、萌え所もあるので、評価は萌にしました。
攻め様が強引でちょっとオレ様というか、元有望野球選手だっただけあって、少しプライドが高いというのも攻め様としては魅力的だし、受け様は少し内向的でネガティブな所があるんですが健気なのも好みでした。
先程も書きましたが、当て馬役のキャラが大人でカッコよくていい感じだったので、もっと見たかったです。

1

「二人で乗り越えると決めたから。」流されない、柚流が健気で。もぅ‼︎

表紙がスーツ姿の2人だったので(そして美麗。)フツーにリーマンものかと思ってたのですが。もちろん2人とも会社勤めなんですが、別々の会社で。
大輔はプロ野球を怪我で断念して、どちらかというと仕方なく会社員をしている、と。
高校時代まで付き合っていた柚流は卒業と共に大輔の前から姿を消し、それ以来の再会だった。
離れていた間、結婚までしていたクセに、離婚するからもう一度付き合えと強引に迫る大輔。
甲子園を目指す柚流の甥、15歳の夏樹がキラキラと眩しくて。全然似ていないのに「あの頃の柚流に似ているな。」と言われ、大輔の心を癒すのは俺じゃないかもと独りごちる柚流。
柚流は柚流で、プロ野球界の現役エースに口説かれて…さぁどうする⁈というシリアス味ながらてんこ盛りな内容。そもそも健気で真っ直ぐな柚流が何故、大輔から離れたのか。大輔は何故結婚したのか、物語の進行と共に徐々に明かされて行きます。
水無瀬先生らしい!
冒頭強引に迫られて、流されて抱かれる柚流ですが、諸々解決してからの柚流が積極的で(いやらしくて)萌えます。「今日は俺にさせて…」「俺のも舐めて…」きゃー‼︎
水無瀬先生の受けは皆んな美人さんなんですけど、女性っぽいわけでは無くて、骨格がしっかりしていて、筋肉がしなやかな感じで本当にキレイなんですよね。

0

実写化したらいいのに

かつての甲子園高校野球児の挫折と再生のお話。

非常に美しい男達が、惚れた腫れたするの。
野球だの、サラリーマンのお仕事だのって表の生活部分もちゃんと描かれて入るんだけど、ストーリーのメインは恋愛。
男同士でこの惚れた腫れた具合は、ちょっと疑問なくらいな惹かれ合いよう。
これ、コミックで読むより、実写映画だったりした方がすんなり見られそう。
っていうか、むしろ、読んでいて、映画のコミカライズかと思ったくらいで。
そう思えば、柚流の一人暮らしの部屋が、でかいベッドにクワズイモの大きな鉢っていう、どん引きな程のスタイリッシュ過ぎる感もアリに出来そう。

でも、これ、マジに実写で見たいなぁ。
勝手に夢みるキャスティングは、敬称略で、
大輔は斎藤工、柚流は遠藤雄弥か三上真史、高司は城田優か兼崎健太郎でもいいな。
後は岸本に永岡卓也で、夏樹は、どうしようかな、ここはまだ見ぬ新人さんで、、、

0

大切なモノは何なのか

今回は怪我が元でプロ野球入りを断念した会社員と
攻様と偶然の再会を果たす元彼の会社員の再会モノです。

攻様の将来を思って別れたはずの受様が
再会して再び彼との未来を選ぶまで。

受様は学生時代を野球に捧げますが
今では平凡な会社員をしています。

恋人はいませんが仕事も順調で
このままの生活が続くモノと思っていましたが
ある人物との再会で
大きく未来を変える事となります。

その人物こそ
高校時代に付合っていた攻様でっす♪

受様と攻様は幼馴染で
ともに野球が大好きな少年でした。

二人は恋人同士でしたが
攻様は野球の才能に恵まれ
まわりからも将来はプロ入り確実と言われ
本人もソレを強く望んでいた選手だったので

受様は攻様の将来を思い
高校卒業と同時に攻様との関係を断つのです。

二人が別れた後
攻様は大学時代の恩師の娘と結婚、
社会人野球で頑張っていたのですが

怪我が元で野球を断念、
地元で就職して会社員となっていたのです。

二人が偶然の再会を果たす事から
この物語は始まります。

攻様は受様が離れた訳を知ろうと
受様に強引に話し合いを迫ります。

しかーし、
受様に男の影がちらつくとカッとして
受様を押し倒しちゃうのですよ(笑)

基本的に俺様で傲慢な攻様です。
王道な攻様タイプですね(苦笑)

それでも攻様は
受様がずっと忘れられなかったからだと
受様に復縁を願うのですが

攻様の指には結婚指輪が!!

指摘された攻様は
彼の妻はプロになれなかった攻様を捨て
後輩だった男に走ったのだと言います。

その後、攻様の離婚が成立、
受様が攻様を拒む理由は無くなるのですが、

攻様を慕う受様の甥や
受様に惹かれる攻様の友人が絡んできて
受様の気持ちは大きく揺れ動きます。

受様が選ぶ未来は?!

本作の萌えツボには
幼馴染同士の恋人同士の
再会モノで執着モノってとこかと思います♪

嫌いで別れた訳じゃない受様は
攻様の事情が許せば即元サヤっぽいのですが

プロ野球への憧れと
ソレに対する確執とかが絡ませる事で
ちょっと複雑な人間関係を作り上げています。

攻様の奥様は
野球ができない攻様を早々に捨てて
プロ入りする後輩選手との生活を選びます。

受様の甥っ子は野球少年で
攻様のように甲子園をめざしていて
憧れの選手としてほのかな恋心を抱きます。

攻様の友人は
大学卒業と同時にスカウトされて
今やチームの要となる程のスター選手で
攻様を通じて知り合って
徐々に受様に本気になって行くのです。

それぞれの過去と現在、
恋心と野球に対する思いが複雑に絡まって
最後に落ち着き先の予定調和まで
どこまで複雑にさせるのかというのは
ワクワクポイントでしたが

俺様なのに攻様のヘタレ度が高くて
野球がやれてたら受様の事は割り切れてたのか?とか

受様が結構流され系というかほだされ系なので
攻様が迫らなければ過去は振り切っていたのか?とか

ちょっと疑問な所が散見してたのですが
コレも有りかという事で「中立」に致しました。

野球とかスポーツに思い入れがあると
もっと感情移入出来るかもです。

今回は本作と似たシチュで、
水名瀬さんの『愛執』をご紹介作とします。
ちょっと違いでツボたっり、ならなかったりですね(笑)

1

この執着は信用出来ない・・・。

あらすじの何処にも野球なんて言葉は出てこないよねぇ~!って思いながら読んでしまいました。
王道路線の再会モノなのですが、このあらすじで考えてた内容とかなり違う!何を想像してたんだ!!ってはなしなんですけれど、今回は私の好みではなかったです。
確かに絵はすっごく好きだし、最近は発刊も多いので嬉しいのですが、昔の水名瀬さんの切なさのパンチがちょっと足り無いきがします。すっごく好きだから次こそは次こそはと期待して読んでいるのでハードルがどんどん高くなっていってるんでしょうね~!
といきなり辛口なんですが、お話自体は楽しく読めます♪

取引先の会社に後輩と行った所、声をかけられる・・・。
元彼の大輔だったのです。二人は高校の同級生で付き合っていたんです。
でも高校卒業後、連絡先も告げずに大輔の元から姿をけした柚流。

その場で無理やり携帯の番号を交換させられ、会社の前での待ち伏せです。

ちょっとこんな強引な大輔はいいかも♪なんて読んでいたんですが、結婚してる!!んですよね~!
お前の事は忘れられなかった!!なんていいながら結婚してる男の事は信用できねぇ~!って感じです。

そこを突っ込まれて今離婚調停中だった彼は即離婚をしてくる。
まぁ、潔いって言えば潔いんだけれど・・・。
大輔は将来、プロの野球選手になるかもと将来を嘱望されていたのですが、社会野球に入ったものの、怪我が原因で辞めてしまいます。その監督の娘と結婚していたのですが、その彼女もいずれは彼がプロになるだろうと期待して結婚したのが、それも叶わないと思い浮気に走ったってことなのです。

そう読むと、じゃぁプロになってたら、彼女と幸せに暮らしてたのねぇ~!って思ってしまったのが、
私の敗因だと、思います。

もう一人大輔の大学時代の友人の今は、プロで活躍する選手が出てきます。
最初は大輔を捨てた柚流を批難していたのですが、実際の柚流と会ううちに、柚流に惹かれていくんです。

どっちかっていうとこちらの彼の方が私は良かったなぁ~、と思っちゃいました。

まぁ高校時代に柚流が大輔の元から姿を消した理由っていうのが、将来を嘱望されている彼の為に別れたというか母親に頼まれたっていう、まさにありがちな展開だった・・・。



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