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焦がれるように甘い、彼のまなざし───。
片や本業の片手間にモデルをやる男、雅洋。
片やプレスの片手間にそのモデルを発掘する男、岬。
そしてお互いが惹かれるのは単に仕事だから、ではなかった。
そうきづいちゃうと急激に仕事とプライベートはどんどんお互いの境界線なくしてドロドロに混ざっていき、ちょっとした起爆剤ですぐに嫉妬嫉妬な状態。
本一冊がまるっとそういうストーリーでした。
その中で少しずつキス、裸での触れあい、セックス・・とゆっくりお互いに体にくさび打ち込んでいくように関係深めていくっていう流れに読んでいて気分がとろけさせられます。
心の中をお互いが独占している、という状況は全くゆらいでないせいか少々の困難が来て解決していくという流れが安心できます。
その一方どちらも非常に魅力的に書かれているので当て馬が次々わくのも納得できるわけです。
さらにカバー裏になんと驚きな表職業がありますが・・・いや、この職業でもちゃんと練ればいかせたよな! もったいない、もったいない。
でもね、雅洋のチャラく見えるところをカバーできるメガネですよ。いやぁ、眼福。
小説のきれいな挿絵では存じ上げておりましたが、コミックは初読みです。
元は漫画家なのか、レーターさんなのかは知りませんが、小説挿絵をよく描かれる方って、わりと小説っぽい雰囲気を出すお話を描かれるような気がする時がありますが、この作品もそうでした。
題名の通りの”独占欲”というものが、「それは一体何だろう?」から始まって、仕事とプライベートの2場面を通して判明した時、初めて本物の恋人として成立するが、仕事で重なる以上そこにやはり自分だけのものにしておきたい嫉妬を絡めた独占欲が発生して、、
みたいな、うまくそこの表現が重点を置いて的確に表現されている作品だと思いました。
うむー、、恋愛って独占欲だよねvっていう感じ。
なので、非常に甘い甘い雰囲気の、イケメン揃いの登場人物達にウットリvな作品でもありますw
現実で考えちゃうと、広告代理店の人間がプレスとはいえモデルを発掘して、兼業でフリーだからその窓口を行うという設定に若干疑問もなくはないですが、そこはお話なんでww
でも、彼等がしっかりとお仕事してるのはとても好感もてます。
代理店の人間・岬が若干ワンテンポ遅れてモデルの雅洋の押しによって気づかされるという、天然風味がある部分が人間臭くていいな~などと。。
年齢が書かれていないんですけど、ひょっとして雅洋は年下だろうか?
もし年下ならプチ執着ワンコ攻めになって、自分の好きなタイプの攻めであると思うのですが。
互いに嫉妬してっていうのが、それだけ想いあってるって証拠になって、実に甘いお話でした。
この作品、どこを開いても、どのコマひとつでも、みんな隅々まで、きれいにバッチリ決まっています。
ファッション業界で、一方がモデルって設定なので、キャラがきれいでかっこよかったり、止めポーズがキメキメだったりは、内容に即しているのですが、それにしても、このきれいさは、
なんか、
ある意味すごい。
このクオリティの絵で、全部埋め尽くされているなんて、いったいどれだけの作業量なんでしょう。
ただ私的には、全員、カッコイイカテゴリーで見分けがつかなくなっちゃたのは内緒です。
香坂さんの作品は読みきりの方が好きだなぁ……
連載になると、ずるずるしちゃう印象があります。
話自体は自然な構成で面白いのに、それが長編になることで今度はインパクトが薄れていっちゃう……
日常的な話は好きなんだけどなぁ……
コミック一冊分整った漫画ってそうそう無いので仕方ないのですが、度々デッサンの狂いが見受けられるのが気になりました。
でも全体的に色っぽくて綺麗なのでね!
トーンの使い方とかものすごく丁寧で感動してしまいます。
カバー裏のあらすじを読んで、てっきり受けを勝手気ままに振り回す系の攻め様かと思ったら違いました。
というか1話目が攻め視点なんですよねー。
だから受けに対しての執着心とか独占欲がだだ漏れっ!
とはいえ攻めからの一方的な独占欲というわけではなく、受けも攻めに対して独占欲が強いのですよね。
となるとー甘~い関係になりそうなものですが…何故か淡々とした読み心地でした。
何でだろー?
絵はやっぱり綺麗で好きなんですけどね、何かトキメキが発動しなくて…。
むぅー…。
カバーひっぺがすと後書き出てきます。