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裏表紙だけシンデレラ。
「スーツ姿のシンデレラ」
あらすじ自体にシンデレラを印象付けられる何かが感じられないところに危機感を感じたのですが、結局どこにもありませんでした。
ストーリー自体は少々ドジ(でも入社3年目で社長プレゼンであがらない方がどーかと思う)な佐渡が失敗を取り返そうと社長のマンションをたずねるとたまたま弟がいて押し倒されるという話。
この弟は結局当て馬ですらなく普通に社長に合わせるための手引きというか。
いじわるな継母や時間制限。ガラスの靴に相当するようなものはぜんぜんありませんし、恋愛についても超展開に告ぐ超展開。
必要であろう展開がことごとく抜けててなんだこりゃぁ?な感じ。
他の付け合せ短編
「抱き合った後に」
社長同士のLOVEもの。やっぱりこれ、エッチまでストレートに行く展開か?と思ってしまったことは否めない。親戚会描写がかなり長かったので「それでも好き」とキス位で終了するのかと思ったんだけど。
「気まぐれ主人は執事の虜」
3篇の中で一番読めたのはこれ。商家の裕福な家の子と執事もの。執事の正体は実は・・・というオチですが、これだけエッチ無しなのでスタートとゴールの距離が前2編より短く、両面からお互いを慕っている様子までかけてて分かる感じです。
総じてページ数の割りに最初から最後まで絞らずに書いてる性なのかムダに動くコマが多いせいなのか、ページは多いのに何か大事なことが語れてないという気持ちわるさが残る感じだったのは否めません。
いっそのこと「気まぐれ主人は執事の虜」のようにエッチまでいかない萌えBLに徹したほうがよかったかと・・・。